KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

飽きねーたー その4

今週のお題「私のちょっとした特技」
相変わらず飽きもせずにAkinatorの検証話です。前回は実際に設問で絞れる対象は見込みよりもずっと小さいけれど、コンピューターによる最適化で被検体をどんどん絞っていくという話をしました。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/KA.Blog/20110518.html

それを繰り返すことで答えに効率良く近づけていきます。Akinatorの質問のアルゴリズムがどういうプログラムで成り立っているのかまではわからないのですが、例えば真木よう子で進めていた時には「SPに出ていた?」とまで聞かれてしまいました。これはかなりの確率で真木よう子だろう、とAkinator側が絞り込んで最後の追い込みをかけてきた事を意味しますが、この質問が用意されている事がまたビックリです(××)

ただその時「胸が小さい?」と聞いてきて「No」と答えても、何故かもう一度「胸が小さい?」と聞いてきました(-。−;)どっだけ気になるねん。こういう「さっき答えたのにまた聞かれる」という無駄な質問が時々出てくる点は、Akinatorのアルゴリズムにおいて改善すべき点でしょう。

それはさておき、場合によっては20問以内に回答に辿り着く場合もありますし、20問答えても100人位にしか絞り込めない場合もあるでしょう。もし残り100人までしか絞れずに20問目を終了した場合は、後は「勘」でしょう。もっと正確な表現をするならば、その中で社会的な認知度の高さや注目度をWeb上での出現回数の多さなどを参考に挙げているのだと思います。

またAkinatorでは不正解だった場合、一体誰が正解だったのかを聞いてきます。それでデータベースを更に蓄積していくことで、より正解率を高めているようです。

これは単なるお遊びとして成立していますけれど、何かもっと色々なものに応用していけそうな気がします。むむむ、ビジネス的な臭いがしますよ(-。−;)それにしてもこのシステムは実は2007年から既に作られていたようで、今更知った私は全然遅れていますね(;^_^A

ちなみに私はこのAkinatorの発見と感動を嫁に伝えたのですが、嫁は「まあ大体そんなもんじゃない?」とそっけない感じ(・・;)我が家にも何でもお見通しの魔神が住んでいるようです(完)

さて、何でもお見通しの日経平均は本日反落。前日のNYダウは相次ぐ経済指標の悪化を受けて、朝方高かったものの結局続落。

それを受けた日経平均は前日終値を挟んだもみ合い。朝方はサプライチェーンの回復が更に前倒しになるという報道を受けて、自動車株を中心に買われる展開となりました。ただ薄商いの中で断続的な先物売りが入り指数は軟化。結局9500円からまた遠ざかってしまいました。

投資判断は「中立」。9500円を割り込んでから上値の重い展開が続いていますが、一方的に売られるというわけでもありません。商いが薄いので底堅いというよりは方向感に乏しいという見方が正しいでしょう。

為替が明確に82円で安定してくればもう少ししっかりした動きも出そうですが、海外の不安がなかなか拭えませんから、すぐに円高に向いてしまうのが落ち着かないところです。一方で、本日のように自動車株が強い地合では、もっと相場全般的に強さ・明るさを見せてくれても良かったような気もします。それだけ弱気派の根が深いという言い方が適当なのかも知れません。

新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に軟調。省電力関連銘柄でも時価総額の大きい銘柄が多く、またバイオも足下ではなかなか盛り上がっていますから、何故指数がここまで伸び悩んでいるのか、体感的には不思議な感じがしています。

特に個人的には先日来述べているようにネット関連株がもっと盛り上がっても良いと思っているのですが、なかなか火がつきませんね。今度のサミットでもクラウド利用に関する国際ルール作りが議題の一つになっていますし、先日のトヨタ(7203)とセールスフォースドットコムの提携も今までのネット利用の裾野が更に範囲を広げる話なのですから、もっと盛り上がって良いはずです。

JASDAQの値上がり率上位を見ると超低位と言われる50円未満の銘柄ばかり。アイビーダイワ(3587)が火を付けたような感じになっていますが、この辺りのいわゆるゾンビ企業も減資による株式併合などで株価を強引に10倍にして、結果実質1円未満の取引を作り出し、更に既存株主を苦しめると共に新規短期資金のための新たなトレードの場を作り出しています。

ただ意外にこれは悪い傾向でもなかったりします。またここで醸成された資金が、次の相場を作り出しますから。5月中はこんなボロ株相場が続きそうですが、きっかけさえできれば新興市場の他の銘柄に波及してくるものと思います。


ポートフォリオ銘柄】
日本オラクル(4716)は反落。本日は野村による目標株価の引き下げがあり弱い値動きに。ただその割には踏みとどまった印象で、75日線も上値を抑える中、商いを伴って抗っている感じ。この勢いでそのまま上抜けようかという形にも見えます。少しずつ信用倍率も改善傾向にあるため、少なくとも底は確認できたと思っています。

ロート製薬(4527)は続伸。ジリジリと値を上げて地味に震災後高値を更新。75日線も上抜けてきたことから先高感は強まっています。ディフェンシブ性も強く、震災前のチャート窓埋めを目指す流れ。

GCAサヴィアン(2174)は反落。昨日は大幅反発となりましたが、本日はその反動安となっています。ただ事業環境は引き続き良好で、昨日は東芝(6502)がM&Aの資金を7000億円追加で用意と報道されましたし、世界中どこを見渡しても買収花盛り。何故ここまで買われないのかが不思議です。

さて、本日は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはプロミス(8574)です。

前回のアコム(8572)に続いて消費者金融株の組み入れですが、決算後に同社だけ極端に弱含んできており、再度震災後の安値に近づいてきました。

消費者金融株に関しては以前からずっと取り上げ根拠を示しているので今更多くは語りませんが、一言で言うなら過剰反応の売られ過ぎです。決して無くなる業態では無いですし、淘汰が進む中で銀行系消費者金融株は残存者メリットすらあります。これ以上規制が厳しくなることも考えられません。金融機関は利益の稼ぎ頭として重宝していますし、過払い金も峠を越えてきています。

足下は残念ながらテクニカル的にはちょっと厳しい感じです。5日線に沿った下落が続き、一目均衡表の厚い雲は上部に横たわっています。遅行線も実線を下回ってしまったため、簡単には上昇トレンドに転換しそうにはありません。信用倍率的にもあまり需給は良くありません。

それでも水準的なものと市況の反転時には上昇力が強そうなことから、この辺りで長期的に仕込んでおくのは悪くないと見ました。できれば550円を割り込んだところでの買いとしたいですが、短期的には5日線を越えたところでの買いも悪くない感じです。目標株価は700円とします。


【注目銘柄】
ブイテクノロジー(7717)は続落。こちらは昨日の有料メルマガで売りとした銘柄ですが、朝高後に値を下げて、寄り付きからの値下がり率では東証1部の中で上位。目標はまだ下に見ていますが、明日にも達成されそうなので、例によって取り上げ根拠を以下に示します。

「液晶ディスプレー検査関連装置のファブレスメーカー。太陽電池関連装置が収益の新しい柱に育ちつつある。

震災前後で株価は高値圏を維持。東証1部上場やそれに対する需給バランスの好転、また市場テーマ性もあったが、9日の決算発表では前期の業績未達、今期増益幅も小幅程度に止まる事が嫌気され売られる展開に。その後は一旦持ち直したが、結果株価は煮詰まり感を見せている。

テクニカル的には3/9,3/31,5/18の高値を結ぶ上値抵抗線と、1/31,4/27の安値を結ぶ下値支持線に挟まれた三角持ち合いの中にあるが、本日の下落によってその下端に達している。下値支持線とパラレルに推移していた75日線も一時割り込む場面があり、いよいよ下放れのタイミングが近いと見たい。

MACDも暗転し下落トレンドを示しているし、パラボリックも暗転。一目均衡表も雲入りしてしまった。明日にも遅行線も雲入りを果たし、目先は雲上限や5日線・25日線に上値を抑えられる格好で、上値の重い展開が続きそう。

信用残高は極端に買いが多いわけでも無いものの、4月以降は売り買いの株数差が拡がっていて、需給は少しずつ悪化している」

今は地合も悪いので、売りの方が確実にとれる感じです。また売りで見ていく目も養うことによって、相場の流れも一段と良く掴めるようになると思います。

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