KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

南の波照間まで 中の前編

到着した波照間は絶好の快晴。ようやく南の島らしい天気に恵まれました。ただやはり暑いですね( ̄Д ̄;;当たり前か。

ガイドさんは50代後半の陽に焼けた陽気な感じのおじさん。毎日午前中はガイドの仕事をこなして、午後は自宅のサトウキビ畑で農作業という毎日だそうな。「皆さんサトウキビを囓ってみたいでしょ?今日のガイドの終わりにウチから持ってくるから」と約束したのに、結局約束を忘れて別れてしまったのは南国特有の「なんくるないさー」の精神からでしょうか?(;^_^A

それはともかく、まず最初に案内されたのは国指定史跡となっている「コート盛」。昔の灯台代わりの見張り台で、漁に出た船を見守ると共に、船の道しるべとなった人工の丘です。

正直なんて事無い丘ですが見晴らしは最高(^^)島で最も高いところ(と言っても標高60m程度のところですが)で、島の周囲を見渡せます。ここでガイドのおじさんが島の概要について細かく説明してくれました。島は大きく分けて4区画に分かれており、その区画対抗で運動会を行うが島の一番大きなイベントだとか。

そこを過ぎるとバスで道々景色を見ながら移動します。沖縄電力の施設で島唯一の電力供給源波照間電業所を通過し、ざわわざわわ一面サトウキビ畑が続きます。

間もなく島の中心部とも言える公民館・売店のあるところで一時下車。そこにあったのは日本最南端のコカコーラの自動販売機でした。折角なので写真を撮ってきました(;^_^Aただ肝心のコカコーラは売り切れでした(・・;)

波照間島は南十字星の見える島として有名なところです。夜中になると街灯もない真っ暗な島ですから、晴れていれば良く見えるようです。先ほどのコート盛で寝そべって見ている観光客も多いのだとか。ハブがいない島らしいので、一応寝そべっていても安全なようです。我々は残念ながら夜までは残らないので見れなかったのですが、島のマンホールにまでも「南十字星が見える島」と刻印してありました。

公民館の傍には立派なガジュマルの樹が生えていました。このガジュマルの樹が作る木陰で島の人達は涼をとり、自然と共生しているのだと考えると実にのどかで良い島だなーと思いました。(つづく)

さて、のどかで良いなーとは思えない日経平均は本日続伸。前日のNYダウもオバマ次期大統領の大規模インフラ投資計画やビッグスリー救済策が引き続き好感され続伸し、一時9000ドル乗せ。それを受けた日経平均も朝方から買いが先行したものの、8500円が接近すると上値が重く。25日線も昨年7月から明確に抜けられない事から抵抗帯として認識され、一時マイナス圏に沈む場面も。ただその後は下値でも買いが入り、少し持ち直して引けました。

投資判断は「買い」。朝方のGDP改定値の値は市場予想よりも悪く上値を抑える要因となったものの、更に売り込む程の材料とはならず。何とかアメリカの政策期待による買いによってプラス圏となりました。テクニカル的にはパラボリックやストキャスで見れば買いなものの、各抵抗線がすぐそこにあって上値が重く、上昇には一段のボリュームが必要。ただ今週末のメジャーSQやアメリカ・中国の動き次第でいくらでも上下するような環境ですから、大筋ではテクニカル以外の要素で動いてくると思われます。

それにしても年末にかけて毎年損失確定の売りが出てくるものですが、今年は少しばかり事情が違うようです。一つは余りにも下げ過ぎたために、特段無理して損失確定売りを出さなくても、そもそもの還付金がないこと。そしてもう一つ、来年から株式譲渡益500万円以上の税率は20%となるため、来年以降損失を出した方が有利になる場合があるという点です。なので、過度な売り圧力は警戒する必要がなさそうなのが今年の年末。今月陰線で引けると7ヶ月連続陰線という記録的な状況になってしまうので、今月はそれも意識され案外強いのかも知れません。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共にプラス。本日新規上場のらでぃっしゅぼーや(3146)が公募価格と同値の初値という事で、IPO初値連敗記録は一応8でストップした形。ただ何とも際どいところではありますが、少しだけ光が差したという感じです。ただ資金は大型株相場に奪われており、残念ながら現在のところあまり元気はありません。

ソフトクリエイト(3371)は小反発。600円での出来高が急増しており、株主がまた入れ替わっています。ここで恣意的でもあれ株主が大きく入れ替われば、テクニカル上の各指標は割安感が十分出ていますから、反発の期待も高まります。

ソネットエンタテイメント(3789)は反落。テクニカル的には一目均衡表の雲を上抜けてトレンドも上向き。信用倍率も悪くなく、パラボリック買い転換と75日線突破によって、今一番伸び盛りな場面とも言えます。一方親会社ソニー(6758)はリストラを含む経営改善で1000億円のコスト削減を引け後に発表。事業環境の厳しさが一層気になるところです。

ソフトバンク(9984)は続伸。こちらも信用倍率が1.02倍まできており、需給面は急速に改善。一目均衡表の雲を抜け75日線トライで、明日にでも大幅高の場面があってもおかしくない状況。要注目。

ダイハツ(7262)も続伸で大幅高。自動車業界は引き続きビッグスリー救済策を好感し上昇ムード。その恩恵やボリンジャーバンド−2σに到達した事から同社も昨日より上昇していますが、本日は特に出来高を伴った上昇でした。お陰で貸株残高も急増。テクニカル的にはMACDも好転し、ここから一目均衡表の雲へと向かう動き。

みずほFG(8411)は反落。本日は三菱UFJ(8306)が公募価格決定で反発していますが、三井住友(8316)と共に同行はクレディスイスが目標株価を引き下げた事を受けて売りに押される展開に。本来はもう少し買われても良いと思われるのですが、材料性に富んだ他の銘柄に資金が流出している状況。

日本リテールファンド(8953)は大幅続伸。本日はNHKで「政府が政府系金融機関を通じてREITの資金繰り支援を行う」と報道された事により、REIT全体に買い戻しの機運が高まりました。REIT指数は7%以上の上昇となって強い動き。ここにきてようやく破綻もあって暗いムードだったREIT市場に光が差し込んだ感じです。

テクニカル的にも75日線を攻める動きで、このラインを突破すれば7/8高値625000円、9/22高値502000円を結んだ上値抵抗線も上抜ける事になります。一目均衡表の雲抜けもかかっていますが、ボリンジャーバンド+2σも控えており、突破はすんなりとは行かないか。

JUKI(6440)は反落。引き続き底値圏での動きとなっています。中国では中央経済工作会議が開かれ、追加の景気対策を検討中。現在世界で派手に資金を出せるのは中国ぐらいですから、その恩恵を与りたいところ。同社にもそのチャンスは十分にあります。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→599円 目標6000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→237300円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1334円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→97000円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→758円 目標1500円

みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→213800円 目標70万円

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→9330円 目標2万円

USEN(4842) 7月15日より 300円→118円 目標400円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→371000円 目標55万円

JUKI(6440) 11月20日より 99円→99円 目標140円

三井海洋開発(6269) 11月22日より 1300円→1320円 目標1700円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。