KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

Say!まな板の上の鯛! 続き

人生初の整体を受けることになり、まず電話予約し、指定された時間に整体院に向かいます電話口からぶっきらぼうな感じの先生というのが伝わってきましたが、見た目は普通のお爺さん先生でした。

「どこが悪いの?」と尋ねられたので「人差し指が一番気になりますが、首や腰も診て貰いたいです」と伝えると、まずは「気をつけ」の姿勢をして先生と正対。言われた通りに首を曲げてみたり、腰を動かしてみたりして、どこの部分がどう痛むかを伝えます。すると先生は「わかりました」と一言

そして指示されたように診察台に俯せになって寝ると、背中のツボを指圧されます先生的にはもう目星が付いているので「ここ?ここ?」と言いながら、容赦無くグリグリ押してきますやはり痛いので「痛ててて・・・」と言うと、その辺りを拳でトントントンと何度か叩かれますそして改めて同じ箇所を指圧されると、あら不思議。もうそこは痛くないのです

拳で叩くことによって、骨の歪みが矯正され、それで「整体」されていくのだそうですただ当然ながら結構な強さで叩かれるので、そんなに痛くは無いものの、それなりに衝撃があります嫁なんて叩かれた腰の辺りが青あざになっていましたが、ともあれそれで実際に痛みが取れているので、まあ仕方ありません私も指圧された背中に、指圧の跡が残っていました

ともあれ、そういったことを何度となく繰り返します。人差し指の関節が痛いのですが、指の付け根には一切触れません。それに通じるツボが背中や胸や頭にあり、次は仰向け、次は横向き、また俯せ・・・と診療台の上で指示される度にクルクル回され続けました。それはまるで私がルービックキューブになって揃えられていくかのよう

そうやってアチコチ指圧で痛い箇所を探りながら、人差し指の関節痛に繋がるツボを探し当て、痛い箇所が無くなるまで続けます。

途中で思い出したように、先生はラジカセのスイッチを付けました。するとクラシックの心穏やかなBGMが流れてきましたまあそれを聞いても、痛いのは痛いのですが・・・そうやってまな板の上の鯉状態で成されるがままの私は、仰向け、俯せ、横向きを繰り返し、診療台の上で忙しなく回り続けていました(つづく)

閑散相場の中で買い戻し優勢

★☆★☆ 今回は富山市での開催決定!

テレビ東京日経CNBCラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が今回は富山で自主開催セミナーを開催!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 
日時 :10月5日(土) 10:00~
場所 :富山県民会館
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途3000円)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
https://kokucheese.com/event/index/573558/

そして今回はその後14時~「投資の鉄人」でお馴染みの岡本和久氏のセミナーとの豪華二本立て!

※馬渕氏のセミナーとは別途お申し込みが必要になります
https://kokucheese.com/event/index/572062/

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日経平均は本日反発。昨晩のNYはお休みだったものの、9月の米中貿易協議が行われないのではないかという報道を受けて、朝方は売り先行のスタートになりました。ただその後は薄商いの中で買い戻しが優勢に。中国人民元基準値がわずか0.0001元の元安設定に止まったことも安心感に繋がり、じわじわと買いが続きました。

後場は戻り待ち売りに押されて始まったものの、前日終値を割り込むことなく再度断続的な買い戻しが続く格好。今晩のISM製造業景況感指数に対する警戒感もあって、前日に続き薄商いの状況で値幅は小幅です。売買高は13時45分現在で5億株台と低調。


投資判断は「買い」。続く米中対立は勿論株価にとってはマイナス材料ではありますが、もう税率が30%も50%も変わらないような感じがします。

というわけで、本来ジャクソンホールで注目されていたはずのパウエル議長のコメントはすっかりかき消されるような感じになりました。そもそも前提条件である経済環境が悪化するのですから、益々FRBの見解はアテにならなくなりました。

問題は米中貿易戦争激化がまたMSCIアジアをベンチマークにしたETFなどを通じて日本株にどういう影響を与えてくるかです。実際、日韓の貿易摩擦が強まってもアジア株揃って同じような値動きを続けているのは「アジア株がまとめて売買されている」ということが大きかったのだと思います。

例えば先日イギリスのヘッジファンドであるマラソン・アセットが日本株を売却したと日経が報じていましたし、HSBCも日本のM&Aチームを解散。他にも色々日本からの撤退を聞きますが、基本的にはイギリスの金融機関が多く、Brexitによる金融の撤退というイギリス側の事情の方が大きいかも知れません。また、各国金融機関でリストラが相次ぎ、妙味の少ないところに戦力を割き辛くなっているという面も強いでしょう。

何であれ、政権支持率こそ盤石であるものの、消費増税は行いますし追加緩和の弾も切れてきた日本株に魅力が無くなったと見た外国人投資家が多く、アベノミクス後の買い越し額がほぼ無くなってしまったのは事実。

一応、株価はアベノミクス開始前に比べて株価は倍以上になっているので、株数ベースではまだ外国人投資家の保有比率は高いかも知れませんが、ヘッジファンド日本株保有比率はたったの0.8%という調査もあります。
https://www.nikko-research.co.jp/wp-content/uploads/2019/06/hedgefund201905.pdf

「日本は貿易立国だから米中対立の影響を受けやすい」というイメージがありますが、実際に輸出額の名目GDPに占める割合は17年度で16.1%とかなり低くなっており、実際には内需の国です(ちなみにドイツは46.1%、韓国は42.2%、中国は19.6%、アメリカは11.9%)。
https://toyokeizai.net/articles/-/265703?page=5 

ですから米中貿易戦争の影響を受けやすい日本の株価が出遅れているという解説をよく耳にしますが、本質的には間違いです。ただコマツ(6301)が対中国の売上比率がたったの6.5%しかないのに、株式市場では中国関連株扱いされ、影響を大きく受けてしまうのは「イメージ」があるから。そういうイメージが日本株にある以上、そういう解説自体を完全に間違いだと否定することもできません。

話がやや逸れましたが、言いたいのは日本株独自の要因もさることながら、それ以外の材料に大きく影響を受けやすいということ。例えばMSCI ACアジアパシフィックインデックスという指標では、日本のウエイトは37%とトップではあるものの、個別では中国テンセント、アリババ、台湾セミコン(TSMC)、韓国サムスンときて、ようやくトヨタ(7203)が入ってきます。トップ10にはもう一つソフトバンクG(9984)があるくらいで指数寄与度は弱いのです。
https://www.msci.com/documents/10199/156aff0d-3d08-47c9-aa87-52701a5153d6

幸いと言いますか、テンセント、アリババは直接的に米中対立の影響を受けずに済むので影響は抑えられるものの、TSMCは影響が大きく、サムスンは日韓摩擦の影響を受けます。特に昨今の韓国政府の態度からアメリカが韓国を中国や北朝鮮側寄っていると認定するならば、本当にサムスンやLGとの取引停止などが現実味を帯びてくるかも知れず、益々このMSCIアジアは買い辛くなってきます。

その中国の香港で拡大するデモに関して、本当にアメリカ側が使嗾していると中国首脳部が考えているならば、中国の対抗関税も当然かも知れません。一応、これだけメディアが注目し「第二の天安門化」を懸念するならば、政府側としてはさすがに武力行使はできないのだろうとは思いますが。

この辺り、かわぐちかいじ氏の漫画「太陽の黙示録」の展開に似ていて、あれは舞台が台湾でしたが、やはり世界のメディアを盾に政府に武力介入させずデモ行進を行うという話でした。


新興市場は「買い」。本日は両指数共に堅調。8/29には年初来安値を付けたマザーズ指数は、9月受渡になってから買い戻しの動きが続いています。JASDAQの方も同様で、全体的に薄商いの中で、売られ過ぎ銘柄の買い戻しが優勢に。例年年末にかけて買い戻しが出やすい流れになるので、ここからの新興株に注目です。


ポートフォリオ銘柄】
カナディアン・ソーラーインフラ投資法人(9284)は反発で年初来高値更新。REIT指数は新興市場と逆に9月受渡から勢いを無くしているのですが、インフラファンドの同ファンドはしっかりと11万円を目指す波動。昨日の報道では中国のTeslaと言われるBYDなどが太陽光向け蓄電池販売で日本市場に参入とのこと。太陽光発電の弱点を補えることで、太陽光市場の盛り上がりを期待させています。


MTG(7806)は大幅反発。昨日会長人事を発表し、京セラ(6971)やJAL(9201)の役員を務めた大田氏を始め、外部から実力者を招聘。粉飾で失墜した管理体制の建て直しをアピールする目的があるようです。社長出身の盛和塾繋がりで引っ張ってきたような格好ですが、確かにJALのように一からの建て直しが必要ですから、適任かも知れませんね。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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Say!まな板の上の鯛!

ずっとキーボードを叩く生活をしていることもあってか、右手人差し指の付け根が指を曲げると痛くなりましたかれこれ3ヶ月以上はそんな状態になっていて、まあ普通に生活している分には差し障りが無いのですが、湿布を貼っても一向に治る気配が無く、最近は中指も少し痛くなってきました

特に打撲などのきっかけも思い当たらないので、予想としては恐らく整形外科とかを受診してもレントゲンなどを撮った挙げ句に「湿布を貼って様子見しましょう」が関の山で、行くだけ無駄かなと思います

昨年のブログにも書いたのですが、時々嫁が整体に行っています。私も何となく整体の方が治るパターンではないかと思い、一応嫁が行った時に先生に聞いてもらいました。すると「まあ見てみないとわからないけれど、肩から来ているのではないか」ということで、私は整体にかかったことが一度も無いですし、経験だと思い一度受けてみることにしました

男の先生で年齢は60近くだと思います。もうだいぶキャリアがあるような感じです。たまたま前日に娘をチャイルドシートに乗せようとした際に軽いギックリ腰のような痛みが生じたので、指、腰、あと慢性的に痛い首をまとめて診てもらうことにしました。あまり痛みを放置していると鬱になるとか、そういう話も聞くので、この際気になるところは全て診て貰おうと

ただ首なんて脊髄もありますから、中途半端なことをやられて障害でも残るようになると、医療行為では無い分、悔やむに悔やみきれませんですからこの辺りは是非ベテランにお願いしたい部類です。一応、嫁という近親者の口コミがあるので、その辺りは信用して良さそうです。(つづく)

8月の成績発表

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本日は8月の成績発表です。8月はFOMCの利下げに始まり、すかさず対中関税のトランプ砲で相場が急落。ジャクソンホールのパウエル議長の講演直前に中国の対抗関税と、それに対するアメリカの対抗関税・・・と泥沼の月でした。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか。早速検証してみましょう!


【買い銘柄】

日本ドライケミカル(1909)
1120円→1115円(19営業日保有 下落率0.4%)

基本的にはディフェンシブセクターでもありますから市場とあまり連動しないのですが、純粋にチャートの200日線に上値を押さえられる展開が続きました。卵が先か鶏が先か、今月は空売りが毎週1万株ずつ増える動きになって上値を押さえる格好。一応月末には寄り付きから同社にとって大きめの売りが出たので、ひとまず売り一巡感が出そうです。


カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)
103100円→105800円(19営業日保有 上昇率2.6%)

世界的な低金利の中で安定的に利回りが高いREIT指数が高値追い。その流れに乗る形でインフラファンドも軒並み強い動きが見られました。特に同ファンドは増配も受けて一段高の展開に。200日線も上昇に転じていることで流れも良く、高値11万円になったとしても利回りは6.6%。低金利環境下で見逃す理由は無いでしょう。


MTG(7806)
1100円→1070円(19営業日保有 下落率2.7%)

遂に一時1000円を割り込んで逆テンバガーも視野に入ってきたところで、一応3Q決算後の急落場面をボトムに少しずつ戻す展開に。ようやく25日線を上回ってきました。9月は同じように下落続くヤーマン(6630)の1Q決算も注目。また9月末には優待と株主総会に参加できる権利をゲットできますから、クリスマスに喧騒渦巻く総会に参加されたい方はお一つどうぞ。


サニックス(4651)
227円→330円(17営業日保有 上昇率45.4%)

こちらが今月の大出世株で、令和初の目標達成になりました。ただ個人的にはまだまだ行ける銘柄だと思うので、330円目標を変更し損なったのは失敗。特に21日の機関投資家説明会以後急速に盛り上がってきたことを考えると、素直に時価総額の小さい銘柄に機関投資家(恐らくESG絡み?)が殺到していると捉えるのが自然でしょう。また押し目があれば拾いたいです。


フマキラー(4998)
1299円→1086円(19営業日保有 下落率16.4%)

こちらは決算を受けて一貫して売られる動きに。なまじアース製薬(4985)が決算を受けて買われたので期待感が高まってしまっていたのが痛かった感じ。ただアースの方はモンダミンなどが売れたということで殺虫剤は好業績の要因ではありませんでした。もっとも蚊が一番動くのは9月ということなので、ここからがむしろ書き入れ時。1000円を底値に切り返しの動きになっています。


クレステック(7812)
1263円→1191円(19営業日保有 下落率5.7%)

本決算は増収増益観測も、成長鈍化を嫌気される形。マニュアル関連ではグレイステクノロジー(6541)が決算を受けて年初来高値更新となっていただけに、やはり期待感が先行してしまった面がありそうです。PERが7倍台で利回りも4%超あるバリュー株なので、何らかきっかけがあって注目度が高まれば、一気に急騰できる株だと思うのですが・・・。


日本リビング保証(7320)
1008円→887円(19営業日保有 下落率12.0%)

こちらが今月最もガッカリした銘柄。折角決算前までは株価がググッと盛り上がり1000円を超えてきたのですが、本決算後は売られる展開に。元々ストック型ビジネスで大きな成長は無い銘柄なのですから、保守的でもあるでしょうけれど十分な今期見通しだと思ったのですが。足元7営業日連続陰線なので、まずは陽線を出すところからやり直しですね・・・。


トッパン・フォームズ(7862)
905円→947円(19営業日保有 上昇率4.6%)

決算後は地合の悪化もあって弱い動きが続きましたが、親会社の凸版印刷(7911)リクルートHD(6098)株の一部売却を発表。900億円も入ってくると見込まれていることから、5月発表分で図書印刷TOBで完全子会社化したように、トッパン・フォームズもその対象になってくる可能性が高まって急速に買われてきています。

ガバナンス改革が進むことで足元親子上場解消の動きが進んでおり、日本化薬(4272)によるポラテクノ(4239)の完全子会社も先週の話題になりましたが、そのTOB価格はPBR1倍超を意識した993円。同社もPBR1倍水準でも1540円になってきますから、それ以上を望んでも決して高望みではないでしょう。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.06(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 8/2終値 21087円→20704円(19営業日 下落率1.8%) -0.10(%/営業日)  
TOPIX  8/2終値 1533  →1511 (19営業日 下落率1.4%) -0.08(%/営業日)

全般的に小型株が弱い月でしたが、サニックスの奮闘で何とかプラスに持って行くことができました。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数852.1ポイント
実に半年ぶりのプラス。そしていつまで下落が続くのかMTG・・・


そして残りの余地が少ないので手短に、現在投資判断は「買い」です。米中貿易戦争に関しては最近折角アメリカが株安を受けて態度を軟化させてきたような印象を与え、9月からの追加関税は延期されるのでは、という期待感すらあったのですが、普通に双方関税引き上げとなりました。

15日に終わったとされる中国共産党の長老達の会議「北戴河会議」や、その後の現政権のトップ会議「全人代常務委」での結論として、中国も徹底抗戦を決めたということでしょうか。この辺りは勿論私ごときが知る由も無いのですが。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019081501065&g=int


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


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逆イールド深まる

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日経平均は本日続伸。前日のNYは朝方こそ中国の景気対策期待感から買われて始まったものの、2年債と10年債の逆イールドが一層深刻になり売られる展開に。小幅ながら3指数揃ってマイナスでした。

それらを受けた日経平均は朝方こそ買い先行で始まったものの、前日終値を挟んで方向感に乏しい値動き。中国人民元基準値が昨日より若干元安設定程度で収まったことや、自動車購入規制の緩和が伝わった中国がしっかりしたスタートになったことで20500円を抜ける場面があったものの、20500円では上値が重い展開に。

後場も引き続き20500円の上値を意識した横ばい推移に。売買高は13時15分現在で6億株弱と低調。


投資判断は「買い」。先週末は皆がジャクソンホールに構えていたところに中国からの奇襲。ただ結果的に思った程下げなかったのは、ジャクソンホールで投資家が備えていたタイミングでもあったことが幸いしているのかも知れません。

そもそも中国がアメリカに対してかける関税の範囲は限られていて、アメ車なんてほぼ買ってませんし、また既に中国はあまりアメリカから大豆を買っていません。実際、ニュースを受けて大豆先物の変動率も1%の下落に止まりました。ですから実害はそこまで大きく無いのかも知れません。

↓4月分までですが中国のアメリカ産大豆輸入推移
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-05-30/PSB55F6JIJUP01 

引き続きアメリカの長期金利が低下していますが、ヨーロッパで政局混乱があればある程アメリカに資金が集まる形で、今最もホットな債券市場に買いが回ってくる流れになっています。それは需給面の話ですが、ファンダメンタルズで考えると、期待インフレ率の低下(=景気の先行き不透明感)が世界中の金利を押し下げている面もあります。

そもそもインフレ率は物流のグローバル化やIT化の進展によって世界的に下落圧力が続いていますから、景気を良くするのは昔に比べて格段に難しくなっています。公共投資などを行って一時的に引き上げることに成功できたとしても、当然永続するものではありません。ですから元々金利には下落圧力がかかっているので、世界的な金利低下局面は当然と言えるのかも知れません。

そう考えるとヨーロッパの混乱も全て既出のものですし、実際に下落率も限定的。「上がる材料は乏しいかも知れないけれど、下がる材料はもっと無い」という感じがします。

7月に入ってからアメリカで利下げ観測が本格化し、それに合わせて私も強気に転換しましたが、例えば以前も書いたように「これはバブルだ!」と明確に思うのはアメリカ株や債券の方で、日本株の方は「え、バブルでもこれだけ?」という程度の上昇に終わる可能性があります。日本でも不動産バブルは発生する可能性がありますが、やはり都心など局地的な地域に止まると思います。

日本株に関して、売り手はだいぶ減ってきた感じはあるものの、逆に買い手に欠くからです。安くなればGPIFや日銀といった公的マネーは入ってくるものの、外国人が売ってきている中では上値を買う主体がありません。個人投資家も基本的には売り越しが続きます。それ故、チャートでMACDが好転しても素直に買い上げられることなく、20500円を意識した展開が続いています。

今のところREITのような高利回り商品は買われても高配当株は避けられている傾向にあり、例えば利回り6%台のJT(2914)やJFEHD(5411)はドンドン売られていますし、郵政3社もかんぽ生命問題もあって売られる動きが続いています。証券株は最近下げ止まりつつありますが、まずその高配当株の下げ止まりで需給の均衡点を探る必要はあります。(そういう意味では秋に見込まれていた日本郵政(6178)の追加売出延期観測は株式市場的には助かりました)

今のところ需給の転換点は来月のメジャーSQであると見ています。その手前から少しずつ裁定売り残の巻き戻し買いが意識されてくるのではないかと見ています。また9月の権利取りの動きも出やすいタイミングです。 

個人投資家の待機資金は日米共に豊富です。特にアメリカの方はMMFの残高は3.3兆ドルに達し、09年10月以来の高水準なのだとか。当時はリーマンショックのダメージからようやく少し回復しつつあるものの、NYダウは1万ドルでしたから株価水準は今より6割も下の水準。以後脈々と続く高値更新波動への入り口を作り上げたとも言えるのですが、今と株式相場の時価総額が大きく異なりますから、相対的に買い支えとしては大きくは期待できないかも知れません。

一方、これまでアメリカ株の担い手であった自社株買いに関しては、ウォールストリートジャーナルの記事によると、4-6月期の自社株買いが1660億ドルと1年半ぶりの低水準になっているのだとか。まあ17年12月に実施された税制改革の影響で昨年が多すぎただけなのかも知れませんが、株価水準がまた一段と上がっている中で額が減ってしまうと、買い支えの力としてはどうしても弱くなってしまいます。


新興市場は「買い」。本日は両指数共に軟調アンジェス(4563)やインパクトHD(6067)などといったこのところ個人投資家に人気だった銘柄が売られ、相場の雰囲気を悪くしている格好。また、足元東証1部がしっかりしているのは日銀やGPIFなどの下値支えがあるとすれば、それが見込め無い新興市場は下がりやすいという事情もあるかとは思います。

ただ米中貿易戦争や為替の影響を直接的には受けない企業が多いですし、新興株に買い安心感があるとは思います。


ポートフォリオ銘柄】
サニックス(4651)は大幅続伸。そして目標株価330円をクリアしてきたので利食い終了となりました。が、恐らくここまで出来高が急増してきて、しかも寄り付きからガンガン買われるタイプの陽線ですから、かなりの大相場になっていくのではないかと思います。

そういう意味で実はもう少し目標株価を引き上げて延長しようと思ったのですが、残念ながら間に合いませんでした。押し目があるかどうかは不明ですが、もし押し目があればまた取り上げたいと思います。世界的に廃プラを含めたゴミ問題がクローズアップされる中で、否が応にも注目度合いは高まっていくだろうと思います。


フマキラー(4998)は反発。決算が悪かったことで昨年末安値水準である1000円手前まで売られ、反発を伺う段階に。昨日のミヤネ屋でヒアリや蚊の特集をやっていたのが材料とか違うとか色々思惑がありますが、そもそも同社の主要顧客(?)である蚊は9月~10月が最盛期とか。足元ではデング熱なども警戒されており、注意が必要です。

また同社が注力するインドネシアは首都移転の話があり、密林を切り開いて開拓していくそうですが、その辺りに投資妙味があったりするのかも知れませんね。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

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そして次回は8月の成績発表です。8月はまたMTG(7806)以外は頑張ったのですが果たして。お楽しみに!


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踊る大ポンポコリン

昔から名作アニメには名曲主題歌が必ず付いてきますルパン三世には「ルパン三世のテーマ」がありますし、となりのトトロには「さんぽ」がありますし、タッチには岩崎宏美の「タッチ」があります。勿論他にも数多ありますが、最近我が家で改めて盛り上がってきたのが、ちびまる子ちゃんの「おどるポンポコリン」です。

と言うのも、突然娘がハマりだしました。これまで歌と言えば「どんぐりころころ」とか「カエルの合唱」とか、幼稚園で皆で歌う程度のものでしたが、一気に難易度が上がった曲を覚えて歌い始めましたさすが言葉の爆発期2歳5ヶ月

しかし今回改めて歌詞を見てみると、さくらももこ先生の偉大さがよくわかります「なんでもかんでもみんな おどりをおどっているよ」とハイテンションな出だしから「おなべの中からボワっと」と「ボワッ」という子供の好きな濁音を交えた絶妙な語感でガッチリハートを鷲掴みその後の「インチキおじさん登場」は意味不明な展開ですが、インチキというところにミステリアスなエッセンスを一滴垂らしてあります。

そして「エジソンは偉い人」とさりげなく子供が「あー、知ってるなんか聞いたことある」レベルの、アメリカGEの創業者をチョイスしてくすぐり、挙げ句の果てには「ピーヒャラ ピーヒャラ おへそがチラリ」と、漫画の準主役級である山本リンダを交え、最後は子供に最高級の共感を呼び起こす「お腹が減ったよ~」で締めるのです。

更に嫁が「2番目はブタの【ブー】タロウではなく【プー】タロウであるところにひねりがある」と指摘。なるほど、確かにそうだ最後の最後まで油断できませんね

そんな恐るべき仕掛けが大量に練り込まれている名曲ですが、それをBBクイーンズとしてまとめたのがあのビーイングが誇る豪華アーティスト。作曲は織田哲郎ですし、歌い手はしっとりした大人の曲「ジュテーム」でヒットした坪倉唯子。更にはデュオがブルースの近藤房之助で、10年後にその事実を知った時には「えぇ信じられない」と驚愕。しかもバックコーラスが宇徳敬子とは

というわけで、何気なく毎週日曜に流れていますが、相当な奇跡の融合体であるということをヒシヒシと感じますそれを噛みしめながらお聞きください



  

ジャクソンホールそっちのけで米中対立激化

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日経平均は本日大幅反落。先週末に米中が関税報復合戦で一段と険悪化。ジャクソンホールなど一気にリスクオンムードになったことで、朝方から売りが先行しました。朝方105円を割り込んだドル円がその後は円安方向に振れたことなどで次第に下げ渋り、中国人民元基準値が元高設定になったことも安心感に。

昼には中国の副首相が「冷静な交渉で通商摩擦の解決を望む」と発言したことで為替が急速に円安に振れ一時105円後半に突入するなど、今朝の円高局面から1円程戻す形に。後場開始後は幾分落ち着いたものの、日銀ETF買いなどが下支えすると見られています。売買高は13時半現在で7億株弱と低調


投資判断は「買い」。逆イールド実現、GEの不正会計疑惑など色々あって極めつけが米中貿易戦争激化。色々な悪材料が出ている割には結構マシな値動きというのが個人的な感想です。本当に相場がパニックな時には小さな悪材料も針小棒大に受け止められて、全資産が売られるものです。ところが「Cash is King」とはならず、REIT原油などの金融商品はしっかりしていました。

GEに関しては社債の発行が多い企業ですが、例えばそれがジャンク債市場に波及することもありませんでした。こちらはそもそも不正疑惑に懐疑的なアナリストもいるようですし、今やダウ採用銘柄でもありませんから、あまり目立たなかっただけかも知れませんが。

そう考えると、大体の悪材料には慣れてしまったような感じもあり、売り方の手詰まり感が感じられます。逆に先般のドイツの財政出動報道に関しても、政府の公式発表では無いにも関わらず反応しており、相場の雰囲気は必ずしも最悪とは言えません。

逆イールドに関しても、過去の経験則から言えば逆イールド実現からしばらくは株高が続き、株価下落が起こるのは1年以上経過してから。1960年以降過去6回実現して以降アメリカ株は平均で29%上昇し、景気後退に陥るまで平均1年9ヶ月かかるということです。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO47281770S9A710C1EA2000/

これは私が以前から繰り返し述べている、「チキンレースは最後に一番旨みがある」という状況です。あまりにも早めに勝負から降りてしまうと、金余りでグングン上がって行く相場に付いていけず「あれ?ひょっとしてこのまま上がって行くの?」と思ってしまった乗り遅れた投資家をご丁寧に全員乗車するのを待ってから、ドカンとフリーフォールに落とす・・・というのがいつものパターン。

逆に言えば、待機資金が待ち構えている状況では売り方が売り仕掛けたとしても逆張りの買いが入ってしまいパニックを産み出し辛いので、待機している投資家を全員参戦済みにするユーフォリア(幸福感)に包まれた状況を作る必要があります。そこからの落差があればある程パニックは醸成されやすくなり、そしてパニックが理性的な売買を吹き飛ばしますから、そこからが相場巧者の出番ということになります。

また今年はアメリカ大統領選挙前年ということで、過去を振り返ると最も株高になりやすい時期でもあります。それは再選、あるいは次期大統領を狙って、各候補がバラ色の政策を相次いで打ち出すからですが、NYダウでいえば1950年以降で年間騰落率が15.8%と、他の3年(選挙年、翌年、中間選挙年)に比べてダントツに高くなっています。
https://media.moneyforward.com/articles/2173

まあ今年のNYダウは昨年末の発射台が低かったこともあり、現状でも11.1%の上昇となっていますから、平均との比較で言えば上値余地は小さいということになってしまいますが、大統領選挙年の16年は12.6%、翌17年は22.4%、中間選挙年18年は-7.7%だったことを考えると、今年の上昇率はもっと高い着地になっても良いように思われます。

なお香港のデモ拡大に関しては例年8月は海外で良くない事件が起きやすいので、今回もそのケースかと警戒されている面もありそうですが、天安門的な事件に発展しないでも、経済的な打撃は大きいように思います。

一方「円」の方は買われています。何故金融緩和を続ける日本円が買われるのかというと、今や日本の利回りが「高利回り」とされる奇妙な状況になっているからです。同じ10年債利回りでは日本は-0.28%。ところがドイツは-0.68%ですし、フランスも-0.37%と、これらに比較すると日本の金利は「高利回り」なのです。

更に先日日銀は5年超10年以下の債券の買い入れ額を4800億円→4500億円に減額し、長期金利を押し上げようとしました。結局それは失敗に終わり金利は更に低下したのですが、つまり円高に進みやすい環境にあります。

ただ一方で、9月の日銀金融政策決定会合では追加緩和はほぼ確実にあると見られます。世界が緩和的に動いており、また10月から消費増税がある中で、(効果があるかどうかは別として)日銀は何らかの方法で追加緩和をしてくるでしょう。一部で指摘されるETFの買い入れ増額かも知れませんし、あるいは別の方法かも知れません。

そう考えると、やはり世界的な緩和合戦による金余りの状況が不景気の株高を演出する需給面での原動力になると考えざるを得ません。

日経平均に関しては、ファーストリテイリング(9983)は7月決算で高値を付けて以降、一ヶ月以上下落が続いて8000円程下がりました。これだけで日経平均は300円程押し下げられており、ファーストリテイリングの半分以下の寄与度ながら2位ソフトバンクG(9984)も8月に入ってから1000円程下がって、日経平均を200円程押し下げています。

3位の東京エレクトロン(8035)やアドバンテスト(6857)といった半導体関連が頑張ってもたかが知れており、日経平均はやはり実体を示すものではないと認識しておく必要があります。


新興市場は「買い」。本日は両指数共に軟調。ただマザーズ指数の下落率は後場には1%程度に止まるなど、全般的に底堅い動きが続いています。米中貿易戦争や為替の影響を直接的には受けない企業が多いことで、下値はしっかりした形。直近IPOやバイオ株などに短期資金が入りやすい動きになりました。引き続き新興株に買い安心感があります。


ポートフォリオ銘柄】
カナディアンソーラーインフラ投資法人(9284)は反落。ただ引き続きREITが高値圏をしっかり維持していることで、安定高利回りのインフラファンドもしっかり。ディフェンシブ性が光ります。


サニックス(4651)は続伸。ただ金曜は急騰しボリンジャーバンド+3σを優に超えて実質値上がり率ランキングトップの大陽線を示現。その割には反動もありません。会社のIRを見ると21日に機関投資家向け説明会があり、その後グングン買われているところを見ると、説明会を好感した機関投資家の買いが入っていると考えて良いのではないでしょうか。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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