KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

食らいついたら離さない

友人と通天閣に昇った次の日。またしても8月中頃の話ですが、会社の上司から「スッポンを食べに行こう」と誘いがありました。私は今までスッポンなるものを食べた事がなかったので、好奇心から二つ返事で誘いに乗りました。しかしこれが後に悲劇を招こうとはこの時点では知るよしもなかったのでした(-。−;)

店は新世界にあるとのこと。よもや二日続けて新世界に行くとは思いませんでした(・・;)上司行きつけの店だということで、スッポンも生け簀に入ってる本格的な料理店。しかし一方でスッポン以外の料理も充実しており、上司曰く「実は今まで私もスッポンを食べた事がないんだよ。誘っても皆嫌がるし一人で食べるのも嫌だし。君なら一緒に食べてくれそうで(^^)」・・・一体どんな評価ですか(-。−;)まあ間違ってないですけど。

確かにスッポン、というかカメを食べるというのは珍しいですし、普通は抵抗があるかも知れないですね。私はどんなゲテモノ(・・・という言い方は失礼(;^_^A)でも美味しければ食べれる自信があります。しかもスッポンは高級料理だし、まる鍋は十分市民権を得てますし、加えて「おごり」なら断る理由はありません。初めての体験に好奇心もありますし、精力増強で夏バテも防止じゃい!!\(*`∧´)/

店に着いて早速注文。まる鍋の他にも内臓、生き血等スッポンを余すところなく食べ尽くすコースです。早速生け簀から一匹のスッポンが我々に饗されるために引き上げられ、調理場に連行されて行きました。正直まる鍋は良いとして、刺身(内臓)、生き血と聞いては私も少し「うっ(・・;)」と思いますが、目の前で一匹の生命が奪われているわけですから、せめて全て食べ尽くしてやるのが供養というもの。

料理を待つ間、給仕のおばちゃんと「いやー、我々スッポン初めてなんですよー」などと歓談。美味しい食べ方とか色々聞いて、どんな料理が出てくるか想像しつつ。
「ところでおばちゃん、スッポンの産地ってどこ?」
おばちゃん応えていわく
「市場」
・・・我々は絶句しました(-。−;)それが大阪人特有のギャグなのか本気なのか、にわかに判断がつきませんでした。少なくとも言えるのはおばちゃんは真顔で、我々は突っ込まない方が良いんだろうという事を肌で感じました。それから我々は黙って料理が運ばれて来るのを待つ事にしました。(来週につづく)

さて、上値に運ばれていくのを黙って待つ段階の日経平均は本日続落。3連休前ということと今晩発表されるアメリカでの雇用統計待ちの影響から様子見ムードが漂い小動き。出来高も薄くなっていたところから、後場よりジワジワと入った買いも結局売りに押される展開。サブ市場である新興市場の連日の活況が個人投資家マインドを明るくし、メイン市場を暖めたようですが、長くは続きませんでした。

投資判断は「中立」。テクニカル面では上値が重いところですが、本日それでも上値を取りに行く動きがあったところは評価できると思います。少なくともテクニカル的には上値が徐々にこじ開けられているところであり、もう一つ背中を押してくれる材料が国内外に出れば大きくどちらかに転がるような状況が醸成されています。さしずめ今の雰囲気では実は上に転がる可能性の方が高いように見えます。

新興市場は「強気の買い」。本日も3指数共に強く。伏龍が天に昇るという感じでしょうか。ずっと今まで強気の買いで推してきましたが、ここまで一気に戻るとは予想外です。来週頭も強ければ先高感は更に強い物となり、次なるターゲットは新興市場の出遅れ銘柄。やがて新興市場のサブ市場とも言えるセントレックス、アンビシャス、Q-Boardといったところも買われる復権相場がやってきそうな感じです。

ソネットエンタテイメント(3789)は反発。丁度昨日書いた上値抵抗ラインでせめぎ合う動き。同ラインを少し超えた感はあるものの、明確に超えたと言うには6月高値392000円を超える事が条件。来週にも達成か。株価自体の割安感は子会社株価の上昇により、上がっても割安のまま。

USEN(4842)は堅調。ようやく25日線を明確に抜ききり、振り切ったような感じが出ていますが、まだ素直に上昇は見せないところ。本日750円を超え直近高値を抜いてきており、来週は出遅れ感から大幅上昇が見込める段階に。発射準備完了。

オプトロム(7824)は続伸。出来高が細ってきている中でも何とか25日線を自然突破。この銘柄も悪いニュースさえなければ来週にでも大幅高を期待できる水準なのですが、イマイチおっかなビックリな状況。絶対水準の割安感は圧倒的。

JT(2914)は大幅高。昨日の予想に反し、一気にボックス圏を抜き去る動き。機関投資家と思われる大口の注文が高値を一気に更新させ、売り方の買い戻しも巻き込んで強い上昇を見せました。残念ながら想定していたボックス圏を超えてきたので来週の寄りをもって損切りとします。任天堂に続いてリベンジならず。無念。

楽天(4755)は続伸。引き続き新興市場の好調さを引っ張るジャンヌダルク的な銘柄。こちらは無事目標株価に達したのでポートフォリオから外れます。もう少し位上値が取れそうですが、これだけ取れれば十分でしょう。

さて、本日は一つ買いポートフォリオに追加したいと思います。ソフトバンク(9984)です。本日は9月の携帯電話契約台数が発表され、同社が5ヶ月連続の首位となりました。携帯電話事業が順調にブランド力を獲得し、安定的に売上を伸ばしている証拠です。

最近は携帯電話会社間での値下げ競争激化懸念から一貫して下げてきました。ここに来て市場の好転から反発してきていますが、ソフトバンクと言えば個人投資家好みの銘柄。新興市場高が個人投資家を潤し、出遅れ感の強い同社が嗜好される下地は十分にあります。

子会社ヤフー(4689)も好調です。持株会社として保有会社の資産価値も上がってきており、株価の絶対水準も割安感が台頭してきています。

また需給面でも徐々に信用売り残高が増えてきており、売り方に買い戻しを迫る局面となっています。テクニカル的にも9月中旬の1950円付近が底値と言っても過言ではなく、2006年7月につけた1894円と共に長期ダブルボトムを形成したとできるでしょう。下値不安は小さく、上値余地は大きいと思われます。目標株価は3000円。来週の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。

そして来週火曜はブログをお休みします。予めご了承ください。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→1859円 目標10000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→385000円 目標75万円

USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→732円 目標1500円
weight:bold;">オプトロム(7824) 5月25日より 59円→46円(15時10分現在) 目標80円

売り銘柄

日産自動車(7201) 8月21日より 1106円→1196円 目標1000円

JT(2914) 9月4日引けより 628000円→658000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。