KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

9/30の相場概況

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日経平均は反落。前日のNYダウは決算前の様子見ムードで一服。それを受けた日経平均は朝方からやや売りが先行する格好。為替も一段落した動きを見せており、手がける材料に乏しい一日でしたが、引けにかけては月末の持ち合い解消売りなどがピークとなりジリ安の展開。そのまま値を下げ、結局安値引けとなりました。

投資判断は「強気の買い」。9月は最終日の本日こそ後味が悪かったものの、陽線を確定しました。ただ本日の為替レートで中間決算が出てくる事を考えると、前日の任天堂(7974)の大幅下方修正に象徴されるように、来月下旬からの決算発表は輸出企業にとって相当厳しいものにならざるを得ないでしょう。

明日は本日の売りの反動が出て、週末とはいえ少し買われる展開になると思います。本日の売買高が20億株超と久しぶりに増えたところも、本日の下げが「買いたい弱気」だった事を示しています。為替も本日輸出企業の円買いドル売りがピークになるであろうことを勘案すると、明日以降少しは上昇トレンドもマイルドになると思います(トレンド反転するまではいかないと見ていますが)。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に軟調。朝方はマザーズ指数がしっかりしている場面もありましたが、全体相場安の中で売られてしまいました。9月末の持ち合い解消売りに対して、新興市場はその対象にほとんどならないところが、需給バランス面で東証1部銘柄より相対的に強い動きを証明してくれます。また、上述したように9月末時点の円高を受けて先々輸出主力銘柄の決算が厳しくなると考えると、退避的に新興市場銘柄が選ばれるのも当然という感じがします。

ポートフォリオ銘柄】
ソネットエンタテインメント(3789)は続伸。前日の上方修正が素直に好感された格好で上放れの動きが鮮明になっています。特に本日は全体的に材料が乏しかった事も追い風。PBRは1倍割れですが、保有有価証券の時価評価を加えるともっともっと株価水準は割安になり、まだまだ上昇余地はあります。

ソフトバンク(9984)も続伸で年初来高値更新。ただ以前示した短期高値目処2775円まで後少しというところ。そろそろ天井警戒感も出易いため、短期の方は一旦売却も一考。

ダイハツ(7262)は反落。朝方は買われ、こちらも年初来高値更新。ただこの程度の更新であれば、前日示したダブルトップ懸念はまだ残ります。もう一度明確な年初来高値上抜けを期待。

みずほFG(8411)軟調。昨日の欧州市場で、スペインの格付引き下げ懸念やアイルランドの銀行救済などを受け、欧州信用不安が再燃するとの思惑から銀行株が軟調であったこと、またNY市場でも、今後本格化する金融大手の 7-9月期決算発表を前に、アナリストの業績見通しの引き下げが相次いだことで金融株は軟調。加えて消費者金融株の下落を受けて、メガバンクで安値を更新するものが目立ちました。

また期末を控えた持ち合い解消売りのピークで、個人・機関投資家問わずに売りが出ていると観測されています。となるとその点に関しては明日からの下期相場入りで、少しは需給改善期待に繋がるとも見て取れます。何にせよ銀行株が上がらない事には、日本株は上がりません。

トヨタ(7203)軟調で3000円割れ。前場は業種別で値上がり率1位だった自動車株も、次第に為替の円高が嫌気された格好に。テクニカル的には比較的薄いはずの一目均衡表の雲突破に手間取っています。これ位超えられないようだと、下落トレンドはまだまだ続くという見方が大勢を占めそうです。

ソディック(6143)は続落。足元順調に推移してきましたが、昨日の日銀短観で設備投資に対する大企業の慎重姿勢が見られたことから、工作機械企業に対する先行き見通しが不透明になってきています。よって明日の寄り付きで売りとします。一目均衡表の雲を超えられそうで超えられなかったところが残念。目標までもう少しでしたが、一ヶ月で3割近く利が乗っているので由としましょう。

【注目銘柄】
任天堂(7974)は大幅安。昨日3DSの発売時期が引け際伝わると大幅下落に。同時に今期業績見通しの下方修正、配当予想の引き下げ、円高進展の三重苦により、まさに泣きっ面に蜂の状態。ADRでも株価は5%近い下落で、本日はそのまま大幅安となりました。

上述したように、これが来月以降の中間決算本格化に向けて、輸出企業の苦しさを示したと言えるでしょう。決算発表までに為替がどれだけ戻っているかで、日本株の方向性が決まります。


ところで、最近すっかり忘れていた「最近の話題で銘柄を連想しよう」のコーナーです。正直あまり反響も無いので、このままフェードアウトしようか、とも思ったのですが・・・さりげなく続けてみます。

本日のネタはコレ。「京都の最高気温39.9℃が取り消し」です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100930-00000100-jij-soci

観測機にツタが絡まっていて正しい気温が測定できなかったのではないか、ということで話題になりましたが、一時「全然無問題」という話だったのですが、結局無しになってしまいました。

ということでの連想は素直にいけば異常気象銘柄としてウェザーニューズ(4825)でしょうか。足元好業績を受けて株価は上昇しています。また温度というキーワードでは、温度センサー製造の芝浦電子(6957)が挙げられます。当ブログが始まった頃に一生懸命取り上げて、大もうけさせてくれた優良銘柄でもあります。

・・・はい、そんなわけでいつも通り、これらの銘柄がこの材料で明日上昇する可能性は皆無だと思います。あくまで連想を楽しむコーナーとしてご理解いただければと思います。


そして次回は9月の成績発表の日です。今月はまあまあ成績が良かったのではないかと思いますのでご期待ください。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。