KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

NZ大地震

先週はお義父さんのお見舞いに上京して、しばらくお休みをいただきました。その間に世の中では大変な出来事が。NZの大地震です。NZ大地震の被災者並びにご家族の方々は、今もとても苦しい時間が過ぎていると思います。1秒でも早く救出されることを祈ります。

この一件では地元富山の外国語専門学校での邦人被災者が連日のように取り上げられていますが、実は姪の友人の妹さんであり高校の後輩が、今尚発見されておらず、我々も人ごととは思えないほど気を揉んでいます。ニュースでも顔写真が連日流されていますが、一刻も早く無事に動く映像を見たいと思っています。

私は当初阪神大震災並みに悲惨な倒壊がNZを襲っている、と思っていたのですが、実際には無事な建物が多いようですね。なのに何故よりによってキングスエデュケーションが・・・と思ってしまいます。あたら未来有望な若者達がこんなところで傷ついてしまうなんて。

いてもたってもいられず現地に向かったご家族の方も、向こうの警察のやり方などに困惑しながらヤキモキするばかりだと思います。突然家族がこんなにも不幸な目に遭うなんて思ってもいませんから、その動揺はいかばかりのものか。

責任者として現地に向かいながら実は自身の娘も不明な状態の教授、救出されたものの片足の切断を余儀なくされた若者、双方心を痛めながらも気丈に振る舞っている姿には、ただただ頭が下がる思いです。また昨年高校の校長を定年退職されて、自身が生徒として入校し、今回被災された方もおられます。人生は本当に色々です。

とにかくまだ救いなのは、向こうは季節が逆転しており比較的暖かい時期であることや、発生後一週間以上経過しても助かった例があるという事実。少しでも救出作業が進展し、無事に家族と共に帰国されることを祈るばかりです。

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さて、祈るばかりの日経平均は本日続伸。金曜のNYは原油市況の落ち着きや堅調な経済指標を背景に反発。それを受けた日経平均でしたが、為替の円高推移継続や時間外での原油高が嫌気されて、朝方はやや軟調な展開に。

ただ先週は既に大きく下げ過ぎていたことから押し目買いの動きが指数を下支え。後場になると海外の商品投資顧問業者(CTA)と見られる先物買いが入ると、ジワジワと値を切り上げる展開に。一時100円超の上げ幅となり、高値圏での引け。何とか10600円を回復してきました。期末のドレッシング買いも多少は入り込んだ様子。

投資判断は「中立」に。先週投資判断を一気に2段階引き下げてお休みをいただきましたが、その間に株価はスルスルと下落。予想通りではあるものの、ちょっと勢いがあり過ぎた感じを受けます。従って今週はあや戻しの流れになるであろうことから、投資判断を一段階戻しました。

ちなみに昨晩有料メルマガで、以下のような見解を示しました。
「明日の月曜はここ9ヶ月連続マイナスとなっている「魔の月末」ですが、今回ばかりはジンクスを破ると見ています。金曜は高値圏で引け、NYは落ち着きを取り戻してプラス転換し、シカゴ225も10535円と落ち着いています。

一方で安全資産として認識されている日本円が買われ円高となっている点は上値の重石要因となり、今週はおっかなびっくりの売り買いが交錯する感じで10500円を固める作業になると思います。ただ週間ではほぼ底値圏だった昨年8月第二週以来の下げ幅300円超となり、また木曜まででは400円近かったわけで、水準の調整は十分済んだと言えるでしょう。

今回の騒動はまだまだ沈静化したとは言えませんけれど、いよいよリビアのアメリカ国民が全員退避したところで、オバマ大統領も経済制裁を決めましたし、荒療治で消火される可能性が高くなってきました。週末を過ぎて他国への拡がりも特に確認できません。

もっとも、既に北アフリカ・中東の原油ベルトで大なり小なりデモは発生しており、起こる事は既に起きてしまっていて株価にも最悪のシナリオが織り込まれていますから、あとは火が消えるのを待つのみです。今回の騒動は欧州の金融危機のような経済的な問題でもありませんし、ましてや民主化が進展すれば我々資本主義グループにとっては最終的にはプラスとも言えます(一方欧州金融危機の場合は解決の糸口すら見つからないまま収束しています)。

ただ宗教間・民族間の対立が入り込んでしまう可能性がある点は注意が必要です。その場合は問題がこじれてしまうので、長期化する可能性はあります。しかしながら、KA.Blogでも言及したように、中国やサウジなどの潤っている国に飛び火する事は少なくとも当面大丈夫ではないかと見てます。世界の全ての人々が民主化すれば今よりもっとバラ色の生活が待っていると信じているわけでは無いでしょうから。

話が長くなりましたが、まとめますと今週はとりあえず落ち着きを取り戻す週になりそうです。ただアメリカではバーナンキ議長の発言で金融緩和の行く末を見極めたいという流れや週末に雇用統計が控えているため、中東情勢が落ち着いたとしても様子見が強まって、大きくリバウンドを期待できる状態とも言えません。投資判断で言うと「中立」というところです。

しかし一ヶ月先位の将来的には「強気の買い」です。今回のデモの発端となった原油高や商品高はやがて商品市場の規制という冷やし玉が各国の協調で行われ、急速に値を崩すことになるでしょう。また今回の騒動を経て、やっぱり政治は二流でも穏当な日本という国が投資対象としては無難であるという事を印象付けたでしょう。今年は新興国でも欧米でもなく、商品や債権でもない日本の株が積極的にも消極的にも選好されると見ています」

本日の朝方の軟調さは個人的には意外でしたが、やはり最終的には上記に示したように戻してきました。ただ明日は本日の反動やドレッシング買いの巻き戻しもあって逆に小安くなる展開を予想。今週は上にも下にも行き辛い状況だと思いますが、将来的には日本株選好の流れが混乱前より一層強まるのではないかと見ています。

新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に堅調。特にマザーズ指数は500ポイントをあっさり回復し、また更なる高見に向けて勢い付いていきそうです。今週予定通り東証1部銘柄がマゴマゴしているのであれば、新興市場が高値を取りに行って個人投資家の懐を暖めてくれるのではないかと見ています。

ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は続伸。子会社の証券2社と信託銀の完全子会社化報道が材料視され、本日はみずほ証券(8606)、みずほインベスターズ証券(8607)、みずほ信託(8404)と揃って一斉高となりました。

これによって同社株式は8%程度の希薄化につながるほか、短期的にはEPS減少の要因にもつながる可能性がある一方、完全子会社化によるシナジー効果などで中長期的には収益の押し上げ要因につながると評価されました。また現状では規制資本から控除されている少数株主持分の取り込みにより、バーゼル3ベースでの自己資本比率向上につながることなども評価要因。

これに合わせて証券2社は合併も検討されていますが、新光証券と旧みずほ証券の合併の際にまとめてインベスターズもくっついていればシステム的なコストも安く済んだにもかかわらず、何だか無駄に遠回りをした印象です。もっともインベスターズ側から見れば、旧みずほ証券のサブプラでの損失の程度やジェイコム問題での痛み具合を目の当たりにすると、合併に二の足を踏む気持ちもわからないではないですけど。実際新光との合併も再延期とすったもんだありましたし。まあどちらにしても単独での生き残りは現実的に難しいでしょうから、時間の問題ではありましたね。

それにしてもこれが実現すれば新日本・和光・勧角・第一勧業・富士・興銀と、証券界の歴史を刻んだ各証券会社の大連合となります。今更ながら業界再編という波の大きさに驚かされます。

トヨタ(7203)は続伸。為替が円高推移している中では強い動きでした。先週末にはCSによる投資判断引き上げなどもあって堅調推移でしたが、その流れを本日も受け継いでいる様子。テクニカル的には2/9に開けた窓埋めを拒否。ストキャスも好転して5日線を上抜いてきましたから、まず15日高値3955円を目指す動きに間違いはなさそうです。

先週水曜の寄りから売りポートフォリオ入れとなったブイ・テクノロジー(7717)は続伸。ポートフォリオ入れ後は勢いよく60万円を割り込んだものの、そこから反発の流れになってきています。その間同社はさっさと東証1部に上場してしまいましたが、すぐに元の水準に戻ってきた格好。目先この勢いでもう一段高ありそうですが、68万円から上は上値が重くなると見ています。09年の動きや18日以降の動きを見ると、そのイメージが掴めると思います。逆に69万円を上回るようなら損切りとします。


【注目銘柄】
日本ケミコン(6997)は大幅高。こちらは有料メルマガで2週間前に長期保有銘柄として取り上げ、今なお目標株価に向けて邁進中です。本日も無事年初来高値を更新し、MACDも好転。圧倒的な売り長になっていますから、売り方の悲鳴を集めながらも上昇が続いていくものと思います。取り上げ理由などにつきましては、また例によって無事目標を達成したらこちらに載せます。

そんな有料メルマガは引き続き募集中です。下記の実績などをご確認の上、お申込ください。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。