KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

テテテテッテテッテーテー←火サス風

私が大学生の頃、下宿先のアパートに新聞の勧誘員がやってきました。
「A新聞の者ですが、新聞を取って貰えませんか?」
「あー、もうY新聞取ってますから(-。−;)」
「そこを何とか・・・」
「いや、お金もないし結構です」
「じゃあ、少し協力してもらって良いですか?」
「協力?」
「私も成績をあげないといけませんから、せめて契約した事にしてください。新聞は持ってきませんし、お金もいただきませんから・・・お願いします」

年齢は比較的若いお兄さんでした。新聞業界も大変だなぁと同情して、私はそこだけ協力してあげました。印鑑まで押して形だけ契約した事に。結局は本当に新聞は来ませんでしたし、請求もされませんでしたが、今振り返って考えてみるとかなり危険な事をしたものです(・・;)ハッキリ言って不正に手を貸しているわけですからね。

それから幾年か過ぎ。私も引っ越して全然地域の異なる別のアパートに住んでいた時。ドアをノックして誰かがやってきました。
「A新聞の者ですが、新聞を取って貰えませんか?」
「いえ、結構です。朝読んでる暇がないし、会社で全部の新聞読めますから(-。−;)」
「トイレットペーパー、そしてビール券も6枚付けますから、そこを何とか・・・」
「いや、お金もないし結構です」
「じゃあこうしましょう。私が全ての新聞代を負担してお客様には一円たりともご負担はさせません。今とにかく契約が取れないと私もクビになってしまうんですよ(T△T)それで協力していただけませんか?」
どんなシステムじゃそりゃ。自分でお金を払うから新聞貰ってくれって(・・;)オイルショックの時代では考えられなかった話だ←体験してないクセに

「・・・本当に払わなくて良いんですか?」
「結構です」
「それだったら良いですけど」
今回は年齢も50過ぎのおじさん。人の良さそうな感じで、これでもかという位弱った表情で平身低頭。前回全く同じA新聞に協力して、特に何事も無かったものですから、私はすっかり油断していました。あー、この人も家族が居るだろうし生活がかかって大変なんだろうなー・・・
「じゃあすみませんが、やっぱりビール券だけは返してください。迷惑料としてトイレットペーパーだけは差し上げます(;^_^A」
ここら辺のやりとりも妙にリアリティがあって、私はとりあえず目先の勧誘の鬱陶しさから逃れたい一心で印鑑を押して契約してしまいました。そして後日私はダマされた事を知ったのでした(・・;)
(サスペンス風に続く)

さて、ダマされたくはない日経平均は本日続落。昨晩のNYはハイテク株を中心にリバウンド狙いの買いが入り反発。GSは決算こそ良かったものの、市場に織り込み済みと判断されて下落。セクター毎に明暗別れる結果となりました。それを受けた日本市場は前場に前日終値近辺で揉み合った後、昨日同様後場寄り後に高値を付けて、その後どんどん値を消す展開となり結局本日の安値で引けました。

投資判断は「中立」。ここまでは何とか予定通り順調に(?)下げています。個人的には明日もまた下げてくるものと思っています。テクニカル的にはいい加減割安感が漂っていますが、相変わらず出来高は低水準。自律反発の買いすらもみ消されるお寒い相場展開が続いています。

新興市場は「強気の買い」。しかし本日も3指数共に下落。再度マザーズ・ヘラクレス指数の下値抵抗ライン780・1200ポイントを意識する展開となっていますが、3市場計の売買代金が800億円台にまで落ち込んでいる現況では反発力も限定的に。かなり瀬戸際です。

ソフトクリエイト(3371)は続落。またしても上場来安値が見えてきている状態です。業績は良くて、先日出た四季報やらそれに付随する様々な雑誌等では全て強気見通しなのですが、人気がさっぱり。流動性さえ高まればチャートも反転するのでしょうが、市場環境もさっぱりな状況ではなかなか思うようにはいきません。上値に鎮座するたった1000株単位の売り気配に恐々として、値が下がり続けているのが情けない限りです。

ソネットエンタテイメント(3789)は反落。子会社DeNA(2432)の方は落ち着きを取り戻してリバウンド相場入りしているような格好ですが、ソネットの方にはまだその兆しが見えません。株価は十分割安なのですが、20万円台目前の動きに。何とか手前で反発したいところ。

ソフトバンク(9984)も反落。ドコモ(9437)がiPhoneのアップルとトップ会談の報道を受けて、ライバル出現との見方が台頭。昨日の高速無線通信免許の件といい、他社に遅れをとった悪印象を受けるニュースが立て続け。株式市場の雄に起死回生の策はあるか?

JT(2914)は反発。引き続き資金がディフェンシブ株である同社に流れ込む動きが続いている様子。テクニカル的には三角持ち合いを上放れしようとする動きが見られつつあり、要警戒の段階に。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→1632円 目標10000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→317000円 目標75万円

USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→950円 目標1500円

オプトロム(7824) 5月25日より 59円→32円 目標80円

ソフトバンク(9984) 10月5日より 2400円→2290円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 10月15日より 117000円→125000円 目標20万円

売り銘柄

任天堂(7974) 12月1日より 69000円→62600円 目標53000円

JT(2914) 12月4日より 676000円→675000円 目標60万円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。