KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

大改造!!劇的ビフォアーアフター 完結編

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そして急ピッチで終了した工事が終わり、父が遂に正式に家に戻ってきました。実に3年ぶりのことでした。ネットで立ち上がり補助のバネが付いたイスも購入し、少しでも父に自分で動いてもらって母一人でも介助できるようになったはずです。

しかし現状はなかなか大変で。結局世話したがりの母は父にあまり自分で何でもさせようとはしません。立ち上がる時も父を持ち抱えたりしているので「全身痛い(T△T)」とくどいています。最近では母がやや足を引きずるように歩いて、何だか痛々しい老々介護になっています。

今まであまり聞かれなかった母の愚痴も聞くようになりました。「お父さん食べるのが遅い」「何でも細かく小さく料理を作らないといけないから料理が大変だし美味しくない」「夜中に何度も起こされるから寝不足」等々。それを父の前で言うものですから、母の気持ちも十分わかるけれども、父の何とも言えない表情を観ていると何だか切なくなります。

父も内心すまないと思っているのでしょうけれど、自分ではどうしようにもできない辛さ。以前「老人ホームが自分の家」と言っていたのも、強ち本気なのかも知れません。身体が不自由という事は、支える者の気持ちもすり減らしてしまい、肉体的にも精神的にも苦痛な状況なのです。

ただ勿論母は父が憎くて仕方ないわけではありません。
「この前お父さんが左足【く】の字型になったまま頑張って歩いている姿を見て泣きそうになった」と言っていました。

脳の手術の影響で、左足をまっすぐ伸ばす事ができない父は、右足とほとんど力の入らない左足とで何とか歩いています。それは3年間リハビリを続けていてもほとんど回復しませんでした。

それでも何とか歩こうとする父の頑張りに、母も励まされているようでもあります。今の父の身体は今更どうしようにも無い起きてしまった事故の「結果」ですが「これから」について希望を持てるかどうかは各々の気持ち次第だと思いました。【完】

さて、これからに希望を持てるかどうかは各々の気持ち次第な日経平均は本日反落。前日のNYダウは景気指数や個別企業の決算に対するやや悲観的な見方が増えて軟調。それを受けた日本株も85円にまで進んだ円高を嫌気して、朝方から売りが先行。10年物国債の金利が7年ぶりに1%を割り込むと質への逃避も意識され、益々株は閑散に。ジリジリ売りに押されると買い戻しの動きも見られず、見事な右肩下がり。本日の安値圏で引けました。

投資判断は「強気の買い」。にしても出来高が増えません。引き続き閑散相場のままで、また出来高は16億株台と低調。夏枯れがまさにピッタリ当てはまる状況で、一体どうすれば出来高が増えるのか教えてもらいたい位です。

引き続き繰り返している「アホみたいに買われる展開」はまだやってきません。各社好決算を出してきました。また国債の金利が低下しているのも足下では債権売買の方が投資妙味が高い事を示していますが、一方で上値余地が限られている事も意味します。上昇の下地は十分調っており、誰か大口の投資家が歯車を入れ替えてくれれば流れは一気に逆回転し、株価は上がり出すのですが、皆自分だけはババを引きたくないと牽制し合っている状況でもあります。

ところでアメリカも日本型のデフレに陥っていると挙げられていますが、日本の歴史を読み解いても解決の糸口は掴めないでしょう。何故なら未だ日本はデフレが止まっていませんから。そう考えるとアメリカのデフレはその規模も鑑みてより一層深刻な問題になってきます。

デフレは一朝一夕で終わる事ではありません。日本はバブルが崩壊してから久しいですが、まだまだ物価が上がる兆しはありません。ただしこれは一つは致し方ないことではあると思います。

物価という貨幣的な価値はどんどん下がっているかも知れませんが、同じ100円で得られるものは明らかに昔に比べて価値が上がっています。それは単純に100円ショップで買えるものが増えたというだけに止まらず、情報がとにかくたくさん入ってくる事によって、価格競争や商品競争が地域コミュニティだけに収まらなくなった事も一つですし、そもそもお金がかからない事が多く増えた事もあります。エネルギーである電気だって太陽光でタダで作れます。

先日私と一世代違う人とこんな話をしました。
「何か欲しいものがあったら、私たちの世代はまずネットで(無料 ○○※欲しいもの)と入れて検索して、次に価格比較サイトで検索して、それで手に入れる」と。
これらの行為が簡単に成り立つようになった事で、そして消費者がそれで満足できることで、益々デフレの加速は止まりません。

そしてやっぱり我々の欲求を満たす物が増え過ぎて、特に欲しいものが無くなってしまったのも事実でしょう。需要そのものが減少しています。買い換えによってできる需要は製品性能が上がる事によってサイクルが益々伸びていきます。アップルが作り出す新製品のように、消費者の需要を喚起するものはまだまだあるはずですが、それができないから普通の企業は業績の回復にまごついています。

そしてまだまだ日本の賃金・物価は世界の大部分の国に比べて高く、グローバルによる平準化の波は収まりそうにもありません。この辺りの話はまた後日細かく書きたいと思いますけど、最早デフレを恐れずに、共存するような感覚をもつ、また貨幣以外の価値を量りにした指標を求めないといけないのかも知れません。

じゃあ株価は上がらないのか、というと、長期的な観点からはやっぱり不利にはなりますけど、そうはいっても色々なテーマを取り上げて、株価は強含む場面があります。また国際的にはインフレを懸念する新興国がたくさんあります。新興国と先進国の様々な乖離が縮小する事でデフレは少しずつ脱却に向かい、そう捉えるならば将来を見越して値を付ける株価には、むしろこれから上昇余地があるとも考えられます。

暗いテーマがあっても一本調子で値を下げる事もありませんから、株式投資はその時その時の時流を上手く捉えて考えていけば良いと思います。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に軟調。本日は引け後にミクシィ(2121)が上方修正を出してきましたけれど、これからいよいよ新興市場の決算も本格化してきます。そして内需銘柄の多い新興市場がそろそろ動き出すタイミングも近づいてきたように思われ、買いの準備を整えておく段階だと思います。

ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は小動き。本日は円高進行の全面安相場の中、内需系銘柄の中心としてメガバンクが相対的に買われる動き。国債金利低下により、高配当銘柄である銀行株に買いが集まっているという指摘も見受けられます。

トヨタ(7203)は反落。為替の円高が見事自動車株に逆風になっている格好ですが、同社は本日引け後に決算発表。そしてその決算はまず第一四半期に関しては、営業利益1000億円報道が何だったのかという2000億円の着地。

通期見通しは上方修正ながらもコンセンサス予想を大きく下回る内容に。為替前提や先行きを慎重に見ている結果だとは思いますが、明日はややネガティブな反応が出てくる事は避けられそうにありません。今晩のNYがどこまで助けてくれるのかに注目です。

アニコムHD(8715)軟調。昨日引け後に出した中間決算見通しが販路拡大などにより上方修正された事を受けて、本日は朝方から買われる展開になりましたが、引けにかけては売られる展開に。

やはり順調な業績推移でした。ただ最近は業績が良くても、上方修正を出してさえ売られる銘柄が目立つくらいで、とにかく決算を通過した銘柄は売れというような流れになっています。テクニカル的には3400円から上値が重い動き。来週9日の決算正式発表で通期上方修正などが出れば、明確に上抜けてくるでしょう。

売り銘柄のファーストリテイリング(9983)は反落。昨日発表された月次がやはり売り要因に。逆にユナイテッドアローズ(7606)は月次の伸びが2桁増という事で値上がり率上位。明暗分かれる展開となりました。ただ意外に下げ渋っている感じもあり、内需系銘柄という事で下値では買われている形も見せています。念のため現在上値を抑えている75日線を上回ってきたら損切りの買い戻しとします。

JT(2914)は続落。ディフェンシブ性から本日のような相場展開でも少しはマシな動きをするかなーと思ったのですが、一緒になって売られてしまいました。再度底を伺う展開に。ダブルボトムをつけた266000円を割り込んでくるようであれば底抜けとなるため、損切りとしなければいけません。要注意。

【注目銘柄】
タカラレーベン(8897)は続伸。こちらは上方修正発表の27日に有料メルマガ「テクニカルで1銘柄」で取り上げ、目標株価を480円としましたが、本日の高値が473円でしたからほぼ達成という事で良いでしょう。

取り上げた直後は逆に一旦売られたものの、売り一巡後は5日線を支持線とした右肩上がり。非常に分かり易いチャート形状をしています。本日は金利の低下もあって住宅ローン金利の引き下げ期待から不動産株に追い風。同社もその流れに乗りました。ただ同社を含めた不動産株は本日高値陰線を付けた銘柄が多いです。

不動産株は業績回復の基調が続いており、不動産が終わりとなると次は建設株かなーとも思っています。とりあえず為替の動向に注視した内需系銘柄の日替わり物色はもう少し続きそうです。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。