KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

B定食は売り切れ

この3連休のうち仕事も2日あったので、あまり連休という感じではなかったのですが、比較的のんびりと過ごす事ができました。時間ができたので、久しぶりに何かゲームでもやろうかなと。

昔はゲーキチ(ゲームキ○ガイ)を自称する程のテレビゲーム好きでした。ただ昨今自分の興味をくすぐるゲームが少ないのと、時間がないのとで殆どゲームをやっていませんでした。今年になって初めてですね。

んで何か買ってきたのかというとそうではなくて、今まで買ったけれども途中で投げ出してしまったゲームをひっぱり出してやってました。それはプレステでもDSでもなく、パソコンのゲームで「A列車で行こう」というゲームです。マニアックな話ですみません(・・;)

ご存知の方もおられるかも知れませんが昔流行った「シムシティ」系のゲームで、自分が鉄道会社の経営者になって線路を引いて街を作っていくというものなのですが、こういう何気なくボーッとやるゲームが好きです。スピードや技が要求されるゲームよりシミュレーションゲームが好きですね。

その中でも何故か特に列車ゲーム好きなのです。実際の列車がそれ程好きなわけでもないのですが、電車でGOシリーズや桃鉄といった鉄道絡みのゲームに惹かれます。それでこのゲームのどこが面白いかと言うと、ある程度自分のイメージする街になるように線路を引いて、電車を配置し、電車同士がぶつからないようにダイヤを組んで、それがうまく回り出した時の快感と言ったら、あぁ・・・って言っても伝わらないですよね(;^_^A

それで昨日も夜遅くまでハマって順調に私の街は大きくなって満足したのですが、ある程度やったらゲーム熱もすっかり落ち着きました。多分これでまた半年位はやらないでしょうね。実はこの「A列車で行こう」シリーズの最新作は資金がマイナスになってもゲームオーバーにならないので、なーんか燃えないんです。自分で勝手にマイナスにならないよう運営するというルールを作ってやってますけど。

まあそりゃ現実の人生でも資金がマイナスになってもゲームオーバーじゃないんですけど、ゲーム的にはそこをシビアにやった方が面白いんじゃないかなと。やっぱり人生にもゲームにもピンチがあって、そこをギリギリで乗り切る所が面白いんじゃないですかねぇ?もっとも、私の人生はなかなかピンチから脱し切れませんが(-。−;)

さて、資金がマイナスになったらまずい株式市場は本日堅調。連休中に終わったG7では円安について特に注目される事もなく無難に通過したということで為替は円安に。その影響もあり一時直近高値を上回る場面がありましたが、その後は売りに押されやや弱含んで推移。引けにかけては値を戻して、さあ明日はどうなるかというところ。

投資判断は「買い」。17600円というところは単なる通過点に過ぎないのですが、この3度目のトライに万が一失敗するような事があれば、単なる通過点が強い上値抵抗ラインとして完成してしまって株価は目先軟調に展開してしまうので、十分注意しなければいけない場面です。このままの勢いで一気に抜けてしまいたいところ。

新興市場も「買い」。ただし先週もお伝えしたようにマザーズ指数は特に正念場。1100ポイントラインは死守したいところ。

ソフトクリエイト(3371)は続落でまた最安値更新。丁度半年前の8月頭に急上昇した際の信用期日到来が原因の様子。全くこの銘柄に関しては推奨後良いところがほとんど無いのですが、これだけ業績が堅調に推移していながら右肩下がりが止まらない銘柄も珍しい。やはり2000円割れは避けられない流れのようですが、逆に思い切り下げてくれた方がリバウンドも早いと思われます。

ソネットエンタテイメント(3789)は続伸。25日線との近接から反発の機運が高まっていますが、新興市場安(特にマザーズ指数)の下落にどこまで抗えるか。

オプトロム(7824)は先週末場中に決算発表。それを受けて売られる展開となっていますが、個人的には「決してバンザイと言える決算ではないけれども、そこまで売られる筋合いはない」という感想です。この会社はCD、DVDをプレス販売しているため、クリスマス商戦、お年玉商戦、そして教育用CDが新学期に向けて需要があることから下期に売上が偏重しています。なので通期決算の進捗率は現在70%程度ですが、十分達成は可能であると見ています。

ただ一方でクリスマス商戦を通過してこの程度であれば上方修正は期待できない感じです。そういう意味では期待していた短期筋が売ってくる理由も頷けます。しかし短期筋の売りは本日で一巡したと見て大丈夫と思います。他方、先週の中証金の融資残高が結構なペースで減少しているため、おそらく明日発表の残高では70万株程度になっているものと思われます。信用残の50%を超える株数が数日続いて出来てきたら相場のターニングポイントだと見れます。なので80円前半のこの水準でもう少し出来高ができれば、再度上昇に向けてのベクトル形成ができると思います。

USEN(4842)も下落。75日線割れの正念場というところ。1200円割れもあり、下値の目標達成感は出ているのではないかと思います。

そしてリンナイ(5947)です。好決算と共に発表した死亡事故が非常に痛い展開になってしまいました。信用倍率が極めて良好な点と、海外展開の好調、パロマからの顧客獲得から来る好業績を期待して注目銘柄に挙げていたのですが、よもやの大失敗でした。ちょっとねー、実際のところどこの責任とか言っても仕方ないんですけど、経済産業省もパロマの話が出た時にすぐに調査、そして結果を公表しないといけなかったんじゃないですか?

ガスや火を扱う機器で100%の安全は無いです。先にあった松下製の石油暖房機の一件もあります。しかし100%に近づける努力はメーカー、ユーザー、そして国の指導の3者ですべきです。ただユーザーは知識や情報がないと何もできません。まして普通に売られているものの品質は信頼を国やメーカーに担保していると見るのが普通です。でないと食べ物も含めて全てのものを簡単に買う気にはなりませんから。今回の一件は特に先にパロマ製品であれだけ騒いでいたわけですから、まとめて対策を行うべきだったのです。被害者も拡大して非常に残念でなりません。

パロマ、リンナイだけの話ではなく、先の北海道ガスの話もあり消費者のガス離れは益々加速していくでしょう。オール電化が一気に注目されそうです。しかし石油価格の上昇から電気は次第に高くなるでしょうし、料理するにはそれでも火力の強いガスが良いわけですから、ガス製品がなくなるという事は有り得ません。そもそも電気だって漏電、感電、停電のリスクが十分考えられるわけです。

一番良くないは「情報の非対称性」の存在で消費者に不信感を与える事です。先にも書いたように100%の安全はありません。しかし100%に近づける事はできるのです。事故の存在もさることながら、今回この部分を怠ったのが業界全体にとっての大打撃です。

そんな状態で注目銘柄を続けるわけにもいきませんので、明日の寄りで損切りとします。冒頭に挙げた注目理由のうちの二つ「信用残高の良好さ」と「パロマからの顧客の移動」二つのメリットを恐らく一度に失ってしまったので、注目とし続ける理由もありません。多分明日の寄りが最も安い場面になりそうですが、致し方ないですね。戻り待ち等狙わずに大人しく損切りとします。

以下推奨銘柄の動きです。

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日推奨 3470円→2070円 目標10000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日再推奨 390000円→323000円 目標75万円

スルガコーポ(1880) 5月26日再推奨 7240円→8930円 目標12000円

メディシノバ(4875) 9月27日注目→11月2日推奨に格上げ 1280円→1295円 目標1800円

注目銘柄

ソフトバンク(9984) 8月10日後場注目 2300円→2820円 目標3500円 

リンナイ(5947) 12月12日注目 3570円→3000円

オプトロム(7824) 1月12日注目 92円→85円 目標120円

USEN(4842) 1月16日後場注目 1251円→1202円 目標1500円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。