KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

飽きねーたー その2

今週のお題「私のちょっとした特技」
前回Akinatorについてのファーストインプレッションを語りましたが、その仕組みについて自分なりに少し考えてみました。からくりは既に色々なサイトで解説されているのだと思いますが、サラッと検索してもちょっと分かり易い答えにはたどり着けなかったので、独自でまず確率の観点から考察してみました。間違っていたらご指摘ください。

まずデータベースの最初の確保はどのようにやっているのかわかりませんが、ここがこのAkinatorの肝になることは間違いありませんね。Web上に散らばっている様々な情報から独自のメソッドで解析しているのでしょうか?登録されているキャラクターはどれくらいあるのかわかりませんが、国内外の有名人から漫画のキャラクター、歴史上の人物・・・となると1万人は超えるデータベースが必要になります。とても人力では不可能です┐( ̄ヘ ̄)┌

その中から質問で分別し、答えに近づけて行くわけですが、単純に考えて「Yes/No」の回答で半分ずつ分けられていく事になります。5択ですが、中身は「Yes/No」の適用度合いの差異でしかありません。

なので便宜上、1度の質問で半分に絞り込めるとします。20回も繰り返すと、1/2の20乗ということで、実は1/1048576、つまり105万人弱から一人にまで絞り込める計算になります。確率論で言えば1/2の14乗の時点で1/10000より小さくなりますから、14回の質問でデータベースのうち一人まで絞り込める事になります。

なので20回の「Yes/No」で一人に辿り着く、というのは、実はそれ程驚く事では無いように思われます。ただしそう簡単な話でもありません。肝はもっと別にあります。なのでまた続きます。(つづく)

さて、簡単な話ではない日経平均は金曜反発。前日のNYダウはインテルがGSに投資判断を引き下げられた割には新規失業保険申請件数の予想以上の減少などが好材料視され堅調。それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。ただ薄商いの中で買い材料にも乏しく、週末要因が意識されるとジリ安の流れに。結局は小幅安で引けました。

投資判断は「やや買い」。ただ商いが薄く、値上がり率上位を見ても仕手性の高い銘柄が目立ち、手詰まり感の強い相場になっています。決算発表が一巡したばかりで早くも手詰まり感、というのも甚だ残念な気がします。

金曜のNYはギリシャ問題に引き続き注目が集まり軟調に推移。またギリシャ国債デフォルトかという懸念が生じていますが、この辺りは前回も述べたように同じ問題の焼き直しであり、本質的には追加で改めて下げる要因ではないと見ています。

テクニカル的にはダウ、S&P共に5月1日、10日、19日の高値を結んだ上値抵抗線を越える事ができず、下落継続のような形になっています。アメリカの方も日本に負けず薄商いの状況で、なかなか上抜けが難しそうな印象。まさにSell in Mayというような格好になっています。

ところでSell in Mayと言われる程に5月が弱いのも当然何かしらの要因があるわけですが、一説にはヘッジファンドの売りが主因と言われています。なるほど、確かに昨年5月は急落していますし、08年も下落は5月にスタートしました。それぞれ欧州危機、サブプライム問題発覚と大きな悪材料が出てきた事が要因ですが、それ以外の他の年度も5月は弱い印象です。

しかし、よくよく見てみると5月の下げたところでほぼ年の最安値を形成しており、その後上がっていくケースがほとんどです。例えば昨年も7月まで弱かったといえ、ダウ・S&P共に5月安値から2%も下がりませんでした。他の年度も同様に夏場までに少し下げてもその後上がって行く形が目立ちます。該当しなかったのは08年位で、ここ数年の月足チャートをそれぞれご確認いただければと思います。

つまり「Sell in May」は一方で「5月の底値水準で買っておけば儲かる」という事の裏返しでもあります。その影響が色濃く反映される日本株にも、そのまま同じような事が当てはまるでしょう。今は薄商いで反発の機運が感じられず「誰がこんな場面で買うのか?」と思われている方も多いかも知れませんが、本当はこういう時期こそ投資のチャンスだと思います。ただし厳密には、もう少し様子を見る余裕はありそうです。

新興市場は「強気の買い」。金曜は高安マチマチ。新興市場では大型株が堅調で、特に外資系証券を中心に強気の見通しが続いています。楽天(4755)JPモルガンの投資判断引き上げで5年ぶりの8万円超え、サイバーエージェント(4751)はシティによって目標株価22万円から38万円に大幅に引き上げられました。

アメリカではSNSのリンクトインが新規上場して、公開価格の2倍超の値を付けた模様。それに触発される形で、日本のネット株に対する注目機運が高まってきているようです。他にもミクシィ(2121)の自社株買い、デジタルガレージ(4819)Twitter上場期待で盛り上がっています。

ただその割には指数はまだしっくりきていない感じでもあります。先日から指摘しているように主力株主導で上昇していく・・・と思っているのですが、波及にはもう少し時間がかかるのかも知れません。


ポートフォリオ銘柄】
ソネットエンタテインメント(3789)は反落。親会社のソニー(6758)は個人情報流出問題から下落が止まりませんが、金曜は同社のSo-netから不正アクセスによるポイントの不正利用が発覚。一つの売り材料になりました。正直金銭的なダメージを含んでいませんから平時なら大した話ではないのですが、セキュリティーの脆弱さは今のタイミングではちょっといただけない話でもあります。

みずほFG(8411)は続落。金曜は注目の東電(9501)の決算が発表となりましたが、前期最終赤字が1.25兆円ということで決着。事前には1兆円と報じられていましたが、ここから何千億増えようと誤差の範囲とみなされるある種異常な雰囲気です。むしろ来週はアク抜け感が出てくるとすら思いますが、そんな事業会社に死に金となるかも知れない資金を提供しなければならないのがメガバンクの辛いところ。

一方、足下では地銀株は乱高下し、金融株は決算期を通過しても景気先行きに対する不確定要素が強い中で、一つの大きな「儀式」を超えたような感じもします。やはり銀行株が復活してこないと日本株の復活はあり得ませんから、何とか現水準は死守して反転に繋げて欲しいところ。

木曜より買いポートフォリオ入れとなったGCAサヴィアンG(2174)は続落。終値ベースでは震災後安値まであと1000円というところになっています。かなり弱いですね。よく同社と株価が連動する日本M&Aセンター(2127)の方は底打ち反転となってきているにもかかわらず、一方で同社の弱さは全く不可解。業績見通しでは同社の方に圧倒的な成長性があるのですが。


【注目銘柄】
タクマ(6013)は続伸で年初来高値更新。前回もこちらで取り上げましたが、引き続き商いを伴いながら強い動きが継続しています。有料メルマガで取り上げてからの上昇率も10%を優に超え、まだ伸びしろは大きいところ。

特に木曜、金曜と調整を挟んでも良い位の感じなのですが、木曜に大量の信用買いが入り買い支え、金曜はその売り圧力をはねのけて更に上がり・・・と、投資家が入れ替わり非常に回転の効いた良い形になっています。来週はいよいよもう一段高上がって「仕上げ」に入ってくるのかなと思います。やはり目標株価に到達したら当欄で取り上げ根拠などを記載しますのでお楽しみに。

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