KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

8/5の相場概況

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本日の日経平均は反発。前日のNYダウは個別企業の好決算や民間雇用の改善が観測されて堅調推移。それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。為替が86円台に戻ったことや前日は日本株だけ大きく売られた反動もあって、本日は買い戻しの動きが出ました。

ただいつものパターンで朝方にドッと買い物が入ると、そこでエネルギー切れ。為替がなかなか円安方向に進まず10時半に上海市場が軟調スタートすると、ジリジリ上値を消す展開に。ただ1時頃からは少し根性を見せて買いが入り、引けにかけては買い戻される動きが。何とか陽線で引けました。

投資判断は「強気の買い」。後場の動きを見るといつものパターンから少しだけ風向きが変わった印象を受けました。ただ相変わらず出来高は低調で、明日はまた週末である事とアメリカ雇用統計の発表を前に軟調ムードとなるでしょう。来週になったらなったでSQ週となりますから、先物主導で振らされる展開になりそうです。

それでもこれでようやく銀行と自動車のメイン企業の決算は出そろい、それぞれ底値から反発の動きが出始めています。これからの「アホみたいな上昇」に向けてスタートラインには立てた感じです。いつ上昇を始めてもおかしくなく、個人投資家はそれに乗り遅れないように先回りして買いを入れておくべき水準だと思います。

テクニカル的には個別企業で下りてくる75日線に跳ね返されて上値が重い銘柄をよく見かけます。日経平均TOPIX共にやはり上値には下落してくる75日線が控えており、ここを超えないと本格上昇は始まらないでしょう。

75日線という事はここ3ヶ月の株価推移の平均となりますが、3ヶ月前と言えば丁度今期見通しの本決算が出た頃。その後ギリシャ危機などによる影響を経て現在通期見通しを変更するというプロセスに至るまでの平均値という事になります。ここを抜けて始めて欧州通貨危機を脱し、日本独自の道を歩き始めるのかも知れません。

新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。相対的に弱い動きが続いており、特に日経JASDAQ平均は直近安値を下回ってしまい、年初来安値まであと30円というところに付けています。本日は決算発表を控えた楽天(4755)が軟調という事で、特に同指数の重石になりました。

そして出してきた中間決算の営業利益は282億円と前年同期比20%増の好決算ですが、市場コンセンサスが300億円ということで、やや弱い印象。昨日はミクシィ(2121)が上方修正を出してきて朝方買われたにもかかわらず、最終的にはマイナスで引けましたから、同社も明日はちょっと厳しいスタートになるかも知れません。

しかし売り一巡後は、前場途中からでも買い戻しが入る展開になってくると思います。既に本日警戒感が出ていた事や、本業(EC)の売上の伸びが24.6%増と大きく、金融事業などに頼らない成長を実現できているところが評価されそうです。

そういった形で新興市場の主力株も少しずつ決算が出そろってきました。ようやく新興市場反転の下地は作られつつあり、来週辺りからその力強さが見られるのではないかと思います。

ポートフォリオ銘柄】
ソネットエンタテインメント(3789)は反発。親会社ソニー(6758)の株価が決算報道辺りから上昇に転じてきて、ようやく同社の株価も上向き始めました。そんなソニーの方は75日線に上値を抑えられ格闘中ですが、最終的にはユーロ相場の落ち着きもあって上抜けてくると思います。テクニカル的には特に週足のMACDが好転寸前ですから、基調は上昇基調。それにつられて同社の株価も更に上昇してくるものと見ています。

トヨタ(7203)も反発。昨日「ネガティブな反応は避けられない」としましたが、杞憂に終わりました。素直に好決算を好感し、本日の日本株の牽引役となっています。これでようやく銀行と自動車という両輪が揃いました。こうなると後は日本株も上げていくだけ・・・と思いますが、残念ながらなかなか素直に上がる気配は今のところありません。同社の株価も本日は引けにかけて売られ、危うくマイナス転しかけました。素直さが足りません。

売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)も反発。昨日「75日線を上回ってきたら損切りの買い戻し」としましたが、本日超えてきてしまったので13400円で損切りの買い戻しとなりました。うーん、同社の場合は固有の要因よりも全体相場の動きの方が反映し易いですね。これから想定している上昇相場を鑑みると、ちょっと上値を目指しそうな感じがします。

【注目銘柄】
スパイア(4309)は大幅高。本日資本・業務提携先の頓知ドットがKDDI(9433)の資本参加すると日経で報じられた事を受けて同社にも連想買いが波及しています。同社のセカイカメラに感動した事は以前書いた事があります。

セカイカメラに衝撃を受けた時のブログ
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/KA.Blog/20091107.html

この時も思いましたけれど、これからはやはりAR(Augmented Reality)が来ると思います。ARとは拡張現実の事で、つまり現実の世界とITによって作り出される世界のより視覚的な融合であったり、よく近未来映画などで表現された装置だったりします。そんなわけで、実は本日の日経で私が一番おおっと思ったのがこの記事でした。

スパイアの株価急騰はちょっと行き過ぎですけど、同社の株価もさりげなくウォッチしている私としては5・7・8月の安値で下値抵抗線を引く事ができ、時々跳ねている部分に注目しています。3・4・5・7月高値を結ぶ上値抵抗線との三角持ち合い形成がもう少し狭まってくれば、恐らく本格的な上昇がスタートすると思いますけれど、普段の出来高が薄いところが少し難点でもあります。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。