KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

竹富島へtake to me! その3

そのまま不機嫌そうに姉ちゃんは土産物屋に戻っていきましたが、何はともあれ我々は星砂の採りの開始です。早速手のひらを浜につけてみると・・・採れる採れる星砂の雨あられ(^^)たくさん星砂がくっついてきましたが、めぼしいものを数粒採ると、後は海や景色を堪能。ヤドカリやらシャコみたいなのやらがたくさんいて、さながら自然の水族館でした。やっぱり南の島の海岸は別格やね(^^)浜では竹富島の猫が砂だらけになって昼寝していましたが、強い日差しを受けて寝苦しくはないんでしょうか?(・・;)

↓結構毛だらけ猫砂だらけ

↓星砂を採る人々

↓それを見る猫

その後は島の中心地に案内してもらい、また水牛車に乗る事に。ここの水牛は由布島の水牛と異なって水の中を歩くのではなく、町の中の道を練り歩いていくのです。20人乗りの牛車に揺られながら竹富島の家々を見て回り、そしてガイドさんには八重山の民謡を三線で弾き語ってもらい、またしても南国の雰囲気を満喫(^^)やっぱり牛に揺られながらの三線は何度聞いても良いものですねー。

↓今度は竹富島で水牛に揺られる動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=Ih6sZx4m9nY

水牛から降りると、今度は徒歩での竹富島観光へ。竹富島の中心地に民家や施設が集まっていますから、基本的には徒歩で十分カバーできます。レンタサイクルで島を巡る観光客の姿もよく見かけました。

我々はまずこの島で一番高いと言われる展望台へと向かいます。展望台と言ってもちょっと島の高いところに石でできている原始的なもので、高さは3m程度でしょうか。それでも島の大部分を見渡せることで、定員2名の展望台には皆並んで順番を待っています。

我々の番が来たので展望台へと上がりました。しかしその階段は非常に急で、アンチバリアフリー設計(・・;)基本「昇れない奴は昇るな!」と言われているようなものです。それでも皆「恐い( ̄Д ̄;;」と良いながら昇り降りしていました。皆が恐いなら当然私も恐い!(××)そもそも私は高所恐怖症なので、昇ったは良いものの、景色を見るどころではなく。顔は終始引きつっていました( ̄Д ̄;;(つづく)

さて、顔が引きつる日経平均は火曜続落。前日のNYダウは小幅安。景気対策法案の発表が延期され、嫌気売りが拡がるかと思いきや案外底堅い感じでした。それを受けた日経平均は前日安の反動もあって朝方から買いが先行。しかし明日に休日を控える中で、夜に発表される景気対策法案にバッドバンク構想が盛り込まれないといった話が出ると売りに押される展開に。先物売りを中心にじりじり値を下げ、連日上値が重い状況。結局8000円を維持できずに引けました。

投資判断は「買い」。ただし昨日のNYダウは景気対策法案に対する失望売りから一時400ドルを超す大幅下落。終値ベースでは今年最安値を更新してしまいました。今晩のNYはその反動もあって少し落ち着きを取り戻すでしょうが、オバマ大統領への期待が剥落している現状を示しています。

一方、日本の方はその辺りを予め織り込んだ動きでしたから、アメリカ程大きな衝撃を受ける事はないでしょう。しかし為替も90円台にまで上がってきてしまい、75日線に跳ね返されるような格好になっています。

地政学リスクの高まりも出始めています。北朝鮮がまたまたミサイル発射準備を進めており、緊張が高まりつつあります。今のところ為替には変調がありませんが、発射が確認されれば一時的にも円安となるでしょう。

また一月の工作機械受注が3ヶ月連続して過去最大の下げ幅を記録。設備投資は更新需要を除いて未だ低調で、企業の在庫調整がまだ続く事を示唆しています。ただ指標を色々見た場合、消費者心理は一定の落ち着きを取り戻し、最悪期は脱しつつあります。その証拠として景気ウォッチャー調査は前月より改善、一月の消費者態度指数も4ヶ月ぶりに改善されました。直接個人を相手にする内需と、法人を相手にする企業では差が開きつつあるようです。

ところで最近は市場で日本株全体のPERが高くなってきたから、一段の下げリスクも高まってきたと言われています(企業の下方修正を背景に市場平均12倍→24倍にまで悪化)。ただそれなら何故今まで低PERを理由に買い上がる動きがなかったのでしょうか。逆が起こらなかったのであれば、結局PERという指標が現在の相場環境下では何の説得力も持ち得ない事を意味しています。

新興市場は「強気の買い」。昨日は高安マチマチ。マザーズ・ヘラクレスといったところはようやく下げ止まった格好ですが、まだまだ予断は許しません。今年の新規上場は3月からスタートという事になりますが、ジャスダックユビキタスエナジー(3150)という「今風」の会社が上場する事が決まりました。昨年末から話題性の高い新規上場には買いが集まっている事から、この辺りまで来ると新興市場への注目度が増してきそうなところです。

ソフトバンク(9984)は小反発。NTTと光回線の代理店契約を結んだ事が話題になっています。孫社長としてはコストをかけずに収益を上げる方法として以前より同業他社との提携を口にしていましたが、その一つが実現してきたというところです。従来の路線を転換するという事で、経営の柔軟性を評価する部分も大きいでしょう。信用倍率は0.82倍と再び1倍割れ。需給面では良好で、トレンドはまだまだ上向きです。

ダイハツ(7262)は続落。為替の円高傾向が自動車株全般にマイナスに作用し、上値を抑える展開となっています。テクニカル的には指数同様25・75日線といったところも重石に。一方親会社のトヨタ(7203)は75日線を越えて一月高値水準までいきました。ここを抜けてくると、だいぶ自動車業界の株価は改善されてくるでしょう。

みずほFG(8411)は小動き。前述したアメリカの金融対策法案でバッドバンク構想が織り込まれないという動きから、引けにかけて様子見の売りに押されて失速。一方でその主因は空売りにあったようで、貸借倍率は大きく改善しています。相当程度アメリカ金融株のネガティブな動きは織り込んでいる模様。

USEN(4842)軟調。薄商いの中、100円を巡る攻防になっています。何らかの材料が出ないとこのままでは100円割れは必至な状況ですが、一方でそこまで下げないといけない程事業内容は悪くはないと思います。悲観論が先行し過ぎ。

JUKI(6440)は反落。昨日引け後に第三四半期決算を発表。同時に通期見通しを円高や世界的な投資抑制によって下方修正。ネガティブな内容ですが、株価としては昨今下方修正銘柄がアク抜け感の強まりから上昇をみせる傾向が強く、短期的には中立であると見ています。本当はリストラ以外にももう一つ材料があれば(自社株買い等)反発してくるのでしょうが、致し方ないでしょう。中国の株価指数が上昇している事に合わせて、中国関連銘柄としての一面に期待したいところ。

コニカミノルタHD(4902)も反落。短期的な天井を付けてしまったような格好になり、下げ幅がきつい状況。もし価格帯出来高の多い730円を割ってきたら、下方に窓の開いている650円程度までの下落は覚悟すべきでしょう。一方で信用倍率は更に改善しており、上場来高値を付けた2007年11月以来の水準に。これは一つの相場の転換点を意味しています。これ以上大きな下げはなさそう。

さて、本日は一銘柄買いポートフォリオに入れたいと思います。以前にも話をしていた近畿日本ツーリスト(9726)です。

同社の株は1月末に突然の急落。要因は信用買いしていた筋の投げ売りという話がもっぱらで、特段同社にとって悪材料が内包しているわけではないようです。ただ需給の悪化からその後の反発力も鈍く、投資家の疑心暗鬼ぶりが見て取れる状況になっています。

旅行業界の環境は消費不振によって決して良いものではありません。一方でそこまで悲観する程悪くもないでしょう。円高により海外旅行は日本人にとって有利になってきました。また先日発表された燃油サーチャージの大幅引き下げによって、航空券はより一層安価になりました。

加えて昨今の消費不振は賃金の先行き見通し不安を映した事によるものですが、既に定年を迎えた団塊世代の財布の紐はまだ若者に比べ緩いものです(勿論老後資金の蓄えという不安はついて回るでしょうが)。むしろ旅行のチャンスと捉える人も多いでしょう。時間もお金もある世代を中心にプランを提供できれば、労働賃金を得ている世代も含めた相手の商売よりもこのご時世優位に事を運べるでしょう。今月下旬に発表される前期決算は相当悪いでしょうが、今期見通しは比較的楽観できるものと思われます。

テクニカル的には正直未だ下落トレンドを脱したとは言えません。各指標もイマイチで、ひょっとすると上場来安値を割り込んでしまうこともあり得ると思われます。信用倍率も4倍台と買い残が多く、おいそれと反発できないかも知れません。

それでもこれ以上株価が下落する可能性よりも、上値余地の方が圧倒的に大きい状況です。投資タイミングとしてはもう少し引っ張っても良いのかも知れませんが、先日予告した通り90円割れという水準には割安感があります。相場の低迷が長引けば、低位株物色もあるでしょう。

目標株価はひとまず120円。明日の寄り付きで買いポートフォリオ入れとします。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→685円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→181400円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1428円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→73800円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→727円 目標1500円

みずほFG(8411) 4月15日より 433円→219円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8300円 目標2万円

USEN(4842) 7月15日より 300円→101円 目標400円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→397000円 目標55万円

JUKI(6440) 11月20日より 99円→78円 目標140円

コニカミノルタHD(4902) 2月5日より 785円→747円 目標1000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。