KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

どうしようかい 前夜祭の中編

年またぎになりましたが、昨年11月に上京して大学の同窓会に参加した話の続きです。

昼に東京に着いた私は夕方から始まる同窓会まで時間があったので、ひとまずスマホゲーム「ドラクエウォーク」のお土産収集の旅に出ますドラクエウォークの中で特定のポイントに辿り着くと、そこで「お土産」と称して限定アイテムが手に入るというものです。こういう機会でないと、他地域のお土産はなかなか手に入りませんから

というわけで、まずは渋谷へと移動し、駅前の忠犬ハチ公像で一つお土産ゲットその後、次のお土産を求めて東京タワーを目指します東京に住んでいた時に姉親子を案内して以来ですから、実に20年程ぶりの東京タワーでした。そしてここでも無事お土産をゲット

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そこではすっかりドラクエウォークづいていて、近くの紅葉の名所「もみじ谷」に出てくる「もみじこぞう」というモンスターをやっつけるというイベントがあったので、同じようにドラクエウォーカーが多数居ました。私も1時間程公園の縁で座ってイヤホンをしながら「もみじ狩り」。

すると見知らぬ女性から「すみません、ドラクエウォークやっておられますよね」と背後から突然話しかけられ、「なかなか東京タワーのお土産が取れないんです」と相談されました

私、昔からランニングしているのに呼び止められて話しかけられたり「えっ、他にも人がいるのに、敢えてこの状況の俺に話しかけてくるかね?」と思ったりすることが多いのですが、今回も大勢のドラクエウォーカーの中、何故か敢えてイヤホンをして集中している私がチョイスされましたまあ良いんですけど・・・

それでまあアドバイスをしまして、いい加減同窓会の時間が迫ってきたので、東京タワーからそのまま徒歩で品川駅に向かいます途中、初めて燃料電池車の水素ステーションを見て、慶應義塾大学の三田キャンパス前を通過し、品川駅と田町駅の間にあるわずか高さ1.5m制限の線路下(自転車乗りながらの通行は至難)をかがみながら通過したりして、ようやく目的地に到着しました(つづく)

新年のご挨拶

あけましておめでとうございますまた新しい年がまた始まりました

昨年も色々と忙しさに流され、ストレスフルな日々が続きました日々のルーチンワークをこなすのが精一杯で、更にプラスアルファで何かをする余裕も無く悪循環に陥ってしまったような感じもします

特に子育ては一向に楽になりません常に「今がイヤイヤ期のピーク」と心に繰り返しながら堪え忍んでいますが、常に最高値を更新し続けています世の中の子育て世帯を私は全員尊敬します我が家なんて一人でもこんなに大変なのに、二人、三人・・・と子育てしている世帯は超人としか思えませんね

早速愚痴になりましたが、2020年も始まったばかり。皆さん頑張っていきましょう

本年もどうかKA.Blog共々宜しくお願い致します

てけてけアワードプチ

ブログ開始以来、年末に「てけてけアワード」なる音楽賞を勝手にやっていましたところが昨年遂に新曲をほとんど聴かなくなり、該当者0の事態にCDが売れなくなった時代の中で、新曲が世になかなか出回らなくなった(出てもビッグネームのみで偏りが大きい)のが原因です

実際、紅白歌合戦のラインナップを見ても過去のヒット作ばかりですし、「COUNT DOWN TV」を見ても未だ米津玄師の「Lemon」が15位に入っていますいくら名曲とはいえ、一年間ずっとランクインしているなんて一体・・・

というわけで私の音楽アンテナもすっかり錆び付いてしまったのですが、今年は一つだけピピッと引っかかったアーティストが居ました。これを紹介したいと思って「プチ」として今年は復活しましたそれは「ニガミ17才」ですわー、パチパチ・・・

ニガミ17才



上記PVを見ていただければわかると思うのですが、ぶっちゃけ気色悪いですその辺りは勿論狙っていると思うのですが、その気色悪さとのギャップが強い格好いい曲一度聞いたらずっと頭の中で反芻してしまいます色々個性的なアーティストも毎年出てきていますが、コレは久しぶりに琴線に響きました

なお、紅白初出場のofficial髭男dismも良いとは思うのですが、こちらは昨年ラジオを聴いていてビビッときたので、去年取り上げるべきでしたね彼らには是非ビッグになってもらいたいと思います

そんなわけで今年は皆様にとってどのような年だったでしょうか?それでは皆様よいお年を~

12月の成績発表

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本日は年内最後の12月の成績発表です。12月は米中部分合意成立濃厚とイギリス与党の圧勝でメジャーSQの日に急騰しましたが、それ以外は概ね横ばいな閑散な月でした。そんな中で私のポートフォリオはどうなったでしょうか?早速検証してみましょう!


【買い銘柄】

日本ドライケミカル(1909)
1464円→1696円(21営業日保有 上昇率15.8%)

今年を振り返ると、11月に動意付いてその後は業界再編期待感などもプラスされ、上場来高値更新波動となりました。大納会でも大幅高で値上がり率ランキング上位にランクイン。先般好決算を出した帝国繊維(3302)も含め、今年も色々と災害が相次ぎましたから、防災関連が好業績となるのも当然です。未だ9倍台の低PER、1倍割れの低PBRを考えると、評価余地は大きいと思います。


カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)
122500円→119300円(21営業日保有 下落率2.6%)

12月決算銘柄で3650円分の分配金落ちの影響を考えるとプラスでした。まあ権利落ち後ですから少しの間はもう少し売られる時期かも知れませんが、NISA枠の復活による買い需要も出てくるでしょうから、引き続き強気で。


MTG(7806)
810円→869円(21営業日保有 上昇率7.3%)

個人投資家の損出しの売りも一巡し、少しはアク抜け感が出た形。まあいつまで出るかわかりませんが、優待利回りは7%超ですし、PBRは1.1倍。年明けにはスリープテック新製品発表も控えていますし、そろそろ投資を検討する人が出てきてもおかしくはない感じになりそうですが。とにかくまずガバナンスをしっかりして欲しい銘柄。


フマキラー(4998)
1223円→1136円(21営業日保有 下落率7.1%)

不正会計で遅れて出てきた決算の下方修正と減配でまた安く。ただ長期で見て1000円の下値は厚い印象で、何かのきっかけで昨年1月以降の高値を結ぶ上値抵抗線との三角持ち合いを上放れる動きが出れば、長期トレンド転換が期待できる状態にはなりました。変にヒアリで急騰してシコリを作るのでは無く、ちゃんとした材料で上がってもらいたいですが。


クレステック(7812)
1223円→1226円(21営業日保有 上昇率0.2%)

こちらがなかなか思うように上がらず。事業環境は良く、同業の決算は軒並み好調なのですが、同社はサッパリな感じ。米中間対立の緩和で、来年こそは巻き返しの年として期待したいところ。


日本リビング保証(7320)
1273円→1487円(21営業日保有 上昇率16.8%)

先月に続き今月も上昇継続で分割考慮後の1500円回復。12月はマザーズ指数が弱かったですが何のそのでした。同社の収益安定性は恐らくまだ気付いていない人がたくさん居て、来年も不安定な相場の中で重宝される銘柄だと思っています。


トッパン・フォームズ(7862)
1167円→1226円(21営業日保有 上昇率5.1%)

来年も株式市場のテーマになると見られる「親子上場解消」期待株の筆頭格。それ以外にも無人レジ関連や線虫関連といった旬のテーマ性もあり、未だPBR1倍割れの水準は過小評価だと思っています。


ソフトバンク(9434)
1486円→1435円(15営業日保有 下落率3.4%)

個人投資家保有率が高い銘柄であったことから、損失確定の売りに押される展開。その分、翌年受渡になった27日以降反発になりましたから、もう少し戻りを待っても良かったかも知れません。ただ元々先月で終わる予定だったので、大人しく損切りとしました。ただトータルでは配当も出たので、そこまで大きな損にはなりませんでしたが。


日本KFCHD(9873)
2893円→3175円(21営業日保有 上昇率9.7%)

これを見つけた時に「第二のワークマン・・・とまでは言わないが、大相場になる」とし、昨年ワークマン(7564)を見つけた時と同じような手応えを感じました。その後信用買い残の急拡大に伴う流動性の向上を経て、大相場にはなってきました。特に3000円という同社にとって重要な高値水準を上回ってきたことは大きかったと思います。毎月の月次が燃料となり、上値追いが続きそうです。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.20(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 11/29終値 23293円→23656円(21営業日 上昇率1.6%) 0.07(%/営業日) 
TOPIX  11/29終値 1699  →1721 (21営業日 上昇率1.3%) 0.06(%/営業日)

今月はベンチマークに勝利!実に一年ぶりに月間ベースでプラスに転じたMTGが足を引っ張らなかったので、他の銘柄のパフォーマンスの良さが表面化しました。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数1002.0ポイント
何とか最後に計ったように1000ポイント回復。MTGという投資史上最悪の銘柄を抱えながら、何とか年間パフォーマンスをプラスで終えられたのは良かったです。


そして残りの余地が少ないので手短に、投資判断は一段階引き下げて「やや買い」とします。大納会の安値引けはまあ仕方無いものの、日経平均大納会で29年ぶりの高値水準(30年前が過去最高値)。流れは悪くないと思います。

たださしあたり1月半ばまで円高基調が進みやすいアノマリーや、米中合意などの色々なイベントがあるので、一旦押す場面はあってもおかしくありません。

一応、懸念の米中通商協議に関しては、印象としてはアメリカ側が合意に焦っている感じは拭えませんし、これ以上中国に対して関税で攻める余地が無いように見えます。基本的に来年以降の交渉は現状維持か関税引き下げかのどちらかだと思います。対中プレッシャーは人権や軍事面など、経済以外のものになるのでしょう。

基本的には長期上昇トレンドが崩れていないので押し目は買いだと思っています。そういう意味合いで投資判断は引き下げたものの、買い目線は継続という形です。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


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日経平均は金曜反落。前日のNYはトランプ大統領が中国との第一段階合意に署名する調印式を行うと述べたことで3指数揃って堅調。NASDAQは初の9000ポイント乗せとなりました。

それらを受けた日経平均は朝方こそ買いが先行したものの、間もなくマイナス転換に。その後も前日終値を意識した推移が続きました。ファーストリテイリング(9983)が一貫した売りに押されたことも重石に。逆にTOPIXは10時以降は反転上昇となりプラス圏を維持していました。

ただTOPIXも13時半以降は反落。日経平均はジリジリと下値を切り下げ、87円安で結局安値引けでした。内訳は12月決算銘柄の配当落ち分約40円分とファーストリテイリングの下げ寄与48円分という形。売買高は8億株台、売買代金は1.4兆円台と前日よりは膨らむものの相変わらずの閑散でした。


投資判断は「買い」。金曜のNYはクリスマス休暇明けの閑散相場の中でNASDAQは11連騰でストップもダウやS&Pは堅調で最高値更新。VIX指数は13ポイント乗せとなりました。それらを受けた日経平均先物は23760円となっており、月曜の日本株軟調なスタートが予想されます。

とりあえず十分市場が納得する形で、リスクに対して答えが出ました。米中通商協議はまだまだこれからも第二弾協議と次のステージへ進み、今後また中国が農産物を買わないなど紆余曲折があるかも知れません。また大部分の関税は残ったままなわけですが、初めて米中で歩み寄りが見られたことで、将来への期待感が高まると共に企業の投資意欲が再開しそうという面でポジティブに働いています。

しかし一方で、それ以外にもまた強硬的になってきました。EUに対して追加関税を最大100%に拡大という話も先般出て、まだ原案の段階で1月に産業界の意見をヒアリングするということですから、実際はどの程度になるか不明です。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53076790X01C19A2NNE000/

また関税率次第ですけれど、EUアメリカへの輸出は中国と比べて金額ベースで半分以下ですから、対中ほどのネガティブさはありません。

一方で、ブラジル・アルゼンチンにも鉄鋼関税を課すとトランプ大統領が宣告しました。ただEUへの話とブラジル・アルゼンチンへの話は毛色が異なります。まずEUに対してはデジタル課税という「売られたケンカ」に対する報復であるという点がまず一つ。

また元々18年3月に自国産業保護のため、各国の鉄鋼・アルミ製品に対する関税を表明しており、ブラジル・アルゼンチン(と韓国)は例外国として除外されてきただけでした。それが今回例外措置が無くなっただけなので(日本の対韓輸出問題のようなもの)、その点で異なります。

そしてもう一つ、このブラジル・アルゼンチンへの追加関税の理由として「対ドルで通貨が安すぎるから」としています。つまりドル高に対する不満が背景にあります。これは上述のFRBに対する利下げ圧力にも繋がっているように、トランプ大統領はとにかくドル高が気に入らないのです。

これは間接的に日本円にも効いています。実際、シカゴ短期筋のポジションがここ3ヶ月ほどで円買いから円売りに変わり、差し引きで9万枚ほど円安方向に振れました。ところがドル円はたったの3円程しか円安になっていません。同じく円売りポジションが3ヶ月で9万枚減った4月以降、112円→107円まで5円動いたのとは倍近く差があります。
http://www.forexwatcher.com/cmepos.htm

今年のドル円のレンジが歴史的な低水準ということもありますが、どうも「見えざる手」によって抑止されているようにも思います。

というわけで、今までは中国が一手にやられていて日本などはむしろ上手く立ち回っている感じがありましたが、最近ではまた「思いやり予算」の増額を求められたとも伝わっており、為替など表立っていない面で日本にもアメリカに対する「おもいやり」を求められているのかも知れません。

チャート的には週足で見ると日経平均TOPIXの動きに乖離が出てきており、特にTOPIXは昨年1月、10月、そして今年11月高値を結ぶ上値抵抗線を陽線で抜けてきた形。こうなってくると素直にTOPIXは1800ポイントを目指してもバチは当たらないように思います。


先日サウジで上場したアラムコは初日ストップ高と上々の滑り出し。市場価格が振れやすい原油一本の企業で、しかもドローンで攻撃される地政学リスクがある銘柄に一体どんな成長性や魅力があるのかというところですが、現実的にはAppleMicrosoftを超えた「世界最大の時価総額」が最大の武器です。

時価総額が最大というだけで、世界の株式に投資するファンドは無条件で組入れざるを得ません。日本郵政(6178)なども上場から1ヶ月間だけ買われましたが、そういった組入れ需要による需給要因があったからです。それ以外に同社を買う理由はほぼ0でしょう。

ただこのアラムコの株価がきちんと回転している間は良いものの、もし下落してくるとどうなるか。世界のファンドが痛んで資金流出が起こり、負の連鎖が・・・となりかねません。そう考えると、これが案外次世代のオイルショックの引き金になってしまうのかも知れません。個人的にはこれが来年の最大のリスクになってくるような気もします。


新興市場も「買い」。金曜は両指数共に堅調。12月IPOが一巡し、全面高モードが終わったところで他の銘柄にも資金が流れてくる形。特に日経JASDAQ平均は年末3営業日前から大納会にかけて26連勝中という強烈なアノマリーがあるので、余計新興市場が買われやすい状況です。機関投資家のドレッシング買いも入ってきやすいのでしょう。


ポートフォリオ銘柄】
MTG(7806)は反発。金曜から受渡日ベースで実質新年相場入りでしたから、個人投資家の損出し売り終了→買い戻しが出やすいタイミングと言えます。上述したように機関投資家の年末評価を意識したドレッシング買いもあるでしょう。なお、同社のスリープテック新製品発表は1/16ということで来年の動意に期待です。


日本KFCHD(9873)は反落。後場に今年のクリスマスセールは71億円と前年の69億円を上回ったとの発表があり、それで買いと出尽くし売りのせめぎ合いになりました。ただ中間期の時点で通期見通しを据え置いたのが最も書き入れ時のクリスマス商戦を見極めてからということだったので、上方修正はほぼ確定的なのだろうと思います。既に出尽くし売りも出たので、上方修正での出尽くしも無いでしょう。


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そして次回は今年最後の12月の成績発表です。ついこの前11月分をやったばかりのような気もするのですが、最後に1000ポイント乗せで終われるのかどうか。お楽しみに!


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どうしようかい 前夜祭の前編

先月ブログを長く休んだ大きな理由のうちの一つは、大学時代の同窓会に行ってきたというのがありました実に卒業から20年という節目であることから、今回初めて催されましたそんな同窓会はなんと二部構成まずは前夜祭(?)として、品川の居酒屋で集まる夜の部、そして翌日は大学の学園祭があり、それに参加するという昼の部。

私は折角上京するので、一泊して両方参加することにしました。令和になってから初めての上京でしたが、丁度北陸新幹線台風19号被害で一時不通になって「どうなるんだろう」とヒヤヒヤしていた時期。お陰様で私が行った時は無事復旧していて、JRさんの頑張りに救われました

昼頃に東京駅に着いたのですが、丁度その日(11/16)は山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」の2020年開業に向けた線路切替工事に伴い、山手線外回りが区間運休となった日。前日にニュースを見て「げぇ、よりによってワシが品川に行く日なのに・・・」とショックを受けていました。

ところが当日、皆普通に階段を上って山手線外回りのホームに向かっていきます。私も「あれ?実は動いているのかな?」と思って一応上ってみたのですが、案の定電光掲示板にも「運転を見合わせます」という警告分が。しかしそれでも結構な人数(私の視界に入った2輌分くらいだけでも30人くらいの人)が、普通に列を成して並んで待っているんです

確かにホームの逆側の京浜東北線の方は途中(田町まで)は動いていたのですが、山手線の方は完全にストップしています。なのに皆本を読んだりスマホを見たりして、来るアテの無い山手線を待ち続けています。見た感じ、旅行者よりは首都圏の日常利用者の方が多い印象

外国人旅行者も並んでいたのですが、彼らは「日本人が並んでるんだから電車は来るのだろう」という感じで、キョロキョロしながらも並んでいます。それはまだ理解できますし、ある種被害者です。しかし散々アナウンスもされているのに、何食わぬ顔で並んでいる日本人は一体・・・

地デジに移行するためアナログ電波が無くなると散々言っても、実際に電波が止まるまで気付かない人とか、ストーブの不良品で回収を訴えてもなかなか回収が進まないとか、結局何度言っても届かない人には届かないことの典型例ですねあるいは何の行列かわからないけれど並びたい日本人の特性の方かも知れませんけれど

その運休をニュースにしようと報道関係の人が電光掲示板を撮影しにきていましたが、あまりにも絵が不自然になってしまうためか、並んでる人一人一人に声をかけ「来ませんよ」と教えてどかそうとしていました。言われた人は「えっ?でも皆並んでるし・・・」みたいな感じで、なかなか信じられないような顔をしていました。嘘だと思うなら電光掲示板見なさいよ・・・

外国人はクリスマス休暇中

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日経平均は本日反落。前日のNYはクリスマス前日の半ドン取引の中で、ダウは小幅安となったもののNASDAQは9営業日連続高で高値更新。原油在庫の減少とロシアの協調減産継続観測を受けて原油もしっかりでした。

それらを受けた日経平均は朝方から売られる展開に。その後も閑散小動きの中でジリジリと値を下げ、8日連続陰線、TOPIXは6連敗が見えています。売買高は14時時点で5億株台と、今年最低となった売買代金を更に更新する感じ。


投資判断は「買い」。今年に関してはむしろ足元でアメリカ株は最高値更新を続け需給はすこぶる良いです。そんな時に割高な値頃感だけで無理矢理売りしかけてくるメリットは少ないように思われます。また「昨年12月に暴落したので、今年も・・・」と警戒している人も多いでしょうから、尚更下がらないのでしょうね。2~3年経てば皆気にしなくなるはずですが、一年前はまだ記憶に新しいです。

S&Pアノマリーとしては「年初から11月末までの上昇率が良ければ、12月は更に上昇する」というものがあるそうで、戦後以来の統計で優位性が示されているようです。

じゃあどのタイミングでピークが来るのか、と言えば、以前も書いたように「良い材料に反応しなくなる、あるいは出尽くしの売りという反応に変わってしまう」時が来たらだと思います。少しずつ米中問題に投資家が飽きているのは事実ですが、署名前にまだ楽観論が台頭すれば買われますから、順相関のまともな相場です。

9月に発生したレポ金利(短期金利)の急騰に関しては、金利水準自体はとっくに落ち着いているものの、まだアメリカではドル調達需要の高まりから短期金利の上昇懸念は燻っており、以後連日NY連銀が翌日ものレポを通じて多額の資金供給を行い沈静化を図っています。そして年末の金融機関の資金需要に対応するため、少し期限を延ばした6週間ものの資金需要も強かったようです。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-25/Q1J726DWX2PU01

それを「隠れQE」と言う人も居ます。確かに「翌日まで」という超短期間限定の資金供給とはいえ、毎日7兆円規模で続けていれば、その分はQEと言えるかも知れません。そして上述の6週間ものの資金供給もそれなりに規模感があり、一時的とはいえ更にQE拡大と見なせるようにも思えます。

結局、政治の停滞を金融政策(金融緩和)で何とかするしかない・・・という状況はずっとずっと続いています。色々なことが複雑化し、物事が簡単に決められない決まらない→その間の時間を「お金で買う」という手法です。

これはオバマ大統領の時代からもあった話ではありますが、トランプ大統領になってからより露骨に使われているような気がします。結果論で言えば、米中貿易戦争というものですら、金利正常化に向かい始めたFRBの首に縄をかけて緩和方向へと引きずり出すための道具に過ぎなかったのかも知れません(だからFRBがこれ以上の利下げをしないとふんだら、米中和解に向かう?)。

特にトランプ大統領は元々不動産屋さんですから、金利が低いというのが何より正義です。ですから習主席よりもパウエル議長を敵視しているというのは、あながち冗談では無いのかも知れません。

一応、その不動産のバロメーターでもあるREITが日米共に10月にピークを付けて以降、高値圏ではあるものの高値更新できない水準に居て、相場がまだ全面強気(バブル)ではないという感じでもあります。他にも低格付け社債は下がっているという話もあります。

VIX指数先物の売り建玉が最高水準にあるというのも話題です。売っているのは誰かということですが、基本的にはファンドを通じたヘッジ目的の売りだという説が有力です。18年の急落の際に騒がれた「パリティ・ファンド」も規模は60兆円とも言われており、現在もジャブジャブマネーの受け皿になって膨らみ続けている様子。

話題を日本株に変えまして、昨今、親会社による子会社のTOBや売却が相次いでいます。最近だけでも先週の田辺三菱製薬(4508)に対する三菱ケミカルHD(4508)のTOB、また日立(6501)が日立化成(4217)を昭和電工(4004)に優先交渉権を与えるなどなど。

これは政府が今年3月に実施した未来投資会議において議論された「親子上場に対するガバナンス上の問題」が意識されているようですが、個人的には今まであまり気にしていませんでした。だって日本郵政(6178)が国内最大の親子上場をやっちゃってるので、それを政府が問題視するのはおかしいだろう、と。昨年末にはソフトバンク(9434)の上場も認めてしまっているわけですし。
https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/cgs_kenkyukai/pdf/2_015_s01_00.pdf
とは言うものの、最近の相次ぐ親子上場の解消の動きを見ると、一応経営者のプレッシャーにはなっているのだろうなとは思います(あるいは割安放置されている子会社回収のきっかけにも。東証の市場再編の動きもあるので。)。

上場子会社は東証上場の約2割にもあたるので、次の親子上場解消を探すのは容易ではありません。大体色々な証券会社の予想を見たりするのですが、当たったのを見たことが無いですね。

一方、香港でのアリババ上場(追加の資金吸収1.4兆円)、そしてアラムコのIPO(資金吸収2.8兆円)と世界的に大型の資金調達が相次いでいますが、それらに向けた換金売りを屁とも思わないような世界の株式市場の強さがあるのは心強いと言えるのかも知れません。まあ香港IPOのアリババを狙う投資家や、アラムコのIPOを狙う投資家と日本株投資家のポートフォリオはほとんど重なっていないのでしょうけれど。


新興市場も「買い」。本日は両指数共に堅調。東証1部が閑散ならば新興市場・・・というわかりやすい資金移動になっています。サンバイオ(4592)SMBC日興のレポートを受けて買われていることも刺激に。特に日経JASDAQ平均は年末3営業日前から大納会にかけて26連勝中という強烈なアノマリーがあるので、余計新興市場が買われやすいのだろうと思います。


ポートフォリオ銘柄】
MTG(7806)は続落。本日つつがなく株主総会が終わったようですが、マザーズ指数が上がっている一方で同社は売られる展開に。総会でも株価復調のきっかけは掴めなかったようですね。終値ベースでの最安値更新も迫っており、本当に損出し売り圧力の終わる27日から底打ち反転できるのかどうか注目です。


日本リビング保証(7320)は続伸で年初来高値更新。分割考慮で昨年7月以来の1500円を付けてきました。引き続き回転が効いている格好です。チャート的にはとりあえずその7月の戻り高値1600円くらいまでは問題無く上昇できると思います。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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