KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

南の波照間まで 前編

寒いですね(T_T)ここ富山では雪で最高気温4℃とかになっています。しかしそんな今でも半袖で過ごせた10月の南国話は舞台を一旦別の島へと移して続きます。

10月8日(水)

我々はその日を離島巡りの日に設定。石垣港から高速船でまずは波照間島へと向かう手筈になっていました。チケットを取っておいた船の会社から「ホテルへ朝向かいに行きますので」と連絡があったのですが「いや、レンタカーで直接港まで行きますから」とお断り。その方が自由が利いて都合が良いかなと思ったもので。

「カーナビがあるから港もすぐわかるだろう」と高を括っていたのですが、港といっても結構広く、かつたくさんあって、どこが乗り場かわからず( ̄Д ̄;;15分前に到着する予定でカーナビの示す方角に向かった我々でしたが、全然見当違いの人影が無い岸壁に到着(・・;)や、やばい。船に乗り遅れる( ̄Д ̄;;あっちでもない、こっちでもないと焦る我々。

しかし何とか必死にカーナビで検索して軌道修正。ぎりぎりぎっちょん(死語)のところで間に合います。ふぅー(;^_^A

インディージョーンズの移動シーンみたい(;^_^A

ただ高速船は満員だったので、1時間近く立って乗らねばなりませんでした。しかも高速船だから揺れること揺れること( ̄Д ̄;;

ようやく到着した波照間島は日本最南端の有人島。人口600人の小さな島で、出迎えられた警官は島でただ一人の警察官。彼の仕事は唯一、定期便を出迎えて怪しい人間や積荷が無いかをチェックする事だと島のガイドさんが教えてくれました。

我々はそのガイドさんが運転するマイクロバスで島内をぐるっと一周するツアーに参加。全部で20名位の人達と共に波照間島を案内してもらいます。我々の波照間探索の旅、全3時間コースが今スタートしたのでした。(つづく)

さて、ガイドに案内を頼みたい日経平均は金曜続落。前日のNYダウが反落となったものの、朝方から強めの動き。下値では公的資金や持株会といった買い主体が存在すると見られ、下げ渋るものの、一方では材料難や週末要因もあって上値は重い展開。小動きに止まって結局は小幅安で引けました。

投資判断は「買い」。週末のNYダウは雇用統計の中身こそ悪かったものの悪材料出尽くしと捉えられていること、また住宅市場救済策への期待感から反発。またビッグスリーの救済策も出てきている事から基本的には上昇トレンドへと転換すると見て良いでしょう。ただかつて銀行救済に動いた日本をバッシングしておきながら、遂に単なる一産業までも救済する程なりふり構わなくなったアメリカのプライドはズタズタなんでしょうけど。このソフトランディングに向けた市場の自然淘汰回避の試みが良かったのか悪かったのかは、後々振り返ってわかることなのでしょうね。

日本市場の方は来週メジャーSQ週と言う事もあって、先物主導で荒れる展開になると思います。恐らくは8000円を巡る攻防で乱高下するのではないでしょうか。ただそれさえ過ぎてしまえば年末に向けて一層の閑散相場となり、投資家に来年の準備をする時間は十分過ぎる程与えられると思います。そんな中で私は素直に買いで向かうべき局面だと思っています。今まで以上に大きな悪材料は出辛く、株価は緩やかに上昇していくべき場面であると見ています。

新興市場は「強気の買い」。金曜はヘラクレス指数のみプラス。こちらも閑散とした動きの少ない相場が続いています。気になる12月のIPOも基本仮条件の下限で公募価格が決まっており、軟調な展開が予想されます。かつては大型株が手がかり難の時にバイパス的な存在として資金が流れてきていた市場も、なかなかその機能を上手く果たしてくれません。

ソフトバンク(9984)は小反発。金曜には11月の携帯電話契約数が発表され、19ヶ月連続トップを堅持。最近はイーモバイルの猛追に遭い、電話料金確認画面のパケット代や説明書の有料化を受けて非難が高まっている同社ですが、何とか消費者離れが起きる程ではない模様。ただ説明書は良いとしても、料金確認にパケ代を取るのはちょっと汚いと思いますけどね。解約したくても2年間の縛りがありますから、しばらくは我慢せざるを得ないでしょうし。

それでも何とかテクニカル的には窓埋めを拒否しつつあり、信用倍率で見る需給面の良好具合いもあって引き続き一目均衡表の雲脱出、また75日線突破を狙う展開に。ここを抜けてくれば上昇も力強いものになると思われます。

ダイハツ(7262)は続落。引き続き自動車業界が売られる展開となっています。ただ週末にビッグスリー救済の報道が出てきた事で、短期的には持ち直す動きも出てくるだろうと思われます。支援の額が各CEOの要求額を大幅に下回っていると見られる事から、業界再編の動きも出てくるでしょう。アメリカがそれ位に設備を整理してくれれば、日本の自動車業界にとって長期的にはプラスになってくるものと思われます。

みずほFG(8411)も続落。テクニカル的に25日線に跳ね返され、5日線すらも頭を抑える要因に。ただストキャスが十分割安なところまで来ていますから、20万円台にいる間にも反発して緩やかな上昇トレンド転換を見せつけたいところ。

SEH&I(9478)は反発。引き続き自社株買いと見られる積極的な買い手の存在が株価を押し上げています。テクニカル的には一目均衡表の雲を脱出し、直近高値超えを狙える場面に。5月急騰の場面から半年間経過している事もあって、需給面での反転材料は揃っています。残り2週間程度の自社株買いの期間も再延長なるかどうかが焦点。

JUKI(6440)は続落。ここにきて年初来安値更新となってしまいました。どうやら空売りが増えてきている事が主因のようですから、何らか反発の材料が出れば売り方の買い戻しを巻き込んだ大幅上昇も期待できるようですが、当面はテクニカル的には悪い方向。まずは横ばい推移を目指さないといけません。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→602円 目標6000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→228600円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1272円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→97000円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→622円 目標1500円

みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→210700円 目標70万円

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→9400円 目標2万円

USEN(4842) 7月15日より 300円→115円 目標400円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→323000円 目標55万円

JUKI(6440) 11月20日より 99円→97円 目標140円

三井海洋開発(6269) 11月22日より 1300円→1269円 目標1700円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。