KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

若きウェルテル

今回も前回の続きで前フリは愚痴です。読み飛ばしてください。

ぶっちゃけ「株は止めた」と言って、実は続けるという策もあります。どうせ止めたかどうかなんて調べようもありません┐( ̄ヘ ̄)┌しかし私は何ら後ろめたい事をやっているつもりもありませんから、そんな嘘を付いてまで会社に残ろうとは思いません。

無論就業規則に「従業員の株取引禁止」など一切書かれていません。というか、入社して半年以上就業規則すら見せられなかったし、ちらっと見せられて回収されるほど「見せたくない」ような会社だったので、この辺りはものすごくいい加減です。真剣に訴えれば勝てると思います(そんな事までするつもりはありませんが)。

何故株を辞めろというのか理由もイマイチわかりません。「客と取引を始めるから」とかわけのわからん事を言ってましたけど、うちで株の仲介をやってるわけではないですから、当然そんなこと出来ようはずもありません。社長は株取引の仕組みを知らないのではないでしょうか?

また「今からは投資から貯蓄だ!」とこれまた時代錯誤甚だしい事を標榜している社長なのですが、どう考えるかは個々人の勝手で、それを雇用関係という鎖を用いて、従業員の意識を変化させようというのはパワハラか財産権の侵害でしょう。

むしろ昨年4月頃に「航空株を買って株主優待を貰おうと思う」と社長に相談され、私は「航空株は止めておいた方が良いですよ」と応えた事もあります。あんたは買おうとしとるやん!!( ̄Д ̄;;実際に現在も別の株を持っているようです。

その事を指摘すると「いや、自分はあなたと違って自己の利益のためにやろうと思ったのではない。研究で買おうと思っていた」とかわけのわからん自己正当化を図ります。株主優待を得ようとする事は自己の利益以外に考えられないでしょう(-。−;)本当に呆れます┐( ̄ヘ ̄)┌マジでJAL(9205)買わせておけば良かったと後悔しています\(*`∧´)/

一応こんな社長でも、富山県の業界ではトップの地位にあります。こんな了見が狭く、事ある毎に「ワシの言うことを聞いてさえいれば間違いがない!\(*`∧´)/」と豪語する者がトップだなんて、富山の未来は暗いかも知れません┐( ̄ヘ ̄)┌

そんなわけで今転職か事業を興すかを真剣に考えています。非常に難しいところですが、自分の信念としては最終的には雇用される時代は終わりつつあると考えているので、起業したいなとは思っています。しかしリスクは大きいでしょう。

転職するのであれば、35歳位までがラストチャンスだと思うので、もう一度だけ人に雇われてみるか。ただ既婚で独り身ではないので、その辺り慎重に考えないといけません。ここ最近本当に悩んで悩んで具合が悪くなる程です。とにかく2010年は私にとって大きな変化な年になることは間違いなさそうです。

さて、大きな変化を期待する日経平均は本日5日ぶりの反発。前日のNYダウはFOMCの声明を無難に通過したことにより安心感が拡がって反発。それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。オバマ大統領の一般教書演説によって雇用の創出が打ち出されると、NY先物が時間外で上昇。それによって日本株にも買い安心感が拡がりました。今までの下落の鬱憤を晴らすような展開に。

ただ後場に入ると新日鐵(5401)が予想外の業績下方修正、トヨタ(7203)のリコール問題継続、みずほFG(8411)のライツ・イシュー否定など、主力株に売りが出る一方で、好業績観測報道のソニー(6758)や日立(6501)と言ったハイテク関連が強く、強弱感が対立する形で上値膠着。一応引けでは10400円を回復しました。

投資判断は「中立」。正直本日の反発はまだ自律反発の域を出ないものと思われます。最近は露骨に月末にドレッシング買いが入ってくるのではなく、前日にあたる本日位に買いが集まってきますから、今日の買いもドレッシング的な意味合いが強いでしょう。週足の一目均衡表の雲上限で何とか踏みとどまった感じですが、主力銘柄の決算発表が続く中で、まだまだ様子見ムードが強そうです。

ただ中期的な上昇トレンドは崩れていません。アメリカは崩れてしまいましたけど、日本の方は「なんだかんだで相対的に一番リスクが小さい国」ですから、まだまだ外国人の買いが入ってくるものと思われます。しかも外国人と言っても、今まで日本を相手にしてこなかった中国人を始めとするアジアマネーも。根っこの部分では強気に見て良さそうです。

それにしても「アメリカの国債入札に絡んで、オバマ大統領は国債に資金が向くように株価を意図的に下落させた、すなわち先日の金融機関に対する新規制報道は米国債を消化させるためだった」という事がまことしやかに囁かれています。今までも国債入札の前後で思惑があったことは多々あるものの、勘ぐり過ぎと思っていました。

しかし今回のは何かタイミングが良さ過ぎです。ですから私も今回はその説に乗ることにします。今日の一般教書演説も、米国の健全性を強調するための援護射撃になるでしょう。一応本日28日までが入札の期間であり、ここが終われば少しは株式市場寄りの相場に転じてくるのではないか、つまり株価にポジティブな影響を与えそうな政府の動きが出てくると考えています。

新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。中国で百度と手を組む事になった楽天(4755)は大幅高。他にも新興市場低位株を始めとして値を飛ばす銘柄が多かったものの、あまり指数的には上昇力が強くありませんでした。マザーズ指数だけチャートが少しヘロッとしていますが、それでも他の指数は上昇の入り口を示しています。まだまだ伸びしろあり。

ソネットエンタテインメント(3789)は続伸。先日の決算発表を受けて軟化する場面もあるかと思いましたが、良い方に意に反して上昇となっています。案外市場は同社の先行きに対して悲観的に見ていたという事ですね。ちょっと投資家心理を読み損ねました。

本日は大陽線を示現。週足で見るとリーマンショック後の大陰線がボックス圏相場のレンジを示していますが、今回の上昇でその上限24万円をいよいよ超えてくるかというところ。上述のように親会社ソニー(6758)を含めて、ソニーグループ全体的に株価は堅調。

ソフトバンク(9984)は続伸。本日は日経に最高益更新報道が出され、また子会社ヤフー(4689)が前日発表した好決算も追い風に堅調ムード。この辺りは素直に好感して良い場面だと思います。テクニカル的には踏ん張り所ですが、5日線さえ抜けてくれば、案外簡単に上値は開けそうです。

みずほFG(8411)は反落。前述のようにまさかのライツ・イシュー否定報道により後場急落。明日の決算発表で何らかきな臭い発表がなされるのかも知れません。ちょっとこの辺り様子見に回りたいところ。テクニカル的には非常に際どいところですから、明日の決算きっかけで反発の動きを見せないと、下手すれば再度150円に向かう可能性すらあります。日本株全体にとっても重要な場面。

ナイガイ(8013)軟調。ジワジワと値を下げてきている感じで、ポートフォリオ入れ後はイマイチな動きが続いています。低位株人気期待や個人投資家好みという事で入れてみたのですが、窓埋めの動きに向かいつつあり、ちょっと芳しくありません。残念ながら明日の寄り付きで損切りとします。うーん、無念。

コメリ(8218)は続落。こちらは前回の決算で通期上方修正が出なかった事を嫌気して売られる展開に。個人的には上方修正は遅かれ早かれ出るだろうから、それを見越して買いが入ってくるもの・・・と考えていたのに、投資家の堪忍袋は切れやすかったようです。今回の決算後の動きはちょっと読みが逆にいってますね。それでも引き続き通期上方修正期待に変化はありません。出店攻勢も引き続きで、押し目は積極的に買っていくべきだと思います。

そして次回は1月の成績発表です。今回は銘柄毎に好不調がはっきりとわかれ、折角の稼ぎ時でやや弱い銘柄に足を引っ張られた格好になっています。それでもこれから決算が出る銘柄もたくさんあり、期待していきたいところです。また新たなポートフォリオ入れ銘柄も物色しているところですのでお楽しみに。

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→865円 目標6000円

ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→217200円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2345円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→707円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→892円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→178円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→9700円 目標2万円

東芝(6502) 8月18日より 455円→512円 目標700円

ナイガイ(8013) 12月20日より 51円→44円
 
コメリ(8218) 1月4日より 2579円→2315円 目標2800円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。