KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

いつ間にやら1000回突破

そーいえば、いつの間にやらこのブログの投稿数も無事1000回を超えていました。そして今日が平成22年2月2日だなんて、なんとめでたい。わー、パチパチ・・・(^^)ブログ開始からはしばらく毎日更新を続けてきましたが、最近は仕事が忙しくて週3回がやっと。その結果、4年半でようやくの到達となりました(;^_^A

ご存知のように私のブログは文字数が多いので、平均したら一日7000文字位だと思いますから、累計700万文字位になってると思います。原稿用紙にしたら15万枚は優に超えているでしょう。この労力をもっと他に使っていたら・・・もっと人類に貢献できていたかも知れません(;^_^A

本当はもっと図とか絵とか写真とか、色々乗せて見栄えの良いキャッチーなブログにすれば良いんでしょうけどね。私はその辺りが全くダメ┐( ̄ヘ ̄)┌現在頑張ってHPを作ろうと、とりあえず高いソフト(Adobe Dreamweaver)までは買いましたが、レイアウトなどに非常に頭を悩ませて遅々として進みません。誰か私にセンスを下さい( ̄Д ̄;;

折角ここまで頑張ってブログを続けてきたので、HPを作って少しまとめてみたいと思っているのです。いつもいつも文字を垂れ流してばかりで、折角このページに何かの縁で辿り着いてくださる方々に、もっと親しみやすいページを作っていきたいと思っているんですけどね。この作業が想像以上に難しい。皆簡単にHP作っているようですけど、私は何から手をつけていいのやら。さっぱりわかりません┐( ̄ヘ ̄)┌自分が嫌になります。

さて、嫌になる日経平均は本日続伸。前日のNYダウはISM製造業指数が市場予想を上回り上昇。約2週間ぶりにすっきりした陽線を引きました。

それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。今まで相場が弱かった反動と為替が90円台後半に入ったことも追い風になって、窓を開けての上昇に。ただ前場に上昇してしまうと、そこから上値追いの動きは限定的。今晩アメリカでボルカー議長が金融機関の新規制に対して発言する予定で、様子見ムードが漂う格好。今年2番目の上げ幅になったものの、出来高も20億株割れと薄く、勢いは感じられませんでした。

投資判断は「中立」。本日の上昇はやはりリバウンドの域は出ないように思われます。本日の主役であるトヨタ(7203)の上昇は、リコール問題に一旦アク抜け感が出た事も背景にありましたが、全体相場の流れを変える程には至っていません。基調はまだまだ弱く、よっぽどアメリカで金融機関の規制法案が廃案になるとか、サプライズが出てこないと今の地合からの急な反発力はなさそうです。

テクニカル的には週足で見た一目均衡表の雲上限に下支えられ、底堅さは表現されています。それでもこれ以上下がらないからと言って皆「はい、買いを入れました」という感じにはならないでしょう。明日は節分という事で、今年は「節分天井彼岸底」とはならないでしょうけど、もう少しだけ日柄調整を必要としているように見受けられます。個人的には今週末辺りから反発の兆しは出てくると思うのですが、もう少し辛抱です。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に堅調。特にマザーズ指数は7営業日ぶりの反発という事で、少し安心感が漂いました。それでも日経JASDAQ平均のMACDが暗転してしまった事を見ても、ちょっと本格反発には時間がかかるのかも知れません。この辺り東証1部銘柄よりも根が深そうです。楽天(4755)やミクシィ(2121)といった新興大型株の決算が出そろってから、一つの方向性が示されるのでしようが。

ソフクリエイト(3371)は反発。前日に四半期決算を発表。四半期実績は進捗率が63%程度に止まり、非常に微妙な数字に。それでも通期予想を据え置いている事から、常に保守的な数字を出してくる同社の割には強気な感じを受けます。確かに最終四半期に利益が集中する同社ではありますが、年間の1/3を稼げるかどうかは私自身正直懐疑的です。

ただ同時に発表されたクラウド型EC提供サービスはマイクロソフトの技術を使って提供されるもので、従来のサービスより安価に利用できるものになっています。この辺り昨年12/6当ブログで問題提起した内容に早速応えた形になっており、非常に期待の持てるサービスだと見ています。これを機にマイクロソフトと近づければ、同社にとっても強力な味方になるのですが。

株価は直近高値を抜いてきたものの、出来高は薄く。とりあえず減配や優待廃止などが無かった事から、安心して3月期末の権利取りに動き出したようです。890円まで抜くことができれば、昨年9月の権利落ち後の急落で開けた窓に突入しますから、ほぼ真空地帯となり、一気に上げ幅を広げて行くことになりそうです。

ソネットエンタテインメント(3789)は大幅続伸。野村による目標株価引き上げ(215800円→228700円)が材料視されているとも。また子会社DeNA(2432)の好業績によるストップ高も追い風となっているようです。ポートフォリオ入れ後から何度も言及しているように、潜在力が高く割安な銘柄ですから、これ位の評価はまだまだ序の口だと言えるでしょう。

テクニカル的には週足での三角持ち合い、すなわち2008年10月のリーマンショック急落時から収斂してきた株価が、本日の上昇で遂に上放れの動きとなりました。これは相当強いシグナルと見ています。ひとまず30万円までの上昇は約束されたと言えそうです。

ソフトバンク(9984)も続伸。本日引け後に決算を発表。通期予想に対する営業利益の進捗率は87%と極めて良好な推移を示すものの、通期見通しに上方修正は無く。代わりに来期営業利益予想を5000億円として6期連続の最高益更新を目指すと。しかし前回も言及したように、正直明日からはアク抜け感から売られる展開になると見ています。これでひとまず第一段階が終了で、最終的にはまだまだ上を目指せそうですが、一旦は日柄調整が必要になってくるものと思われます。今回の決算でサプライズ発表が無かったところが残念。

ダイハツ(7262)は反発。昨日場中に上方修正が出され一時は900円を突破したものの、通期の営業利益予想が市場コンセンサスを下回ったという事から、すぐに売りに押される反応になってしまいました。実は昨年夏の8月初旬にも同じような現象で「上方修正に反応し大幅高→直後に売りに押される」という動きが見られました。そこをピークに下落基調が続いている事から、今回も少し不安が残る格好です。

テクニカル的にもやはり厳しい状況です。素直に見れば昨年11月安値774円まで下落する可能性があり、そこと1000円を挟んだボックス圏での相場展開が続きそうです。円高リスクによる自動車株売りと、親会社トヨタのリコールに絡んだグループ力弱体化も問題点。本日はそのトヨタの反発もあって連れ高となりましたが、この辺りはやはり自律反発の一貫と言えそうです。

みずほFG(8411)は続伸。しかし本日はモルガンが投資判断を「オーバーウェイト」から「イコールウェイト」に格下げ、目標株価を200円としたことで上値が重く、全体相場の反発機運の割には弱い値動きでした。

また上記のようにアメリカでの新金融規制法案の行く末を見守りたいという動きも。個人的にはこんな時代錯誤の法案がそのまま通るわけがないと思っているのですが、アメリカさんの考える事ですから何とも言えません。いずれにせよこれ以上金融株にとって悪い話も出てこないと思いますから、どちらに転んでもアク抜け感は出てくるものと思われます。

東芝(6502)は昨日寄り付きで利確ライン480円を下回ってしまったため、480円で利益確定売りとなりました。ポートフォリオ入れ直後は一時572円まで行った事もあったのですが引っ張り過ぎてしまいました。反省。それでもまだまだ上値は狙えると思いますから、また時が来たらポートフォリオ入れを検討したいと思います。

コメリ(8218)は反発。株価がボックス圏の下限に到達した事や首都圏でも雪が降った事で大雪関連銘柄として注目を集めました。先日の決算も内容は良く、ここからの下押しはあまり考えられません。素直に押し目買いで対応すべき場面だと思います。

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→873円 目標6000円

ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→231900円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2422円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→698円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→861円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→180円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→9600円 目標2万円

コメリ(8218) 1月4日より 2579円→2359円 目標2800円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。