KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

良い由ー布島♪ハハン その2

そうこうしているうちに由布島に到着。ちゃんと水牛はどこに行ってどこに止まれば良いかわかっていますから、放っておいても停牛所に勝手へ曲がって勝手に止まります。It's automatic!一仕事終えた水牛は、その名の通り水が好きですから大きな池に入って休みます。池から気持ちよさげな牛の顔だけがたくさん出ていて、少しユーモラスな光景でした(^^)

それで上陸した由布島でしたが、先ほどの「観光船漂流」というハプニングによって時間が押して閉島時間が迫っており30分程しか余裕がなく、急ぎ足で見て回る羽目に( ̄Д ̄;;「集合時間に間に合わないと置いていきます」とはガイドの厳しい仰せ付け(・・;)島全体が植物園となっている島でしたが、お土産屋さんも既に店じまいを始め、さながら閉店前のデパートのような寂しさがありました(T_T)そして由布島にもやはり不気味なマンタの彫像がありました(;^_^A

残念ながらハイビスカスなどの南国特有の極彩色の花は、先日の台風によってほとんど落ちてしまったのだとか(T_T)ですからやや寂しい印象でしたが、それでも人目はばからず道の真ん中を並んで歩いていくカモ達や、道の両脇に生い茂る木々は十分南国情緒を感じさせてくれました(^^)

あっという間の由布島観光は終わりを告げ、帰りも水牛車に乗って。帰りの水牛車はこれまた歩みの遅い老牛。ゆっくりゆっくり歩きます。後から来た水牛車にもどんどん抜かれます(・・;)ですから間のもたないガイドさんは三線を取り出して「涙そうそう」を奏でてくれました(^^)水牛の上で聞く三線の音はより一層の南国気分を演出してくれます。周りの水牛車の観光客も、流れ出てくる三線の音に酔いしれていました。何か歩みが遅くて得した気分(^^)

↓その時撮影した動画です。

ただ直後に牛が突然歩みを止めます(・・;)どうした、まだ終着地点ではないぞ・・・と思いきや、突然の脱糞( ̄Д ̄;;お尻が目の前にありますから、モロ見えでした(T_T)何とか撮影は直前で阻止しました(;^_^A

そんなこんなで無事終着地点に到着。水牛から降りてバスに乗り換え帰路に。帰り道の道路でバスが突然大きく揺れます(・・;)どうしたのかというと、道の真ん中に天然記念物のセマルハコガメという亀が道路を横断中で、危うく轢きそうになってしまったためです。この島では人間よりも動物の方がヒエラルキーの上位に位置しているようですが、そういう絶滅危惧種に対する思いやりは必要でしょうね。遂にイリオモテヤマネコには逢えませんでしたが、本日の三島巡りのツアーは無事幕を閉じたのでした。(次回からは再度石垣島編へと移ります)

さて、ヒエラルキーの上位に位置したい日経平均は金曜続落。前日のNYダウが小売り最大手ウォルマートの業績予想悪化を受けて軟調。ただ前日急落した手前もあって、下げ幅はやや限定的。一方のNASDAQとS&P500は堅調でした。それを受けた日経平均は朝方から前日終値を挟んだ攻防。3連休やNYでの雇用統計発表を控えて様子見ムード。SQながらも出来高が20億株に届かずに薄かったものの、底堅さを垣間見れる一日でした。

投資判断は「中立」。SQ値は8961円で終日上回る事ができず、またしても弱いSQとなりました。金曜のNYダウは発表された雇用統計が7%超えと16年ぶりの高水準となったことで、心理が悪化。大幅安となりました。為替も90円台にまで円高が進んで、このままだと火曜の日本市場への影響も明るいものにはならないでしょう。

ただテクニカル的に見るとNYダウは8500ドルが一つの下値目処になっています。また他のNASDAQやS&P500もそれぞれ現在の水準より1%程下に下値支持線がありますから、一旦はこの辺りで反発を試せそうです。オバマ大統領就任が近づいてきましたが、週明けのNYがどの程度回復してくるかによって、火曜からの日本市場への影響度が測れそうです。

日経平均の方のテクニカルはパラボリックが暗転してしまいましたがTOPIXの方はまだで、双方共に上昇トレンドが終わったわけではなさそうですから、今月いっぱいは外部環境次第という感じが続くでしょう。個人的には来週から売買高が盛り上がってきて、強弱感の対立する相場展開が続くと思います。

新興市場は「強気の買い」。金曜は高安マチマチ。新興市場の雄楽天(4755)が野村證券の投資判断「1」、目標株価75000円を受けて堅調に推移しました。巣ごもり消費関連の内需系銘柄という事で、そういった手合いの多い新興市場は現在の相場環境にピッタリマッチしていると思います。新興市場の今年からの反発を予想するアナリストも増えてきており、ようやく反騰の地合が調ってきたような印象。

ソネットエンタテイメント(3789)は続落。特段悪材料が出ているわけではないものの、テクニカル的には一目均衡表の雲の薄い部分を突破してしまい下放れの動きに。順調に本業は伸ばしていますが、需給が悪い中でなかなか買いが入ってきません。ボックス圏を下放れてしまったために、もう少し底を見る必要がありそうですが、一方で過度に悲観する必要は無いでしょう。引き続きホールドで。

ソフトバンク(9984)は反発。携帯電話純増数が20ヶ月連続の首位となり、年間でも2位に2倍近い差を付けてダントツの一人勝ち。ただここまで増えてくると、そろそろ無料通話やホワイトプランの料金設定などが重石になってきてAPRU(一人あたりの月間携帯使用料)の引き上げが急務の課題になってきます。まだ累計契約数では3位ですから、挑戦者としての姿勢は必要でしょうけど。テクニカル的には25日線で反発し、再度上昇波動に乗れるかどうかというところ。需給は引き続き良好。

メディカルシステムネットワーク(4350)は反落。同盟関係のアルフレッサHD(2784)はメディセオ・パルタック(7459)との合併が白紙になってしまいました。確かに両社を併せて薬卸のシェアが過半数を大きく超えてくるので、以前から独占禁止法に触れるとは言われてきましたが、ここまできてポシャるかーという気もします。同社にとってはマイナス材料ですが、不況下でも強い内需系銘柄ですから、気長に見守っていきましょう。

ダイハツ(7262)は続落。今年に入ってから比較的強い動きの続いていた自動車関連銘柄ですが、ここにきてやや為替が円高方向に振れてきた事により弱含む展開に。テクニカル的には75日線と直近高値876円を超えられなかった事により、もう少し底を探る展開となりそうです。引き続き外部環境(ビッグスリーの動向等)に左右される状況か。

USEN(4842)も続落。金曜引け後に第一四半期決算を発表。予想通り経常利益は大幅マイナスで悪かったものの、子会社売却益等を加味して最終利益は黒字転換。それを受けてPTS市場では大幅高となっています。インテリジェンスの売上が落ちてそのまま営業損失となった分営業利益も減少し、前期比で見ると数字こそ悪くなっているものの、その割には経常利益の減少幅が健闘しているために、予想よりは悪くないという印象を受けます。週明けの株価はそこまで好感しないでしょうが、株価のボトムは打ったと言えるのではないかと思います。

日本リテールファンド(8953)は反発。金曜引け後にクリード(8888)の会社更生法適用を受けて、今年もやはり不動産業界を取り巻く相場環境の悪さを引き続き確認。なかなか底が見えません。REITのクリード・オフィス投資法人(8983)は既に運用会社も変更され影響が無いと発表していますが、良いニュースで無い事も確か。REIT指数も比較的落ち着いてきていましたが、なかなか一段高できるような状況ではないようです。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→670円 目標6000円

ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→193500円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1545円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→94000円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→811円 目標1500円

みずほFG(8411) 4月15日より 433円→275円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8150円 目標2万円

USEN(4842) 7月15日より 300円→115円 目標400円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→408000円 目標55万円

JUKI(6440) 11月20日より 99円→101円 目標140円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。