KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

信ずる者は救われる

そのまま家に帰ろうかとも思ったのですが、私はふと近くに某大型家電量販店があるのに気付きました。そこは業界では強引なやり方で価格交渉力に強く、製品の仕入れが多いY電機です。ひょっとしたらソフトバンクショップよりもそっちの方にiPhoneが大量に入荷されているのでは・・・ということで、ダメ元で寄ってみる事にしました。

店内に入ってすぐ「iPhone本日発売!」というポップを発見。しかも大抵売り切れた場合「完売しました」とか書いてあるはずですが、それが無い・・・という事はまだあるのでは!

しかしそうであれば売り場はiPhoneを求める客でごった返しのはず。なのに意外に大人しい携帯売り場(・・;)この状況をどう捉えて良いのかわからないまま、とにかく恐る恐る店員さんに聞いてみると・・・
「ございます」
やったー!\(;゜∇゜)/
「本当にiPhoneあるんですか!?\(;゜∇゜)/」
「ございます」
「アイホンのドアホンとかじゃないですよね!?\(;゜∇゜)/」
「違います」
「本当に本当!?」
「本当の本当です。ただ・・・」
「ただ?」
少しだけ嫌な予感が過ぎりました(-。−;)まさか箱だけとかモックだけとかじゃないよね?←そんなわけはない

「今ソフトバンクの契約受付システムがダウンしている状態で、本日の購入はできないようです。いつ復旧するかも未定ですが、多分今日はダメです┐( ̄ヘ ̄)┌明日の朝一番に来ていただければ、何とかいけるかも知れませんが・・・」
なるほど、だから売り場が閑散としているのか。確かソフトバンクはゴールドプランやホワイトプランを発表した時でもシステムダウンを起こしたな。相変わらず成長せん奴ちゃ。でもそのお陰で買えたのかも(^^)ナイス、システムダウン!買えるのなら明日でも明後日でも良いよ!!・・・という事でiPhoneの端末を取り置きだけしておいてもらい、翌日またY電機へ行く事になりました。

その日はとにかく帰宅して嫁に報告。
「やったー!iPhone買えたよ(^^)」
「良かったねー(^^)」
しかし何でも世の中「直前」が一番良い頃合いかも知れません。例えば夏休みまでは待ち遠しいものですが、実際に夏休みが始まってしまうと、ワクワク感も日々薄れていってしまうものです。私が今回のiPhone騒動で一番ピークだったのがこの時でした。(つづく)

さて、期待感ピークの時が一番上がる日経平均は本日続伸。昨晩のNY市場は引き続きの原油相場安と政府の住宅市場支援策を好感した買いが入り堅調推移。それを受けた日経平均も引き続き買い優勢の展開。為替の円安基調も後押しとなって13500円を一気に超え13603円の高値引けとなりました。

投資判断は「中立」。個人的には昨日述べたように「上値は13500円程度が限界」と思っていましたが、あっさりと超えてきました。同時に挙げた「6/26の急落時に開けた窓(13605円〜13798円)を埋めに行く」という方が正解だったようです。ただ3日で800円も上昇しており、明日は週末という事もありますから、一旦は軽い調整が入ってくるものと思われます。もう少し上がって本格的に窓埋めモードに入れば強そうですが、出来高が相変わらず膨らんでこないため、逆にこの窓に押し返されるパターンも考えられます。なので本格的な上昇はやはりまだ先だと見ています。

新興市場は「強気の買い」。本日も3指数共に上昇。マザーズ指数は5%近い上昇となり、売られ過ぎの買い戻しが目立ってきているところ。こちらも昨日述べたように「3日連続で大幅高となれば」新興市場への投資家回帰が本格的だと言って良いでしょう。売買代金も500億円弱となっており、少しずつ投資家が戻ってきています。個人的には今は大型株を買うより新興株買いの方がトレンドだと思います。

ソフトバンク(9984)は続伸。やや全体市場に比べると出遅れ感が目立っていたため強い動きを見せています。テクニカル的には25日線を下支えにして一目均衡表の雲に再度トライの動き。パラボリックも好転目前で来週半ばまでは堅調な株価推移を素直に期待して良いのではないかと思います。2000円超えは確実でしょう。

ダイハツ(7262)も続伸。親会社トヨタ(7203)を筆頭に自動車株全般が買われる中、同社も昨日に続き年初来高値更新の動きとなっています。トヨタグループ好調の一翼を担う同社の株価が堅調なのは言わずもがな、子会社ダイハツディーゼル(6023)が一時ストップ高となるなど、グループ全体の好調さが目立つ格好に。まだまだ行けます。

みずほFG(8411)は反落。自社株買いが本日で終了してしまったことが、直近一気に買い戻されてきた同社の売りタイミングを作ってしまった格好に。ただ自社株買いなどは元々短期的な実需にそれ程大きなインパクトを与えないものですから、5日線の上昇を待って再度上昇に転ずるものと思われます。こちらも引き続き強気で。

SEH&I(9478)は続伸で大幅高。ただ実際に大きく買われたというよりは、売り板の薄いところに小口の買いが集まったという言い方が正解の様子。相変わらず出来高が少ない状況が続いています。それでも年初来高値から直近安値までが丁度1/3押し水準で反発してきた事、そしてその安値が5月暴騰時の全株一致で寄り付いたストップ高水準である事が一つの節目を形勢していると見てとれ、テクニカル的にもパラボリックの好転、MACD好転目前が反発のタイミングを示しています。明日のところは一旦下落するでしょうが、その辺りで拾ってみると後々面白い事になりそう。

日本ハム(2282)は反発。年初来高値引けとなり、チャート的には5日線に乗った綺麗な上昇トレンドに。この銘柄はディフェンシブ性を持ち合わせていると共に信用倍率が圧倒的な売り長銘柄。貸借倍率0倍で、売り方の全員が評価損を計上している状況です。そろそろ売り方を一網打尽にする大幅高が突発的に起きてもおかしくないレベルに。

USEN(4842)も反発。今まで完全に見放されていたかつての新興市場の主力銘柄にも、ようやく出遅れ感から買いが集まる展開。個人的には単なる自律反発という感じ以上ではないと思いますが、新興市場の戻りに併せて一発高となる可能性は結構高いです。こちらも注目。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→958円 目標6000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→380000円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 10月5日より 2400円→1955円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 10月15日より 117000円→114000円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→1317円 目標1400円

みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→577000円 目標75万円

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→11990円 目標2万円

バンクテック・ジャパン(3818) 7月13日より 69500円→72000円 目標76000円

日本ハム(2282) 7月13日より 1570円→1604円 目標1700円

USEN(4842) 7月15日より 300円→331円 目標400円

学情(2301) 7月20日より 570円→623円 目標1000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。