KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

白鳥に薄情

鹿児島でも鳥インフルエンザが発生したという事で、とても他人事とは思えないニュースの続きです。

http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/KA.Blog/20101220.html

私が行った時はまだ各社の記者が取材をしていて、丁度公園に来た親子に対してマイクを向けていました。今回の騒動の発端となった小屋には、特にたくさんの石灰が念入りに撒かれていました。春には小さなヒナが4羽生まれ、多くの見物客が小屋を覗き見た癒しの空間は、今や寂しく陰惨な現場の跡に。

感染源は渡り鳥であるカモ。濠にはもう数え切れない程のカモが冬になるとやってきて、ここで越冬していきます。シベリアの方から来たカモが鳥インフルエンザを運んできたとの観測が強まっています。当のカモは耐性が強く、なかなか発症しないそうで、だからこそ余計に感染が広まるようです。

何とも皮肉なのは、管理のために羽根を切られて飛べなくされた白鳥は、ここの濠にいなければ殺される事はなかったでしょう。一方で運び屋のカモは管理対象外であることや数の多さから処分される事はありません。処置の是非に関しては致し方ないと思う一方で、その不条理には何ともやりきれない思いになります。

特にショックなのは今まで一生懸命に世話をした動物園の飼育係の人々ではないでしょうか。正に青天の霹靂でしょう。可愛がっていた動物が正にあんな事になるなんて。

しばらく動物園も閉園で対策に追われ、日々鳥達の動向に気を遣わなければなりません。各動物の檻には鳥よけのネットが被せられており、物々しい雰囲気に包まれています。今まで園内に来ていたたくさんの見物客が急に来なくなったことで、動物たちも何か危機的な異変を感じているかも知れません。(誤解の無いように付け加えますと、動物園と濠は接近しているものの、直接繋がっているわけではありません)

先日年賀状用の写真を撮って貰った飼育係の人もさぞかし落胆している事と思います。私はせめてお礼と励ましも込めて、今年は動物園に年賀状を出そうと思います。

あと富山の養鶏業者さんも風評被害に苦しんでいるようです。半径10Km圏内の鶏に感染の報告は無いものの、販売の落ち込みやキャンセルが相次いでいるとのこと。各所できちんと鳥よけのネットが張られていたという事で、感染の心配は無いとの事ですし、また少なくとも国内では鳥インフルエンザが人に感染したという例は無いですから、せめてこのブログを読んでいる皆様におかれましては冷静な対応をお願いします。

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さて、冷静に対応したい日経平均は金曜続落。前日のNYはクリスマス前の閑散取引の中でダウは小幅高、NASDAQやS&Pは小幅安。

それを受けた日経平均は朝方から売りが集まる展開。82円台にまで進んだ円高を嫌気して輸出株中心に売られました。ただ連休の谷間であり、またアメリカ市場がクリスマスで休場という事もあって、とにかく閑散。後場は先物が引けまで10円幅の板で行ったり来たり。1日通しての値幅も30円未満でした。

投資判断は「買い」。今年も残すところあと4営業日という事で、市場の関心はすっかり来年に向かっています。

そんな中で気になる原油相場。いよいよ90ドルに達し、100ドルを目指すのではないかと言われていますが、やはりこのまましばらく上がっていくのでしょう。世界的に冬場の需要が旺盛な事や景気回復の流れから、どうしても需要は逼迫してきます。

私は原油はこのまましばらく上昇が続くものの、2008年の高値である150ドル弱までは進展しないと見ています。過剰流動性相場により有り余った資金は、色々な市場に流れ込んでいくでしょう。特に原油相場は株式市場に比べてマーケットの規模も数%程度しかなく、値動きの良さがまた更なる資金流入を生みそうです。しかし一度経験したバブルによって、一定の歯止めが利くものと思います。

振り返ってみると、オイルバブルの結果、後々困ってきたのは翻って産油国でした。まずは直接的に投機マネーの流出による原油価格の急落。安定しない価格は設備投資計画などに様々な歪みを生み出し、結局は産油国のためにはなりませんでした。やがてそれがドバイショックなどにも繋がりました。

そして今までオイル抽出にコストのかかっていたオイルサンドの産出が、原油高によりコストに見合うようになった事で開発が進みました。他にも新油田の開発やガスやバイオ燃料など代替燃料の開発が進み、従前の産油国以外も資源国になりつつあります。この辺りはレアアースを出し渋りした結果、各国で産出されるようになって独占的な地位が崩れた中国の例と同じです。

一方で産油量世界2位であるロシアは政情不安もあって、原油高の割には投資資金が流入せず、ルーブルも低迷。BRICsの中では相対的に弱い印象となっています。今回このまま原油が上がっていけば、カギを握るのはロシアの動きだと見ています。

そもそも原油が高くなると、また世界的な景気回復の足かせとなって、結果原油需要の見込みが減り、それが価格を抑える要因となります。ですから産油国も協調して、石油の増産発表などで対応し、価格安定を図ってくるものと思います。

それらを総合的に考慮すると来年前半はジリジリと上げていく原油高→120ドル程度で頭打ち→来年終盤には90ドルを割り込む、というようなイメージで行けるのではないかと思います。

そしてこれらが株価に与える影響は一時的なもの。既に前回のリーマンショックに苦しむ中での原油高で、かなり大打撃を受けた世界には、原油高に対する対策がある程度出来ています。完全に影響が無いとはどうしても言えませんが、以前に比べて過剰流動性相場による株高の方が、原油高によるマイナス材料を打ち消す強さを持ち合わせると思います。

一方で為替に関しては、ドル円は例年3月にかけて円安傾向となりますので、足元再度円高に動きつつありますが、私は80円を割ることは無いと見ています。チャート的には26週線に頭を抑えられる格好になっていますが、来年早々には突破してくるでしょう。為替に関してはまた後日機会があれば詳しく書きたいと思います。

新興市場は「強気の買い」。金曜はマザーズが高い一方でJASDAQは続落。明暗分かれる展開となりました。ただJASDAQの方も来週頭にも底を打ち、反転してくると思います。一方でマザーズはまだまだその勢いを持続させることでしょう。

年末年始の閑散・材料難、足元のドル安、過剰流動性相場の勢い、まだまだ大きい水準訂正の余地などを背景として、新興市場が弱まる材料は短期的な過熱感以外に見あたりません。

ポートフォリオ銘柄】
ダイハツ(7262)は続落。11月の世界生産台数が発表され、前月よりも数字は改善されたものの、−2.1%では強気になれず。ただ円高で自動車株全般に売られる割には底堅い動きが続き、来年に繋がりそうな値動きです。

プロミス(8574)も反落。NISグループ(8571)が貸金業者の登録取り下げを決議、貸金業を廃業すると発表。消費者金融各社の環境の厳しさが意識される状況につながっている模様。その他金融は業種別値下がり率でも上位に。

消費者金融株は武富士といい今回の件といい、自社の問題ではなく他社の問題でこんなにも売られてしまっている格好ですが、それ故に余計に今の株価は適正な価値を反映していないとも言えます。

さて、本日は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。国際石油開発帝石(1605)です。

取り上げの理由に関しては概ね上述したように、目先原油価格の上昇が見込まれるからです。原油価格感応度の高い同社は、特にその連想が働く銘柄だと思います。

足元8月に実施した大規模な公募増資による下落を打ち消して、株価は回復基調にあります。またイランのアザデガン油田撤退による影響も喉元過ぎましたし、今後何らかの見返りを期待できる事も今となってはプラス材料でしょう。

もっともリスクは大株主である財務大臣。政府系企業ということで、今後また外交下手な政府のせいで振り回される事があるかも知れません。エネルギー政策上株式を手放す事はなさそうですが、ここだけが唯一の気掛かりですね。

目標株価は60万円。月曜の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。


【注目銘柄】
金曜も薄商いの中で注目は不動産株でした。中でもやはりケネディクス(4321)が引き続き強く、業種全体を牽引した格好です。6月に出した業績下方修正と増資での下げを完全に打ち消す水準にまで戻してきました。

今テーマ性が強いのは不動産・石油関連というところでしょうか。特に年末・年始のような薄商いの中では材料が光ってくると思います。有料メルマガで取り上げている不動産株は本日も上昇。出来高を伴いながら少しずつ上値を拡大し、爆発までのカウントダウンが始まっています。

以下直近までの有料メルマガのパフォーマンスをまとめたものです。ご確認の上、お申込をお待ちしております。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/performance.html

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。