KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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それからまた30分かけて事務所に戻ります。○○さんは私のこの事務所にきた時の教育係でもあったので、入社してから退職の日まで色々と手をかけてくれました。やっぱり厳しい人で、この人の厳しさに耐えられず、すぐ辞めていった人も多いみたいですが、私は「ここ最近で耐え抜いた希有な人」という称号をいただいていました(;^_^A

「てけてけ君も入社してから色々あったねぇ」と車の中で思い出話。今まで言えなかったぶっちゃけトークやら、私のこれからの話やらで色々と車内では盛り上がりました。

ところが事務所に近づくにつれて、○○さんが運転しながら目頭を何度も押さえています。どうも感極まってきたようでした。色々手を焼かせた人間ほど可愛らしいというか(;^_^A←自分で言うな。

私もそれにジンとしながらもあまり気付かないふりをして、助手席で前を見ながら普通に話をしていました。そしてやがて車は事務所に到着しました。

既に退社時間をとっくに過ぎた事務所に戻ると、まだ皆仕事をしていました。皆私の方の様子をチラチラ伺っているのは感じました。私はもうあらかた片づけが済んでいたので間もなく「それでは皆さんお世話になりました」と一礼しました。

皆口々に「お元気で」「頑張れ」と声をかけてくれました。思い起こせば嫌な思い出の多い職場でしたけど、職員は皆良い人達でした。

最後車に乗って事務所の前を通過する際、全員が事務所の外まで出てきて見送ってくれました。正直これはかなりサプライズでした。私は照れながら何度も挨拶してそのまま車を走らせ、無事退社となりました。彼らにみっともないところは見せられないなと思いつつ、自分のこれからに対して思いを馳せた瞬間でした。(完)

さて、これからに対して思いを馳せたい日経平均は金曜続落。前日のNYダウは経済指標の弱さを受けてここまで上昇してきた分の利益確定売りが先行し、一時100ドル近い下落となったものの、SECと和解観測が流れたGSや原油流出が止まったとされるBPが上昇したことにより引けにかけて急速に切り返す動き。ただ連続高はストップしました。

それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。3連休を控えて様子見ムードが強まりました。そのまま売りが売りを呼ぶ形で日中は一貫した右肩下がりの相場付きに。為替の円高傾向や中国株安を受けて先物売りが集中。薄商いの中で買い主体が見あたらず、大幅安となりました。

投資判断は「買い」に。引き続き閑散相場から逃れられません。来週週末にはヨーロッパ銀行のストレステストの結果発表が行われますが、そこまでどうやって持ちこたえるかが課題です。そんなあやふやなポジションに投資判断を一段階引き下げて、様子見とする事にしました。

金曜のNYダウは消費者信頼感指数の悪化と、各企業の決算が予想を下回る内容だったことを受けて大幅安。シカゴ日経先物も9275円と、月曜に盛り返さないとGWの悲劇の再来となりそうです。全く海外にばかり振り回されるのも何とかして欲しいものです。

出来高が薄い中でテクニカル面を論じても仕方無いことは承知していますが、一応日経平均について考察してみると、14・15日がアイランドリバーサルとなり、6/21・22日の形と似ています。つまりこのままもう一段下落歩調が続く流れであり、25日線の下落が上値を抑える展開となっています。9000円割れが意識される展開に。TOPIXも同様に底割れ懸念が高まっています。

ただ私は前置きしたように、薄商いでのテクニカルにはあまり意味が無いと思っています。何らかのきっかけで出来高が増え、上を目指せば一気に形勢は逆転されます。なので過度に悲観する必要はなく、ただただ海外のイベントリスクの通過を待つばかりです。

そんな中で正直無理に買いに向かう必要も無いでしょう。個別の決算、売られ過ぎ銘柄、低位・仕手株の狙い撃ちというピンポイント戦略で向かうか、休むかのどちらかにすべき局面です。

新興市場は「強気の買い」。しかし3指数はそれぞれ軟調。薄商いの下落にこちらも抗する術がありません。日経JASDAQ平均は先んじて下落しており、7/1安値まであと2円というところまでありました。正直ここで下げ止まるような感じには思えず、目先はもう少し下落が続きそうです。来週のIPOだけでは転換の起爆にもならず、主力企業よりも遅れて出てくる決算の内容に期待するばかり。円高局面の中、内需系銘柄が多いことがせめてもの救い。

ソフトバンク(9984)は反落。内需系銘柄の代表格として、円高が進む中一時年初来高値を更新する動きがありましたが、結局は全体市場の売りに押されてしまいました。チャート的には高値陰線という事で、短期トレンド転換はほぼ確定的に。普通の相場だったらもう少し上を目指せたのでしょうが、第三上昇波動はここまでのようです。一旦2300円までの下落を想定して、再来週の四半期決算発表までそこを割らずに保てるかに注目。

ダイハツ(7262)は続落。前回示したように、上髭の長さも嫌気されて窓埋めの動き。こちらもソフトバンク同様に、短期下方トレンド転換という格好でしょう。円高が嫌気されて自動車株全般安に付き合う形になりそうです。こちらは900円で踏みとどまれるかどうかが焦点。上値でのしこりはそれ程溜まっていない事から、それ程下落圧力が強いとも思っていませんが、全体相場次第という感じです。

みずほFG(8411)は反落。海外の金融株はそれぞれ増益決算ではあるものの、収益力の鈍化を嫌気して売られる展開に。その流れで日本の金融株にも売り圧力が強まっています。同社に関しては来週の公募株還流(22日)やTOPIX等のリバランスを控えて、需給面での思惑が引き続き綱を引き合い、やはりストレステストの結果発表があるまではリスク回避の売りが続く状況でしょう。

ACCESS(4813)は続落。実はずっと下値を支えていた支持線(2・5・6月安値を結んだ線の延長線)を金曜に割り込んでしまいました。これはちょっと想定外に痛いです。業績も良いですし、ここまで売り込まれる筋合いはないのですが、需給的には下方トレンド入りが確定してしまいました。なので火曜の寄り付きを持ってポートフォリオから外します。電子ブック絡みでも良い材料を内包しているのですが、全体相場には抗えない格好でした。無念。

ケネディクス(4321)は反発。前日引け後に出した伊藤忠(8001)との資本・業務提携が好感されて朝方は高く始まりましたが、その後は全体相場に引っ張られる形で失速しました。前回の指示通り寄りで売却となっています。まあせめてマシなところで逃げられましたけど、ポートフォリオ入れの際どっちにしようか迷ったアセット・マネージャーズHD(2337)は思いっきり買われましたから、余計にショックでした。こちらも無念。

売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は反落。全体相場に引っ張られた格好になっていますが、テクニカル的には戻りで高値陰線を示現し、14日に空けた窓を埋めに行く動き。お陰でMACDの好転阻止と一目均衡表の雲下抜け、ストキャス暗転と一気に具合が悪くなってきました。ひとまずは目標株価12000円を目指す動きになりそうです。

松竹(9601)は続落。7/1に付けた公募株還流時の安値622円を下回ってきてしまい、ちょっと底が見えなくなってきました。14日に出された決算は数字上は良かったものの、歌舞伎座の建て替えによる不動産収入の一時金によるものが大きく、本業の方の回復度合いが弱かったとされて売られる展開に。個人的にはもう少し買われても良いと思ったのですが、残念ながら逆に行ってしまったようです。こちらも下値を割り込んでしまったため、火曜の寄り付きで損切りとします。また下値が確認できたら、もう一度ポートフォリオ入れを検討します。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。