★☆★☆ 締め切り迫る!
テレビ東京、日経CNBC、ラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で9度目となる自主開催セミナーを開催されます!!
馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html
内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :3月18日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円
事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。
詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/449183/
東京では3日で定員に達する人気セミナーです。
当然私も参加します(^_^)/
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本日は2月の成績発表です。2月はアメリカがグングン上がっていくのを横目に全般的に上値が重い流れが続いて横ばい推移でした。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか。早速検証してみましょう。
(なお評価は例月通り、2月末を含む週の金曜、つまり3/3の終値で行っています)
【買い銘柄】
DMS(9782)
918円→906円(20営業日保有 下落率1.3%)
ご存じのように日経JASDAQ平均は21連騰と活況なものの、同社には全く恩恵無く。何とか75日線に支えられて生き延びている感じになっています。一応3月期末一括配当なので配当取りの動きも出てきている格好か。引き続き越境EC関連の低PBR株として注目です。
三菱製紙(3864)
780円→786円(20営業日保有 上昇率0.8%)
決算後はジワジワと買い戻しの動きが出て来ましたが、全体相場に比べると高値までも距離があり弱い動き。案外製紙業界は大統領選挙後は強い基調が続いているんですが、同社はイマイチですね。やはり無配なのがこの時期痛いところです。業界再編の動きがそろそろ出てこないものかなと思っていますが。
日油(4403)
1176円→1209円(20営業日保有 上昇率2.8%)
半島情勢が緊迫化している割には防衛関連としての買いが入って来ず。決算後の買いが一巡すると、その後はみずほ証券の売りでまさかの12連敗という低迷になりました。足元では出来高を膨らませて75日線タッチでようやく反発の兆しが見えていますが、ここからの切り返しに注目です。
なとり(2922)
2/6より 1764円→1936円(19営業日保有 上昇率9.8%)
これが今月一番バシッと決まりました。下方修正を受けたところでの買いエントリーで、その後は着実に下値を切り上げました。実は3/3の時点で売るつもりだったのですが、ブログを更新できなかったので持ち越した格好。なので週明けの寄り付きで売却にします。
【売り銘柄】
大東建託(1878)
15585円→15315円(20営業日保有 下落率1.8%)
2月は低位横ばい推移が続いていましたが、最後に2月の月次受注が発表され、5ヶ月連続受注減を受けて急落。ただ足元ではそこから切り返しの動きになっています。同業レオパレス21(8848)が「固定で約束された賃料が払われない」と大家から訴えられたというのが話題になった月でもありますが、正直今更感は強く。
ただ受注減少は日銀のアパートローン向け融資監視強化の影響がきちんと出てきているのだと思います。需要、供給両面で打撃です。
三井物産(8031)
1645円→1713.5円(20営業日保有 上昇率4.0%)
原油価格など商品市況が強含んで、決算後も安心感が強まりました。ただ3月に入った途端に反落基調。配当権利取りの動きが強まりやすい時期ですが、足元でアメリカの長期金利が一時2.6%を超える中、逆に高利回りのもの(例えばREITやハイイールド債)には逆風が生じています。ですから上述の大東建託もそうですが、安易な配当狙いは止めておいた方が良いのでしょう。
野村HD(8604)
2/18より 745円→748.9円(10営業日保有 上昇率0.5%)
地合の悪化を見込んでエントリーとしましたが、むしろ逆に上値追いの動きになりました。一方、証券株と言えば高配当利回り業態ですが、上述のように高利回り商品にとってはむしろ逆風の流れになりつつあります。こちらも3月配当取りの動きなどは期待しない方が良いのでしょう。
以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.06(%/営業日)という結果が出ました。
計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。
ちなみにその間
日経平均 2/3終値 18918円→19469円(20営業日 上昇率2.9%) 0.14(%/営業日)
TOPIX 2/3終値 1515 →1558 (20営業日 上昇率2.8%) 0.14(%/営業日)
今月はベンチマークに敗北。売りポートフォリオが逆の目でした。
そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。
KA指数889.0ポイント
最高値更新となりましたが、地合全体に比べるとちょっとスッキリ感が無いですね・・・。ともあれ900ポイント目指して頑張ります!
さて、足元の投資判断は一旦「中立」としています。19500円の節目を突破してきた3月2日以降、各イベントの様子を見守る形にしています。
そのイベントの先陣であるメジャーSQと雇用統計はとりあえず通過してきました。金曜のNYはその注目の雇用統計で非農業部門雇用者数は23.5万人増と事前予想を上回ってきましたが、既にADP雇用統計の大幅増を受けて期待値が高まっていたことから、NY株の反応も小幅高程度。ドル円もむしろ円高に振れました。それらを受けた日経平均先物は19430円と小安い水準になっています。
今週は3/15に暴落説の根拠になっているオランダ選挙、アメリカFOMC、財政の崖があります。足元の日経VIの低さ、原油や金市況の危うさを見ても、いわゆるブラックスワンリスクを警戒すべきだろうと思います。例え上がったとしても、下がった時のダメージの期待値を考えると、どうしても買いで見ていくことをお奨めできません。
恐らく市場全体がそのような気持ちで、特に個人投資家の売り越しが続いているところからも皆一様に感じてはいると思いますが、多少のリターンの可能性を捨てても徹底的にリスク回避に努めるべきだろうと思っています。
正直、売り方にとって恐いのは「トランプ大統領の施策が、案外まともじゃん」となってしまうこと。実際、過激な発言の割にはほとんどのことが実行されておらず、未だにメドも立っていません。そこが辛うじてアメリカという恐竜を踏みとどまらせている形になっていますが、難しいのは結局ほとんど公約が実行されないことを期待しての今の株価なのか、あるいはこれから失望売りが出てくるのか。この辺りの見極めが肝要です。
ところで、アメリカばかりに目を向けているとついおろそかになってしまいそうですが、アジア地域も無視できないのが中国と北朝鮮の関係。金正男暗殺によって中国に反旗を翻した格好の北朝鮮ですが、中国も石炭の輸入を禁止するなど、遂に親(中国)が子(北朝鮮)を見捨てたような形になっています。この北朝鮮の暴発リスクも念頭に置く必要はあるでしょう。単なるかまってちゃんでは済まないのかも知れません。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
教育を止めて正解
そんなに熱心にテレビを観る方では無いのですが、ここ最近一番はまっているのがEテレの「ねほりんぱほりん」。昨年から始まった番組ですが、なかなかおおっぴらにできない経験を持っている人にスポットを当て、ブタの人形で匿名性を担保しつつ、当事者の名前の声を聞くという番組です正月深夜にたまたままとめて再放送していたのを観て、新年早々テレビ漬けでした
へぇ~という程度の単なる興味本位のテーマから、非常にディープな回まで、毎回毎回飽きさせません。人形の動きも細かいセットも絶妙で、ネットでも結構評判になっています
私が一番衝撃を受けたのは「痴漢えん罪」の回で、一番良かったと思うのは「養子」の回ですね。どちらも内容がかなりディープなのですが、共に良い家族に支えられて、何とか最後はハッピーエンドな結末になっているのが救いです(そうでないとなかなか取材に応じようとは思わないでしょうけれど)。ちなみに一番つまらなかったのが「億り人」でした。自分がその業界の人間だからでしょうけれど
どの回も出演者の話ぶりを上手くブタの人形が再現していて、非常に臨場感があり良く出来ていますNHKに対しては世間で色々文句も多いですけれど(正直、私も衛星放送はほとんど観ないので、衛星の受信料取られるのは嫌なんですが)、最近ほとんどNHKの番組しか観なくなりました今テレビ局で一番攻めてる感じがして面白いのがNHKですね。
まあ「ねほりんぱほりん」に関しては毎週新作を作れる程簡単な構成ではないでしょうから、しょっちゅう再放送で対応できるNHKだからこそできた番組でしょうか。もし観てない人は一度観てみてください
MSCIのリバランス売りで安値の無いトコ引け
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日経平均は本日反発。前日のNYはトランプ大統領による防衛予算増額方針を受けて堅調。NYダウは30年ぶりの12連騰となりました。
それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。一気に昨日の下げ幅を取り戻す動きとなり19200円を回復しました。為替が円高方向に振れても高値圏をキープ。
後場もしっかりの展開が続いていましたが、明日のトランプ大統領の議会演説に対する警戒感や、MSCIのリバランスの売りが引けにかけて出てくる影響で主力株中心に値を消す展開に。無いトコ引けとなり、ギリギリプラス圏を維持する程度でした。売買高は20億株弱、売買代金は2.4兆円と引けで5000億円程度膨らみました。
投資判断は「売り」。明日より名実共に3月相場入りですが、3月は権利取りの動きに目が向きやすくなり、本来は需給が締まりやすくなってきます。ただ明日のトランプ大統領による議会演説で好調なアメリカ株に逆撃が浴びせられる可能性があり、単に需給が良いから買い安心感・・・というわけにもいかない感じです。
トランプ政権による正式な経済政策がアメリカ、そして周辺各国にどのような影響を与えるのか、皆固唾を飲んで見守っている格好となっており、今週はその結果如何で上下どちらかに大きく振れる可能性があります。
今市場で話題になっているのは「3/15暴落説」。3/15はアメリカ債務上限問題の期限であり、利上げがあるかも知れないFOMCであり、そしてオランダ総選挙の日でもあります。一応、それぞれ一つ一つはそこまで大きな懸念材料ではなく、個人的には「暴落説」が語られ始めたら、まあそれは大丈夫だろうと思います。
いつも言っていますが、本当の暴落の種はとんでもないところから出てくるもので、スケジュールのあるものは大したことはありません。わかっている悪材料は予防できますからね。
投資主体別売買動向では先々週外国人投資家が現物763億円の売り越し。先物も278億円の売り越しで、計1000億円以上の売り越しとなりました。逆に個人が信用買いをバンバン入れて買い越しに動いており、ほぼ一手に売り玉を引き受けた格好。この辺りちょっと宜しく無い兆候になっています。
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/stocks_data/investment_3/investment_3.asp
アメリカでは先日小売り株の好決算が相次いで相場に勢いを付けましたが、例えばもし本当に国境税が実現すれば、アメリカの消費者にとっては物価高に繋がります。日本で言うところの消費増税みたいなもので、安い商品が買えなくなる前に駆け込みで買ってやれ、というような勢いが付く可能性は確かにあります。
あるいは、それが景気を一時的とはいえ押し上げるかも知れません。そう考えると、日本のアベノミクス以降の動きをマネしているような相場でもあります(通貨安、インフレ期待感醸成による株高)。
最近読んだ記事の中で一番印象的だったのは「アメリカの長期金利の動きは単なる季節性の循環ではないか」というもの。元々年初の債券価格は下がりやすく(政府閉鎖などに対する懸念があるから?)、その後は反動で高くなりやすいというものでした。つまり年初は金利が上がりやすく、その後は下がりやすいということですね。詳しくは下記の記事参照。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-02-21/OLPBNF6TTDS301
これまでも書いてきたように、どうも今のトランプ相場は「良いトコ取り」感が強いんですよね。利上げを見込みながらも金価格が高値圏を付けていたり、ドル安が続いたり。どうもちぐはぐで、誰も本当はトランプ大統領の施策が実現できるとは考えていない、あるいは実現したとして本当に景気が良くなるとは思っていないように見えます。
足元では円高が進捗しています。特にユーロがまた一段と弱くなっており、フランス大統領選挙やオランダの総選挙など、欧州どの国を見渡しても政局不安感が強く、これでユーロが強まろうはずもないですね。
逆に本来一番政治的に安定しているはずの日本なのですが、今の「森友学園」ネタが案外ダムに開いた小さな穴のような感じで、個人的には何となく不気味です。現段階では進展を見守るしかないですが。
ともあれ先日の日経にもありましたが、FXでは個人投資家はユーロに対して逆張りで対応しており、この局面で一生懸命買っている様子。株式市場では外国人投資家が幅を効かせていますが、為替市場では個人投資家の存在感が強いため、逆の目が出て損失が投げ売りを呼ぶと、一気に相場を崩す恐れがあります。目先はユーロの下落がどこで下げ止まるかを見ておく必要がありそうです。
新興市場は「やや売り」。本日は両指数共に堅調。新興市場も引けにかけて売り込まれましたが、マザーズはかろうじてプラスキープし、日経JASDAQ平均は13連騰で91年来の高値を更新しています。とにかく強いですね。
高値警戒感を指摘していますが、トランプ大統領決定以後一貫した右肩上がりの上昇を続けており、世界の不安材料ドコ吹く風の格好。一応値上がり率ランキング上位を見ると細かい銘柄(普段全然出来高が無い銘柄)がズラッと並んでいることで、だいぶ出遅れ感にも食指が向かった感じになっていますから、高値警戒感はあるのですが、それをものともしない強さがあります。
【ポートフォリオ銘柄】
三菱製紙(3864)は反落。昨日引け後に大王製紙(3880)が三浦印刷(7920)へのTOBを発表。業界再編・・・とは少し毛色が違いますが、再編の動きはいずれ出て来やすい業界であるには違いないでしょう。
また近年アスクル(2678)の火災やヤマトHD(9064)の総量規制問題など、物流に対する関心は高まっています。物流と言えば段ボールなどの紙ですが、この辺りの需要増にも期待感があります。加えて利回りの高さや優待で3月権利取りの動きも出やすいのが紙パ株の特徴でもあります。残念ながら同社は無配で優待もありませんが、まあ業種別指数が上がれば連れ高は必至でしょう。
日油(4403)は続落。日米による国防費増額期待で軍事関連株が上がりましたが、同社はサッパリの6連敗。うーん、ミサイル用推進薬を扱う同社ですが、この辺りもう少し盛り上がっても良さそうですが。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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プラっプラやがな!
ちょっとわかり辛いかも知れませんが、昨日気持ちの悪い話がありました。
まず嫁の携帯に職場の同僚Aさんから電話がかかってきました。それをあとで嫁から伝え聞いた話によると、内容は火災保険の更新について。Aさんの知り合いのBさん(保険会社の人)に「てけてけさん(私)に電話が繋がらないので、こっち(私)から電話してって言って貰える?」と言われた、とのことでした。
火災保険?Bさん?私には全く身に覚えの無い話でしたただ、たまたま昨日実家の母と一緒に食事をした際に、母が「火災保険更新の案内がハガキで来ていたから更新しないといけない」と世間話をしていたので、嫁がピンときて「これ、実家の話じゃない?」と言いました。
それで母に電話をして「Bさんって知ってる?」と聞くと「ハガキにその名前が書いてあった」とのこと。うちの母親に電話が繋がらない、ということをBさんはAさんに言い、Aさんは嫁と知り合いなので携帯をかけてきた・・・。
・・・って何か色々おかしくねだってまず「てけてけ」って名前だけで、Bさんは何故嫁との縁故者だとわかったのか?確かにまあまあ珍しい名前ですが、この地域にはそれなりに世帯数がありますから、私のことである確率は高くはありません。
そしてそれをBさんが何故Aさんに話したのか?AさんとBさんの会話の中にたまたま「てけてけ」という名字が出てきて、Bさんがピンときて「そういえば火災保険更新しない人にてけてけさんっているのよね」・・・なんて話に・・・なるかぁ
確かに田舎の方ですから、コミュニティとしては狭いかも知れません。しかしコンプライアンスってものがあるでしょうに普通、保険に入っているということをペラペラと他人にしゃべりますかね?保険会社自体は大手ですから本来十分研修などはやっているはずなんですが。どうも気持ちの悪い思いをしました
アメリカの政策に対する不透明感で3連敗
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日経平均は金曜続落。前日のNYは総じてしっかりだったものの、ムニューシン(※公式の呼び方がムニューチンから変わったそうです)財務長官が「アメリカは低金利が続く可能性」と発言したことで、為替が円高に進捗。
それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただ間もなく売り一巡感が出ると、一旦プラス圏にまで切り返しました。それでも中国市場が始まると、再び売りに押される展開に。週末の様子見ムードも蔓延し、改めて安値圏まで売られました。引けでは少し買い戻しが出たものの、19300円は維持できず。売買高は21億株台、売買代金は2兆円台と閑散。
投資判断は「売り」。金曜のNYは金融機関中心に売りが広がったものの、公益セクターに支えられてしっかり。ただ為替が円高となってドル円が112円前後での推移となっていることから、先物は19090円と明日は売り先行のスタートが予想されます。
しかしアメリカの強さたるや。9日にトランプ大統領が「税制に関する驚くべき発表」と言及して以降、とにかく売り方が踏み挙げられる展開が続いています。それがアメリカ市場。
一方真逆の展開になっているのが日本市場。寄り付きはアメリカ株高を受けて買われても、結局引けには陰線で終わるというパターンが続いて、先週は遂に19500円の壁がより強く意識されたまま終わってしまいました。
個人的には一時「あぁ、結局三尊天井破りで高値更新か。今まで売り売り言ってきたのに、また謝らないといけないなぁ」と諦めていたのですが、結局高値突破までは至らずの展開になっています。
背景にあるのは今更言うまでもなく円高があります。特に足元ではまたユーロ主導での円高が進んでいきそうな感じになっています。ただ、実は
TOPIX 2/9 1513→1550 上昇率2.4%
ドイツDAX 同11543→11804 上昇率2.3%
アメリカS&P 同2307→2367 上昇率2.6%
「驚くべき税制」の発言があってから、日米欧の上昇率は横並びであり、アメリカ株が強いのは事実だけれども「連日過去高値更新」と言われる程に強いか・・・というと、案外大したことないとも思えます。
今は「驚くべき税制」の内容がハッキリしていない一番「美味しい」部分のはず。ところがそれでも「この程度」なので、実際に中身が判明した後、株式市場は一体どうなるのやら・・・という不安感の方が次第に強まっているとも思えます。
ところが、日本株はどうも「売り方の買い戻し」が入って来ない感じが続いています。それがハッキリしてきたのが、16日(木)後場の急落時から。どうもあれ以来、特に先物で弱い動きが目立っています。薄商いの中で売っても買い戻しが出ない、ということが判明してしまったので、売り方は安心して売り仕掛けることができる環境にあるのではないかと。
日本株のチャート的には「四尊天井」が意識された形になっています。もし1/18、1/24、2/3~2/9までの安値を結ぶ下値支持線の延長線(現状19000円辺り)を割り込んでしまうと、一気に売りが加速してくるだろうと見られます。
目先は一目均衡表の雲上限や25日線の19180円辺りが軽く抵抗力を示すものの、共に2月上旬に割り込んだことがあるので、あまり多くを期待できません。その下の75日線を割り込んでしまうようだと、いよいよ致命的でしょう。ストキャスも割高感を示しており、今週は警戒感が強まります。
原油の方は全然予想に反して強い動きが継続しています。一応WTI原油先物の方はテクニカル的な要因として限月交代があったので、上値抵抗線の54ドルを突破してきました。そういった特殊要因の影響も強いと見られますから、とりあえず今週いっぱい動きを見てからでないと、本当に上ブレて進んでいくかどうかは微妙です。
個人的にはこの前の日米首脳会談の中(もしくはこれからの麻生=ペンス交渉)において、恐らく「日米の貿易不均衡解消のため、アメリカからオイルやLNGを買います」というような話になっているのではないかと。そうすれば、お互いWIN WINな感じになりますから、落としどころとしては良さそうです。実際、1月の貿易収支ではアメリカからのLNG購入が初めて輸入に計上されました。
そうなってくると、大口顧客を失うことで、OPECの減産が無意味になる→シェア確保やシェール潰しのため増産、というパターンがまた出てくるように思われます。本来そのための地ならしに向けて、サウジは大幅減産を飲んだとされる世界最大IPOアラムコの話も、なかなか具体化してきません。しびれを切らして原油が下がっていく展開を引き続き想定します。
もう一つの商品相場「金」の動きも不思議です。これだけ3月利上げに対する期待感が高まって為替市場がドル高に反応しているにも関わらず、本来逆相関のはずの金が高値圏をキープしています。結局、市場は本心はアメリカの不安感を見ながらも、為替市場で良いトコ取りしているだけではないかと。
日経VIも15年7月以来の低水準となっており、あまりにも市場に警戒感が無さ過ぎです。これらの反動から、もし崩れ出すと、大きな下げに見舞われると思います。
新興市場は「やや売り」。金曜は両指数共に堅調。日経JASDAQ平均は11連騰と、引き続き強い動きが続いています。先週は特に東証1部が為替が重石でぐずついているうちに、為替影響の少ない新興市場の方には資金流入の動きが続きました。今週は東証1部のボラティリティが大きくなりそうなところで、引き続き警戒感は見ておきたいところ。
【ポートフォリオ銘柄】
売り銘柄の大東建託(1878)は反落。水曜に同業のレオパレス21(8848)が朝日新聞で「家賃10年固定と謳われているのに、6年で減額されたと大家が提訴した」と報じられ一時急落。同社も含めたサブリース会社にも一斉に売りが広がりました。今後集団提訴に発展するかも、とのこと。
正直、株式市場的には「今更ですか?」という周知の話でもあって、レオパレスは水曜長い下ひげを付けて終えました。知らなかったのは今から相続税対策で建てようとするオーナーばかりですね。ようやくここ4ヶ月間連続で月次受注が悪化してきたので。
http://news.livedoor.com/article/detail/10120551/
いずれにせよ、本当にこの訴訟の火種が全国的に拡がるようなら、サブリースで大もうけしていた会社は過払いで一気に苦境に陥った消費者金融株や、コンプガチャで揉めたSNSゲーム会社と同じ末路になるのではないかと。今後の展開に注目です。
なとり(2922)は続伸。終値ベースでは上場来3番目の高値となりました。下方修正で急落したところでの買いだったので、なかなかベストな入り方をできました。ここから3月末に向けた優待権利取りの動きが出てくるであろうことから、とりあえず今週いっぱいまでは引っ張れるでしょう。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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See in
スーパーでよく試食や試飲をやっているのに出くわします。昨日も「ヤクルトの新製品のご案内で~す。いかがですか?」とやっていましたが、飲んでしまうとどうも買わないといけない雰囲気になってしまうので、最初から断るようにしています
本当はその販売員の前にあるサラダコーナーをゆっくり見たかったのですが。どうも視線が気になってパパッと行ってパパッと買わないといけなくなってきますから、個人的にはどうも苦手
ただ、私と同じような感じで皆スルーするので、販売員の人もなんだか可哀想だなと思ったり恐らく販売員の人としては内心「買おうが買うまいが、タダなんだし試飲してよ」という気持ちでしょうから、本当は試してみるだけ試してみれば良いのでしょう。自分の存在を無視され続けるのも嫌な気分でしょうから
なまじ「まあ買ってみるか」と思って買おうものなら、大体の場合後悔します私の人生哲学として訪問販売など「販売サイドから推し奨められるものに良いものは無い」というのがあるので。もしそうなってしまうと、無駄遣いした金銭的なダメージのみならず「あぁ、情にほだされて買わなければ良かった」と己の甘さや判断を悔いるダブルパンチを浴びることになります
その点、うちの嫁は上手いです先日も1本300円するなかなかハイスペックなみたらし団子を物欲しげに見ていると、店員から「試食どうぞ」と渡されました。食べている間に店員が売り込みの言葉を続けます
ところが嫁はスローな人なので、ゆっくりモグモグしている間に店員の話は終わってしまい、手持ち無沙汰になった店員は別の作業に取りかかります。そのタイミングですっと気配を消しながらフェードアウトいつの間にやら居なくなっています
しかし不器用な私は嫁のフェードアウトにも気付かず商品を眺めていたりすると、店員に気付かれ、何となく愛想笑いをしてそそくさ退散何ともばつの悪い感じになりますここら辺の機微は持って生まれたセンスかも知れません
閑散に売り無しで後場プラ転
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日経平均は本日反発。為替の円高進捗を受けて朝方こそ安く始まったものの、朝方に売りが一巡すると次第に切り返しの動きに。前引けにかけて下げ幅を縮めました。そして後場はプラス圏からのスタート。アメリカ市場がお休みの中、買い戻しの動きが先行しています。売買高は13:15時点で10億株台ですが、東芝(6502)一社で2億株近い出来高であり、実質的に閑散。
投資判断は「売り」。とにかくアメリカが強い一方で、トレンドを転換させるような材料は2月末の予算教書までありません。
ただ予算教書の中身を決めるためにいい加減議会は税制の中身を決定しなければならない。それを逆算すると「驚くべき税制の発表」の概要はそろそろ固まらないといけないわけですが、それが事前に漏れ伝わって失望に繋がるのが次のターニングポイントだろうと思います。
一応ドル建ての日経平均は下値切り上げが続いていますが、ドル円の方がまた円高基調で割り負け。本来であればアメリカの早期利上げが意識される中、一段円安方向に向いても良いはずですが、そう簡単には問屋が卸さない感じです。
http://market.newsln.jp/apps/market/quotes?r=3m&c=1010&lang=ja&t=large
まあ、NY株に連れ高しないというのは、先般より繰り返しているように「他国窮乏策」が現アメリカ政権の基礎ですから、当然といえば当然です。ただ「2、3週のうちに驚くべき税制を発表する」と言われてから、株式市場にとっては最も期待感の膨らむボーナスステージに突入。未実現の材料がワクワク感や過剰な期待感を伴って株価を押し上げるわけですが、それが今のNYダウ7連騰に繋がっているわけです。
ところがそうこうしている間に一週間以上経過してしまいました。ボヤボヤしていると、マリオで言えばスターを取った無敵の状態→やがて点滅と音楽がゆっくりに→一番良い時期が終わってしまう、ということになります。結局日本株にスターの恩恵は小さく、まだ無敵の状態だと慌ててクリボーに体当たりしたらやられてしまった・・・なんてことになりかねません。
そして実際に市場の予想を上回る減税策は出てこないでしょうし、むしろ逆に国境税などの閉鎖的な策が出ることでアメリカ株に大きな売りが出てくる可能性が高いと思います。どちらにせよ恐らくは2/28の予算教書ギリギリまでハッキリとした内容は出てこない(まとまらない)と思いますから、アメリカの方は勢いが来週まで続く可能性はあります。
円高が頭を押さえる一方、ファンダメンタルズの評価も売りの一因と言えるかも知れません。日経平均のEPSは先週の1235円→1204円に2.5%程の急降下。大半の原因は東芝(6502)の巨額赤字ですが、それによってPERも15.7倍→16.0倍と、株価が下がったにも関わらずPERが上がる始末となっています。結構気にされるところなので注意が必要です。
http://nikkei225jp.com/data/per.html
投資主体別売買動向では先々週外国人が現物を1371億円の買い越し。4週ぶりの買い越しとなりました。恐らく金曜の急騰だけで買い越しに転じたのでしょうね。一方個人が売り越しで、先物は双方共に小幅売り越し。先々週に大きめの買い越しを見せた生損保は、結局それ以上の売り越しとなりました。
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/stocks_data/investment_3/investment_3.asp
最後に雑感ですが、結局今のところトランプ氏によってアメリカが大きく変わった、という結果は出ていません。入国禁止令は一時停止となっていますし、「一つの中国」の主張をあっさり受け入れましたし、日本に対する安全保障上の変更点もありません。
それ(トランプによってアメリカがめちゃくちゃになることはない)を見込んで株価がアメリカ経済の底堅さを見ながらきちんと上がっている・・・と説明されれば、今まで散々「売り売り」と言ってきた私は「参りました」と言うしか無いですね。
ただ中国の方はドンドン外貨準備高が減少してきて3兆ドル割れとなりました。結局、これがアメリカ債券売り→長期金利の上昇を支援している面が強いようにも思われます。本当に市場がトランプ大統領になってもオバマ政権下と大して状況が変わらない、と判断しているのであれば「減税による財政の不安感からの債券売り」は起きていないというロジックになります。
しかし減税は実現されるけれど、その他はとくに変わらない(オバマケアの廃止もどうなるやら)では、あまりにも良いトコ取り過ぎるようにも思えます。少なくとも新興国の方はアメリカの景気回復による利上げ→新興国からの資金引き上げは確固たる流れですから、この流れはヒラリー氏が大統領になったとしても、進んだことだと思います。
また、もう一つトランプ大統領でもヒラリー大統領でも確実なのは、アメリカの景気拡大期がとっくに平均を超えて「続き過ぎている」こと。09年6月から現在まで92ヶ月となっており、平均の58ヶ月は優に超えています。
まあ過去最大は120ヶ月というのがあったので、明日にも終わるとは言いませんが、終わっても不思議ではありません。山が高くなれば谷が深くなる。その辺りはそろそろ準備しておく必要があると思います。
新興市場は「やや売り」。本日は両指数共に堅調。東証1部が閑散となっている中で、新興市場に資金が集まっている格好。JASDAQの方は特に時価総額の大きいセリア(2782)が分割と増配を発表したことで引き上げられる動き。引き続き反動安には警戒感を持っておきたいところ。
【ポートフォリオ銘柄】
売り銘柄の大東建託(1878)は続落。結局自社株消却の話もむなしく連続陰線が続いています。そもそも消却自体も3月末と先の話ですし、自社株買いで上がって消却でも上がるというのは虫が良すぎますね。
本日寄り付きより売りポートフォリオとなった野村HD(8604)は反発。朝方こそ安く始まったものの、地合の戻りに合わせて次第高となっています。ただ足元で欧州市場に様々な不安材料が渦巻く中、国内のみならず海外の収益力低下が足を引っ張ってくると思います。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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