KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

西表山猫まっしぐら その1

本日からまたまた新婚旅行記が再開します。当然のように年内終了は無理でしたが、このペースで行くと完全に終わるのは2月頃になるのではないでしょうか(;^_^Aさて次なる舞台は西表島です。

波照間島を跡にした我々が次に向かったのは西表島でした。天然記念物イリオモテヤマネコで有名なこの島は、当然のように桟橋にもイリオモテヤマネコの絵がお出迎えしてくれます。実物のイリオモテヤマネコは百数十頭しか生息していないみたいで、正直私はうじゃうじゃいて簡単に遭遇するのかなーと思っていたのですが、なかなかお目にかかれない様子(T△T)でも剥製とか見る限り、単なる野良猫が野生化しただけのような気がしますけど(;^_^A

西表島ツアーの最初は船で仲間川を上ってマングローブ観賞ツアー。港で早速20人程乗れるような小舟に乗り換えて、仲間川を遡上していきます。女性のガイドさんの案内の下、西表の自然を観賞する旅です。

仲間川では大勢の人がカヌー体験をしていました。どうやら西表島でのマリンスポーツとしてカヌーが楽しめるようなのです。もし時間があったら私も是非やってみたかったのですが、スケジュールが詰まっていたので残念ながら断念しました(T_T)外人さんや若い女性がインストラクターに先導されながらパドリングしていましたが、実にのんびりしていて気持ち良さそうでした。我々の船も彼らの邪魔をしないよう、近づいたら徐行しながら進んでいました。

そんなこんなで少し行くとすぐにマングローブの密林が見えてきました。私はマングローブというのはそういう木の名前だと思っていたのですが、実は海水と淡水が入り交じる沿岸に生育する植物群の総称なんですね。だからそこで生えさえすればどんな木々もマングローブなのです。へぇ、知らなんだ(・・;)

しかしそんなマングローブも前の週にあった大型台風の影響で、根こそぎ倒されているものが多くありました。元々沿岸に地面から根っこが飛び出た形で群生しているため風に弱いのです。何かマングローブの墓場みたいな感じで、もの悲しさを感じさせるものでもありました(T_T)

そんなマングローブの群生の合間を縫うようにして、船はどんどん仲間川を遡上して行くのでした。(つづく)

さて、墓場みたいなもの悲しさを感じさせる日経平均は金曜続伸。クリスマス休暇の外国人投資家のやる気が少ない中での薄商いで、下値では公的資金の買い観測があって底堅い動き。まあ特段目立った材料も無く上昇する時のネタとして公的資金が良く使われ、実際どの程度入っているかは微妙ですが。

投資判断は「買い」。それでも投資家心理は年末に向けて上向いている事には違いありません。金曜は寄り前に発表された11月の鉱工業生産指数が事前予想より悪かったのに下がらず、マスコミでこれだけ連日景気の悪化が叫ばれていても下がらず、かなり相場の耐性が付いてきているのは間違いないようです。

テクニカル的にも一目均衡表の雲の中へと自然に入り込んで、当面上値の目処が無くなった形になりました。目先9500円までは上値を押さえ込む要因がなさそうです。このまま目立った売り手が存在しない中で、スルスル上値を取りに行く相場展開が年始にかけて期待できます。

昨晩のNYダウはGMの金融子会社GMACの銀行持ち株会社化を好感し小幅高となりました。最終的にアメリカの自動車産業もソフトランディングできれば、当面株式市場を震撼させるような弱気材料は出てこないでしょう。

投資家の気持ちはすっかり新年入りです。年末にかけては今年最後のドレッシング買いも期待され、また12月でようやく7ヶ月ぶりの月足陽線も実現しそうで、マイナス616円でスタートしてから全くと言って良い程良い事のなかった株式市場の、最後位は薄日が差して終われそうです。来年に向けて気持ち良くバトンパスしたいものです。

新興市場は「強気の買い」。金曜は3市場共に堅調。ただ最近活況だった直近IPOも商いは膨らまず、3市場併せた売買代金は200億円割れの低水準。この辺りは来週から仕事が休みの個人投資家も多そうですから、短期資金の流入が少しだけ期待できるところです。ともあれ新興市場が活気付かないと、日本の株式市場が、そして日本企業は元気になれません。

ソフトクリエイト(3371)は続落。昨日市場の話題となったのは三井住友カードと中国銀聯が中国向けに日本企業100社の仮想商店街を作成し、中国市場に対するネット通販を開始するといった報道。ECサイト構築が主力の同社もこの流れに追随して、海外展開を考えていかないといけない時期だと思われます。まだまだ成長途上の産業であり、発展の可能性を示唆する話です。また巣ごもり消費が盛り上がりを見せる中、Amazon.comの受注高が過去最高となったというニュースも出ています。不況時代の隠れた有望銘柄となれそうです。

ソフトバンク(9984)は反発。調整を経て再反騰の動きが出ています。内需関連銘柄というテーマ性を帯びて、引き続き信用売りの買い戻しを巻き込んだ買い上がりに。個人投資家が年末動くならば、同社の勢いも更に加速しそうな感じです。

ダイハツ(7262)は続伸。アメリカ自動車産業のソフトランディングを期待して、自動車関連銘柄に打診買いが入ってきています。確かに自動車保有台数を減らす等、家計での自動車離れが起きていますが、それも一時のもの。景気は循環しますから、減らした分は将来の潜在需要へと変わります。内部留保の多い自動車産業の逆撃に期待。

JUKI(6440)は続伸。今年もほとんど終わりという事で年間騰落率を見ると、同社が下落率トップ20にランクイン。昨年末には687円あった株価も、現在は86円にまで下がり88%の下落となっています。確かに北京オリンピックも終わって中国関連銘柄としてのプレミアが剥落、そして赤字転落というところが嫌気されていますが、ここまで下落する筋合いはないと思います。信用買い残が引き続き多く上値が重いのも確かですが、少しずつ下値を切り上げていく形を期待します。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→662円 目標6000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→229000円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1624円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→95000円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→808円 目標1500円

みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→257700円 目標70万円

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→7920円 目標2万円

USEN(4842) 7月15日より 300円→108円 目標400円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→381000円 目標55万円

JUKI(6440) 11月20日より 99円→86円 目標140円

三井海洋開発(6269) 11月22日より 1300円→1527円 目標1700円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。