KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

人は石垣、島は島 その13

嫁は何とか完全な船酔いの手前で踏みとどまっていたため、最悪な事態は免れましたが、それでも折角の石垣牛ステーキを一口も食べれませんでした。今日石垣牛ステーキを食べるという事で、今までそういう系の料理屋は敢えて避けて挑んだのに(・・;)

勿体ないので「これ持って帰れますか?」と聞くと、ガイドの人は驚いたような感じで、ご飯はおにぎりに、そして肉やエビは一緒のビニール袋に詰めてくれました。しかしぐちゃぐちゃになって、残飯のような感じに・・・(-。−;)あぁ、石垣牛もこれじゃ浮かばれん┐( ̄ヘ ̄)┌でも結構嫁のように酔って食べれないという人もいると思うのですが、持って帰るというのが想定外だったのでしょうか?もう少し容器とか用意してあっても良さそうなものですが。

そんなやりとりをよそに皆大方食べ終わると、船上で催しものが始まりました。ガイドのお姉さんによる三線の演奏と、島唄の披露です。島唄の出来た背景を解説してもらいながら、音色に合わせて歌ってくれました(^^)伴奏用の沖縄のカスタネットみたいな楽器「三板」を嫁に手渡し「私の歌に合わせて叩いてください」と言われましたが、今の状態の嫁にとっては酷な話(-。−;)何とか合わせるだけの非常に弱々しい音色になっていました。見るに見かねて私が代わって叩きました。

ちなみにBEGINが石垣島出身という事で、BEGINの歌も混ざっていました。そういえば前回沖縄に来た時には島中にBEGINの歌が流れていましたが、今回はそこまでは感じませんでした。それはともかくとして、今回歌って貰った曲は「島んちゅの宝」という曲。BEGINが石垣島の小学生から聞き取った石垣島という郷土に対する印象、思いを綴った曲です。

「僕が生まーれたーこの島のー空ーをー♪僕ーはーどーれくーらーい知ってるんだろー・・・」という歌い出しから始まるのですが、私が酔った勢いで「僕が踏まーれてー君も踏ーまれーてー♪踏まーれて踏まーれてどっこいしょー♪」と替え歌を歌っていたら「変な歌を歌わないで(-。−;)」と嫁に怒られました(-。−;)

それにしても島唄って本当に沖縄によく似合いますね。何というか、前回言ったようなオリオンビール同様、ここで聴かないと意味が無いというか。緩やかな南風に乗せて歌うかと思えば、皆が踊りだすようなアップテンポな曲まで様々です。正直三線の音域なんて限られていると思いますが、それが紡ぎ出す音色は無限の広がりを感じさせ、いつまでも聴いていたい癒しの波長となって我々の心に染み渡ります。

そんなわけでガイドのお姉さんに沖縄民謡の踊り方(手首のスナップがコツらしい)まで習って、最後は船上で皆踊って帰港。前回沖縄の結婚式に呼ばれた際、参加者が皆踊って祝っていたのが圧巻の沖縄の結婚式でしたが、基本スタイルは「同じアホなら踊らにゃ損々」。こんなアホ達を乗せた船を包む最後の沖縄の夜はこうして更けていったのでした。(つづく)

さて、踊り出したくなるような日経平均は本日大幅反発。前日のNYダウは12月中古住宅販売の増加が予想以上だった事や製薬大手ファイザーによる久しぶりの大型買収を受けて上昇。それを受けた日経平均は為替の落ち着きを背景に急反発。一時400円を超える場面もあり、勢いは衰えず、結局は高値圏での引けとなって8000円を回復しました。

投資判断は「中立」に。短期的には底を打ったと見ています。理由の一つは前述したアメリカの住宅に関する話題で久しぶりに予想を上回る好内容が出た事。もう一つは本日昼に発表された「経済産業省の認定を受けた一般企業にも公的資金が注入できるようにする」という動き。この辺りは相場の転換点を作りそうな気がします。すなわち投資家に明るい希望を少し持たせる事ができるような状況に変わったということです。

他にも中小企業に対する信用保証枠を30兆円まで拡大するという話も政府のなりふり構わぬ下支えを意味します。定額給付金なんかよりもよっぽど良い政策なのですが、どうしても与党は嫌がる国民にお金を配りたいようです。

経済学的に言えば「配る=減税」のようなものですが、それだと一部はどうしても貯蓄に回ってしまいます。特にこういうような経済環境であれば。しかしケインズ的に言えば公共投資に回せば乗数効果によって国民の所得を増やす事ができます。昨今致命的なエラーがあると指摘されるケインズ理論ですが、少なくとも前者よりはマシな選択肢だと思われます。

何にせよ世界各国がなりふり構わぬ下支えを画策しているというところが救いです。最近挙がっているバッドバンク構想(金融機関から住宅ローン等の不良資産を切り離して処理する構想)もその一つですが、こういう動きがある限り経済は死にません。これで株価・景気が底を打たなければ嘘だろうという感じです。日本も、実際にはしなくて良いですが、政府高官による為替介入のリップサービスがあれば尚宜しいというところ。しかし今の政府にはその余裕すら無いようです。

ともあれ、テクニカル的にも日柄調整を十分こなしたと思われるため、投資判断を一段階上げる事にしました。一方でこれから本格化する決算発表に対して、警戒感が出るのも確かでしょう。本日の大幅な上げはとりあえず8000円を切ってダラダラ下げる最近の風潮に対する逆撃でしたが、どれだけ持続性を持てるかは不透明です。

アメリカの住宅に関して予想を上回る内容のものが出てきた事が一つの転機となるというのは先ほども申し上げましたが、日本の方は機械統計絡みで予想を上回るものが今後出てきたら、その時初めて反発が確定すると言えるのでしょう。基本的には長期的に買いだと見ていますが、足りないのはほんの少しの投資家心理。ほんの少しだけ流れが変われば、大幅高連発するという時期がすぐにも来ることでしょう。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に堅調。大型株市場に引っ張られる動きとなりました。またACCESS(4813)を始めとする新興株の中でも大型のものが比較的強い値動きを続けています。だいぶ風向きは良くなってきたと思いますが、もう一息抜けきれないという面もあるのは確か。ここからの動きに期待です。

ソフトバンク(9984)は大幅続伸。テクニカル的には75日線を支持線として短期的に反発の形を作っています。本日発表の信用倍率は更に悪化して1.23倍となってしまいましたが、本日の上昇で貸し株は勢いよく増えて貸借倍率が0.44倍。ここからの巻き返しに期待できそうです。

SEHD&I(9478)も続伸。薄商いが続いています。本日引け後に子会社システム・テクノロジー・アイ(2345)が業績の上方修正を発表。このご時世に上方修正を発表するというところにネット企業の強さが垣間見れますが、少しずつ親会社である同社に影響してくるものと思われます。

昨日から売りポートフォリオ入れとなったセブン銀行(8410)は反発。ただ本日はこれだけ全体相場が大幅高する中で、小幅高に止まったところが下落トレンド入りしている同行の弱さを見せていると思います。特に戻り相場となった場合、同行を売って割安な別銘柄に乗り換えるという短期筋も多いでしょう。

本日のところは時間もないのでこの辺にしておきますが、最近またポートフォリオ入れしたい銘柄予備軍がゴロゴロしてきました。もう少しだけ引っ張ってから随時入れていきたいと思いますのでご期待ください。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→663円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→187700円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1359円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→71800円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→758円 目標1500円

みずほFG(8411) 4月15日より 433円→230円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8140円 目標2万円

USEN(4842) 7月15日より 300円→108円 目標400円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→400000円 目標55万円

JUKI(6440) 11月20日より 99円→85円 目標140円

売り銘柄

セブン銀行(8410) 1月24日より 291000円→283100 目標20万円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。