KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

7月の成績発表

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本日は7月の成績発表です。7月は日経平均が過去30年で最も動かない月となりましたが、TOPIXの方は地味に年初来高値を更新してきました。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか。早速検証してみましょう。


【買い銘柄】

DMS(9782)
1131円→1155円(24営業日保有 上昇率2.1%)

順調な上値追い波動が続いていましたが、1Qの減益決算を受けて急落。ただそこで売り一巡感が出て、足元では窓埋めの動きが出ています。個人的には雨降って地固まると言いますか、業績に関しては確かに見た目物足りませんけれど、株式的な需給が改善したのでもうしばらく上値追いに期待できると思います。


三菱製紙(3864)
808円→764円(24営業日保有 下落率5.4%)

金曜後場に減収及び赤字転落の1Q決算を出しましたが、特段反応はありませんでした。既に他の紙パ株が原料価格の上昇で厳しい決算を出していたので、同社も予め警戒感が強かった格好。

むしろ注目のリチウムイオン電池向けセパレーターが好調ということで、機能材事業は16.4%増益と一番の稼ぎ頭となりました。足元でEV関連株が盛り上がっている中、同社も関連株として買われて良さそうな気がしますけれど。ちなみにセパレーターの本命と言えばダブル・スコープ(6619)とされていますが、こちらは金曜に下方修正となりました。


グリーンズ(6547)
1399円→1453円(24営業日保有 上昇率3.9%)

来週7日発表予定の本決算と、恐らくそこで発表される中期経営計画待ちの状況。7月以降の円高進捗は中国などからの訪日客需要減少に繋がりそうで宜しく無いですが、優待期待感と将来的な東証1部昇格期待感で何とか持ちこたえたいところ。


船場(6540)
1260円→1161円(24営業日保有 下落率7.9%)

下方修正が出てしまい敢えなく撃沈。もう少し頑張ってもらいたいですが、事業環境自体は悪くないこと、またこちらも将来的な東証1部昇格期待に下支えされる展開を想定します。


【売り銘柄】

大東建託(1878)
17495円→19650円(24営業日保有 上昇率11.0%)

今月はまず日経の好決算観測報道→実際に1Q決算が好決算着地→主幹事野村の目標株価引き上げ→月次でも受注の回復→締めは金曜の同業レオパレス21(8848)の好決算コンボでグングン伸びていきました。今月一番のやっちまった株に。空売りも圧倒的な売り長の状態で上場来高値更新中ですから、一体誰が売ってくるんだというモードに突入してしまっています。

ぶっちゃけて言えば、相続税対策のアパート建設に対する悪評は少なくとも耳早の投資家筋には周知され、売る人は既に売ってしまっているのですが、実際に各社の受注が増えていることからも明らかなように、一般人(特に資産運用に無関心な高齢者)には認知されておらず、その齟齬が株高を招いているような感じです。トランプ大統領がどんなに無策でも株が上がっているのと少し似ているかも知れませんね。

足元の株高も富裕層の資産の上昇に繋がって、一層相続税対策に力を入れる形になっているのかも知れません。こうなってくるとレオパレスが起こされている集団訴訟の結果が出てくるか、各業者のあまりにも儲かりすぎている状況を鑑みて、政府が税制を変えてくるとか、そういった動きが表面化しない限り反転は難しいですね。ここまでくると同社も2万円乗せはやむなしでしょうか。


JXTGHD(5020)
490.7円→494.7円(24営業日保有 上昇率0.8%)

原油価格が強含んだことで、石油各社がしっかり。一方、ライバルの出光興産(5019)も巨額の公募増資が行われ、昭和シェル石油(5002)との合併に向けて動き出しました。ライバルが強くなるマイナス面もありますが、GSの淘汰再編などによる残存者メリットなどもあり、プラスマイナスでややマイナスという感じでしょうか。

ともあれ原油価格の先行きが同社の命運を握りますが、足元では上限と見られるWTI原油が50ドルに達したこともあり、ここからは下押し圧力が強まると思います。


ソフトバンクG(9984)
7/1より 9130円→8813円(24営業日保有 下落率3.6%)

NASDAQの変調を受けてエントリー。その後は何だかんだで下落してきています。足元でトランプ大統領のロシアゲートが再燃してくる中、トランプ関連株としての位置付けも立場を悪くしています。今後の地合悪化見込みも指数寄与度の高い同社にとってはマイナスでしょう。


JPX(8697)
7/22より 2010円→1961円(10営業日保有 下落率2.5%)

閑散相場を受けてエントリー。その後決算を受けて一旦買われたものの、足元では結局そこがピークとなって下落基調となっています。マザーズ先物も1年経過して大して盛り上がらない中、夏枯れが厳しく響いていくると思います。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
-0.06(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均 6/30終値 20033円→19952円(24営業日 下落率0.4%) -0.02(%/営業日)  
TOPIX  6/30終値 1611  →1631 (24営業日 上昇率1.2%) 0.05(%/営業日)

今月はベンチマークに敗北・・・。売り銘柄を積極的に入れたのは良かったですが、船場の大幅安と大東建託の大幅高が痛かったです。

そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数973.2ポイント
1000ポイントが遠ざかり。ブログ開始から干支が一回りする8月中には10倍化を決めたいと思います。


8月の相場見通しとしては引き続き「売り」で見ていきます。そう言いながら今年はずっと担ぎ上げられていますが、そろそろ決着の月としたいところです。

金曜のNYは注目の雇用統計において非農業部門雇用者数が予想の+18万人を上回る+20.9万人だったことからアメリカの長期金利が上昇し、金融株中心にしっかり。ダウはまた最高値更新となりました。一方で円安が進捗し、ドル円は一時111円を回復しましたが、その後は110円半ばまで押し戻されています。日経平均先物は20050円と、月曜の日本株はしっかりしたスタートが想定されます。

まあ雇用統計は良かったですが、今は昔に比べて雇用統計が株式市場に与える影響は小さくなっており(既に利上げは開始されているため)、その他予想を下回る経済指標を見ていると、アメリカも盤石ではないと思います。全体相場がパッとしない夏枯れの中で、個別株勝負の季節になっていくものと見られます。細かい話はまた次回以降書いていきます。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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閉鎖的な国から '17帰郷 中編

どうもその不二越事件に関しては、皆ヤフートップニュースのタイトル「富山県人は閉鎖的だから採らない」という一行だけ読んで、やれ「正論だ」「皆そう思っている」などというネットのコメントを見かけます。私も見なければ良いんでしょうけれど、ついつい気になって見てしまい、イラッとします。

前回も書いたように、そこは富山県人自身も皆認めているところです。なのに、この話題が出る度にネットで富山県人の閉鎖的な体験談などが県内外から一々書き込まれて、まるでセカンドレイプ状態です。

また、私自身は不二越が東京本社に一本化するという話自体は心情的には残念ですけれど、まあそれはそれで会社側の経営方針ですから外野がとやかく言う話ではありません。折角本社所在地が不二越町という町名にまでなって、地鉄の駅まである最恵国待遇なんですけれど、それはまあ仕方無いですね。

地元のYKKにしても、あるいは同じような機械業態のファナック(6954)や安川電機(6506)、スイスのABBに至るまで、地方で頑張っている企業はたくさんありますが、まあそれは各々の経営方針ですからね。後の結果を見て判定することはできるかも知れません。

今回の問題点はそこではなくて「富山県人で東京の大学に行かないヤツはホワイトカラーでは極力採用しない。だけどブルーカラーなら採用するけどね」というくだりです。

ちゃんと全文を読んで、そこを議論しているとこが極めて少ないです。有識者と言われ、某有名経済誌などに記事を寄せている人ですらその程度。「会長の言うことは正論だ」「グローバルの時代だから優秀な人材を確保するためには当然」と、擁護する記事が並びます。

中には「富山県全体で不二越を叩いていること自体が閉鎖性の証拠」なんて書いている記事もありました。はぁ?そりゃそういう発言があれば富山県知事を始めとして一言言わずにいられないでしょうし、富山労働局だって「不適切」って言いますよ。言わない方が怠慢でしょう。

まあ世間を斜めから俯瞰したようなことを書けばクリック数が稼げると思っているのかも知れませんし、今後も広告などを貰う付き合いがある関係上、ポジショントークが必要なのか知れませんが。とにかく中身はありません。

全部の議論が「富山県人が閉鎖的か否か」「優秀な人材を確保するためには狭い地域から踏み出さないといけない」という部分に集約されているのですが、今回わざわざ「富山県人は極力採用しない」と地域指定で言われているのです。

不幸にも富山県で産まれてしまった場合で不二越様にどうしても入社したい場合は、会長が居なくなって方針が変わるか、唯一逃れるには「東京(あるいは海外の)大学」に進学しない限り、その重い十字架は外れないのです。

これは今の人手不足のご時世、なかなかチャレンジングな発言です。まるで今まで不二越は人を見て採用してきませんでした、出身地を鑑みて採用してきました、と公言しているようなものです。これを聞いて、今会社のために必死に働いてる従業員は果たしてどう思うのか?

まあ幸い、アメリカのトランプ大統領がどんなに政治を停滞させてもアメリカ株が高値を更新し続けるように、会社はトップがアホでも何とか上手くいきますから、これが不二越の業績に影響するとは思いませんが、なかなか不見識な発言です。(つづく)

NASDAQが反発しマザーズにも安心感

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日経平均は本日続伸。前日のNYは金融株が買われてしっかり。NASDAQは4日ぶりの反発となりました。引けにはAppleの決算が発表され、予想を上回ったことで時間外では強含む展開に。

それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。20100円まで買い進まれた後は利食い売りに押されましたが、前日に一時109円台に突入したドル円が次第に円安方向に向かうにつれ、買い安心感が拡がりました。後場前場高値を上回る場面も。売買高は14:15現在で13億株台と低調。


投資判断は「売り」。夏枯れ相場である中、決算という個々の要因で個別株は動くものの、指数は2万円を挟んで小動きが続きます。日米のVI、VIX指数揃って歴史的な低水準にある中ですから、ちょっとした値のブレには注意が必要です。

その日経VIの低さに絡んで、DZHフィナンシャルの調べたところによると、7月の日経平均の値幅がわずか344円に終わり、過去30年で月間最も動かなかった月になったそうです。そしてその間3度あった「月間の値幅300円台」の翌月以降、日経平均はその鬱憤を晴らすように1000円以上上下したそうです。

具体的に300円台となったのは05年1月、7月、そして11年7月です。過去7月というのはやはり夏枯れで値動きの小さくなりやすい時期のようですが、05年の時にはその後株価が50%くらい上がる大相場の入り口でしたし、11年の時は逆に20%近く急落する下落相場の入り口でした。

ただ過去と違うのが株価水準。同じ300円台の値幅といっても05年は11000円台でしたし、11年は1万円弱の水準でした。つまり今の2万円前後の相場の半分の株価水準で値幅300円台ですから、それと比較すると更にその半分くらいの変動率しかないということです。今月の値動きが極めて異常な状態だということがわかります。

従ってボラティリティがぎゅっと凝縮された反動からこの後本当に大きく相場が動くのであれば、相当なレベルの相場変動になることを覚悟しないといけないのかも知れません。一層警戒感は強めておいた方が良さそうです。

なお7月は全営業日で変化率が1%未満で終わり、もっと言えば41営業日連続だとか。嵐の前の静けさと言いますか、大きく地殻変動をする前の不気味さでもあります。まあその状態がいつ終わるのかはまだわかりませんが。

あと、毎週チェックしている短期筋の通貨ポジションですけれど、今回はユーロ買い、円売り共に前週と比べて若干建玉が減りました。ただその締め日である7/25当時から一段とドル売りが進んでいる格好になっているので、足元ではそれぞれのポジションが更に積み上がっているものと予想されます。
http://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=5173

原油は強含んでWTI原油先物は一時50ドルに達する動き。シェールオイルの掘削リグ数は足元で若干増えましたが、それよりアメリカの原油在庫減少による価格上昇圧力が強まっています。夏場のドライブシーズンということで元々原油在庫が減りやすい時期にあり、まあこの辺りは妥当な感じとも思えます。ただ昨日はOPECによる増産観測で売られる動きになりました。

一方、足元では世界的にEV化に向けた動きが進んでいます。そもそも中国の農村部などではガソリンスタンドの建設無しで一足飛びにEVに移行しようとしているくらいですから(実現性がどの程度かは未知数ですが)、少なくともモービルエナジーとしての原油需要は先行きが暗いとは思います。引き続き40ドル~50ドルレンジでの原油価格推移を想定し、足元は上限値に迫ってきたと見ています。

今週のスケジュールとして本日はアメリカではADP雇用統計が出てきます。またTeslaというFANG以外のハイテク系大物の決算が残っていますから、これがNASDAQや日本の電池関連株に与える影響には引き続き注目です。

8/3(木)はそこまで大きなイベントは無いですが、アメリカではISM非製造業景況指数の発表があります。8/4(金)は週末であると共にまた決算社数の多い日です。特にトヨタ(7203)の決算がありますし、この段階で東証1部の時価総額ベースではほとんどの決算が出揃うことになります。また週末なので雇用統計がありますね。


新興市場は「やや売り」。本日は各指数共にしっかり。先週木曜からNASDAQの急落などもあって下がってきていましたが、昨日はマザーズ指数が75日線を割り込むほどの急落。ただ本日はその75日線を支えに反発の動きになっています。Twitter界隈で盛り上がるアンジェス(4563)も大幅反発で切り返し、安心感に繋がる格好。

うーん、この前上場廃止になったタカタのマネーゲームにしろ、ビットコインにしろ、どうもこの辺りは意味不明ですね。世の中お金が余ってしょうが無いのでしょうか。

ただ今回の一時急落を見て思うのは、やはり割高を警戒する投資家が多いのだなということ。売り時を絶えず狙っている感じで、神経質さが伝わってきます。同じ最高値更新波動でもダウやS&Pとはちょっと種類が違う感じで、盤石な株価上昇とは言えないところでしょう。

ともあれ6/9のNASDAQ急落の際にはそこまで反応が無かっただけに、足元で連動性が出てきた点には留意しておく必要がありそうです。


ポートフォリオ銘柄】
DMS(9782)は大幅反発。一昨日発表の決算が減益着地となったことで失望感が拡がり、昨日は値下がり率ランキング上位に。しかし本日は新興市場が復調し全般的に前日下落した銘柄のリバウンド機運が高まったことから、買い戻しの動きが強まりました。

そもそも決算は今期小幅増益予想に対して1Qに小幅減益の着地。新規顧客獲得費用が嵩んだということですが、ハッキリ言って利益が数千万円増えるか減るかは誤差程度の話。それで同社の時価総額が昨日10億円近く吹っ飛んだのですから、割に合いませんね。市場が求めるのは是が非でもの絶対数字主義の増益なのでしょうか。

昨日は新興市場の急落も手伝って、協業先のラクーン(3031)まで急落の憂き目に遭いました。が、昨日1万株単位の売りが何度も出たので、大口の売るところは売ってしまったと言って良いでしょう。実は今回の決算を見て、株式市場全体もこの先厳しそうだし利が乗っているところで一旦外そうかと思っていたのですが、とりあえずもう少し様子見することにします。


船場(6540)は反発。こちらは一昨日に決算見通しの下方修正を発表。これは素直にダメなパターンですね。ただ乃村工藝社(9716)が先に出した決算で大きく転けたので、同業他社は既に売られてきていたことで織り込まれたと思ったのですが。まあその乃村工藝社を始めとする同業他社もその後は下値の固い展開になっており、同社も間もなく織り込んでくると思います。


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閉鎖的な国から '17夏 前編

このブログのポリシーとして、株以外のネタに関してはあまりその時その時の事件やニュースを取り上げないようにしています。著名人でも何でも無い一個人の意見なんて誰も期待してやしないでしょうし、当事者でも無いのに公平さを欠いた片方の言い分だけの報道を信じてコメントするのはいかがなものかというのもあります。

しかし、富山県人としてずっと無視を続けてきたんですけれど、未だに地味に燻り続けて時折ヤフーニュースのトップに載ったりして再燃する話があり、これはもうやっぱり一言言わないと収まらんなという話題があります。それが不二越(6474)の会長による「富山県人は閉鎖的だから極力採らない」という発言。

事の発端は7/5の中間決算発表の際、ベアリング大手の不二越はこれまで創業の地富山と東京の二本社体制を続けてきたけれども、今後東京本社に本店機能も完全に移し、東京一本でやっていく、ということを決定しました。

それに関して富山の商工会議所で開いた決算発表会の会見の場でしたから、地元の新聞社などから「何故富山から出て行くのか」という質問が当然出ます。それに対するアンサーとしての発言だったと思いますが、以下のリンクのような発言がありました。
http://webun.jp/item/7383275

まあこういう報道に関しては、大体新聞ネタにするために話の前後をはしょって切り取り、扇動的な記事になっているのかも・・・と思っていましたが、実は地元のニュースなどでは録音が一部始終報道され、どう聞いても報道されている通りの悪意的な発言にしか聞き取れませんでした。

と言うわけで、この報道に関しては真実なのだろうということで当事者(富山県人)としての見解を述べたいなと。

当然このコメントは地元では大きな話題になっていて、私の周りでも話題になりました。ただSNSなどでも富山県人皆が言うのは「まぁ確かに富山県は閉鎖的だよね」と一様に言います。私もそれに関しては同意です。

ただこれに関しては「十分条件」であって「必要十分条件」ではないように思えます。すなわち富山県人→閉鎖的かも知れませんが、閉鎖的→富山県人ではないですね。私は一応これまで横須賀、広島、大阪、東京に住んできましたが、どこも大体地元意識がありますし、東京ですら下町の方では(私が住んでいたのは尾久の方ですが)微妙に残っています。

これはそもそも当たり前。世界のどこに行ったって、見知らぬ人にはまずそれなりの壁があります。そうでないと、色んなものがおかしくなりますよね。ヒアリだって拒まれているわけですし。また閉鎖的でなければ大体外に出て行くので、産まれた地元にずっと住み続けている人は閉鎖的な人が残る確率が高くなって当然です。特に島とかは強いですよね。

そもそも日本で二番目の都市大阪ですら、関西弁をしゃべらない人間に距離を取るという風潮が未だにありますね。少なくとも15年前に私が住んでいた時にもありました。私の友達である電気工事の上場会社に勤めていたのですが、それが原因で取引先との仕事が円滑に進まずに鬱になって仕事を辞めたという人間も居ます。

で、私が一言言いたいのは、よくネットで言われているこの「閉鎖的」という部分ではなくて、もっと別の部分でまた長くなるので、次回以降に回します。(つづく)

NASDAQが高値波乱に

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日経平均は金曜反落。前日のNYはAmazonの決算を警戒して売られる動きになり、NASDAQが突然急落。ただある程度は戻して長い下ひげを付けました。

それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。その後もジワジワと売られる展開になりました。後場も為替が次第に円高方向に振れると一時下げ幅は150円を超える展開に。決算シーズンがいよいよ本格化することや、週末要因も手伝って2万円割れでの終了に。売買高は20億株台、売買代金は2.7兆円台と、引けのTOPIX浮動株比率変更に伴う売買も手伝って膨らみました。


投資判断は「売り」。金曜のNYは個別企業の決算を受けて高安まちまち。特に前日に決算があったAmazonが売られたことでNASDAQが続落となりました。それを受けた日経平均先物は19970円ということで、日本株は概ね金曜終値近辺でのスタートになりそうですが、ドル円は110円半ばまでまた円高が進んでいます。金曜夜に北朝鮮がまたミサイルを発射したことで、やや円高が進んだ格好に。

前回も貿易収支の観点から指摘しましたが、長期的なトレンドとしても円高基調に向かいつつあり、それを逆張りで攻める短期筋が損失を膨らませ続けているというのが今の状況と言えます。

一応、昔に比べると現地への投資が増えたでしょうから、ドルの稼ぎはドルのまま海外子会社が保有し、現地の投資に使うということもあって、貿易収支の数字ほど円高要因にはならないはずです。ただ大きな流れとしては、やはり貿易収支が黒字か赤字かというところは重要です。

また、法人以外にも海外旅行者などの需要も侮れません。特に最近は日本人が海外に行くよりも、訪日外国人観光数の多さが際立っています。ですから余計に円買い需要は膨らみやすく、それが円の実需買いに繋がってもいます。

というわけで、今一番注目しておくべきポイントは為替、特にドル売りがどこまで続くのかというところです。そのドルとの連動性が高いアメリカ長期金利に関しては、今月の雇用統計があった7日をピークに低下基調にあります。

その際、7/16のブログでも書いたのですが「特に今年の3月以降に顕著なのですが、雇用統計の結果が予想を上回ったら翌週くらいまでは円安が続くけれども、最終的には円高方向に振れて月末を迎える」というパターンが今月も当てはまっています。正直、円安トレンドが7/11までだったというのは想定よりも短いですが(ロシアゲート問題再燃などもあったので)、その分余計にその後の谷が深い印象を受けています。

あまり為替の先行きを見通すのは得意ではないですが、一応先般も示したように半値押し水準である111.60円を割り込んでしまったので、109円くらいまで進むのではないかと思います。

幸い先陣を切った外需の安川電機(6506)は本業が絶好調で上方修正を出しましたが、省力化関連以外の外需、特に円安頼みだったところは、足元の1Q決算発表に対する先行き期待感がすっかり剥落する形になるのではないでしょうか。実際、日経平均のEPSは地味に下がって1400円を割り込んでいます。

チャート的には日経平均の方は25日線が下落していることで、上値の重石になっています。他方、一目均衡表の雲上限が下支えしてくれることで、下値も固い展開が続くことになりそうです。

それでもTOPIXの方はまだ25日線をキープしており、上昇トレンドは継続中と言えます。NT倍率は16年4月以来の低水準ですが、ファーストリテイリング(9983)1銘柄だけで今月日経平均を200円近く押し下げているので、あまりこの辺りの分析に意味は無いかも知れません。

受渡日ベースでは既に8月相場入り。8月は何かと世界的に嫌なイベントが起きやすい月でもあります。近年で目立ったところでは15年のチャイナショック、07年のパリバショック(リーマンショックの発端とも言われる)は8月に起きました。日本の株式市場的には09年の民主党政権へ交代というのもあるかも知れません・・・。

まあその辺りは起きやすい何らかの遠因はあるのかも知れませんが、たまたまのような気もします。というわけで、そこを警戒(期待)する必要は無いと思いますけれど、純粋に8月と言えば年間で勝率の悪い月として有名でもあります。最も勝率が悪いのは9月ですが、7月~9月は総じて悪いので、夏はパフォーマンスが悪いという定説を裏付けています。

無論、上述のようなイベントが重なることで勝率が悪くなっているわけですが、目立ったイベントが無い年でも弱いです。特に直近10年間の日経平均は7回陰線。30年でも18回陰線だとのこと。

8月勝率が悪いのはそれなりに理由があり、8月はアメリカで半年に一度の利払い日(2/15、8/15)があるので、その分を自国通貨に替える需要があるので、ドル売りに繋がりやすいのだとか。そう考えると、やはりドル売りの圧力はしばらく続きそうな感じがあります。


新興市場は「やや売り」。金曜は各指数共に軟調。マザーズは25日線を一気に割り込み、日経JASDAQ平均も木曜の高値形成からの陰線。NASDAQの急落が日本の新興市場にも影響してきた格好。壊滅的な下げでもないですが、6/9のNASDAQ急落の際にはそこまで反応が無かっただけに、連動性が出てきた点には留意しておく必要がありそうです。


ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオ大東建託(1878)は続伸で上場来高値を更新。27日に出た1Q決算に関しては事前に日経報道があった通りの着地でしたが、特段アク抜けとはならず。また、翌28日には主幹事野村證券による目標株価19500円→21240円超という援護射撃が出て一段高となりました。

その引き上げの理由に関しては「今18.3期通期の会社計画に対する進ちょく率は30%、会社より50億円強めの予想を行っていた野村予想に対しても29%と良好。アパートの完成工事利益率は、前17.3期実績の31.7%に対して、今18.3期は建築労務費の上昇を織り込み、会社は30.6%、野村は30.7%を想定していたが、4~6月期は32.2%。今後、労務費上昇で利益率が悪化する可能性はあるものの、野村では粗利益率想定を31.3%へ引き上げ、業績予想を見直し」とのこと。

いやいや、引き上げ理由が全般的に弱く後ろ向きですが、それでも10%近く引き上げるんですか?という感じ。ちょっと政治的ですね。それに加え、引き続き自社株買いが続いていることや、日銀が延々と買い続けるETF(設備投資・人材関連も含めて)の取得もあって、圧倒的な売り長も背景に需給は極めて良いのは間違いありませんが、何だか無茶苦茶な感じがします。


同じく売りポートフォリオ日本取引所グループ(8697)は続伸。金曜昼に出た1Q決算は大幅増益での着地。前1Qが一層閑散だったことで比較感では大幅増益となりました。ただ足元は歴史的な低ボラティリティが続いており、2Qに関しては厳しい状況が続いていると見られます。

株価的には前場段階で期待感が高まっていた分、決算後は一応出尽くし感の方が勝る格好にはなりました。自社株買いが無かったのも失望に繋がったのでしょうが、ここから東芝(6502)も2部に落ちていきますし、日本郵政(6178)の売出も伸びましたし、取引所的には商いが盛り上がるような良い話は無いように思いますが。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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ボーン!と産まれてその後 その4

最近蒸し暑いせいか、あまりすんなりと寝てくれない娘お陰でずっと抱っこをしているので、手首が腱鞘炎気味になっていますまだ寝返りを打てないこともあり、しばらく寝ても背中の方が汗でぐっしょりまるで「おねしょ」をしたような布団の濡れ方になっていますそりゃなかなか寝れないよね、という日々

先日、夜中にミルクを求めて泣き出したので、私が作って飲ませました。その時、薄明かりの中だったのでよくわからなかったのですが、どうも娘の背中から腰にかけて生暖かい液体が滴り落ちる感触がしました。「ん?ひょっとしておむつからオシッコが漏れているのか?」と思い、一旦哺乳瓶を口から外して見てみると、やけにミルクの減る量が多かったのです。

よく見てみると、哺乳瓶の口の閉め方が悪く、横から漏れ出していたのですまさに浴びるようにミルクを飲んだ娘。ただ全部で180mlのミルクのうち100ml超をぼたぼたとこぼしてしまいました

私の布団がミルクでビチョビチョになったという悲しさもありますが、それよりも娘が「全然足りない」と夜中に号泣してしまうことに対する焦りが出て来ましたミルクが欲しい時、娘は阿鼻叫喚な筆舌に尽くしがたい泣き声を挙げるので、近所迷惑になってしまいます

それで嫁に「至急、追加で120ml作って」と託し、お湯を再度沸かしてミルクを溶かし、冷やすまでの5分程の時間、私は全力であやしにかかりました。

すると、娘が「良いんだよ。あたしゃ待つよ」と言わんばかりの力の無い微笑を返しました例えるなら「火垂るの墓」で節子が最期に見せたような、何とも切ない微笑。それがなんとも言えず印象的でしたまあ節子と決定的に違うのが、ミルク太りでムチムチなところですけれど

日米の政治不信で日経平均2万円割れ

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日経平均は本日続落。ドル円が111円を割り込んで円高に進捗したことから、朝方から2万円割れのスタートに。その後19900円での下値の固さを見せるものの、目立って反発する力も無く。後場は日銀のETF買いが入ったと見られるものの、特段動きはありません。売買高は14時現在で11億株台と低調。


投資判断は「売り」。それにしてもドル円の下落が止まりません。足元では111円割れ寸前の場面までありました。日米共に株がどんな材料が出てきても反応しない(結局寄り付き辺りまでの値段に戻してしまう)のに比較して、為替トレーダーの方が動きやすい(稼ぎやすい)環境にあります。

そのドル円がドンドン円高に振れるのは、先般より指摘しているように短期筋の円ショート(売り)ポジションが積み上がっていたせい。その買い戻しが円高に向かわせています。先週(18日時点)では一段と積み上がり、差し引きで12万枚超え。これは14年1月以来3年半ぶりの高水準となっています。他方、ユーロドルに関してもユーロ買いが9万枚超え。こちらは11年5月以来の高水準に。
http://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=5070

総合して言えることは、とにかくドルは更に下落すると短期筋が読んでいるということ。結局先週の日欧中央銀行金融政策決定会合を通過しても、これら通貨のトレンドは変わりませんでしたし、むしろ加速しています。アメリカは政治機能が停止している状態でオバマケア廃止も一向に進まない中で、夏休みモードに入ります。なんだかんだで就任から半年が経過し、任期の1/8を終えたトランプ大統領。ほぼ何もしていないのに夏休みを満喫できるのか?

そんな皮肉はともかくとして、重要イベントが無くなる中で、これら短期筋のトレンドを変化させるようなイベントは当面期待できません。であればしばらくはこの円高トレンドが続いてくことになります。

方や日本側にも責任があります。安倍政権の支持率が急落する中、今までアベノミクスでやってきたことはただ一つ。世界に合わせて金融緩和を行い、為替を円安にしたことだけでした。そのアベノミクス共々日本国民に認められていないわけですから、円高に向かうのは当然の流れと言えるのかも知れません。

ところでいつも短期筋のポジションにばかり言及していますが、実需筋、つまり本当にドルを必要としている人、円を必要としている人の動向はどうでしょうか?これらは一般的に企業が獲得した外貨がどうなるか、という話です。例えばアメリカで商品を売って稼いだドルは、円に両替しないと日本では使えません。その大きな流れが毎月公表されている貿易収支に現れてきます。

プラザ合意のあった1985年以降、ずっとずっと円高方向に為替が動いてきた背景には、偏に「日本の貿易収支が黒字を続けてきたから」という背景がありました。海外で稼いだドルを円に替える、すなわち円買い需要があるので円高方向に動くのは当然のことです。それが震災があった11年以降、原油の輸入額が増えて赤字が拡大したことなどにより、極めつけの日銀の金融緩和を受けて13年以降明確に円安方向に流れが変わりました。
http://www.mof.go.jp/international_policy/reference/balance_of_payments/bpnet.htm

ただ昨年原油価格の下落などもあって6年ぶりの貿易黒字に転換。今年も上半期の段階では、1月は中国の春節に絡んだ季節要因で赤字にはなったものの、基本的には黒字が続いて上半期トータルでは1兆円超の黒字となっています。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL19H6H_Z10C17A7000000/

なので16年~改めて為替は円高方向に振れ、一時1ドル100円に迫る場面がありました。が、何とか100円を守り切るとトランプ大統領による保護主義を見越して(つまり日本の貿易黒字を減らす施策が見込まれたので)120円まで反転する流れになりました。

ところが結局その保護主義の施策も不発。トヨタ(7203)がバカ正直に北米で5年間100億ドルの投資計画を示す傍ら、6月にはフォードが「19年から小型車の生産を中国に移管する」と発表。ボーイングもトランプ大統領が雇用維持を掲げた工場でリストラを発表。当のアメリカ企業が大統領の意向に従いません。良くも悪くも、アメリカ企業は大統領や政府に頼らず経営を決めています。
https://www.cnn.co.jp/business/35103238.html

そんな状態ですから、足元の円高基調はそもそも当たり前。よく「日米金利差の拡大が円安要因」と言われていますけれど、それを言い出したら日本の金利上昇のスピードがアメリカに追いつくまで、無限に円安に進まないといけません。ですから、その論調は円安論者に都合良く使い回されているだけのような感じがします。


新興市場は「やや売り」。本日は高安マチマチ。円高東証1部の大型株を襲う中、日経JASDAQ平均は年初来高値を更新してドコ吹く風。決算シーズンに入ることで更に東証1部が買い辛くなってくる中、新興市場に資金が入りやすいタイミングになってくると思います。


ポートフォリオ銘柄】
グリーンズ(6547)は反発。寄り付きからこの銘柄にしては強めの買いが入ってきて、上放れの動きを強めています。週末に開かれた名証IRフェスタの内容も好感触だった模様。そして明日にも75日線が上向いてくる日柄になりました。今月中に出るとみられている中期経営計画と、それに伴って優待でも出ないか期待です。


本日の寄り付きから売りポートフォリオ入れとなった日本取引所グループ(8697)は続落。ただ朝方は逆行高の場面がありました。売り長銘柄のあるあるですね。

足元での閑散相場が続く中、業績が良いわけはないと思いますが、悪かったら悪かったで自社株買いを交えてくる可能性もあるので注意が必要です。しかし取引所自らこれ以上浮動株比率減らしてどうするのかとも思いますが。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
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