KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

あとがきっぽいもの

今日は先週日曜まで書いていた短編小説「カラス」のあとがきです。いかがだったでしょうか?

今回の作品は短編サスペンスとして登場人物は3人、そして範囲も自室のみという短編ならではのコンパクトさに仕上げてみました。そして各回毎に展開をガラリと変え、仕掛けにこだわってみたつもりです。毎回皆さんの期待を裏切れたのではないかなと思っています。それが良い方向で裏切れたかどうかはわかりませんが(;^_^A

私のポリシーとしてどの作品の根底にもあるものは「本当に恐い事は決して非日常世界の中にあるのではなく、日常の何気ない一コマに隠れている」という事なんですね。テレビのニュースで報じられる日々の事件・事故は少なくとも被害者は当然そんな事が起こるなんて予見していないのです。いつも通りの日常生活を送ろうとして、ふっと顔を出した非日常から歯車がズレていき、そして最後に破局を迎えてしまう。そういうものの方がホラーや怪奇現象よりよっぽど恐いと思うのです(××)

最後に出てきたカラスには、話を不気味に締めくくるエッセンスとして登場してもらっています。集団性がカラスの恐いところですが、逆に少数のカラスの方が不気味さを演出できるのではないかと思い、今回は3羽ガラスをポイントとして持ってきました。

個人的には皆が嫌う程カラスは嫌いではないです。むしろまだハトは好意的に迎えられるのに、カラスだけ悪者扱いにされているのが不憫でなりません。案外近くで見てみると可愛らしい奴らです。昔「死神くん」という漫画で主人公の死神の相棒は「かあ助」というカラスでしたが、その少し憎たらしいが愛嬌のあるキャラが私は好きでしたね。話が少し逸れましたが、本物のカラスに対しても少し見方を変えてやってもらえれば、我々のカラスの受け止め方も変わると思います。

また今回の作品についてご意見・ご感想等ありましたら、ブログにコメントしていただければ幸いです。筆者のモチベーションにも繋がりますので何卒宜しくお願いします。

さて、次回作は来年に入ってからの発表になりますが、1月下旬頃を予定しています。何となく方向性は決まっているのですが、次回はできれば短編ならぬ中編位の少し感動できるような作品にしようかなと思っています。ただ正直仕事が年末年始にかけて相当忙しそうなので、配信が始まったとしても飛び飛び、下手すると来年春位になるかも知れません。予めご了承くださいm( _ _ )mペコリ