KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

竹富島へtake to me! その2

ちなみに前回紹介したグラスボートで撮った動画がありましたので、一応アップしときます。興味のある方はご覧ください。

↓グラスボートから見た竹富島の珊瑚礁
http://www.youtube.com/watch?v=pISjMYf6a9c

グラスボートから下りると、いよいよ竹富島観光です。また例によってバス(と言うより10人乗り程度のライトバンみたいな車)に乗って島を一周ぐるっと案内してもらう事になっていました。

ところがこちらも我々以外に乗客はおらず、運転手兼ガイドさんとの一騎打ちの様相(-。−;)
「まずはバスに乗る前に島の歴史がわかる資料館で15分程度時間をとります」
というわけで早速港の傍にある小綺麗な施設を見学しましたが、正直15分もいらんかなーという感想の施設でした(-。−;)だって我々は別に島の歴史を堪能しに来たわけじゃないですから┐( ̄ヘ ̄)┌

一通り見終わるとようやくバスに乗って案内してもらいます。やはりこちらの運転手さんもまるで他にも観光客がいるかのように、いつものペースで淡々と説明されます。また「なるほどー」とか「そうかー」とか言いながら乗っていました(;^_^A

島を横断して、着いた先はコンドイビーチという星砂で有名な所。この島で一番のリゾートっぽい場所です。ここで取れる砂は星の形をしていて、まるで満天の星空から降ってきたような、ロマンティックが止まらないという感じのスポットです。

ちなみに何故星の形をしているのかというと、実際には砂ではなくて、そのような形の殻を持った有孔虫という虫の死骸だそうで。それが浜に打ち上げられて星砂となっているのだとか。そう言われるとロマンもへったくれもなく( ̄Д ̄;;まあ死んでお星様になったんだと考えると、ロマンティックも少しは復活・・・しないか(;^_^A

浜に着くとバスを降りて、我々も星砂拾いを堪能することに。浜で土産物を売っている若い姉ちゃんが我々に近寄ってきて、星砂の取り方を実演して教えてくれます。手のひらを砂浜につけると手に砂がくっついてくるので、それの中から星の形をしている砂を取り出すと・・・ふんふん、なるほどなるほど・・・

グサッ!
「痛っ!(××)」
頭を抑えて痛そうに、若い姉ちゃんが嫁を睨みます(・・;)何が起きたかというと、嫁は強い日差しを避けるために日傘を差していたのですが、嫁は説明を熱心に聞き入り、夢中になって星砂を探していたあまり、若い姉ちゃんの手のひらに顔を近づけた瞬間に日傘の先が若い姉ちゃんの頭に突き刺さったのでした( ̄Д ̄;;

「ご、ごめんなさい( ̄Д ̄;;」
咄嗟に謝る嫁でしたが、見るからに不機嫌そうな表情に変わった若い姉ちゃんでした。(つづく)

さて、不機嫌そうな日経平均は金曜反発。前日のNYダウは金融株を中心に堅調推移。それを受けた日経平均も朝方から買いが優勢。特に一気に92円台にまで進んだ円安が支援材料となり、輸出関連銘柄に買い戻しの動きが拡がりました。しかし夜に発表されるアメリカの雇用統計を控えて様子見ムードが高まり上値の重い展開。それでも何とか8000円は維持して引けました。

投資判断は「買い」。金曜発表されたアメリカの雇用統計では、1月の非農業部門雇用者数が60万人減少と34年ぶりの、失業率も7.6%と16年ぶりの悪化になったにもかかわらず、NYダウは大幅高となりました。どちらかというと来週発表される金融安定化法案への期待が先行し、金融株を中心に上昇。一方で期待を上回るような内容でないと、来週実際に中身が発表されたらまた材料出尽くしで売られる可能性もあり、脆さも含んだ上昇となっています。

とはいえ、日本の方はテクニカル的に連日下値を切り上げる展開となっており、順調に戻りを試しています。来週はうまくいけば9000円まで一気に上昇するという期待もあります(ただ週中に祝日を挟みますから、ハードルはかなり高そうですが、それだけ期待感は高まっています)。週末にSQを控えて先物主導で動きそうですが、悲観よりも楽観が上回る展開が続きそうです。

ところで政府紙幣の発行の話が以前産経新聞に出ていて「冗談だろう?」と思っていたのですが、最近になってにわかに注目を浴びつつあります。私はこの政策に真っ向から反対します。過去中央政府が発行する貨幣以外に藩札やら軍票やらといったものが発行されてどうなったか?当然インフレが起こります。「インフレの手前で発行を止めれば良い」なんて呑気に言っている学者さんがおられますが、インフレを事前に察知して調整できるものなら、今までどこの国も苦労していません。

同時に通貨も信用を失います。為替は円安に振れますが、それは俗に言う「悪い円安」です。誰も代金を円で受け取りたいとは思わなくなるでしょう。あたかもウルトラC的な感じで埋蔵金と同様に考えられていますが、私は大反対です。まだ伊吹さんや津島さんが反対していることから、まともな感覚を持っている政治家に期待しますが(マリファナという表現はまさしくその通り。万が一採用するならば単位は円天にすべき)、それなら給付金の方が何百倍もマシです。

新興市場は「強気の買い」。金曜は3指数共に軟調。最近ややダレている印象ですが、来週は大型株の方が強い動きを見せそうで、そうなってくるとまた新興市場が弱含む事になりそうです。だいぶ日柄調整も進んできたのですが、反発のきっかけを探している段階です。

ソフトクリエイト(3371)は反落。しかし決算発表後は堅調な推移を見せ、700円台回復の場面がありました。やや一服という感じですが、素直に増益決算を好感している模様。トレンドは昨年12月の安値から上昇を維持しているという格好。新たに属する事になった東証2部の株価指数は昨年10月の安値に接近していますが、同社の値動きは堅調と言えましょう。

ソフトバンク(9984)は大幅続伸。前日に発表された決算が好感され買い気配スタートし、そのまま買いを維持した格好に。個人的には前回書いたように「株価的には中立」程度だと思っていたのですが、良い方向に期待を裏切ってくれました。市場はより悪い内容を織り込んでいたようですね。

テクニカル的には25日線、一目均衡表の雲という2つの節目を一気に突破。DMIやMACD等各種指標も好転していますが、何より11月の高値付近で急増した価格帯出来高を突破している事に、実は大きな意味があります。空売りも急増して、来週発表される信用倍率は再度1倍割れとなっていることでしょう。

ダイハツ(7262)は続伸。為替が一気に92円台にまで突入したことにより輸出関連、とりわけ自動車株全般に買いが波及している格好に。また金曜引け後にトヨタ(7203)が営業赤字初の転落となる決算を発表。引き続き自動車販売に底が見えませんが、株価的には材料出尽くし感を折り込みに行く事になると思います。

とはいえ、アメリカのビッグスリーに関して年末以降話題がしぼんでしまっていますが、別に状況が改善されているわけではありません。間もなく再びその辺りの資金繰り懸念を含めて再編か破綻かの大きなニュースが飛び込んでくるでしょう。ただ日本メーカーにとって前者であれば短期的なプラス、後者であれば長期的にはプラスに働くと思われ、過度な悲観は必要ないと見ています。

みずほFG(8411)は続伸。ただNYの金融株バンカメ等が急騰している割には大人しい動きが続いています。とはいえ、日経平均が本格的に戻りを試す時には必ず金融株が中心となって上昇します。テクニカル的には一目均衡表の雲のねじれ部分が近づいており、期待感が高まる状況となっています。

JUKI(6440)は反落。年初来安値近辺での攻防が続いています。中国では上海総合指数がリーマンショック以前の水準まで戻すなど、資本主義経済にはないスピードでの政策期待に湧いています。同社もそんな中国関連銘柄の一つとして、もう少し買われてもおかしくないと思うのですが、需給の悪さが嫌気されています。来週10日に発表される決算は良い内容ではないものの、一つアク抜け感が出るタイミングになりますから、要注目というところです。金曜は久しぶりに貸借倍率が改善したところもミソ。

セブン銀行(8410)も反落。引け後に出した決算は増収増益となって、こんなご時世で手数料収入に特化した銀行経営という手法が成功している裏付けが取れました。コンビニ業界の好調も背景にあるようです。以前「決算発表前後で株価が反発してくる場面がある」とお伝えしたように、現在は3日安値で急増した出来高を背景に、強含んできている流れが見てとれます。なので市場環境の好転もあって、月曜の寄り付きで一旦利益確定の買い戻しとします。ただ、30万円に近づいた時にまたすぐに売りポートフォリオ入れする事にはなるかと思います。

エルピーダメモリ(6665)に代わって買いポートフォリオ入れとなったコニカミノルタHD(4902)は大幅高。寄り高となりましたが、その後も何とか踏ん張った格好になっています。こちらも空売りが急増する形となっていて、直近高値を上抜ける事は必至。まだまだ先高感が強いでしょう。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→697円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→191800円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1479円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→77000円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→759円 目標1500円

みずほFG(8411) 4月15日より 433円→226円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8660円 目標2万円

USEN(4842) 7月15日より 300円→102円 目標400円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→413000円 目標55万円

JUKI(6440) 11月20日より 99円→79円 目標140円

コニカミノルタHD(4902) 2月5日より 785円→783円 目標1000円

売り銘柄

セブン銀行(8410) 1月24日より 291000円→262000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。