KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

11月の成績発表

今日は11月の成績発表です。ようやく終焉したかに見えた世界同時株安の残り火は未だに世界各国で燻っている様子。NYダウは10月安値を更新し、日本株も再度の下落不安に見舞われました。さて、私のポートフォリオの方はどうなっているでしょうか?

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 
2005年12月2日後場より 3470円→648円(先月)→650円(18営業日保有 上昇率0.3%)
今月は大方の予想通りの下方修正発表からスタート。ただ既に織り込み済みだったため影響はほとんどなく、むしろ悪材料出尽くし感が強まった月でした。出来高が出来たり値が跳ねたりしましたが、結局は元のポジションに戻ってきています。企業のIT設備投資に対する姿勢が軟化している中で、どれだけ業績を伸ばせるかがカギに。

ソネットエンターテイメント(3789)
2006年1月20日より 390000円→177900円(先月)→229300円(18営業日保有 上昇率28.9%)
先月はとにかく暴力的な下落に見舞われましたが、今月はその揺り戻しもあって上昇率は大きくなりました。IT関連銘柄が消去法的に内需関連銘柄として買われ、その中でも業績の安定している同社に見直し買いが入るのは必然的。ただ親会社ソニー(6758)が大物家電メーカーの業績悪化を受けて軟調なのが不安材料。恒例の上場株式のみで評価した一株当たりの株価は30.5万円と前回と変わらず。乖離はやや縮小した形ですが、割安感はまだまだ。

ソフトバンク(9984)
2007年10月5日より 2400円→950円(先月)→1302円(18営業日保有 上昇率37.1%)
先月末から実に5営業日連続ストップ高というITバブル時を彷彿とさせる値動きにより、何とか1000円台をキープ。一時相も変わらず財務不安報道が今度は日経新聞という非常に投資家の信任厚いマスコミから流れましたが、その後度重なる証券アナリスト達の強気見通しから高値圏を維持できています。いい加減そういった報道に右往左往させられるような危ういバランスシートを払拭して欲しいところですが、投資家の側も確固たる自信を持って当たるべきと思います。

メディカルシステムネットワーク(4350)
2007年10月15日より 117000円→107000円(先月)→95000円(18営業日保有 下落率11.2%)
流動性のなさから下落基調が続く展開。薬剤系の業態というところから不況下でのディフェンシブ性は強いはずながらも、期待成長率の低さからなかなか買いが増えてきません。割安感は引き続き強いですから、長期的な視野での回復に期待。

ダイハツ(7262)
3月25日より 1141円→722円(先月)→691円(18営業日保有 下落率4.3%)
円高基調が続く中で自動車業界全般には逆風が。特に今週の業種別騰落率を見ても、全体相場が上昇したにもかかわらず、輸送用機器はマイナスとなりました。その中でも同社は円高の影響を受け辛く、特異な存在であるはずですが、投資家からは一括りに見られているところが弱み。富士重(7270)が追加で4万台の減産を発表するなど、全体的に生産力も落ちている自動車業界の中で、しっかりとした生産力をキープしている同社は明らかに過小評価されていると思われます。信用倍率で見た需給面も圧倒的な売り長の状態。

みずほFG(8411)
4月15日より 433000円→232000円(先月)→248000円(18営業日保有 上昇率6.9%)
先月は金融不安によって大幅な下落をマークした銀行株も、アメリカシティの救済策を好感して2番底を打った形に。各国の金融不安は起こさせないという強い意志の表れが、今後とも金融株を下支えしてくれるでしょう。同行もテクニカル的にダブルボトムを形成した良いチャートに。これから先、これ以上の好材料はなかなか出にくいでしょうが、株式市場が戻りを見せてくる中で主役銘柄として輝くのは間違いないでしょう。

SEH&I(9478)
5月28日より 13000円→8050円(先月)→8800円(18営業日保有 上昇率9.3%)
自社株買いを背景に順調な株価の伸長を見せ、テクニカル的には好転している形。期間は後3週間程度ということで、それまでに市場環境がどの位改善するかが焦点。そんな中、投資先の会社はそれぞれ業績の最悪期は脱しつつあり、新興市場が戻って来たら加速度的な上昇をみせてくれるでしょう。

USEN(4842)
7月15日より 300円→133円(先月)→127円(18営業日保有 下落率4.5%)
100円台前半での地固めが鮮明になってきており、売りは枯れてきている状況。12月をしのげば来年からは明るい値動きとなりそうです。各国が金利を下げている中で、大借金を抱える同社の負担を少しでも削減できそうなのが不幸中の幸い。しかし当然ながら返済はしていかないといけませんから、まずは業績をきちんと回復させていくのが最優先課題。

日本リテールファンド(8953)
8月31日より 450000円→351000円(先月)→357000円(18営業日保有 上昇率1.7%)
このところ順調に値を戻してきており、なかなか頑張っているのですが、同じJ-REIT仲間のビ・ライフ投資法人(8984)が、運営会社モリモト(8899)が民事再生法手続直前に運営を大和ハウス(1925)に移転するという発表を出しており、間一髪という状況でした。不動産不況の流れと当然切り離して考え辛いJ-REITですから、なかなか悪材料出尽くしならないところが辛いところ。一方で闇が一番深いのが今とも言えますから、この辺りが一番投資ポイントかも知れません。

JUKI(6440)
11月20日より 99円→111円(5営業日保有 上昇率12.1%)
久しぶりにポートフォリオ追加銘柄が増えました。中国の相次ぐ景気対策に対して、最も効果的でかつ値頃感の強い銘柄だと認識しています。まだ動き出したばかりですが、この先の反転相場に期待。一方で信用買い残が大きいところがリスク要因でもあります。

三井海洋開発(6269)
11月22日より 1300円→1338円(4営業日保有 上昇率2.9%)
こちらも追加でポートフォリオ入れとなった銘柄です。夢のある銘柄として紹介しましたが、それに加えて信用倍率で見る需給面、また下方修正時に形成された下値での大きなしこりが下支え要因となって回転を良くしているようです。ここからの展開に期待。

以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると

結果0.55(%/営業日)という結果が出ました。
計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計11で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均 10/31終値8576円→8512円(18営業日 下落率0.7%) −0.04(%/営業日) 

TOPIX 10/31終値867→834(18営業日 下落率3.8%) −0.22(%/営業日)

今月はベンチマークに圧勝です。やはり先月急落を見せた銘柄のリバウンドが大きかったのが勝因ですね。ベンチマークもリバウンドを見せましたが、TOPIXで見るとまだ回復基調が弱く、全体としてはまだまだというところがわかります。

そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を推奨した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数208.7ポイント

となりました。前述したリバウンドの強さが200ポイント回復に繋がったようです。11月は4日新甫だから荒れるかな・・・と思わせておいて、意外に荒れませんでしたね。それは今までが荒れ過ぎていたから、荒れた相場に慣れてしまったという側面もあると思いますが。

さて、12月の相場展望ですが、現在のところ「買い」としている大型株相場も、正直上値での売り圧力が散見され、ややダレる展開になるのではないかと見ています。

一番大きな原因は今まで買いの主体として下支えしてきていた個人投資家の換金売りであると見ます。少し戻ってきたところで一旦様子見の売りと、税金対策の売りが断続的に出てくるものと思われます。アメリカクリスマス商戦の結果を受けて、アメリカ市場がどう動くかにも因りますが。

そんな中、12月中頃まではメジャーSQを睨んで思惑を含んだ上下の振幅になると見ています。薄商いの中で先物に振り回され、最近落ち着いてきたボラティリティはまた少し高まりそうです。ただメジャーSQを通過してしまえばまた元の薄商いに戻り、年越しを迎えるという展開になると見ています。

そんなわけで上記の話をまとめると12月中旬までは8000円〜9000円程度のボックス圏での乱高下の動き、そして中頃を過ぎると来年に向けた見通しが出てきて、来年からのアメリカオバマ政権への期待を含んだ海外市況の好転から少しずつ上昇していく相場になると見ています。

一方12月は今までリバウンドを見込んで大型株に流れ込んでいた資金が、中低位株や新興株に流れそうな感じです。特に新興市場は久しぶりにIPOが9社と盛り上がりを見せます。株券電子化の影響で2月まで新規上場ができない中での駆け込み上場というところですが、これが新興市場への資金の呼び水になるか注目したいところです。特にグリー(3632)は同業のmixi(2121)が招待制を止めるとの動きから株価が上昇しており、注目度の高いIPOとなるでしょう。

それにしてもあっという間の師走ですね。昨年は今頃から株価が急落して先行き不安の強い年末でした。今年も12月の値動きが来年の相場の向きを表す、重要なターニングポイントとなりそうです。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。