KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

9/28の相場概況

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日経平均は反落。前日のNYダウは軟調。欧州の財務問題リスクがまたまた懸念され、弱い値動きに。ただし大型のM&Aに関する話が4件も出て、企業は景気に対する先行きに明るいものを感じていると捉えられました。

それを受けた日経平均はマイナススタートとなったものの、63円程度と見られる配当落ち分を考慮すると、前日より少し弱い程度。日銀による追加金融緩和報道が相場の下支えとなった様子。ただ後場は薄商いの中でジリ安の展開。明日に日銀短観を控えて様子見ムードが漂った格好。引けでは9500円を割り込んでしまいました。

投資判断は「強気の買い」。出来高は13億株台、売買代金は1兆円割れと薄商い。この辺りは権利落ちで派手に売買ができなかった事から致し方ない部分もあります。明日からの動きに期待です。

新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチの展開。特に今日はマザーズ指数の強さが目立ちました。本日は配当権利落ちという事で、下落率の上位には配当利回りの高い銘柄が目立ちましたが、新興市場銘柄はその点において配当を行わない銘柄が多いため、相対的に強かったとも言えます。とは言え、明日もこの流れが続くかどうかは微妙なところです。

ポートフォリオ銘柄】
ソフトクリエイト(3371)は大幅続落。本日が権利落ちということで半期に恒例の大幅安となっています。やはり権利落ち前に売却しておくのが正解でしたね。

一日で優待タダ取り狙いのクロス取引による空売りが日証金ベースで7万株以上増えて(全体では10万株超えと思われる)、逆日歩も8円ですから、最低でも1000円分のクオカードタダ取りするために800円費やしている事になります。売買手数料を考えると何のためにやってるのかわからない水準ですね。何故毎回学習しないんでしょうか?

寄り付きであらかた売りが出てしまったお陰で、長い陽線を示現。ただしこれも過去2回、その長い陽線を付けた後にやや売られる展開となっています。一方今回は寄りで11700株出来て、過去2回以上の出来高をマーク。これが今後の相場の下支えとなるかに注目したいところ。

それにしてもこの権利落ち前後は売り方も買い方も不幸になっています。流動性に比して大き過ぎる株主還元は、誰のためにもならないのでしょうか・・・。

ダイハツ(7262)は続伸。前場は前日終値近辺で揉み合っていたものの、後場に夕方から親会社トヨタ(7203)との共同記者会見という話が入ってくると、思惑から動意付く動き。そしてその中身がトヨタによる軽自動車販売で、ダイハツがOEM供給と伝わると一段高の展開に。相場が軟調に推移してくる中で逆行高となりました。

個人的にはこれは同社にとって良い材料かどうかは何とも言えません。トヨタの販売力で逆にダイハツ販売店で軽が売れなくなったら同社にとってはマイナスです。総合的には若干プラスのニュースとも思いますけれど、冷静に考えて株価的には中立位の話です。本日は権利落ちの材料難の市場の中でのニュースでしたから、過剰に反応されてしまったという感じです。

プロミス(8574)は続落。前場は強い場面があったものの、後場にかけては売られる展開に。武富士(8564)が後場も値付かずの売り気配だったことで、引き続き同業種代替のヘッジ売りが出ているようです。

この辺り武富士が値を付けてこないと、なかなか需給が改善してきません。一方で正式に武富士会社更生法を出してきたため、明日はアク抜け感にも繋がりそうです。

ソディック(6143)は反落。朝方は強い動きが続いていましたが、後場は全体相場が軟調になるに合わせて下落。テクニカル的には一目均衡表の雲抜け第一段階で失敗という感じ。それでも基調は強いですから、素直な雲抜けに期待です。


【注目銘柄】
本日はプラネックスHD(6784)を取り上げ、同時に買いポートフォリオ銘柄としたいと思います。

これも前回のGCAサヴィアン(2174)同様、以前レポートを書いて取り上げた銘柄です(欄外のリンクよりご確認ください。)。取り上げた当時7月末には下値7万円としましたけれど、順調に7万円に向けて下落していくその過程において3000株の立会外分売が実施され、更に株価は下落する事になりました。

それでも業績はまあまあ良いこと、特に当時に比べて利益の大半を生み出すFX事業の先行き不透明感は緩やかになったと考えられます。先日はマネーパートナーズ(8732)を始め、為替介入により市場が大きく動いた事を背景にFX事業者株が突発高を見せましたが、同社はほとんど認識されませんでした。隠れ FX業者とも言えましょう。

また母体であるパソコン周辺機器製造においては、無線LANの売れ行きが引き続き好調なこと。特に月末発売予定のFF14において、同社の無線LANが発売元のスクエニから推奨とされている事も、上手くいけば材料視される可能性があります(あくまでこじつけの材料にしかなりませんが)。

株価水準としても5万円というところは心理的節目として考えられます。そこは同時に8/2の高値97900円から丁度半値水準であり、下値目処としては良いラインだと思います。更に3月〜5月の安値を結んだ下値抵抗ラインの延長線も位置します。強力な抵抗線として意識されることでしょう。本日も5万円割れから反発を見せました。

目標株価は6万円。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。