KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

人は石垣、島は島。その5

車は島の形に添って西へと向かいます。石垣島の最西北とも言えるべき場所には川平湾と言うこれまた綺麗な砂浜があります。私の中で川平と言えば川平慈英しか思い出さないのですが、そんなことはどーでも良いですね(-。−;)

残念ながら天気は引き続きあいにくの空模様。しかしそのお陰もあって、海岸には人っ子一人おらず、我々のプライベートビーチ状態(^^)ただ風も強いため、我々もさっさと退散しましたが(T_T)もし天気が良ければすごい良いところなんだろーなーという感じはとにかくヒシヒシと伝わってきました。

仕方がないのでその周辺の土産物屋で土産を物色する事に。お約束のちんすこうを始めとして、様々な土産が取りそろえてありました。嫁は自分用に「Slow Life」という文字と小さなウミガメのシルエットがたくさん描かれたTシャツを気に入ったようで購入。早速着ていましたが、ただでさえ動きが緩慢なうちの嫁が、自身の属性を的確に表現するそれは私的には大ウケでした(^^)そして嫁はより一層slowになったような気がしました(;^_^A

ところで私は土産物として「カンカラ三線」なるものを探していました。そもそも三線(さんしん)とは沖縄の民族楽器で弦を3本貼った三味線のようなものです。蛇の皮を胴に用いて島唄独特の音色を醸し出す楽器で、沖縄民謡の中では必ず使われています。島中至る所に流れています。

その中でもカンカラ三線は、これは文字通りカンカラ、つまり空き缶で出来た三線のことです。第二次大戦中に捕虜になった沖縄出身の兵士が、塀の中でも三線の音色を出したいという事で、空き缶を胴の部分に用いて簡易な三線を作成した事が発祥のようです。普通の三線は数万円しますが、カンカラ三線は数千円からで販売されており、土産には最適。従兄に「買ってきて!」と言われていたものでした。

なので買おう・・・と思ったのですが、丁度在庫切れ(T_T)「土産屋ならどこにでもありますよ」と言われたので別の土産物屋に期待する事にしたのですが、これがまた後日泣く事になるのです。(漫画、マンゴーに続いてこんなんばっかり・・・でつづく)

さて、後日泣く事になりたくない日経平均は本日反発。を遮って、経済回復諮問会議議長にボルカー元FRB議長を起用するなどといった連日のオバ昨晩のNYダウは続伸。朝方こそ連騰の反動もあって弱かったものの、水曜は安くなるというここ最近のジンクスマ次期政権の布陣発表を好感した格好に。インドでのテロも伝わりましたが、ほとんど売り材料とはならず。悪材料に対する耐性が付いて底堅い展開となりました。

それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。アメリカ市場の回復期待、欧州の2000億ユーロ規模の経済対策、そして中国の大幅利下げを好感した形で終始強い展開に。久しぶりに木曜でプラス引けとなりました。世界各国での景気刺激策が、世界同時不況を緩和する良い材料として機能している様子。ただ今晩のNYがお休みのため薄商いで閑散としている相場で売買代金は今年最低。また実体経済に対する不安も尚残っており、素直に買い上がれない状況に。

投資判断は「買い」。テクニカル的には25日線に上値を抑えられている格好。明日は月末という事でドレッシング買いも多少は期待できるかと思いますが、週末要因も加わってイーブンな需給関係か。それでも下げ渋りの動きは出てきており、本日は場中にパナソニック(6752)の下方修正が発表されたものの、特段売り材料とはならず(既に三菱UFJ証券が下方修正見通しを出しており織り込まれていたという事もありますが)。優等生のトヨタ(7203)に続きパナソニックまでも業績悪化傾向が表面化してきても、十分株式市場は織り込んできたという認識が可能なようです。

新興市場は「強気の買い」。本日は日経ジャスダック平均のみ上昇。大型株市場と同様、今晩のアメリカ休場を控えて様子見ムードが高まり、売買代金は3市場併せて200億円割れ。これらの指標も25日線との攻防が見られますが、ここをブレイクする事ができたら相当に強い相場展開になりそうです。来月久しぶりに9銘柄が新興市場に新規上場するのも明るい話題に。

ソネットエンタテイメント(3789)は反発。大幅高とはならないものの、地味に上昇トレンドを形作る展開に。ソニーグループの中では相対的に強めの値動き。一目均衡表の雲の中を推移し、まずは雲上限23万円突破が目標。

ダイハツ(7262)は続落。円の高止まりにより自動車業界は本日も軟調な銘柄が目立つ展開。ただいつもいつも言っていますが、同社に関しては国内販売割合が非常に大きく、自動車業界の中でも為替変動の影響を受け辛い銘柄です。自動車業界全体の値動きとのデカップリングはいつの日か。

日本リテールファンド(8953)は続伸。テクニカル的には5日連続の陽線でパラボリックも買い転換。ただ短期的には上値抵抗ラインまで来ているため、目先は一旦調整ムードか。不動産業の上昇につられて引っ張り上げられたREITですが、更なる高見を目指すには現在の水準での踏ん張りが必要。

三井海洋開発(6269)も続伸。何とか信用売りの買い戻しを誘いながらも、需給面は良好にきているようです。親会社三井造船(7003)も業界環境は低迷ながら財務体質は良好であり、また中国の利下げや景気刺激策によって景気が回復してくれば、海運業界も復権するという期待があります。本日はアナリストの目標株価引き下げが目立ちましたが、それでも現在の株価水準よりは上の設定なので前向きに捉えられた格好に。

そして次回は11月の成績発表の日です。前回が最悪期だっただけに、今回はある程度のリバウンドが見込まれます。お楽しみに。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→660円 目標6000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→220300円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1288円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→95000円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→701円 目標1500円

みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→246400円 目標70万円

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8700円 目標2万円

USEN(4842) 7月15日より 300円→120円 目標400円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→350000円 目標55万円

JUKI(6440) 11月20日より 99円→109円 目標140円

三井海洋開発(6269) 11月22日より 1300円→1307円 目標1700円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。