KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

大改造!!劇的ビフォアーアフター 後編の中編

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↓前回までの話
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そんな役所への事前申請も無事終わり、いよいよ実家のバリアフリー工事開始となりました。工事自体は一週間程度で終了し、家の中の様子はガラリと変わりました。何より段差が無くなった事で、父のみならず、我々自身も少し家の中の感覚が変わりました。

というのも、例えば今まで部屋から廊下に出る時は少しだけ段差があったのですが、何十年も住んでいたわけですから、身体が無意識にその段差に対応していたのです。なのでその微妙な段差が無くなった事に対して足がまだ対応しておらず「おっと(××)」というような感じで、健常者の我々が逆につまづくような違和感を感じます。このわずかな変化が、足の不自由な父にとってみれば大きな障害だったという事に今更ながら気付かされました。

他にもスライド式の部屋の戸のレールを車イスでも通れるように出っ張りの小さなものに変えたり、トイレに手すりが付いて父が自分である程度身体を支えられるようになったり。細かいところではトイレットペーパーの位置を高くして、父が屈まなくても取れるようになったりしました。ただ結局まだ父は自分ではお尻を拭く事ができないんですけど。

玄関にも手すりが付きました。これで父が自分で家に上がれるようになります。ただ今回一つトラブルがありまして、最初に付けてもらった手すりと、父が実際に使い易い手すりのイメージとが異なっている、とケアマネージャーからの指摘がありまして、結局一旦全て外して別の形で付け直す事になったのです。追加で5万円かかりました。これらは当初の見積もりと異なるという事で助成金の対象とはなりません。

正直大工さんもあまりバリアフリー工事に関しては経験がなかったようで、その辺りの機微がわからなかったようなのです。またケアマネージャーさんも事前に細かく大工さんに伝えてくれれば良かったのに、この辺り連携不足でした。やっぱり注意すべきでした。

なのでもしこれからバリアフリー工事を考えているという方は、HPなどでバリアフリー工事に詳しい業者さんを調べて、そういった方にお願いすると良いと思います。更に同じ市の地元の業者さんがベストだと思います。

例えば前回まで話した助成金についても、そういう専門の業者の方がアドバイスをくれます。同じ地域の業者さんであれば、そういう地域の助成金などについても詳しいですから。そもそも今回私が自分で助成金の事についてネットで調べた際にも、一番最初にヒットしたのが地元の業者さんでした。

今回お願いした大工さんは良い人でしたけど、やっぱりその後工事のやり直しになった事は色々と手間暇のかかる出来事でした。母は急いでいた事もあって簡単に業者さんを選んでしまったのですが、もう少し事前に調べて対応していれば、もっと話がスムーズだったと思います。繰り返し情報力が重要だと痛感しました。(もう少しつづく)

さて、情報力が重要な日経平均は本日反発。金曜のNYダウは引けにかけて買い戻され長い下髭を付けましたが、日本株はその流れを受け、また既に金曜売られていた反動もあって朝方から買いが先行。金曜は決算の集中日で上場会社の約1/7に当たる銘柄が出してきましたが、それらを無事通過して好業績の銘柄が多かった事も買いの背景。

しかし後場になると今晩のアメリカのISM製造業景気指数の発表を控えて様子見の動きが出て上値を次第に消す展開に。結局引けでは小幅高に終わりました。

投資判断は「強気の買い」。ただ出来高が8月になっても夏枯れのまま。決算も大体出てきたので方向性は決まってきたようなものですが、先月に引き続き主体性のない相場付きになっています。基本路線は「外国人投資家の買い戻しを主体としたアホみたいに買われる相場付き」という見方は変わっていませんけれど、まずはその証拠として出来高がもっともっと増えてこないといけません。8月相場入りした事で、少しずつ変化は出てくるはずですが・・・

新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。特にマザーズ指数は売買代金の大きいミクシィ(2121)やクックパッド(2193)が大きく買われた割にはマイナスでした。こちらはそれぞれ個別の決算待ちという動きが強く、本格的に買われるにはもう少し時間が必要です。

ポートフォリオ銘柄】
ソフトクリエイト(3371)は続伸。本日引け後に四半期決算を発表。出された決算は元々悪いことはわかっていましたけど、減益決算のややネガティブな内容に。決算自体の影響はやや売りに傾いてくると思います。

前期に物販サイト「特価コム」をストリーム(3071)に売却した影響が出てくる事はわかっていましたが、それを差し引いても営業利益率の悪化が解せません。逆に言うと物販サイトが無くなった事により、より一層営業利益率が増さないといけないのです。

会社側は計画よりも上ぶれた事を強調していますけれど、投資家の期待値はもっと高かったものと思います。ただ株価推移については明日は一旦売られるでしょうけれど、9月末の優待権利採りに向けた動きがそろそろ出てきてもおかしくはなく、落ち着きを取り戻したあとは次第に買われていく動きにはなると思います。

これだけ決算が悪かったらせめて同時に何らかの好材料をセットで持ってくるかと思っていたのですが・・・残念です。目標株価を引き下げて5000円とします。それでも十分今の数値からは高いのですけれど。

トヨタ(7203)は反発。新車の生産立ち上げの際、コストを半減させると報じられた事も一つの材料かも知れませんが、何よりアメリカでリコールの際、アメリカ交通安全局が同社に関する有利な情報を隠していたと週末に報道があったことが大きな話。今回の急加速問題の大部分は濡れ衣であったという事です。全くアメリカの許し難いナショナリズムです。彼らに中国のグーグル問題に対して文句を言う権利が果たしてあるのでしょうか?けしからん。

アニコムHD(8715)は反発。25日線に沿った反発を見せてきました。今日の反発はあくまでテクニカルに沿った形とは思いますけれど、来週の決算にも期待できると思います。ペット保険は不況知らずです。

【注目銘柄】
前日にレポートを出したプラネックスHD(6784)は反落。まず最初に私通期上方修正がとっくに先週出ていた事をスルーしており、中間期のみ上方修正が出されている態で書いてしまいました。これは手痛い失敗でした。謹んでお詫び申し上げます(ただし手直しすると信憑性が無くなるので、そのまま掲載しておきます)。

一応本質は「これから出てくる新しい好材料があるかどうか」だったので、それを差し引いてさえ見てもらえば結構なのですが、結局はレポートに示したように出尽くし感から売られる形となりました。朝方買われたのも最後の売り抜けの機会を作りたかっただけでしょう。ただ同社の業績自体はすこぶる良いですから、一旦落ち着いたところで狙いたい銘柄ではあります。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。