KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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前々回のバリアフリー化工事の話の続きです。
↓前回分
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個人的には母が新しく家を借りてくれた方がうちからも近くなるし、何かと安心です。もういっそ今の家を売るなり壊すなりしたらどうか、と。しかも伯母さんの家は父が子供の頃を過ごした生家であるし、隣が大きな公園になっているから老後の養生という観点からも良い。伯母さんも空き家を持て余しているようだし、皆にとって都合が良いのではないか、と。姉もその方が良いと賛成していました。

それで色々考えたのですが、新しく家を借りるとなるとやっぱり毎月家賃を払わないといけないし、そもそも今の家を売りに出したところで売れるような感じもありません。そして何より母は「今の地域に友達がいっぱいいるから、引っ越したくない」とのことでした。年をとってからの環境の変化は大変で、ボケのきっかけにもなる。そう言われると何とも言えず、結局今の家をそのままバリアフリー化する事になりました。

ただ父が出てくる日も近いので、早急に工事にかからないといけません。母は早速知り合いに勧められた大工さんに頼んで、工事の見積もりを取りました。まず玄関の段差をなくして坂にする、玄関や廊下に手すりをつける、廊下の段差を無くしてすべらないような材質に変える、トイレの壁を壊して広げて車イスでも入れるようにする・・・

合計100万円也。やっぱり結構かかります。最早うちの両親の収入は年金だけで、貯金も父の保険が下りてきた分の取り崩し。しかも死亡保険の先払い的な感じでしたから、実質これから先の収入はほとんど見込めません。苦しい台所事情の中で、お金が出ていく話ばっかり。私も丁度仕事を辞めたばかりで、事業が軌道に乗るまでは正直お金を出す余裕もありません。

一応バリアフリーの助成金が20万円介護保険から出ます。ただ利用者負担が1割という事で、差し引き18万円の助成になります。そして詳しく調べると別枠で地方自治体からも助成金が出るとのことでした。こちらは地方によって色々と条件も違うのですが、年金のみでほとんど収入の無いうちの両親のような世帯には、富山の場合は改修費用の実質負担分の2/3が助成されるということでした。これは有り難い。

双方共に事前申請が必要ということで、必要書類を書き込んで写真などを貼付したりし、大工さんやケアマネージャーの助けを借りて申請を出しました。というわけで、何とか半分程度の負担で済むということで、それならと早速工事にかかるのでした。(つづく)

さて、助けを借りたい日経平均は金曜反発。前日のNYダウが個別企業の好決算を受けて大幅高となったことを受けて、日経平均も朝方から買いが先行。後場になると更に上値を追うような展開となって、珍しく勢いがありました。ただ為替の円高基調や今晩の欧州ストレステスト結果発表を前に様子見ムードから、さすがに引け前には少し様子見の売りに押される展開に。それでも9400円は維持し、終日しっかりした値動きでした。

投資判断は「強気の買い」に。金曜のNYダウは引き続き個別企業の好決算や欧州ストレステストの結果が出て波瀾なく通過し続伸。結局欧州銀行の91行中7行が資本不足とされ、事前予想の10行程度という枠内に収まりきった形となり、まあまあの結果ではないかとされています。

一連のイベントを無事通過してきたことから、今回投資判断を最上位にまで引き上げました。前回も示したように、私はこれから日本株はアホみたいに上がっていくと見ています。為替は夏場は簡単には円安に向いていかないとも思っていますが、それでもなお日本株は力強く出来高を伴って上げていくと見ています。何故なら今まで海外市場に比べて異常に売られ過ぎていたからです。海外投資家を中心とした日本株買いが熱を帯びてくる事でしょう。

一部ストレステストの結果について、審査の厳格性に対して疑義があるというような言われ方をされていますが、はっきり言ってそんな事を言い出したらキリがありません。この結果よりも悪いと予想していた人達の自分の予想が外れた事に対するやっかみのようなものですから、一々相手にしていられないでしょう。

そもそも今回のテスト自体が一種の儀式みたいなもので、ECBが「こういうイベントを設けましたから、これで欧州銀行に対する懸念は終わりにしてくれ」というきっかけを作るためのものに過ぎません。信憑性がどうとかではなくて、際限なく燻る欧州銀行の財政懸念脱却の「きっかけ」を提供してくれたのです。

実際にアメリカでストレステストが行われた昨年4月、アメリカでも同じような事が言われました。しかしそこから株価は右肩上がりで推移してきた事はご存知だと思います。事実その間に過度な資本不足から破綻した大きな銀行はありません。

であれば今回のイベントも素直にアク抜けを期待して良いと思われます。それでも相場が転換しないのであれば、本質的な問題は欧州の金融危機ではないという事かも知れません。ともかく市場の値動きの大部分は本質よりも投資家の心理によって左右されている現状がある以上、株価はここから大きく回復していくと見ています。

新興市場は「強気の買い」。金曜は3指数共に堅調。東証1部銘柄が買われた安心感から新興市場にも資金が向かってきた格好です。金曜上場のIPOアイ・ケイ・ケイ(2198)は売りスタートとなって、初値形成後も売りが優勢。元々注目度の低いIPOでしたが、金曜は全体相場がリバウンドムードだったので、敢えてIPOに資金が回らなかった格好。上場日が前日だったらまた状況は変わっていたのかも知れないですね。

みずほFG(8411)は続伸。金曜も出来高が5億株弱と存在感がありました。貸借倍率がもとに戻っても需給は悪くなっておらず、上値追いの動きが見られます。ただメガバンク全般にストレステストの発表を控えて全体相場ほどの強さは感じられませんでした。

そしてようやく通過してきたストレステストの結果を受けて、ようやく銀行株にとっての一連のイベントは全て終了したと思われます。日本の銀行の決算もありますが、この辺りは正直後追いとなりますから、個別での余程の悪材料が出ない限り中立と言えるでしょう。ですから、ここからはとにかく日本の銀行株に対しては強気で攻めていく場面と思います。

売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は続落。同業のライトオンが天候が良かった割には月次が良くなかっため年初来安値更新の動き。それを受けて同社も全体相場の中で逆行安となりました。また子会社再編に動き出さなければいけない程、業績は芳しくない様子。銘柄のディフェンシブ性もリバウンド相場には相対的にマイナスに働くでしょう。

金曜の寄り付きからポートフォリオ入れとなったアニコムHD(8715)は続伸。直近の戻り高値は抜いてきたものの、引けにかけては弱くなって陰線となりました。ちょっと嫌な感じですけど出来高は少ないですから、深刻に需給が悪くなっているわけでもありません。来月9日の決算発表に期待して、上昇ムードに身を任せていれば良いと思われます。

さて、本日も1銘柄買いポートフォリオ入れしたい銘柄があります。JT(2914)です。

ほとんど私の場合、今まで同社は売りポートフォリオとしてきたのですが、今回は買いで見ていきたいと思っています。さしあたってタバコの値上げも明確に織り込んできましたし、先月末にアメリカでの25兆円規模の訴訟にタバコメーカーが勝訴するなど、今までのタバコに対する悪材料がそれぞれアク抜けしてきています。

主力のタバコの販売自体はやはり減少が避けられないでしょう。値上げによって吸いたくても吸えないお父さんがたくさん出てきそうです。それでも収益面では値上げによって利益率を維持したりしています。「増税だから仕方ない」という隠れ蓑の中で、ちゃっかりメーカーも収益を確保できるような価格設定にして算段を整えています。というわけで、業績面では中立とも言えます。

テクニカル的には6日と20日に安値266000円台を付けダブルボトムを形成して、金曜は長い下髭を付けて25日線をキープしてきました。週足で見ても昨年3月・11月の安値を結んだ下値支持線の延長線が現値近辺に位置し、強い下値支持帯となる見込みがあります。

逆に上値も昨年6月・9月・今年の4月高値を結んだところが抵抗線となっていて、昨年から株価はこれらの抵抗線の間での値動きに終始しています。2本の線はパラレルに右肩上がりに引かれていますから、トレンドは上向きと言えるでしょう。というわけで今回も3ヶ月位の期間で戻り高値更新を目指せるのではないかと見ています。

信用倍率も足下で同社らしく1倍を割り込んできたのですが、ただ日々の出来高に比べると残高も小さいですからあまり大きな買い圧力にはならないとも思います。悪い話ではないですけどね。

目標株価は37万円。月曜の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。