KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

西表山猫まっしぐら その3

改めまして新年明けましておめでとうございます。今年もKA.Blogを宜しくお願い致しますm( _ _ )mペコリ

・・・そんな新年になってもまだ昨年から引っ張っている話があります。10月に行った新婚旅行記ですが、話の上では我々はまだ西表島の仲間川で漂流しております(T_T)年をまたいでしまいましたが、もうしばらくお付き合いいただきますよう宜しくお願い致しますm( _ _ )mペコリ

突然エンジンが止まってしまって港の近くで漂流する我々の船(××)あれから再三再四エンジンをかけようとしていたガイドのお姉さんでしたが、遂に諦めて携帯で助けを呼ぶ事になりました。S.O.S!S.O.S!メーデー!メーデー!機関部に損傷!我救援を要請す!!( ̄Д ̄;;

↓只今漂流中

正直水深は数十センチ程で、最寄りの防波堤まで最悪歩いて帰ろうと思えば帰れない距離ではありませんから、命の危険はありません。ただやはり濡れてしまいますし、どちらにしろ船は港に戻さねばなりません。

やがて連絡を受けて一艘の船が救助にやってきました。向こうの船には穏やかそうな顔つきの50代位の船長さんと若い男性が一人。事情を手短に説明すると「それじゃあ港まで曳航していこう」という事になりました。

これで一安心(;^_^A・・・となりましたが、さすが海の男というのはどこの世界でも厳しいものです。私もかつて海の男だったのでわかりますが、いざ向こうのエンジンが始動し曳航の段階になると、船長さんのエンジンも始動。船長さんの声が怒声に変わります(・・;)
「おらおら、その索(綱のこと)しっかりかけんかい!\(*`∧´)/」
「しっかりつけろって言ってんだよ!!\(*`∧´)/」
指示された若い男性は船の上を右に左に忙しく動き回りながら、焦りつつ船長の指示に従います。観光気分で乗っていた20余名の乗客は、そののっぴきならない状況にすっかりシンとしてしまいました(・・;)

何となく重苦しい雰囲気のまま、無事我々は着岸に成功。とりあえずは解散となりました。

今回の一件があったので、次の観光バスも予定の時間を遅らせて待機していてくれました。全員揃うとやがて出発。気を取り直して今度は陸地での西表島観光です(^^)

バスの運転手さんはマイク片手に慣れた感じで案内をしながらバスを運転しています。信号に差し掛かったところで「西表島には信号機が二つしかありません。一つはこの信号。もう一つは小学校に教材として設置してある信号だけです」とのこと。へーなるほど(・・;)確かに島の子供が島の外に行った時に、信号機の意味を理解していないと困ったことになります。しかし、そー言えば波照間島には一個も無かったような・・・(-。−;)

ただ皆あまりにも先ほどのハプニングで疲れ切ったのか、運転手の方のウンチクに対してリアクションが薄く、何となく運転手さんが独り言を言っているような感じになってしまいました。それが何となく悲しげに感じたバスツアーでした。(つづく)

さて、海外市場に対するリアクションが薄くない日経平均は本年堅調なスタート。日本が休場中にアメリカはオバマ新政権への期待から3連騰と堅調に推移し直近高値更新。それを受けた大発会の日経平均も朝方から買いが先行。昨年の616円安とは打って変わって明るいムードが漂い9000円回復。ただ9000円回復から先は上値も重く、買い一巡後は伸び悩みも見せました。

投資判断は「買い」。市場では「出来すぎだ」「オバマ政権の具体策が出たら材料出尽くしから下げる」とか言われていますが、私はもう少し楽観的に見ても良いのではないかと思っています。確かに一旦は短期的なピークアウト感も出てくるでしょうが、その反動も軽いのではないでしょうか。一昨年から表面化してきたサブプラ問題も、負の連鎖はそろそろ弾切れと言えると思います。どんなに恐慌が起きても、経済は死にません。必ず均衡点がやってきます。

オバマ大統領が「CHANGE!」をスローガンに掲げ、国民に支持されているのは何となく小泉政権発足時の日本に似ています。当時も世界同時多発テロがあり、日本の銀行も金融危機にさらされていました。そこからもう一段安があって、日本は戦後最長の「実感なき好景気」と言われましたが、ともあれV字回復を果たしたのです。

そうなぞらえると、もう一度位厳しい場面を見る事になるのかも知れませんが、そこからのV字回復を期待して今から攻めて行っても悪くないと思うのです。かつては日本はアメリカの10年後を追っているとか揶揄されていましたが、景気の循環や株式市場を取り巻く状勢に関しては、日本の方が追い抜いてしまったのではないかと思っています。

為替も随分と落ち着いてきました。現在のところ93円台にまで乗せています。こちらのトレンドは二国間の景気や政治的な思惑が作用するため、正直どう転ぶかは予断を許しませんが、以前のような乱高下は終わり、落ち着きを取り戻して動くことにはなるかと思います。しばらくは90円を挟んでの値動きとなるのではないでしょうか。

新興市場は「強気の買い」。大発会の本日は3指数共に高く。こちらも堅調なスタートを切れました。ライブドアショックから今月で丸3年。相場の周期は一般的に3年と言われますが、ここで過去の呪縛を断ち切って、新興市場の第二幕幕開けとしたいところです。

ソネットエンタテイメント(3789)は堅調。ただ朝高後は失速。一応本日の上昇で25日線を上放れ、テクニカル的には上値の開ける展開に。一ヶ月以上ボックス圏相場が続いていますが、親会社ソニー(6758)も円安ムードから底打ち感が見え始めており、ソニーグループ反撃の狼煙と見たいところです。

ダイハツ(7262)軟調。円安により自動車株は堅調に推移したものの同社は逆行安。本日発表の自動車販売によると軽自動車は前年同月比2ヶ月連続の前年割れで、今まで前年比プラス成長を続けてきた同社も遂に前年比−0.4%に。販売台数ベースでは比較的影響は軽微なものの、自動車販売不振がいよいよ暗い影を落としてきています。テクニカル的にも一目均衡表の雲に上値を抑えられており苦しい展開。もうしばらく辛抱が必要です。

みずほFG(8411)は大幅高。しばらく売買停止期間があったため、その鬱憤を晴らすべく高くなっています。売買単位が変更され、みずほ銀行時代の1000株単位に戻っていますが、お陰でやや値動きが激しくなり(20万円台では100円刻みだったが、1000株単位になれば実質1000円刻みになるから)、値幅取り好みの銘柄に変わりました。とにもかくにも今年の相場が戻るかどうかは金融株次第。相場の戻りには必ず金融株が中心になります。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→662円 目標6000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→228000円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1604円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→96100円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→775円 目標1500円

みずほFG(8411) 4月15日より 433円→292円 目標700円(1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8700円 目標2万円

USEN(4842) 7月15日より 300円→113円 目標400円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→400000円 目標55万円

JUKI(6440) 11月20日より 99円→93円 目標140円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。