KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

富山良いトコ一度はおいで(前編)

ふぅー、ようやく私の正月も終わり東京に戻って参りました。やっぱこっちは暖かいですね。でも水はどちらも変わらず冷たいですね(当たり前?)(××)そんな中、昨日は正月気分が抜けない中で早速仕事始め&飲み始め。今年のブログもようやく本格始動というところです。しかし仕事の忙しさと飲みの胃もたれ感で今朝は若干弱り気味です(T_T)そして実は今日も仕事終わりに飲み会が予定されていたりします(;^_^A

それにしても今回は年初に3連休もあったことから有給を使って休みを強引に延長し、随分とゆっくりした正月休みをとる事に成功しました。なのでいつもであれば地元に帰ったら家に籠もってゆっくりしていたりするのですが、珍しく地元の名所を回ってみたりお隣の金沢に行ったりしました。案外近くの名所って住んでたら逆に行かないものですから新鮮な感じも受けました。

地元の名所巡りその1は金屋町という昔ながらの家屋が建ち並ぶ町並みです。家々の道路に面した部分は「さまのこ」と呼ばれる格子状の枠が設置され風情を出しています。銅器の町として売り出している地元高岡では結構あちこちに「さまのこ」を使った屋敷があり、昨年は小泉首相も鑑賞。私自身は子供の頃から慣れ親しんだ風景ですので実はそれ程物珍しいものと思ってなかったのですが、県外に出て初めて「あれって結構珍しい家なんだなー」と認識しました。

金屋町HP
http://www.senmaike.net/kanaya/

地元の名所巡りその2は日本三大仏を称する高岡大仏。銅器の町高岡の象徴として君臨する巨大像です。実は少なくとも私は日本三大仏の一つであると信じていますが、大抵「三大○○」と称されるもののうち2つは万人が認めるものなのですが最後の1つは色んな所が名乗りを挙げて確固たる地位を築くに至りません。というわけで大仏に関しても奈良、鎌倉の大仏は万人が認めるとして三つ目は?はて?というのが大方の意見だと思います。例えば岐阜大仏も日本三大仏の一つと名乗りを挙げていますし、他にも「おらが大仏」を第3位の地位に据えようと群雄割拠している状態です。一応ネットで「三大仏」を検索した場合、高岡大仏のヒットが多いようですし、私も地元ですから高岡大仏に一票入れておきます。もっとも当の大仏様はそのような俗世間の格付けに興味はないのでしょうけどね(;^_^A

↓高岡大仏
http://local.yahoo.co.jp/static/place/a116/10024.html

・・・とか何とかで時間も来ましたので今日はここまで。地元名所案内の続きはまた明日にでも。

さて、世界三大取引所の一つ東京証券取引所で取引されている株は本日大幅安。原油先物で損失を出したヘッジファンドの日本株売りとか週末のSQを睨んだ売りとか諸説様々ですが何はともあれ下げています。個人的には純粋にテクニカル的な面でここの下げは想定範囲内であると思っています。

投資判断は「やや買い」。先週末に「来週は頭こそ上げるかも知れませんが、短期的には弱い相場になる」としましたが、うまいこと当てはまっていると思います。MACDの暗転から目先は弱い展開が続きそう。ただ25日線が迫っている事もあり、17000円という節目は割り込んでしまったものの、上昇トレンドが完全に崩れたと見るのは時期尚早のようです。とりあえず明日はまた上がってジグザグに進みそうです。

ところで市場では「大発会からの日足が陽線→陰線→陽線なら年足は100%陽線になるとの統計がある」と話題になり、今年の相場は強いとか言われていますが、私は100%と言われる程余計に懐疑的に思います。とりあえず最近の市場エネルギーの高まりもあり4月までは比較的強い相場が続きそうですが、そこからは弱含み年末は16000円台で終わるのではないかと予想しています。

その原因の一つは夏前辺りから為替が円高に振れるのではと予測されるからです。根拠は大統領選挙前のアメリカの国策によるものです。過去大統領選挙前は政治的な思惑から自動車業界等に配慮して、公にこそしないもののドル安の動きが出てきますから相対的に円高になるものと思われます。

その他にも金利引き上げ懸念や企業収益の伸び率鈍化が原因として挙げられそうですが、また機会を追って挙げていきます。とはいえ全ての銘柄が弱含むわけではないですから、テーマに沿った個別物色が重要です。一方で三角合併解禁による株高、団塊世代の80兆円の退職金が流入するチャンスもありますから(どの位入ってくるかはわかりませんが)、それ程悲観的になる必要もないかも知れませんが。何にせよ国策が一番株式市場に影響してくるのは言うまでもありません。

新興市場は「買い」。今年に入ってから弱い新興市場相場ですが、水準の割安感は未だにあります。来週でライブドアショックから丁度1年。アク抜けの目安となっても良い頃合いだと思います。

ソネットエンターテイメント(3789)は逆行高。正直最近意外に強いなという動きが続いています。未だ明確に下げトレンドの終焉とは言えませんが、上場して1年を過ぎた同社にアク抜け感が出てきてもおかしくはない動きです。

スルガコーポ(1880)は続落。何とか8500円台で反発してくれれば良いのですが下値は52週線を少し割り込んだ8000円まで見ておく必要はありそう。ただその水準まで下げればそれ以上の下値不安はないと思われ、現在の水準でも十分割安感があるところだと思われます。ここは我慢の相場。

メディシノバ(4875)は反発。25日線の接近から過熱感は取れた状況。とはいえ出来高はぐっと少なく人気は離散気味でNASDAQ市場でも出来高は急速に細っています。結果的に見ればMACDが暗転したところから短期弱気相場になっていると見えますが、同銘柄に関しては材料次第でどちらにも動きますからテクニカル面は短期的な動向の分析のみ。以前この銘柄フォローで「この水準で新株の発行はない」としましたが、結果的にアメリカで新株発行の手続が行われ、調達予定額の1/5が調達されようとしています。これが市場に流動性をもたらし良い方向に作用してくれれば良いのですが、何であれ同社の開発力を証明する材料の示現が一番大きなカギを握ると思われます。

ソフトバンク(9984)は逆行高。鉄鋼株の下げが引き続き同社に資金の流入をもたらすきっかけになっている模様。ホワイトプランの発表は競争の激化を連想させる弱気材料にもなっていますが、挑戦者であるソフトバンクモバイルにしてみればシェアの獲得が最優先ですから方向性としては間違っていないと思われます。

以下推奨銘柄の動きです(前引け時点)。

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日推奨 3470円→2400円 目標10000円

ソネットエンターテイメント(3789) 1月20日再推奨 390000円→253000円 目標75万円

カナレ電気(5819) 4月6日推奨 2155円→2030円 目標3000円

富士電機HD(6504) 5月3日推奨 685円→640円  目標800円

スルガコーポ(1880) 5月26日再推奨 7240円→8550円 目標12000円

メディシノバ(4875) 9月27日注目→11月2日推奨に格上げ 1280円→1450円 目標1800円

注目銘柄

ソフトバンク(9984) 8月10日後場注目 2300円→2510円 目標3000円 

リンナイ(5947) 12月12日注目 3570円→3550円 目標4000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。