KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

師走には何かが起こる

先週うちの伯父さんが突然倒れて救急車で運ばれました。幸い命に別状はありませんでしたが、心筋梗塞という事でかなり危なかったそうです。

うちの伯父さんは地元では大きい企業の副会長をしており、70歳となった今でも現役で東京と富山を往復し、仕事にいそんしんでいます。しかし昨今の世界同時恐慌や円高により、なかなか思うように取引が上手くいかなく、夜もなかなか眠れない日々が続いていたそうです。

毎週土日に東京から富山に戻ってきて、また平日は東京に行くという生活を続けているのですが、飛行機を降りて車で自宅に帰ってきて、家でそのまま倒れて苦しんでいたそうです。それで夜間の救急病棟に運ばれて緊急手術となったとのこと。幸い富山はまだ病院の受け入れがしっかりしていますから、たらい回しにされる事はなかったようです。

それで先日、落ち着いて一般病棟に移った伯父さんのお見舞いに行ってきました。するとその病室はまるでホテルのスイートルームのように超豪華な一室。思わずへぇーと言ってしまいました(・・;)

話を聞くと心筋梗塞は心臓の血管が詰まって起こる症状。しかし手術と言っても特に胸部を切開したわけでは無く、腕に麻酔をかけて腕から血管の中に管を通して、管の先に付いている直径1ミリもないカメラで詰まっている部分を探すという療法だそうで。手術の様子もずっとモニターで医者と一緒に見ていたとのこと。そして詰まっている部分が見つかったところで薬剤を散布。そして血管を広げるという事なのだそうです。

その後、開いた血管の中に「風船」を入れます。そして空気を入れて膨らまして、血管を広げます。なかなか言葉だけで説明は難しいのですが、実は風船の周りにスチールで出来たような「網」が付いていて、風船が膨らむにつれて「網」も拡がります。そして風船だけ引き抜くと大きく拡がった形状になった網だけが血管内に残り、今後血管が収縮するのを防ぐのだそうです。へぇー医学の進歩はすごいもんだ(・・;)

伯父さんの治療法は少なくともその病院では実証例が無いらしく、いわば伯父さんを実験台にしてデータを取り、学会に発表するのだそうです。それもあって、スィートルームのような、40インチ以上の大きさの液晶テレビが置いてあるような病室に居れるらしいのです。そんなところなら普通に住んでみたい(;^_^A

他にも伯父さんの心臓には機器が取り付けられていて、心拍数を計測してデータをナースセンターに送っているようでした。だから伯父さんが歯磨きで身体を揺らすと、ナースセンターから「どうかしましたか?」と聞かれるのだそうです(;^_^A

また、トイレの便座は体重計になっていて、大便を出す前と後で何グラム変動があったかを計測できるようになっているようです。将来的には各家庭にも配備される時が来るのでしょうか。とにかく部屋のいたるところに液晶パネルが付いていて、近未来的な医療システムでした。

しかし最近は医師不足の深刻化が叫ばれていますが、このようにハイテク機器を用意しても使える医師が少ないといのうも事実。せっかくの最先端医療も宝の持ち腐れとなってしまいかねず、困った問題であります。

それにしても私の父もかつては大晦日に倒れ(やはり心臓関係で)、入院した事があります。師走とはメンタル的にもプレッシャーを与える時期なのでしょう。私も仕事が佳境で激疲れです(T_T)

ところで私は母と一緒に行ったので「お見舞い」を用意していかなかったのですが、ちゃっかりお見舞いのお返しだけ貰って帰ってきました(;^_^Aやれやれ、結婚して所帯も持ったのに、しかも結婚式ではお世話になったのに、世間知らずな奴だなーと自分で思いました。

さて、世間知らずな日経平均は本日反発。昨日のNYダウは小反発。クリスマス休暇入りした投資家が多く、商いは日米共に閑散。特に本日は値動きが上下70円も無く、売買高は10億株割れ、売買代金は5833億円と2003年の同じクリスマスの日以来の低水準。みずほFG(8411)等の主力銘柄が売買停止という特殊要因もありますが、あの日経平均がバブル後最安値を付けた2003年と同じような状況にあります。

とりあえず今晩NYは休場ですから、明日も閑散相場は続くでしょう。すっかり忘年会モードに入っており、投資家にとってはつまらない日が続きそうですが、そういう時には個人投資家は低位株や新興株で遊ぶもの。手を出す必要はありませんが、年内受渡が過ぎた今となっては税金対策の換金売りも一服しますから、今年極端に下げた銘柄のリバウンド狙いは一考かも知れません(とはいえ、今年は大部分の銘柄が当てはまりますが)。

新興市場は「強気の買い」。本日は日経JASDAQ平均のみ上昇。売買代金はグリー(3632)一銘柄で100億円近く達成しており、直近IPO銘柄に短期資金が集中している事がわかります。それ以外はこちらもやはり閑散相場。基本的には今のうちに来年上がる株を研究して、早めに仕込むという手法が有効かも知れません。

ソフトバンク(9984)は続落。ここ最近まで順調に上げてきていた勢いはやや一服というところ。昨日発表された信用倍率は0.7倍という事で、個人的にはもう少し改善していると思っていたのですが、それでも2001年以来で最も信用倍率の低い数値のようです(ただ私は以前にもっと低い値があったような気がします。誤っていたらご指摘ください)。であれば、ここ数年でもっとも需給が良好であり、為替の影響がほとんど無いソフトバンクはテーマ性もあるため、2009年はソフトバンクの年となると言っても過言ではないかも知れません。来年大注目な銘柄です。

ダイハツ(7262)は反発。昨日は追加減産報道も嫌気され下落となったものの、本日は自動車関連銘柄全般に落ち着きを取り戻し反発に。ただ同社も派遣や期間従業員削減を打ち出していますが、その辺りは残念でなりません。ここはむしろ攻めていくべき時期なのに。

みずほFG(8411)は本日売買停止。昨日は年内最後の売買という事で換金売りが先行。本日はGMの子会社で自動車ローン等を扱うGMACが銀行持株会社化への移行を承認されたという事で、金融機関にとってはプラス材料の一日でした。唯一取引のできるメガバンク三菱UFJ(8306)は反発。この辺りは昨日の反動という要因の方が大きいですが、来年にかけて金融機関の安定が再び注目を集めるでしょう。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→679円 目標6000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→213900円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1543円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→94900円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→787円 目標1500円

みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→257700円 目標70万円

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→7910円 目標2万円

USEN(4842) 7月15日より 300円→108円 目標400円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→376000円 目標55万円

JUKI(6440) 11月20日より 99円→85円 目標140円

三井海洋開発(6269) 11月22日より 1300円→1512円 目標1700円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。