KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

一生に一度の夢の跡

結婚式お披露目会会場に行く・・・途中で、偶然参加者とバッタリ遭遇(××)丁度私と嫁共通の友人で1年ぶりの再会でしたが、何となく気恥ずかしく(;^_^A

店に着くと今日のパーティの幹事を引き受けてくれた、これまた数年ぶりの友人が一生懸命に準備してくれていました。私たちも「お久しぶりです」とか言いながらも、時間もないので久闊を叙する暇もなく一緒にパーティのセッティング(・・;)店内はガラス張りで道行く人から丸見えでしたが、何とか無事開始前までにセッティング完了。それにしても風邪を引きながらも頑張ってくれた幹事さんには本当に感謝感謝です。この場を借りてお礼申し上げますm( _ _ )mペコリ

パーティはお陰様で大盛り上がりでした(^^)ただ私も皆の前で受けを狙いつつ色々しゃべったのですが、基本ダダッ滑りだった事がただただ悔やまれます(T△T)対して嫁のしゃべりは受けも良かったのでした(・・;)そーいや5年前に北海道の結婚式で友人代表の挨拶をした時もダダッ滑りで、新婦側の友人は大受けだったなー。「満点大笑いでーす!」ってな感じで(-。−;)しかしその当時と違って一応私本日の主役なものですから、皆さんもっと気を遣って笑ってくれても良かったのではないかと(-。−;)「てけてけもつまんなくなったな」と私側の友人には酷評され(T△T)まあそれはそれとして、正直もっと我々に気恥ずかしい質問とか要求があるかなと思いきや、無事その辺りは回避できてホッと一安心でしたが。

楽しい2時間半はあっという間に過ぎ去り、最後は一人一人へのお礼と記念撮影会。ほとんどの人がお久しぶりという感じでしたが、遠いところからわざわざお越しいただき本当にありがとうございました。狭い会場に40人も集まっていただき、これまたこの場を借りてお礼申し上げますm( _ _ )mペコリ

そして流れで二次会を企画してもらい、一次会パーティに間に合わなかった友人を交えて東京駅に新しくできたグラントウキョウノースタワー上階にある非常にブルジョワ感溢れるオシャレなバーにて。丸の内の夜景を見ながら黒人のシンガーが歌ってくれる東京ならではのアーバンチックな感じがウリのお店でしたが、友人が「この二人今日結婚記念パーティだったんだよ」と黒人シンガーに伝えてくれると、「Really!?married!?」と言った後に「ENDLESS LOVE」という歌を我々のために歌ってくれました(本当は洋楽よく知らないんで、よくわからなかったんですが(;^_^A)。

ちなみにお値段も東京チックなお値段でしたが、そこは友人達に出してもらいました(;^_^A私たちのためにお集まりいただいたのに申し訳ない。またまたこの場を借りてお礼申し上げますm( _ _ )mペコリ

というわけで企画には2ヶ月かかった壮大なパーティも(ただし実際に動いていたのは幹事さんでしたが)、一夜の夢の跡というような感じで終わりました。楽しい時間はあっという間に過ぎるもの。久しぶりに眠らない街東京を堪能した我々でした。(続く)

さて、眠れない株式市場は本日反発。前日の下げ幅が史上2番目の下落率という事で、ここ2週間で3回も史上○番目の下落率更新となったわけですが(一度史上最大の値上がり率もありましたが)、とにかくボラティリティの高い日が続いています。昨晩のNYダウが高かった事を受けて、本日の反発もある程度期待はされたのですが、結局昨日の1/4程度分しか取り返せませんでした。確かに週末要因もあって買いにくい部分もあったかと思います。最近は休日に何がどうなるか本当にわかりませんからね。

引き続き全体相場は下落傾向にあり、今月に6000円前半までの下落を覚悟せねばならない状態に変わりはないと予想しています。ただそこまで落ちきった後は数年がけの大反転相場の時代がやってくると思います。多分ほとんどの新規参入者が勝てる市場となるでしょうね。大底は引き続き月末〜来月頭になると見ています。そうなるとまた一気に過熱感も帯びてくると思いますが、少なくとも今のところはその兆しはありません。

ところで前回も予告したように、今日は新興市場にスポットを当ててみたいと思います。同市場はここにきてやや強さを見せています。と言っても大型株が混乱を見せる中で健闘しているというレベルですが、今までの新興市場の動きとはやや異なっています。また、アナリスト等の論じ方も少し風向きが変わってきて、前向きに捉える感じがあります。

要因は5つあると思います。下げ過ぎによる値頃感、ネット関連株を含む広義の内需株比率が高いこと、アメリカや為替の影響を受けにくいこと、行き場を失った資金の受け皿、増えるTOBというところが挙げられるのではないでしょうか。

下げ過ぎによる値頃感。指数というのは構成銘柄が毎年変化するので、せいぜいTOPIXぐらいしか正確な意味での連続性はないと思われるのですが、それでも敢えて比較の材料とすると、マザーズ指数ではライブドアショック以前の高値が2800ポイントで一時261ポイントまで付けました。つまり指数ベースで9割減損したという事になるのですが、歴史的に見ても指数で9割減損するというのは例を見ません。いくら当時の新興市場株が大過熱していて、今の新興市場株が総スカンを喰らっている状態だとは言っても、酷すぎるとは思います。

特に今年の6月の時点ではまだ600ポイント以上あったわけで、この3ヶ月間程度で価値が半減しているという事になります。これは日経平均と比べても相当悲惨な状況にあるわけです。というか、6月の600ポイントという数字だって十分な異常値だと思われるのですが。(以前からマザーズ指数1000ポイント割れは異常値である論を展開しております。2006年7月19日のブログ初出)

ネット関連株を含む内需系銘柄が多いところ。まず消去法的に外需株がダメなのは自明の理でしょう。海外の消費が回復するのはもうしばらくかかるでしょうから。日本国内の消費も落ち込むのは落ち込みますが、人間生きている以上経済活動は続くわけですし、どうしても買わなければいけないものだってあるわけです。またすっかり習慣として根付いてきていて、家計に占める割合が低いのがネットまたは携帯です。

物価が高いので外出を控える。しかし一定の娯楽は要求される。となると以前はレンタルビデオくらいのものでしたが、今はパソコンや携帯電話が普及して様々なコンテンツを選ぶ事ができるようになりました。今カカクコム(2371)が値を保っているように、少しでも安い商品を買おうという消費者心理がネットに向かっています。ネットはそんな貴重な情報源ですし、タダのコンテンツもたくさんありますし。

またネット関連企業の一つの特徴として「無借金経営の企業が多い」という事が挙げられます。特段大規模な設備投資は必要なく、優秀な人材とパソコンとアイデアがあれば成り立つネット業界では、無理にお金を借りる必要はありません。という事は資金繰りに苦しむ事無く、また貸し剥がしや借り換えに悩む事もありません。それは昨今の不動産株連鎖倒産とは真逆に位置するもので、一つ有効なポイントとなるのではないでしょうか。

為替の変動を受けにくいこと。繰り返しになりますが新興市場の銘柄はネット関連株が多く、その他の業界の銘柄も海外取引で伸びているという企業はあまり見当たりません。無論円高で景気が悪くなってくると取引先企業の財布が固くなってきますから、影響が0という事は有り得ません。それでも相対的に良いという事になると、新興市場銘柄が選ばれるという事にもなります。

行き場を失った資金の受け皿。今はどの金融商品を買ってもダメです。世界では預金全額保護の動きが出ていますが、日本では預金ですら守られません(全額保護される決済性預金は除く)。であるならば、既に大幅下落してまだ相対的に割安感の感じられる新興市場を買おうという動きが出てくるのも強ち間違いではないでしょう。

増えるTOB。ただ正直なところ現実的にTOBの数が増えてきているという数字的な裏付けはありません。しかしながらTOBやMBOといった株式の公開買い付けがよく目に付くようになったと思いませんか?それは現在の株価水準を考えると至極まっとうな事で、資金的な余裕のある企業は今が何らかのアクションを起こす絶好のチャンス。バーゲンハントで欲しい企業を手に入れる事ができます。野村HD(8604)のリーマンの各部門買収や、三菱UFJ(8306)によるモルガンの優先株取得もその動きに類する行為と捉えることができますが、今業界再編の動きは活発です。

その場合、これだけ安くなっている新興企業が狙われる可能性は高いです。前述のように借金が無ければ統合相手としては安心して自社に組み入れる事が可能です。

これだけメリットを挙げましたが、新興市場のネックは何と言っても流動性の低さ。以前はそれを逆手にとってボラティリティの高さが個人投資家の人気を呼びましたが、今ではボラティリティの高さでは大型株市場には負けてしまいます。

また売買代金は正直まだそんなに膨らんできていません。なので上記理由を裏付けにして本格反転の下地ができたとは言えないでしょう。私が試算するに歴史的大反転と定義付けられるには3市場併せて概ね1000億円程度の売買代金ができる必要があり、その程度の売買代金を平均してこなし出せば、大底を打ったと見れるのではないかと思います。それだけの盛り上がり方が必要であり、それには現実的に機関投資家と個人投資家とアナリストの3つのベクトルが新興市場に向く必要があると思います。そうなってくると流動性の低さも解消され、ものすごい勢いで反発する大相場が形成されると思います。

また遠因にはジャスダックとヘラクレスの市場統合の話も少しずつ盛り上がりを見せてくると思われます。市場規模が拡大するという事は良い事です。セントレックス辺りも混ぜて、一度怪しい企業の振るい落としをして(一種のスケープゴートを立てて)、投資家の信頼回復の動くのも悪くないでしょう。

そして今回もまた時間がなくなってきたのでこの辺で。明日この話の続きではないですが、自身のポートフォリオのショートコメントと、こういう状況で強い業界について書いていこうと思います。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。