KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

髪々の怒り

よく髪を切った女性に男性が気付かなくて女性が怒る・・・という図式がありますが、我々夫婦にもよく当てはまります(・・;)男は森羅万象の出来事にそこまで注意深く見てない生き物なのですが、女性には理解し難い事なのでしょう。女性は美に比重を置くけれども、男性はそこに比重を置いていないためにしばしば起こる摩擦です。

・・・とは言うものの、じゃあ女性が男性の変化に気付くかというと、案外そうでもありません。私が2ヶ月ぶりに床屋に行ってきても、うちの嫁はしばらく気付きません。忘れた頃に「髪切った?(;^_^A」と言われますが、それならば私の事を責める筋合いは無いでしょう。ちなみに前回は昼に床屋に行ってから夜に風呂から上がるまで、全く気付かれませんでした┐( ̄ヘ ̄)┌

そんなわけで先週は「日曜に床屋に行くよ」と言っておきつつ、こっそり土曜に行ってみました。それから嫁に顔を合わせて、果たして何分後に気付くかと思って計っていましたら20分が経過しました(-。−;)

そしたら昨日。仕事から帰ってきてしばらくすると嫁が何かを目で訴えかけてきています。
「あ、髪切った?(;^_^A」
嫁の髪が微妙に変化しています。何とか遭遇後5分で切り返す事ができました。
「私がヒントを出したからだよ(-。−;)」
とは嫁。
「いやいや、家に入る前から気付いていたよ(;^_^A」
とは私。
今後も緊張感を持った夫婦生活が続きそうです。

さて、緊張感を持って挑みたい日経平均は金曜反落。前日のNYダウは地銀の好調な決算を受けて金融株を中心に上昇。それを受けた日経平均でしたが昨日の反動もあって朝方から売りが優勢。週末要因やストレステストの結果待ちの様子見ムードが高まって売りが断続的に出てくる動き。為替の円高が進んで一時96円を付けた事も足かせに。

投資判断は「買い」。しかし来週は水曜が祝日でGW前、またアメリカでのストレステストの結果発表前という事で様子見ムードが高まるでしょう。閑散な相場になり、一時5000円台突入も覚悟せねばならないと見ています。

一方のアメリカももみ合いの相場展開を予想します。クライスラーには連邦破産法第11条(チャプターイレブン)の適用が囁かれていますが、私は引き続きビッグスリーに対する破産法は無いと見ています。これは単なるブラフ(脅し)であり、政府・企業・労組・債権者・株主という関係者それぞれの思惑を含んだ牽制の要素が強いでしょう。

チャプターイレブンは破産とは言っても日本の民事再生法に近く、前向きな破産という見方も根強いのは確かです。とはいうものの、一度破産法を適用してしまうと、会社の信用力は大きく損なわれます。結局短期間で再生できるかどうかは今後の開発力向上によって魅力的な製品を作り上げ、それによって売上と利益を伸ばす事が重要です。それなのに破産法によって開発に投じる資金も集めにくくなり、結局はアメリカ社会のお荷物のまま他社に設備ごと買収されるという結果となりかねません。もっとも、それが一番皆にとって幸せな結末かも知れませんが。

上記の話もあって、来週のアメリカ相場は8000ドル前後の動きに終始しそうです。

日本の方は5月危機と言われていますが、これもやはり無いと見ています。実際問題3月危機が意識された2月の相場環境と比べて、どう状況が悪化したのでしょう?各国政府は景気対策を次々と打ち出し、あまつさえ株式を3年で50兆円も取得すると言っています。これで再度7000円を割り込むとは思えません。私は5月には1万円回復と見ています。

とはいえ、6月に入るとその反動や期待感の喪失によって夏頃までダラダラ下がる相場になるのではないかと見ています。丁度昨年10月に暴落してから半年が過ぎて空売りの買い戻し期限も到来していますから、そういった買い戻し圧力の減少には注意を払っておくべきでしょう。また一方で暴落ともならないとも見ていますが。

新興市場は「強気の買い」。金曜は高安マチマチ。マザーズ指数は非ネット関連銘柄を中心に続伸となり、ネット関連銘柄だけのブームではないという新興市場全体の底堅さを示しています。前回から述べているように、GW前の閑散相場は例年個人投資家を中心に資金が流入してき易い日柄で、今最も注目すべき市場でしょう。

みずほFG(8411)は反発。一時10%近い上昇も見せて200円を回復。アメリカでの金融株買いの流れも追い風でしたが、前日の決算発表によるアク抜け感が一番大きく出た感じです。本日の報道によると、日興コーディアル証券の優先交渉権は三井住友(8316)に取られてしまったようですが、個人的にはみずほには新光証券(8606)との合併により誕生する新みずほ証券が有りそれで十分。過剰な投資にならずにむしろ良かったと思っています。

日本リテールファンド(8953)は反落。木曜は個人投資家を中心にREIT市場全般買われる動きでしたが、金曜はその反動もあって軟調なものが多く。また中央コーポ(3207)の民事再生法も出てきて、未だ落ち着かない不動産関連銘柄ですが、一方では資金繰り不安の遠のいた不動産銘柄には極端な買いも入ってきており、二極化の様相を呈しています。この辺り淘汰が完全に済むまで、不動産関連銘柄は簡単には買い上がれないでしょう。

コニカミノルタ(4902)は反発。テクニカル的には一目均衡表の雲から早期に抜け出して、MACDも好転。空売りも引き続き増えて上昇トレンドは継続中。週足で見ても13週線が下値を支えており、1000円程度までの上昇は容易いと思われます。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→645円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→219400円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1519円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→96000円 目標20万円

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→893円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→199円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8100円 目標2万円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→373000円 目標55万円

コニカミノルタHD(4902) 2月5日より 785円→835円 目標1000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。