KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

人は石垣、島は島。その2

カーナビの示す方向にドライブを続けます。市街地を抜けると一面牧場やさとうきび畑に囲まれた一本道の道路に入ります。そこからはもう「これぞ石垣島!」といった雰囲気を満喫。車も数台しか走っていません。そういう原風景は沖縄か北海道位のものでしょう。あぁ、我々は石垣島に来ているんだなーと実感させてくれます(^^)

それ以外に何もないという道路を延々と巡って1時間程度。やがてスコールも止み、空にはうっすらと陽が差してきました。そして間もなく我々の目指す店「TOMURU」に到着しました。TOMURUは基本的にはお食事処で、その他島田紳助の描いた絵が飾ってあるギャラリーとなっています。非常にわかり易い事に、島田紳助の像が我々を出迎えてくれました(;^_^A

するとそこにはたくさんのお客さんが(××)えっ、10月の平日の石垣島なのにこんなに人が来ているの?見るとほとんどが若い人達。島田紳助の影響力は絶大です(・・;)もっとも私もその一人ですが・・・(-。−;)

店内は満員の大にぎわい。しばし順番待ちとなります。14時近くになっており、すっかりお昼の時間帯は過ぎているのですが、それでも後から後からお客さんが入ってきます。石垣島で最もホットなスポットと言えそうです。

店内には訪れた有名人のサインや写真がズラリ。メニューもわかり易く、基本的には石焼きビビンバならぬ石垣ビビンバとカレーのみ。両方とも島田紳助監修の料理で、紳助の弟子が料理を作って運営しているそうな。

↓何かぼやけてしまってすみません(-。−;)

というわけで、折角なので石垣ビビンバとカレーを一つずつ注文して、記念すべき第一回目の石垣島での食事としました。石垣ビビンバはゴーヤが入っていて沖縄風のビビンバに仕上がっており、カレーはよく煮込まれていて実に美味しく仕上がっていました(^^)

帰りに紳助の描いた絵のポストカードをお土産として買いました。店の外に出るとトムル岬が一望できます。「紳助の夢 トムル」に相応しい、景色と雰囲気のマッチした良いお店でした。ただ強いて不満を挙げるなら、据え置かれた寄せ書き帳にも丁度どなたか書かれていましたけど、ソフトバンク携帯の電波が圏外になることでした(;^_^A(つづく)

さて、夢を叶えたい日経平均は本日大幅続落。前日のNYダウは自動車ビックスリー救済策が認可されないとの悲愴感から400ドル以上の急落。それを受けた日経平均も朝方から売りが殺到し大幅安。後場に入ると94円を付けたドル円相場が重しとなって一段安。ジリジリと値を下げて、安値引けの570円安となりました。

投資判断は「中立」。ただ私はそろそろ買い転換近しと見ています。再度近づいてきた7000円はダブルボトム形成のチャンス。NYダウは10/10安値まであと100ドルと極めて厳しい状況ですが、ここで反発する事ができればかなり急回復の相場が出来上がると思われます。

ただ日経平均の方はテクニカル的には10月末に開けた窓(7626円〜7741円)を埋めに行く動きが見えています。また明日は3連休前の金曜ですから、今晩のアメリカで余程大きなリバウンドが無い限り、売り優勢の展開が続くものと思われます。

それにしても前回のブログでもチラッと書きましたが、木曜は相変わらずマイナス続きですね。これで8月以降は2勝14敗となりました。というのも水曜のNYダウが軟調になるからで、何で軟調になるかと言えば重要指標の発表が水曜に集まるからだと言われています。この辺り、つまり重要指標で逆に反発するような動きがアメリカに出てこないと、なかなか上値を取りに行く動きにはならないようです。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に下落。マザーズ指数に至っては300ポイント割れに逆戻りしてしまいました。まだ大型株ほど悲観的な動きにはなっていないですが、未だ反発の兆しは見えません。

ソフトクリエイト(3371)軟調。ただ全体相場に比べると底堅く、出来高もこの銘柄にしては増えてきています。660円辺りで株主が入れ替わっているようで、地味に25日線上で踏ん張っています。それ以外の売り板が枯れている状況なので、きっかけ次第で大幅高を見せる下地は出来上がりました。

ソネットエンタテイメント(3789)は反落。こちらは三角持ち合いで踏ん張っているのですが、本日は全体相場に引きずられた格好に。一方で一目均衡表の雲下限に沿っている形になっています。もう一踏ん張りで境界を突破できるのですが、地合の悪さがそれを許してくれません。

ソフトバンク(9984)は反落。昨日は一昨日の大幅下落の反動もあって堅調な値動きだったものの、本日のところはこちらも全体相場に引きずられる格好。先日の日経新聞の濡れ衣報道は各証券アナリストによってつぶさに否定されています。この辺りは実態よりも心理戦の様相を呈しています。

みずほFG(8411)は続落。アメリカの金融株下落を背景に売られる展開に。20万円を割り込んで、本日の日経平均を押し下げる一因ともなりました。直近安値19万円に接近し正念場。ここで踏みとどまれればダブルボトム形成で逆に強含んだ動きになれますが、割り込んでしまうと底が見えなくなってしまいます。

本日はここで久しぶりに1銘柄買いポートフォリオに追加したいと思います。それはJUKI(6440)です。

言わずと知れた工業用ミシンの最大手ですが、本日は遂に100円割れとなりました。それは全体相場の下落もさる事ながら、中国を始めとする新興国市場でのミシン販売の不振から、大赤字見通しを出したため。今期は最終赤字40億見通しとなりました。それを背景に一年前には1000円を超えていた株価も1/10の水準に。会社も販売体制の見直しを最優先課題としています。

しかしここにきて少し追い風が。中国が2010年までに総額57兆円の財政政策を発動するとの報道が先日なされました。メインは農村地域のインフラ整備とされていますが、この辺りに中国関連銘柄への好需給が生まれてくるものと思われます。

直接的には既に一度そのニュースで上がったコマツ(6301)や日立建機(6305)と言ったところに好影響だとは思いますが、今回は敢えてその業績回復インパクトが強い(つまり赤字から黒字に変わった時のインパクトが強い)JUKIを選んでみました。逆にその報道でほとんど反応がなかった事が、余計なしこりを作らなくて良かったと思います。

中国の紡績工場で最も使われているのはJUKIのミシンです。よくテレビで報道される中国の紡績工場では、JUKIのミシンがズラリと並んでいて圧巻です。中国の一番の問題が農村地域と都市部の地域格差。中国では農村部の人間が都市部に戸籍を移動する事も許されません。それ故に、農村地域での雇用創出が最重要課題ですから、今回の景気刺激策を契機に、政府はこの辺りにかなり力を入れてくると思われます。

中国の成長率が上がれば、JUKIにとっては再度のビジネスチャンスです。もう終わったと思われた中国市場で、再度売上を積み上げるチャンス。今期は昨今の世界情勢を鑑みて赤字見通しですが、この景気対策を受けてV字回復も十分可能です。

テクニカル的には陰の極という感じです。遂に割れた100円が今回の買いポートフォリオ追加を決断させました。信用倍率で見る需給バランスは悪いのですが、一方でこれ以上下がる事はなかなか想定しにくいと見ています。本日も下値で十字線を示現し、短期的な底打ち感を演出しています。11日と12日に開けた窓132円〜138円が目先の一つの目標となりそうです。

なので目標株価は140円。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→655円 目標6000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→210000円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1091円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→95000円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→770円 目標1500円

みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→199200円 目標70万円

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→7950円 目標2万円

USEN(4842) 7月15日より 300円→123円 目標400円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→273000円 目標55万円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。