KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

7/29の相場概況

日経平均は反落。前日のNYはベージュブックや耐久財受注などの経済指標が弱かった事を受けて軟調。それを受けた日本株も昨日大幅高の反動もあって朝方から売りが先行。為替の円安一服もあって終日通じて軟調推移でした。パナソニック(6752)のグループ会社完全子会社化に向けた大規模増資の可能性も相場を冷やした一因と。

投資判断は「強気の買い」。このところ口酸っぱく言っていますけど、これから日本株はアホみたいに買われる展開になると見ています。明日が決算発表のピークという事で、もう少し様子見ムードが続いていますが、出来高は少しずつ戻ってきています。出てくる決算も概ね良いものが目立っており、次第に実需の買いが大きくなってくることでしょう。

何より悪材料が概ね出尽くした事、また出たとしても跳ね返せる強さがあります。明日で7月相場も終わりですが、陽線はほぼ確定的。恐らく明日はドレッシング買いは特に出てこないでしょう。

新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。ただメディア工房(3815)が分割などを好感してストップ高買い気配とか、後述するウェブマネー(2167)も材料が出て大幅高するなど、個別材料株は積極的に物色されている様子が窺えます。地合が少しずつ良くなってきている事は間違いなく、全員参加型の相場つきにはもう少しという印象です。

ポートフォリオ銘柄】
ソフトバンク(9984)は反落。引け後に四半期決算と同時に自社株買いも発表。同社にしては非常に珍しい自社株買いはサプライズでしたが、取得期間が8ヶ月と長く、また買付株数・金額も市場の日々の出来高に比べるとほんのわずかですから、あまり好材料視されるとは思いません。

しかも出てきた四半期決算の内容は事前に日経報道として伝わった営業利益1900億円を大きく下回る1566億円。通期予想も据置という事で、折角の四半期ベースでの過去最高益も不発に終わりそう。明日はネガティブサプライズの方が大きく出そうな感じです。一旦2500円までの短期下落トレンドに移行すると見ます。

ダイハツ(7262)は続伸。昨日の好決算を受けて外資系証券会社の目標株価引き上げが相次ぎ、買いが継続。予定通り1000円は軽く突破してきました。回転も効いて需給は良好です。何度も書きましたが、同社は自動車株の中でも別格。特に為替感応度も小さく、今後は他の自動車メーカーとは乖離した動きが続くと見ています。

プロミス(8574)は反落。昨日の決算を受けてJPモルガンの投資判断引き下げなどにより軟調推移となっています。このところは昨日もコメントしたような想定線。むしろ下げ渋っている印象が強く、個人的には先高感が期待できます。チャート上はかなり煮詰まってきました。5日線を支持線とした上昇を期待。

JT(2914)も反落。モルガンによる目標株価39万円への引き下げもあって軟化。また引け後に出される決算に対する警戒感も昨日の大幅高に対する反動と共に出た模様。そして実際に出た決算はほぼ通期に対する営業利益までの進捗率が25%と非常に中立な内容。明日はやや期待外れの売りが先行するものと見ています。それでも下値余地は限られていますから、全体相場の上昇に連れ高するような展開を期待して良いでしょう。

【注目銘柄】
メディア工房(3815)は大幅反発。1:2の株式分割と自社株消却が好感され、ストップ高比例配分に。積極的な株主還元策が好感されています。同社は占いサイト運営という事でザッパラス(3770)と同業種。登録ユーザーの情報を利用したマーケティングという面白い武器を保持しています。成長性のある企業でしたが、如何せん流動性が薄いところが難点でした。それが今回の分割でかなりクリアされてくると思います。好業績・増配と、もうしばらく上昇トレンドは続いていきそうな勢い。

ウェブマネー(2167)は大幅反発。本日の日経で「音楽やゲームなどのコンテンツを携帯電話サイトで購入する際の決済サービスに参入」と報じられた事で朝方から買いが殺到。親会社フェイス(4295)にも買いが波及する程の大幅高となりました。携帯電話会社以外では初めてのサービス提供とのこと。

上記内容で今日の大幅高が説明されていますが、個人的にはこれが業績に与える影響は薄いと見ています。まあ手がかり難の中で一つのきっかけにはなりましたけど。

私は実はもう一つの日経記事の方が業績に対する影響が大きいと見ています。すなわち「国内のゲーム大手が、パソコンなどのオンラインゲームでアジア市場に本格参入」という記事の方です。同社はオンラインゲームの決済において4割のシェアを持っており業界最大手。ここが強みですから、市場の拡大はそのままストレートに同社にとってプラスなのです。

この辺りの話は丁度先日当ブログで書いたレポートを今一度ご確認いただければと思います。

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あと、正直私はどーかな?と思ってレポートではスルーした同社の広告配信サービス「manna」について、ホリエモンこと堀江貴文氏が絶賛していました。確かにテレビのCMがスルーされていく流れの中で、より広告効果が上がる手法と言えましょう。今までテレビCMによってコンテンツがタダでしたが、広告を見る事で「稼ぐ」事ができるようになっているわけです。これも時代の流れと言えるでしょう。

ホリエモンブログより
http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10602486572.html

そして次回は7月の成績発表です。先月ものすごく悪かった分、今月はしっかりした内容になっているのではないかと思います。期待していてください。

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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。