KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

教育史に残る出来事

最近学校絡みの問題が色々報道されてますよね。履修不足問題にいじめ問題、教師の間でもパワハラで自殺等々。履修不足問題は今回救済措置が採られたという事で、単位不足の学校ではホッとしていますが、一方できちんと履修していた学校からは「不公平だ」と非難の声が。テレビの報道で履修不足の学校の生徒も「後ろめたさが残る」と発言していて、後味があまり良くない決着となりましたが、何はともあれ今は収束に向かいつつあります。

とりあえず決まってしまった事に対しては当事者である全ての高校生は被害者ですから(私も高校生の時は何が必修で何が必修でないか知らなかったですし)「しょうがない」「致し方ない」とは思うのですが、個人的には一方でやっぱり「違うんじゃないの?」と思います。

というのは少なくとも高校生の間には「不公平感が残る決着」であったため、教育の現場である学校で不公平感を是認して助長してしまって良いのか?というのが3割程度、そして一番大きいのは「世界史(に限らず他の履修不足教科)は面白いのに何故その面白さを伝えようとしないのか?そもそも履修しなくて良いのなら、何故必修科目に入れているのか?」という点です。

私は歴史物が好きです。なので理系進学希望で当時せいぜいセンター試験でちょっとしか関わらなくても「日本史」や「世界史」の授業が好きでした。丁度担当の先生が合間合間に色んなウンチクを語ってくれて面白い先生だったという事も幸いしたようです。ただテストとなると要点の詰め込みになりますから正直つまらないんですけど(;^_^A

歴史って言うのは色々な人間や勢力の感情が見え隠れし、そしてそれが過去に実際起こった事実でありますからリアリティがあって面白いんですよね。つまり生身の人間の集合体であるというところが。私は数学が一番得意分野ですが、数学なんて数字の羅列だし、物理や化学は理論的には理解してもあまり実感が湧きません。勿論どの教科が面白いかは人それぞれですけど。

一方、歴史は語る側、伝える側の立場によって紹介される人物や事例が良い人になったり悪い出来事になったり。見る角度によって様々に変わって見える万華鏡です。世界史は確かに世界中の歴史ですから勉強するのが大変なのですが、その分色々な面白さや発見が詰まった宝石箱でもあります。

今回の履修不足問題、何だかそういった教科を教える本質の部分を無視した議論で、如何に卒業を認めさせるかが集中的に議論されている。「それは違うんじゃないの?」と思います。学校って勉強の他にも色々教える場なんじゃないですか?そんな受験対策の勉強にばかり重点を置くのであれば高校に必修科目なんて必要なくて、塾で全て事足りると思います。

さて、学校で教えてくれない日経平均は本日反発。NYが中間選挙を通過し、懸念材料の払拭から高値を更新し続けていますが、その割にはイマイチ。昨日の下落分を加味しても反発としたとは言い辛い状況です。明日に控えたSQも様子見ムードを漂わせる一因となっています。

投資判断は引き続き「中立」。テクニカル的には16000円もだいぶ近づきつつあり、75日線も間近。そろそろ反発の兆しが見えても良い頃合いで、明日のSQを通過したら強い上昇が待っているのではと予感させます。

新興市場は「買い」。とはいえ、なかなか買いが入らない苦しい状況が続いています。最近色々な報道で「投信は好調」「残高は順調に伸びている」とありますが、こういった資金が新興市場に入ってこないとなかなか上昇ムードにならないでしょう。ただバリュエーション面では十分割安な水準。中間決算も概ね出そろい、好業績な銘柄は狙い撃ちされる下地は整いつつあります。

ソフトクリエイト(3371)は続落。結局チャートの下方に空いた窓を埋める動きになってしまいました。となれば後は上がるだけ。上値に(この銘柄にしては)厚めの売り板が整いつつあり、逆に買い上がり易くなっている雰囲気。来週までの辛抱かと思われます。明日のアナリスト説明会にも注目。

バンナムHD(7832)は反落。撤退か継続か見極めたい局面ではありますが、テクニカル的にはストキャスとボリンジャーバンドである程度の戻りは見通せる状況。戻り方を見てからの判断としたいところです。

メディシノバ(4875)は続落。直近安値を割り込んで売り込まれています。明日決算発表を控えており(ただしアメリカ時間ですが)、正直良い決算は見込めない状況。まだ治験が何も終わっておらず収益を上げようもない状況ですが、年内には結果が出るものもあるようですから、もうしばらくの辛抱というところか。

ソフトバンク(9984)は反発。昨日決算が発表されまずまずの内容。携帯の純増数も2万件以上の増加を見せ、まずはホッと一安心という状況。懸念材料である基地局の増加に関して昨日YOZAN(6830)と業務提携を行っており、比較的低コストで押さえる事ができそうな状況。テクニカル的にも75日線からの反発に期待。

以下、推奨銘柄の動きです(前引け時点)。

ソフトクリエイト(3371) 12月2日推奨 3470円→2650円 目標10000円

ソネットエンターテイメント(3789) 1月20日再推奨 390000円→222000円 目標75万円

カナレ電気(5819) 4月6日推奨 2155円→1960円 目標3000円

富士電機HD(6504) 5月3日推奨 685円→639円  目標800円

スルガコーポ(1880) 5月26日再推奨 7240円→8990円 目標10000円

バンナムHD(7832) 7月24日注目→8月9日推奨に格上げ 1640円→1758円 目標3000円

メディシノバ(4875) 9月27日注目→11月2日推奨に格上げ 1280円→1112円 目標1400円

注目銘柄

ソフトバンク(9984) 8月10日後場注目 2300円→2365円 目標3000円 

エムジーホーム(8891) 10月26日注目 230000円→224000円 目標25万円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。