KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

人は石垣、島は島 その12

やがて陽も傾いて、水平線の上にまでやってきました。Oh!beautiful sunset!(^^)実は今まで色々なホテルで夕陽のキレイに見えるスィートルームに泊めてもらいましたが、結局夕方は必ず外出してどこかへ行っていたので、まともにその恩恵を授かる事ができませんでした(T△T)なので今回は遂に南国の夕陽を見る事がです。うーん、エキゾチックジャパン。明日の夕方には飛行機で本土に戻ってしまうので、丁度旅行の終わりと夏の終わりを重ね合わせたような、サザンやTUBEの歌に出てくるような切ない感じになりました。ギンギンギラギラ夕陽が沈むーギンギンギラギラ陽が沈むー♪←違うやろ(-。−;)

クルーザーには2階部分があったので、我々は2階に上がって夕焼け空を見ていました。一番星やら何番星やらわからないですが、まだ端っこがオレンジ色の空にたくさんの星が浮かんでいました。一方、洋上で高いところにいると遠くまで見渡せるものですが、南の方角では空が数十秒おきに光っていました。どうやら積乱雲的な雲にカミナリが頻発しているようで、こちらはこんなに雲一つない晴れた空なのに、何だか不思議な感じがしました。

やがてガイドの人が上がってきて、我々に話しかけて話し相手をしてくれました。ハネムーンだというとお祝いの言葉をもらいました。そうしているうちに時間は過ぎて辺りはほとんど暗くなりました。

夕陽をひとしきり堪能した後は、お待ちかねの石垣牛ステーキです(^^)船上で大きな石垣牛のステーキを食べながらオリオンビールを飲むというのが、今回のクルージングのもう一つのウリでした。我々は陽の残光を眺めながら夕食をいただくことにしました。

そして石垣牛のお味は・・・んまーい!!(^^)柔らかな肉に旨味が凝縮されており、口の中でとろけます。自然に囲まれて南国の太陽の中で健康的に育った牛の肉の何たる美味いことか!その他にもエビやら何やら付いていて、全部食べるとお腹いっぱいになりました。

そこに加わるオリオンビールがまた美味い!南の島の気候とオリオンビールがまた良く合います(^^)前にも書きましたが、本土で飲むと大した事無いのに、何故ここで飲むとこんなにも美味く感じるのでしょうか?良い感じにホロ酔い気分になりました。

ところが、ふと横を見ると嫁が全然手を付けていません。
「酔ったみたい(-。−;)」
嫁はオリオンビールは頼まずにソフトドリンクを飲んだはずです。そう、嫁は酒ではなくて船酔いの方なのです(・・;)折角のサンセットクルージングでしたが、ここにきて嫁はグロッキー。弱っていました(・・;)(つづく)

さて、酔いそうな相場展開が続く日経平均は金曜反落。前日のNYダウはマイクロソフト等の業績悪化報道を受けて軟調な展開。IBMやアップル等が堅調だったので期待が高まっていた分、失望売りを浴びました。それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。最近頻繁に起こる「ソニーショック」によって、全般的に売りが集まる展開に。為替の円高基調も強まって総悲観ムードも高まり、結局安値引けとなりました。

投資判断は「売り」。なかなか市場は落ち着きを取り戻しません。昨晩のNYダウはGEの業績見通し悪化からまたまた売られる展開となりましたが、一方グーグルや金融株が堅調に推移したことで8000ドル割れからは買いが入り、何とか終値では節目を割り込まずに済みました。ただ直近安値を一時的に割り込んでしまい、底打ちはまだ先の様子です。日米共に8000という数字は、このところの大きな心理的節目として意識されているようです。

一方アメリカの方では主力指標として使われているS&P500が800ポイントを下回らず、直近安値も割り込んだわけではありません。ここが何とか踏ん張れば、日本市場にも明るい兆しが出てくるでしょう。オバマ大統領就任から最初の100日が重要だと言われるうちの3%が既に経過しました。何とか土壇場で踏みとどまっている感じですが、堪えきって欲しいところです。

アメリカの方では少しずつ主力企業の決算が出てきていますが、日本の方でも来週から主力企業の四半期決算が段々と出てきます。この辺りまで株価は動き辛く、となれば今の下落トレンドを維持しそうで、再来週までの値動きは昨年11月の安値(日経平均で7400円、TOPIXで750ポイント)を目指す展開となりそうです。逆に下値目処もその辺りまでで、その後は反転に転じると今のところ見ていますが。

節分天井という言葉も意識されていますが、節分天井となるのも一般的にはこの時期に各社今期の第一四半期決算が出そろって、今期見通しを占うと共に期待感が剥落するからです。今年はどうでしょう?これだけ業績が悪い悪いと言われ続けていれば、大方織り込んできているという見方が正しいと思います。前回もお伝えしたようにソニー(6758)はやはり多少織り込み済みの内容としても、出尽くし感が出るような雰囲気ではなく、結果大幅安となりました。しかしこれで来週決算発表された際に市場をかき乱す要因が無くなったとも言えます。

新興市場は「強気の買い」。金曜はマザーズ指数のみプラス。相対的には大型株よりは良い相場展開でした。ただ売買高も低調で上昇に弾みがつくという状況でもなさそうです。前回お伝えしたように、各指数共に来週末辺りから一目均衡表の雲のねじれ部分に突入してくるため、出てくる新興市場の決算の内容によって、今後数ヶ月の新興市場の命運が定まります。ただ為替に影響されにくいIT関係を含めた内需系銘柄が多いため、大型株よりは期待の持てる決算内容になると思われます。

ソフトバンク(9984)は反落。全体相場の流れに逆らえず、下支え要因として期待していた一目均衡表の雲に突入してしまいました。同社に関しては保有株式の時価評価額が世界株安で下がっているものの、評価損を計上しなければならない状態になっている株式はほとんどなく、であれば通信関連の内需株として比較的しっかりした数字が2月5日予定の四半期決算発表で出てくるものと思われます。貸借倍率も1倍割れの状況ですから、需給については良好な方です。

USEN(4842)は続落。下値の防衛ラインだった108円を割り込んでしまいました。商いも減少傾向ですっかり人気が離散した形に。次の下値目処は昨年末につけた106円という事になりますが、正直この辺りも単なる通過点となりそう。一方で超低位株ですから、何らかの拍子に一発高で一目均衡表の雲の薄い部分突破→トレンド転換の可能性は大いにあります。

日本リテールファンド(8953)は続伸。引き続き日銀による不動産投資法人債の適格担保に格上げ報道が材料視され、REIT指数はこの相場の中で逆行高。パラボリック好転、MACDも好転間近でトレンド転換しつつあります。材料が出た業界として、この総悲観ムードの中で人気化したのも幸いでした。

さて、今日は遅ればせながら今年最初のポートフォリオ入れ銘柄を挙げたいと思います。しかし相場を象徴するように売り銘柄として。それはセブン銀行(8410)です。

同行は銀行とは名が付くもののATMの手数料収入がメインのところで、セブンイレブンを中心に展開。一般的な銀行とは一線を画します。その分、昨今の金融恐慌ではマイナス風も蚊帳の外。一年程前に上場してからはほぼ一貫した上昇トレンドを描き、世界同時株安で世界が悩んでいた昨年末に上場来高値を付けました。

ただ最近はその辺りのピークアウト感が強まり、高値から2割近く下落。需給環境が悪化してきています。テクニカル的には25日線と75日線のデッドクロス目前。一目均衡表の遅行線も雲の薄い部分を突破しかかって暗転しそうです。

昨今このような指標を使って分析するのも野暮ですが、PER・PBRで見た水準も他の銘柄に比べると割高。信用倍率も11倍台と買い残が多く、重石になっています。

業績自体は一定程度安定していると思います。昨今タスポ効果でコンビニの業績が良かったですから、その分コンビニATMの利用も大きかったことでしょう。ただ如何せん今まで買われ過ぎました。他に割安な銘柄がゴロゴロしているのに、敢えてこの銘柄を選ぶ理由はなさそうです。

目標株価は20万円。月曜の寄り付きから売りポートフォリオ入れとします。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→659円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→188000円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1272円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→81200円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→721円 目標1500円

みずほFG(8411) 4月15日より 433円→212円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8000円 目標2万円

USEN(4842) 7月15日より 300円→107円 目標400円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→399000円 目標55万円

JUKI(6440) 11月20日より 99円→84円 目標140円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。