KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

熱中時代

★☆★☆【銘柄診断】リクエスト受付中!

あなたのご希望の銘柄レポートを以下のような感じで作成します。
↓過去のレポートはこちら
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/report.html

▼下記よりお申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/service2.html


またテクニカル的な分析を元に「損をせず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガ【テクニカルで1銘柄】もお申込を受付中!
1ヶ月2,980円〜長期割引もあります。
是非是非下記URLからご確認後、お申込ください。

↓サンプル版
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/sample.html

忙しすぎて銘柄をチェックできないあなた、てけてけをあなたのアナリストとして雇って分析と時間の投資経験を手に入れませんか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
先日隣の家に来客がありました。今の時期暑いので窓を開放していますから、外の様子がよく聞こえるのですが、ドアを叩きながら
「こんにちわー。○○さーん。○○さーん」
と呼んでいます。

隣の家は80過ぎのお爺さんが一人暮らし。今でも現役でメガネ修理の職人さんをやっておられるようで、毎日昼過ぎに私の家を通って店へ行き、夕方位には帰って来られます。ただ耳も少し遠いようですから、なかなか出てきません。
「○○さーん。○○さーん」・・・

それから30分経過。
「○○さーん。ゴホゴホ。○○さーん」
えぇっ!?(××)まだ諦めんのかい!しかも咳き込みながらもドアを叩いて呼んでいます。これはさすがに様子がおかしいと思ったので、私は隣の家の様子を伺いに行きました。

家の前に立っていたのは5・60代のおじさん。でもちょっと変な感じの人です(私見)。「どうしました?○○さんおられませんか?」
「え、えぇ。店にもおられなかったし、電話をしても出られないし・・・」
と、言いながらおじさんはやや挙動不審。あれだけ粘っていたのに、私の姿を見てそそくさと帰っていきました。

ただそう言われると私も不安になりました。隣のお爺さん家で倒れているのでは!?最近は熱中症で死に至るケースもあります(・・;)しかし呼んでも電話をかけても返事が無いのであれば為す術がありません。

嫁に「お爺さん、今日仕事に行かなかったっけ?」と聞いても「そう言えば今日は見ていない気がする・・・」と言われ、益々不安に( ̄Д ̄;;いつもうちの家の前を通る時に台所や居間から見えるのですが、その日は私も見覚えがありませんでした。警察とかに言った方が良いんだろうか?(・・;)

結局夕方にもう一度様子を伺いに行くと部屋に明かりが灯っていたのでホッと一安心。「昼過ぎにお客さんが30分も探していましたよ」と伝えると「家に居たけど、あの人変な人だから居留守使ってた(;^_^A」とのことでした。

というわけで一応事無きを得ましたが、やっぱり独居老人は何があるかわからないから怖いですね。しかも「うちにクーラーが無い」と聞いて余計に不安になりました(・・;)いつも部屋も閉め切っているし、こういう時にはご近所のコミュニティが大切ですね。常に連絡を密にして、様子を伺っていないといけません。

さて、近隣諸国のコミュニティが大切な日経平均は金曜反発。前日のNYダウが弱かった事を受けて朝方から売りが先行。ただ既に木曜大きく下落していたこと、決まったSQ値9188円が下値で付いた事を受けて、底堅い展開が見られました。為替が85円台で安定していた事も追い風。それでもSQの割には商いが薄く出来高も16億株程度で、一気に反転上昇するムードも無し。お盆休みモードを余すことなく体現した一日でした。

投資判断は「強気の買い」。金曜のNYダウは続落で、好調な経済指標を受けても最近の弱い流れが継続している格好です。S&P500指数も6/21の戻り高値を超えられず失速中。景気減速懸念からボックス圏相場入りした可能性があります。

思い起こせば2007年の8月は日経平均が15日〜17日の3日間で日経平均は16844円→15272円と9.3%の下落になりました。一般的に8月は夏枯れの中売られ、あまり良い印象の無い月ではないでしょうか。

ただ実は戦後の統計では8月の日経平均の勝敗は34勝28敗となっており、そこまでパフォーマンスの悪い月ではありません。逆に円高が進む逆風も加味すると、健闘している印象すら受けます。

そんな中、やはり私は強気の買いを継続します。円高局面が終了するまでもう少し反発のタイミングを伺う日は続くかも知れませんが、今の下げを主導している原因がセンチメントの悪化以外には無く、実体経済は強いからです。

出揃った第一四半期の決算は総じて強い内容のものばかりでした。それも為替前提を引き下げた上での上方修正がズラリと並びました。しかしそれでも売られた銘柄が多く、非常に不可解な決算期でした。失業率も先進国の中ではダントツに良い5%程度、夏のボーナスも復調傾向にあります。これ以上何が出て来れば良いのでしょう?

また4月末から欧州危機を通過してからの株価下落率が日本だけ突出しています。4月末から足下までの下落率を計算してみると
日経平均△16.7%、TOPIX△16.1%、NYダウ△6.3%、S&P500△8.7%、イギリスFTSE△5.2%、ドイツDAX±0、上海△9.2%、ハンセン△±0

既にドイツ、中国のハンセン指数は世界株安前の水準まで回復してきているのです。何じゃこりゃ、という結果ではありませんか?一番危機から遠かった(と言われていた)国、金融引き締めもしていない国の株価が一番売られているのです。全く解せません。

確かにドル円はその間8.4%、ユーロ円は11.7%円高となっていて、その分は外国人から見れば下げ渋っている事になります。しかしそれを差し引いたとしてもやっぱり売られ過ぎです。また全ての取引参加者が外国人でもないのに、そのロジックだけが先行するのもおかしいでしょう。輸出大国だから為替の影響が大きいという論も、数十年前ならいざ知らず、今や世界各地に工場を作ってそのリスクを回避しようとしているのに、為替感応度のマイナス影響ばかり指摘されるのにはやはり違和感があります。

逆に為替が少しでも下げ渋り円安に転じ始めれば、今度は円資産の逆流が起こって一気に円安に進むでしょう。そうなれば企業業績が楽観視され国内投資家の買いが集まり「持たざるリスク」が取り沙汰されてきます。相対的に割安感も強い日本株が外国人投資家を中心に買い進まれる可能性は高いでしょう。

安全資産として買われている国の企業の株価が、これだけ低位に放置されている事の理由付けは何かできるでしょうか?遂に1%を割れた金利と比較しても株式市場の配当利回りは2.13%と高いのです。1部市場全体のPBRも1.04倍と割安で、1倍割れの企業が6割あるとも言われているのです。今必要なのはほんの少しのきっかけだけ。きっかけさえあれば、今まで積もりに積もった鬱憤が爆発し、買いたくても買えない程の上昇力で日本株は上がっていく事になるでしょう。

それの裏付けとして挙げられるのは最近の自社株買い・TOB・MBOの多さです。特にTOB・MBOはここ最近連日のように何社か報じられています。例えば金曜も私が確認するだけで3社も発表がありました。企業サイドの「もう正当に評価されない株式市場にいつまでも上場させておけない」という気持ちの表れとも言えます。具体的な数字の比較などは確認できないのですが、以前に私が多いなと感じたのは2008年10月17日(当時のブログに書いています)。日経平均の時系列を確認すると、そのタイミングがほぼ底値圏でした。

さしあたって金曜はSQという小さなイベントを一つ通過しました。毎度翌週に控えているイベント名が挙げられて「○○通過の様子見」とばかり書かれ盛り上がらない市場。「一体いつになったら買い出動するんだ!?」と思いながら待ち続けるのが、引っ込み思案な日本人の悪い癖です。自国の強さを一番信用していないのが、他の誰でもない日本人とも捉えられます。「外国人の跡から付いて行けば良いや」ではなく「だから今買う」という姿勢が「アホみたいに上昇する相場」を自ら演出するきっかけになるでしょう。人より先に買わないと、株式市場では儲けられません。

新興市場は「強気の買い」。金曜は高安マチマチ。ヘラクレス指数のみ軟調となりました。それでもお盆休みモードの中、値動きの良い銘柄を狙い撃ちする個人投資家の短期資金を集めている銘柄も見受けられ、一部では盛り上がりも見られます。円高が続く中で、内需関連銘柄の多い新興市場が選好される動きは、決算も一通り出揃った事で益々広がっていくものと思われます。


ポートフォリオ銘柄】
ソフトバンク(9984)は反発。木曜には以前述べた短期下値目処2400円に接近し、そこから反転してきました。足下はRSIが25%を下回って、安値ゾーンを示唆。ここ一年同社が25%を下回ると短期底入れとなって反転してきています。今回もそれが当てはまることでしょう。目先2600円トライの動きに。

ダイハツ(7262)は反落。GSが目標株価1200円に引き上げしてきたものの、影響は限定的。ただ1000円割れのレベルできちんと買いが入り、底堅い動きを見せています。圧倒的な売り長を背景に買い安心感の強い状態です。

みずほFG(8411)は続落。木曜には一時133円を付け、公募受渡後の年初来安値に迫るところがありました。同社の130円死守は日本株全体の需給にとっても要。金曜は下げ渋る形となりましたが、引き続き信用買い残の多さが重石になっています。

トヨタ(7203)は小動き。木曜は一時3000円割れの場面もありましたが、金曜は為替の落ち着きもあって3000円を死守しています。しかしトレンドはまだ下向き。為替もまだ円高トレンドですから、もう少し辛抱が必要な様子です。


【注目銘柄】
ブロードメディア(4347)は反発。こちらは有料メルマガにて金曜寄付で買いとしたもので、今回は少し特殊ですがこの時期の内需性・仕手性に注目してエントリーしました。本当はもっと派手な上昇を期待しましたが、それでも一時141円まであって6%超の上昇。ただメルマガ内でも「5%以上上昇の一山があったら終わり」としたので、ここから先の上昇は欲張らない方が良さそうです。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。