KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

不幸中の黄忠

最近またまた良いことがありません(T△T)不景気だし株は下げ止まらないし、仕事は忙しいし(よく「こんなご時世で忙しいのは恵まれている」と言われますが、忙しいだけで残業代も全く出ず全然稼ぎにならない(T_T)休みが欲しいです)、私の周りで不幸な話も立て続けに起こります。

まずは実家の近所の方が亡くなった事。私が知る限り父の唯一の友人とも言える方が肺気腫のため突然亡くなられました。2月まで元気だったのに、最初は肺炎という事で入院したのですが意識も回復せずに、一週間後に亡くなられました。

肺気腫は最近では桂歌丸師匠もかかったようで、タバコの吸いすぎが原因で起こるもの。その方もタバコが大好きだったのですが、基本的には治療の方法が無い病気らしいのです。それだけならまだ何とかなるようですが、それに肺炎とかを併発すると命にかかわるのだとか。享年67歳という事で、そこまで年もとっていなかったのですが・・・

父も大変ショックを受けていました。しかも父が半寝たきりの状態になってから立て続けに身内が3人、そして今回友人も一人亡くなって、墓参りにすら行けない父のもどかしさは推して知るべしというところです。

そんな父の代わりに私がお通夜に行って来たのですが、私自身も結婚した時のお祝いを貰ったり、雪の日は車を誘導してもらったりと色々お世話になったものです。本当に残念でなりません。

もう一つは先日倒れた伯父さん(昨年12/25のブログ参照)が実は胃ガンだったと発覚した事。心臓の検査で発覚したという事ですが、ある意味早めに見つかって不幸中の幸いなのかも知れません。しかし心臓のために「血の流れが良くなる薬」を飲んでいたせいで、今手術すると今度は血が止まらなくなって危険なのだとのこと。なので今月下旬に手術の予定らしいのですが、伯父さんも会社が厳しい時期に大変なようです。兄弟も癌で亡くなっており、そういう家系なのかも知れません。

とにかく最近は本当に良い事がないですね。景気が悪いと色々と負の連鎖が起こるみたいですが、皆さんもせめてメディアの不景気風に惑わされないように、楽観的にいきましょう。やはりこういう時こそ沖縄の「なんくるないさー」の精神で前向きにいかないと、良いことがあっても良いように感じ取れない分損ですからね(^_^)/

さて、なんくるないさーといきたい日経平均は本日続伸。昨日のNYダウは中国の景気刺激策に期待した商品市況が活況になったことを受けて反発の展開。それを受けた日経平均も中国関連銘柄を中心に買いが集まる展開に。前引け間際には7500円を回復する場面もありましたが、その中国全人代で追加景気対策が発表されなかった事から失望感が出始め、やや伸び悩んだ形で引けました。

投資判断は「買い」。しかしかなり「強気の買い」に近づいてきた感じがあります。為替は遂に100円に迫る勢いで、今まで様子見していた投資家も少しずつ市場に戻ってきた感じがあります。出来高も23億株と少しずつ増えてきており、いよいよ反発の芽が育ってきたかなという感じです。

テクニカル的にも本日の上昇でパラボリック、ストキャス、MACDがそれぞれ好転し、ようやくボリンジャーバンド−2σを離れる事ができました。直近2/26の高値7600円を抜ければ強気の買い転換しても良いと見ています。

アメリカの方も十分下げたと思います。例えばNYダウ構成銘柄のGMの株価は2ドル、シティは1.3ドルですから、逆に言えばこれ以上下がる余地はほとんどないわけです。勿論残り28銘柄にはまだまだ下げ余地がありますが、金額的にこれ以上売られると考えるよりは、冷静に見ても上がる方の余地が大きいでしょう。本日ウォルマートの2月既存店売上高が5.1%増と市場予想を上回っています。アメリカも少しずつ最悪期を抜け出しつつあります。先ほど始まった木曜のNY市場は新規失業保険申請数が引き続き高水準な事からまたマイナススタートとなっていますが、恐らくは引けにかけては買い戻される底堅さをみせてくるのではないかと見ています。

新興市場は「強気の買い」。しかし本日はマザーズ・ヘラクレス指数が軟調。円安や株価対策を背景に大型株市場が買われており、すっかり新興市場は人気が離散した格好です。一応配当狙いの買いも出てくる時期ですから、そうなると大型株の方が安定した配当を出すわけで、新興市場が敬遠されるのもこの季節ならでは。それでもTOBを含む株安を背景にした業界再編の動きも無視できず、やはり新興市場が熱い戦場になりそうです。

メディカルシステムネットワーク(4350)は続伸。引き続き自社株買いを背景にした値動きが続いているようで、9万円台回復の動きとなっています。しかしここに個人投資家がちゃんと乗ってこないとトレンドは長続きしません。出来高がもっと増えてこないと、自社株買いが終わった途端に元の水準に戻ってしまう事になりかねません。もっと目立った材料が必要ですね。

日本リテールファンド(8953)は反発。久方ぶりに強い動きを見せています。配当利回りが5%近くあったため、先月の配当落ち後、基準価格は軟調に推移していましたが、ようやく次のステージへの出発となっています。SFCGの破綻によって新興不動産銘柄を中心に未だ落ち着きが取り戻せませんが、優良REIT銘柄にとっては物件を安く取得できるようになるというチャンスとも取れ、一概にマイナス材料とは言えません。その辺りを評価する動きが出てくれば、まずはREIT銘柄から上昇してくることになるでしょう。

JUKI(6440)は反落。上海総合指数は前述した全人代での追加景気刺激策が出なかった失望から一時マイナス圏に沈んだものの、結局引けでは本日もプラスとなり世界随一の強さ。しかし同社はなかなかその流れに乗れません。為替円安も材料視されず、株価は需給面での圧迫からなかなか逃れられない様子。出遅れ感は十分あるため、一度勢い付けば戻りは早いと思われるのですが。

コニカミノルタ(4902)は続伸。本日は売り方の買い戻しもあって一時800円回復の動き。800円の壁は昨年11月から5回目のトライとなりますが、下値も徐々に切り上がってきており今度こそ突破しそうな勢い。これで抜けたら買い戻しのスピードは一気に加速を付けるものと思われます。

近畿日本ツーリスト(9726)は反発。低位ながらも着実に下値を切り上げてきています。先日決算発表後に出来高が増えた幅(2/25の85円〜92円)で動いていますが、下値は着実に切り上げてきています。25日線と接したことで、明日にも大幅高が見られそうな雰囲気になってきました。要注目。

セブン銀行(8410)は続落。良い感じに下がってきています。ただ売り方も少しずつ増えてきており、前回安値238700円を睨んだ動きになりそうで、短期的には買い戻しの動きが先行しそうです。短期の方は一旦買い戻しても良いと思いますが、基本トレンドは下落継続中のため、そのまま売りホールドで良さそうです。

さて、本日また一銘柄買いとしておきたい銘柄があります。光通信(9435)です。かつてソフトバンク(9984)とITバブル時代の寵児とされた銘柄ですが、それから株価は低迷。色々悪い噂も書かれたりしましたが、今となっては懐かしい思い出です(本当か?)。

それはさておきSFCGの大株主だった事から、先日の同社の破綻によって大打撃を受けました。しかし翌日の株価は安値から大きく切り返し、本日の新聞報道では特損を計上。悪材料出尽くしの動きとなっています。

信用倍率も圧倒的な売り長で上昇トレンド。この辺り言う事はありません。特に週足で見るとその良さがわかります。目標株価は差し当たって2000円。明日の寄りにて買いポートフォリオ入れとします。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→644円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→182100円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1209円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→91000円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→755円 目標1500円

みずほFG(8411) 4月15日より 433円→185円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8690円 目標2万円

USEN(4842) 7月15日より 300円→90円 目標400円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→339000円 目標55万円

JUKI(6440) 11月20日より 99円→62円 目標140円

コニカミノルタHD(4902) 2月5日より 785円→790円 目標1000円

近畿日本ツーリスト(9726) 2月11日より 88円→88円 目標120円

売り銘柄

セブン銀行(8410) 2月12日より 266600円→240500円 目標20万円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。