KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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先月の蒸し暑い夜の話。網戸にして風を通しながらテレビを見ていると、横の窓から隣の塀が見えるのですが、その上を一匹の動物が通り過ぎて行くのが見えました。

最初は猫だと思って無視していたのですが、もう一回戻ってきて塀の上に座り込んで、こちらをじっと眺めています。あーあ、こんな呑気な奴らに生まれ変わりたいなーなどと思いつつ、視線を感じた私が窓際に近づいてみると、どうも猫ではないようで(・・;)

暗くてよく見えなかったので、嫁を呼んで二人でじっと目を凝らしてみました。猫にしては胴が長い。猫にしては尻尾が短い。猫にしては顔が逆三角形。顔には縦に白い線が入っているように見える・・・。まさか狸とか狐?

・・・ん?これってひょっとしてハクビシン!?昔SARSが中国で流行した時に敵役となって、連日テレビに出て有名になったあのハクビシンです。まさか日本の自然にいるなんて(××)

そう思ったらそいつはゆっくりと立ち上がり塀の端までいくと、塀の端に4本の足で捕まりながら、下向きにゆっくりと下りていくのです。間違いなく猫ではありません。猫なら飛び降りますから。

私と嫁は急いで外に出て、その姿を確かめようとしたのですが・・・彼は既にいませんでした。ネットで調べてみると、やっぱりあれはハクビシン。鼻の所に白い線が芯のように通っているから白鼻芯。それにしてもこんなところに居るなんて・・・。

引き続きネットで調べてみると、野生のハクビシンは全国的に出没し、害獣として駆除すらされているようですね。なので自然に出没してもおかしくないようです。ただ私は今まで一度も見たことがありませんでした。生態系の変化ですかね?一応私の家は富山でも街の中なので、狸や狐なんてものも出てきません。

こんなところには仲間もおらず、一匹で随分寂しいでしょうから、明かりの付いた家を羨ましげに覗いていたのかも知れません。もう一度現れてくれないかなーと思うこの頃です。

さて、もう一度1万円の上に現れて欲しい日経平均は本日続落。前日のNYダウはFOMCの声明に対する警戒感により売り先行のスタートとなりましたが、発表後は下げ幅を縮める展開に。声明では償還されたMBSの資金を国債買いに充てるということで、金融緩和継続の意志が示された格好に。ただ想定線に沿った内容である事と、アメリカ景気減速の懸念が台頭した事により、市場の期待は高まりませんでした。

それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。閑散に買い無しの状態で、少量の売りに対して買いが見られない銘柄が多数散見されました。ドル円がまた85円割れに接近したことも上値の重石要因に。結局そのまま反発する力も無く、9300円を割り込んで引けました。

投資判断は「強気の買い」。出来高は急落のお陰で少し膨らみましたけど、引け後のロンドン市場でドル円は85円を割り込んできました。この辺り8/7のブログに示した8月円高のアノマリーはやはり有効なのかも知れません。

なんだかんだ言ってもNYダウのチャートはしっかりしています。跡はS&Pのチャートが1130ポイントを付けて6/21の高値をきちんと抜いて来たら完璧なんですけど、向こうも薄商いの中でなかなか上値を取れません。

そんな中で上値追いのカタリストには欠ける内容ですが、ここは何とか今週凌いでSQ通過、来週にかけるしかありません。以前から言っているように「アホみたいに上がる」準備は出来ているのです。今は外国人の買い待ちの状態。SQが通過すれば俗に言うヘッジファンドの45日ルールも通過できます。

新興市場は「強気の買い」。しかし本日は3指数共に軟調。下落率は大型株に比べればマシでしたが、だからと言って買われる感じでもありません。新興の大型株になるミクシィ(2121)が2日間に渡る障害の発生で売られ、足を引っ張る形に。こちらも上昇のカタリストが特に見あたらない状況。

ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は反落。本日の円高相場安の中で、メガバンクも漏れなく下落。同社も内需系の強みを活かせずに25日線を割り込んでしまいました。テクニカル的にはパラボリックも暗転してしまい、折角の反騰の芽が摘み取られかけている状況。早急に140円を回復しないと、日本株全体に暗い影を落とします。

プロミス(8574)は続落。改正貸金業法の完全施行を受け、大手4社の6月の融資申込数は前年同月比で約3割減少、また実際に融資できた顧客数も約4割減り、単月では過去最低水準だったとのことで消費者金融株に売りが集まる格好。法律の影響が現実に出始めた事が嫌気されているようです。この辺りは最近の戻りに対する売りのきっかけになったようです。テクニカル的には突破した75日線から大きく乖離しておらず、出来る限り700円辺りの水準で踏みとどまって欲しいところですが。

アニコムHD(8715)も続落。9日の決算通過で昨日は十字線を作り、5・7月安値を結んだ下値支持線で何とか踏みとどまるか・・・と思ったのですが、買い手不在の中で本日一瞬割り込んでしまいました。本当はもっと上がっても良い銘柄と思うのですが、市場の雰囲気が悪過ぎ。もし明日以降3160円を割り込んでくるようであれば損切りとします。

昨日の寄り付きより買いポートフォリオ入れとなったヤクルト(2267)も続落。昨日・今日と全体相場に飲まれる形で下落が続き、ディフェンシブ銘柄の良さが出ていません。テクニカル的には2550円でまた跳ね返された格好になっていますが、本日は一目均衡表の基準線、25日線、2500円というところで下げ渋る動きも。75日線が上昇に転じましたから、トレンドは上向きのはずです。


【注目銘柄】
不二精機(6400)は乱高下。本日後場に決算発表があり、前場と発表後の2度盛り上がる場面がありました。出た決算は増収増益決算で通期予想も上方修正・・・なのですが、実はこれ、6日に出たものと内容は全く同じ。なので間もなく急速に上げ幅を縮め、マイナスにまで転落。

この動きは全く本日の相場全体の手詰まり感を象徴し「一体何を買えば良いんだ」と投資家が飢えていた事を示しています。決算の内容を吟味せずに飛びつくと痛い目に遭う、そういう事も一方では教えてくれています。

ただ中期的なチャートはそんなに悪く無いんですけどね。低位株らしく突発高を交えながら、右肩上がりの推移で動いていくと思います。


ところで相場が動かなくて、書くネタを探すのに一苦労です。なので明日も休みにするかも知れません。よっぽど相場が動いたら書きますけど、どうせ皆さんお盆休みでどこか行っておられますしね。

んで、もし明日書かないのであれば、本来明日書くつもりだった買いポートフォリオ入れ銘柄を今の内に挙げておきます。ソディック(6143)です。

同社は放電加工機世界2位の工作機械メーカーで、中国・台湾などのアジア圏に強みがあります。工作機械の需要は設備投資の拡大によって中国を中心に拡大期待が持たれており、今月10日に発表された7月の工作機械受注は前年比2.4倍の8ヶ月連続のプラスと好調が継続しています。回復傾向は今後も継続していくでしょう。

業績は残念ながら2期続けての大赤字。ただ工作機械業界全体このような傾向で、森精機(6141)、オークマ(6103)なども今期のV字回復を目指しています。その回復期待を受けて株価は1986年上場時からの歴史的最安値水準から急回復。

最近は内需拡大政策により、中国も工場での人手不足が深刻化。省力化がテーマとなっていて、人民元の上昇も少しずつ追い風になるでしょう。PBRも0.51倍と割安。

テクニカル的には現在底を探る動きになっており、こんなところで落ちてくるナイフを掴む必要はありません。今回の機械受注の好調を受けても機械関連株は軟化。残念ながら市場の期待値はもっと高かったようです。

それでもこのタイミングで買いポートフォリオとして挙げるのは、明日が決算発表予定日のため。ここまで下落してきている間に、株価は業績面をほとんど織り込んでしまっているはずで、ハードルはかなり下がっているものと思われます。アク抜けのリバウンド相場入りを期待できます。

また業績が悪いわけではなく、今期黒転に向けた重要な第一四半期決算ですから、ここから評価される一年となると見ています。

目標株価は300円。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。


明日12日の主な行事
・7月の消費動向調査
・MS&AD(8725)等の決算

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。