KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

事故事後

しょんぼりする母を乗せて警察から移動した先は行きつけのカーディーラー。うちの姉が半年だけ働いてすぐに寿退社したトコなのですが、その縁があって以来ずっとそこで車を買ったり修理したりしています。早速車を持っていって修理してもらおうというわけで。

車を動かして数分
「何かこの車軸が曲がっているような気がしない?(T△T)」
と母が言います。何かそう言われるとハンドルを真っ直ぐにしていても少し左に寄っていくような・・・ちょっとこの辺も診て貰わないと(・・;)

そんな事を話している最中に見知らぬ電話番号から母の携帯に着信があります。出てみると
「○○損保ですけど」
と、既に相手方の保険屋さんから接触がありました。相手方も保険屋も対応早っ!!(××)話は事故の状況を簡単に確認しただけで終了しましたが、向こうは既に動き出しているようです。

私「こっちも早く保険屋に電話した方が良いんじゃないの?(・・;)」
母「何だか気が滅入っていて(T△T)今日は金曜だし夜になったし、来週にしようかと」

やがてカーディーラーに到着し、事情を説明します。そこで聞いたところによると保険屋には一刻も早く連絡した方が調査もしないといけないし、相手方にとっても話がスムーズにいくので良いとのこと。どこの損保も年中無休24時間対応してくれるので、なるべく早くかけるべきだと。なるほど、そういうものなのか・・・それにしてもこんな手際が良いところを見ると相手方の男性は結構事故歴があるんじゃないんか?(・・;)すっかり事後処理のベテランのようです。

何はともあれ、こちらもカーディーラーの人にアドバイスを受けながら保険屋のフリーダイヤルに電話をしてみます。やはり時間帯から電話は混み合っていたようで数分待たされましたが、間もなくオペレーターに繋がりました。
「はい○○損保です」
母「あのー、私○○(町内名)の△△(名前)と言うものですけど」
いきなり地元感覚丸出しで話し出すうちの母(・・;)おいおい、フリーダイヤルだから多分東京か県外に繋がってるんだよ( ̄Д ̄;;せめて「富山県の」から言おうぜ。これは事故後の動揺というよりは単なる母の天然です(・・;)
母「××橋ってわかります?あの駅から真っ直ぐ行ったトコの・・・」
おかまいなしに続ける母。だからオペレーターの人にそんなローカル限定トークをしてもわからないよ(-。−;)

しかしオペレーターも偉いものです。当然全く母の言っている事はわからないでしょうけれど、とりあえず話は全部そのまま聞いてくれているみたいです。やっぱり事故後は誰しも動揺しているという認識で、ひとまず全てウェルカムな状況で受け止めてから話を進めようと。こういう時のマニュアルがしっかりしているんでしょうね。母の話を全て一通り聞き終わってからようやく
「証券番号があると思うのですが・・・」
と保険契約の番号を聴取し、話の主導権を取ります。ここでお客さんの話を遮ったり、拒絶しないのがプロだなあと思いましたね。でもだから通話が長くなって混み合ってるのか(-。−;)

結局「もう週末ですから、来週頭にその地域担当の者から電話させます」ということで話が終わりました。ここまで済んでようやく事故処理は一通り終了という感じのようです。なるほど、事故ってやっぱ面倒臭いなぁ(・・;)私としてはお陰で第三者的に少し距離を置いて一連の流れを見れたので、本当に良い勉強になりましたよ。

ちなみにその場で自動車を診て貰いましたが車軸は全然問題ないとのことでした┐( ̄ヘ ̄)┌結局気分の問題でしょうね(-。−;)多分大槻教授に言わせると心霊現象も同じような心理状態で説明がつくというところでしょうか(;^_^A
(この話題の方がブレている気がします。よって続く)

さて、サブプラ問題の事故処理が未だ済んでいない株式市場は昨日続落。引き続きサブプラ問題処理に絡んで金融株不安が市場心理を冷やし、一時15000円にトライしかかる場面も。しかし昨日は何とか手前の水準で持ちこたえ、多少は値を戻して引けました。

投資判断は「中立」。昨晩のNYダウは何とか底堅い動きで推移しました。日本株を取り巻く状況は日に日に悪くなっていくばかりのような感じですが、差し当たって来週は比較的落ち着いた展開になるのではないでしょうか。一つは急激に下落してきた売られ過ぎ感、もう一つは決算が概ね出そろって安心感が拡がるという面があるからです。ただ市場の出来高が18億株台と低迷。買い主体がなかなか出揃いません。

それにしても7月頃18000円台では「まだまだ割安」と叫んでいた人達があんなに多くいたのに、何故15000円にまで下がった今買い支えないのか不思議でなりません。その3000円の差で日本株の時価総額は100兆円近く吹き飛んだわけですが、世界全体にすると何百兆円規模の損失になるわけですよね。しかもこれは株だけの話であって、実損や他の金融商品、企業活動への影響を加味すると更に大きく膨らむわけです。サブプライムローンそのものの総額は10数兆円と言われています。勿論日本がサブプラの不良債権を全部引き受けているわけではないですから、日本だけでに焦点を絞ってもものすごい負の「てこの原理」が働いている事になります。これっておかしくないですか?

つまりサブプラ問題の影響も確かにある程度あるのですが、以前から口では「割安だ」「評価不足だ」と言いながら、「バブル」とまでは思わないまでも、皆内心世界経済は「少し高過ぎるんじゃないの?」と思っていたわけです。そして水準訂正のきっかけが単にサブプラだっただけの事で、暴落の原因が「サブプラ問題が影響して・・・」何て言い訳がましく言っていますが、実はこの位の水準が適正であると認識しているのではないでしょうか。それが証拠に買いも膨らまないのです。

そういう意味でここからは過度な悲観は必要ないと思います。ただそれはこれ以上下がらない事を意味しているわけではありません。株は美人投票ですから需給面でも値が決まるわけで勢い余って実態よりも下げる事は十分あります。また別の爆弾が破裂する可能性も十分にあります。サブプライムローンって言葉を一年前誰が言っていましたか?それが今年何百兆という損失をもたらすなんて想像できましたか?来年の今頃はトミュケックポーンとか訳のわからんものが悪玉に祭り上げられているかも知れません。←それだけは無いな(-。−;)

新興市場は「強気の買い」。昨日はマザーズ指数が何とかプラス圏。ただこちらも元気なく、久しぶりに3市場の売買代金が1000億円を割り込んでしまいました。少し苦しい展開になってきましたが、決算も出そろいましたし、水準的にこれ以上下がる筋合いもありません。以前決算が出そろう11月頃から新興市場が反転攻勢をかけると書きましたが(9/29のブログ参照)、11月底→1月ピークといった毎年恒例の新興市場のクセもありますから、来週からそろそろそういった動きが出てくるのではないかと睨んでいます。

ソフトクリエイト(3371)は反発。相変わらず相場と真逆の動きを見せるひねくれっぷりが目につきます。日足チャートを見てみると下値は概ね1650円処で固まった感じになっており、上値は日々下がってきておりますが現在では1870円どころに上値抵抗線が待機しているような状況。時間をかけて三角持ち合いを形勢しており、実は月足で見た場合の三角持ち合いも間もなく大きな変動を迎えるポイント。もし月末に向けて1900円を超えてくれば約2年半待ちかねた相場の大転換点を迎えそうです。個人的にはそろそろ動きがあっても良いと思っていますが果たして。

JT(2914)は反発。先日「テクニカル的に買い優勢」としましたが、よもやこんなに素直に反応してくるとは思いませんでした。貸借倍率も0.1倍台と売り長の状態で、売り方にとっては苦しいところですが、信用取引分は日々の売買高に比べると薄いのでそんなに心配する必要はないと思われます。やはりなんだかんだで業績面での不安感はありますから売り持ちのままで。

昨日寄りから買いポートフォリオ入れとなった駐車場総合研究所(3251)はいきなりの売り気配スタート。お陰で随分と安いトコでのポートフォリオ入れとなりましたが、一方でテクニカル面ではイマイチな感じになってしまいました。再度5日線突破を期待したいところですが、もし5万円を割り込んだら損切りとします。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→1800円 目標10000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→418000円 目標75万円

USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→969円 目標1500円

オプトロム(7824) 5月25日より 59円→35円 目標80円

ソフトバンク(9984) 10月5日より 2400円→2510円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 10月15日より 117000円→130000円 目標20万円

イー・ギャランティー(8771) 10月29日より 323000円→222000円 目標40万円

メック(4971) 11月13日より 1330円→1297円 目標1500円

駐車場総合研究所(3251) 11月15日より 56200円→55900円 目標83500円

売り銘柄

JT(2914) 10月24日より 65万円→674000円 目標62万円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。