KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

[[今週のお題]]

さすがにドラゴンズの敗戦から立ち直り、来季に目が向き始めた筆者の調布話続きです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/KA.Blog/20101106.html

なかなか上がらない踏切に苛立ちを覚える我々。京王電鉄の社員の方がしゃべっているのを聞くと、どうやら1駅先の辺りで人身事故があり、その影響でダイヤが乱れているという事でした。それで踏切の上で電車が止まったりしているのか。少しだけ納得した・・・ようなできんような(-。−;)

ところが私がふっと右側を見てみると、150m程先にもう一つの踏切があり、そこは10分に一度位の間隔でちょっとだけ開くようでした。

ここで皆さんに質問です。あなたならどうしますか?状況をおさらいすると、私が到着する前から既にずっと閉まったままの踏切で、私が来てから10数分開いていません。ですから少なくとも20分は閉まりっ放しの踏切で、いつ開くかは知れたものではありません。しかし少し歩くと、ごく稀に開く踏切があります。あなたなら「A.このまま待ち続ける」「B.隣の踏切に行く」「C.その他(別のルートを探す等)」のどれに当てはまりますか?

私はこの瞬間「これは面白い(^^)」と思ったのでした。というのは、これで人間がどの位の人が「損切り」できるのかどうか、統計を取ってみる事ができる、と思ったのです。上記「A」を選ぶ人は損切りできない人、つまり過去の失敗が積み重なれば積み重なる程、すぐ挽回できるのではないか、と無条件で信じてしまっている人、という事になります。そんなわけで、私自身開くまで付き合って見てみよう、と思い立ったのでした。

勿論人それぞれに事情は異なるでしょう。踏切を渡ったすぐ先に家がある人がいるでしょうし、足が悪くて移動し辛い人もいるでしょう。ただそういった事情は株式市場などにも当然当てはまる事ですね。己の行動を掣肘する何らかの特殊な事情があるケースもあるかと思います。

それでも今回は大部分の人が踏切から動こうとしませんでした。勿論ちらほら諦めて向こうの踏切に行った人もいました。そしてやがて一瞬開いた向こうの踏切から脱出に成功した人を見て、羨ましさと苛立ちを表情に浮かべる人々。それでも動こうとはしない人、ここで損切って向こうに移動する人・・・

京王電鉄の人が手に持っている人数カウンターでカチカチして、今回待たされて影響を受けている人の人数をカウントしているようでした。
私は「これ、どれ位の人が待っているんですかねぇ?」
と聞いてみたんですが
「大勢の方ですね」
と具体的な数字を教えてはくれませんでした。ケチー!(T△T)(←それはまあ社外秘ですわな。つづく)

さて、具体的な数字が表示される日経平均は本日。金曜のNYダウは中国の利上げ観測を受けて軟調。それを受けた日経平均は朝方発表された7−9月期の GDPが上ブレた事を好感して買い先行のスタート。為替の落ち着きも背景に。ただGDPに関しては補助金切れ前の自動車、値上げ前のタバコの駆け込み需要が押上げており、これらが剥落する次期にはマイナスになるのではないかと見られ、間もなく上値を抑えられる格好に。

一方で先週末急落した上海が落ち着いたスタートとなったことから、後場は買い戻しの動きが先行。結局本日の高値圏で引けました。

投資判断は「強気の買い」。本日は出来高が17億株弱(うちみずほFGが3億株)、売買代金は1兆円をかろうじて超えたところと、堅調な推移の割には盛り上がりに欠ける状態でした。ただ今まで東京市場であれば、このまま後場もジリジリと売りに押される展開になっていましたから、雰囲気は明らかに先月までとは違います。

また個別企業の決算も実質的には先週末で出そろいました。結果、円高にもかかわらず好調な企業業績が目立った形になりました。それが本日引け後にはドル円で83円台に伺おうとする流れで円安に傾きつつあり、出遅れ感の強い輸出株中心に買い戻しの動きがまだまだ続くものと考えられます。

新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。日経JASDAQ平均は8連騰と出遅れ感を取り戻す動きが顕著になってきています。ただ値上がり率ランキングは少しずつ低位株に侵食されつつある形で、早くも手詰まり感が見え隠れする状況に。今のところは差し当たって東証1部銘柄の出遅れに妙味があり、新興の主力に目が向くのはもう少し時間差が必要なようで、致し方ない流れとも言えます。

ポートフォリオ銘柄】
ソネットエンタテインメント(3789)は反発。前場は軟調な動きになっていましたが、昼に同業のIIJ(3774)が好決算を出して急伸した事を受けて、同社も買い戻される動きに。

以前の決算でもこのような形でIIJに助けられましたが、同社はすっかり大型株になってしまっているので、なかなか生半可な好決算では動いてくれません。それでも本業は引き続き好調、また子会社のエムスリー(2413)や持分のDeNA(2432)という強力な配下がいますから、本来はもっと高い評価を受けても良い銘柄です。引き続き強気で。

みずほFG(8411)は小動き。朝方は先週末に発表した好決算を好感した買いが入ってきている格好でしたが、週末のG20において邦銀が資本規制の対象に入るかどうかは先送りになった不透明感が次第に台頭する形に。ちょっと行き足が止まった格好になっています。

商いは3億株と膨らみましたが、公募価格130円がなかなか手強い壁に。同社が上がらないと日本株の本格上昇は無いですから、少しずつ需給を改善して上がっていってもらいたいところ。

本日寄り付きより買いポートフォリオ入れとなったJフロントリテイリング(3086)は続伸。先週末上方修正を出した丸井G(8252)が材料出尽くしから売られているのにつられ、同社も朝方は弱い動きを見せていたものの、再度買われる動きに。

テクニカル的には上放れの動きが出ています。ボリンジャーバンド+2σを拡大させながらの上昇であり、6月戻り高値及び週足のボリンジャーバンド+2σが位置する480円まではこのままの勢いで行けそう。日証金も0.07倍と超売り長銘柄でもあります。

【注目銘柄】
アクセル(6730)は大幅続伸。先週から有料メルマガで取り上げた銘柄ですが、前回「1800円〜2500円は滞在期間が9/16〜27の6営業日のみで売り圧力の小さめなゾーン。来週の市場環境さえまともならば、雲入り後は大幅な上昇が期待できそう」とした通り、無事一目均衡表の雲入りした事で上値抵抗が無くなった事から上昇率は10%を超えてきました。

ここまで来ると2000円という目標達成がいよいよ期待されます。逆に2000円以上は9/24の戻り高値、及び遅行線が基準線に頭を押さえられるラインが出てくるので、一旦は様子を見ておいた方が良いゾーンです。また追撃可能ならば有料メルマガで取り上げます。

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