KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

煽り煽られ振り振られ

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先日お隣の金沢で所用がありましたので、車でひとっ走り行ってきました。私は非常にビビリなので、スピードを出すのが好きではありません。なので基本道路は制限速度を守って走ります。

これを言うと必ず「えー、うざい(-。−;)」と皆に言われるのですが、この風潮はどうなんですかね?違反は罰金ですし、事故ったら人生が狂ってきます。ゆっくり走った方がエコですし。まあ20kmまで5秒で加速、というところまではなかなかできませんが。

でも皆焦って加速と減速を繰り返していますけれど、大抵信号にひっかかりますからあまり到着時刻は変わらないです。もしウソだと思うなら、今目の前を走っている車を覚えておいて、制限速度を守りながら走って5分でどれだけ差が出るか確かめてみてください。大抵先の信号にひっかかったりして止まっているので、すぐ追いつきます。

そもそも信号機も、直進ならば制限速度と距離で流れの良い切り替え時間を設定している場合が多いのです。当然追い抜くことはないですが、ほとんど変わりませんから。加速、減速を繰り返さず一定速度なのでエコですし。実際、私はハイブリッドではないですけれど、ほぼ毎日のように車を使って1ヶ月半に一回しか給油しません。後ろの車にもエコを強いることができます←これは余計なお世話

そんな私でも高速を使わずに行こうとすると、国道でも山道で一車線になってくるので、さすがに後続車のプレッシャーに負けてちょっとスピードを出します。なのであまりこの道好きではないんですね。

ただ今回は上手いこと後ろのトラックが安全に制限速度をきっちり守るポリシーなのか、次第に見えなくなってきました。これはラッキーと思い、私は制限速度の50kmで走っていました。これで大体20分くらいは快適に自分のペースで走れます。

ところが数分後、そのトラックがものすごい勢いでチャージしてきて、あっという間に追いつかれてしまいました(・・;)それでもまあゆっくり派の運転手だろうから、と思い構わず制限速度で走っていたのですが、背後1m以内にピッタリとくっつかれて完全にあおられています(-。−;)

なんだこの急変は!?( ̄Д ̄;;と思い冷や冷やしたのですが、しばらくあおった後、路肩で一気に抜き去っていきました。こいつはホンマにものすごい凶器を扱っているという認識があるのでしょうか?和歌山ナンバーまでは見たのですが、どこのトラックかはよく分かりませんでした。

しばらくそのまま走っていくと、別の車が白バイに捕まっていましたが、例のトラックは上手く抜けていったみたいです。全く、こっちの方を捕まえて欲しいよ、と思いました。そんなに急ぐなら高速使え!\(*`∧´)/

さて、高速に進んでいく日経平均は本日続伸。休み明けのNYは引き続きの薄商いの中でほぼ横ばいの動き。それを受けた日経平均も薄商いの中で再度1万円にトライ。一昨日の高値を抜いたところで息切れ感が出ていましたが、後場2時頃に景気動向指数の好調を受けて直近高値を上抜くと、そのまま先物主導でスルスルと上値を取りに行く動きに。

結局は10080円にまで達し高値引け。上昇幅も3桁と大きく、2年ぶりの7日続伸。3/14以来の高値になりました。

投資判断は「やや買い」。材料難の中で想像以上に強い動きになりました。1万円での上値の重さを見越して売りを入れていた筋が持ちこたえられなくなって買い戻し、というのが正解でしょうか。TOPIXも200日線を越え、いよいよ「もはや災後ではない」という状況になってきました。

正直銀行株が相対的に弱い中での指数の堅調さには、未だ違和感が拭えません。またムーディーズによるポルトガル国債格下げを受けて、ギリシャに続きポルトガルの信用不安が高まったことで、ユーロ諸国の財政問題は長期化するとの警戒感もあり、その中での強さは不気味な感じがします。

商いも低水準のままですし、とても雰囲気が良いとは言えない状況なのですが、それでも相場は懐疑の中で育つ、というところでしょうか。週末にはSQもありますから、照準は1万円に合わせられていると思われ、逆に言えばそれより上に行く要因に欠けています。私はやはりまだここは警戒すべき段階と見ています。

新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に堅調。ただ東証1部銘柄に比べて弱い印象。

昨日・本日と大証(8697)が東証との合併に対する報道を受けて値を上げました。同社自体の時価総額が大きく、株式的に買われることが新興市場全体の動きにもっと波及しても良さそうですが、反応はイマイチ。

個人的には合併が前進することで、JASDAQのブランド力が増すことによるプレミアが付くと睨んでいます。実際に前身のJASDAQがヘラクレスと統合される段階で、JASDAQ銘柄にややプレミアが付された印象でした(ただしJASDAQ-TOP20というものを設定したお陰で実需買いが入ったという見方が正しいのかも知れません)。

なので、このニュース自体はある意味規定路線かも知れませんが、今度はマザーズとの合併という話が進展するに従って、JASDAQ銘柄にとっては次第にプラス材料が意識されてくるでしょう。まだまだ先の話ではありますが、新興市場には目に見える明るさがあると思います。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は堅調。上述のようにポルトガルの信用格付けが投資不適格のジャンク級へ引き下げたことを受け、欧米市場では銀行株を中心に金融セクターが下落。それを受けて邦銀も朝方は売りが先行しました。

それでも後場にかけて地合の良さに後押しされ、プラス圏に切り返してきました。この辺り引き続き強いですね。ただまだ200日線を越えられていませんから、油断は禁物です。

GCAサヴィアンG(2174)は続伸。本日の日経一面で「M&A攻勢へ、投資枠26社で5兆円」と報じられると、同社のアドバイザリー事業の好調を好感し、朝方から買い気配で急伸。以前からお伝えしているように、日経でM&Aが好調との記事が出るととにかく買われる銘柄ですが、今回は一面だったということで特に効果絶大でした。

ただ買いは長く続かずほぼ寄り天に。結果、窓が大きくなったことから高値陰線となりました。ちょっと飛ばし過ぎた感がありますが、昨日の値動きが胡散臭かったのも遠因かも知れません。

とりあえずチャート的には無事一目均衡表の雲の薄い部分を突破し、遅行線も雲入りを果たしました。明日13万円を維持できればトレンドは上方転換したと言って良いでしょう。売り一巡からの5日線に沿った形での上昇に期待。震災前の水準からの乖離が大きく、自律反発期待もまだ根強いです。

昨日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとなったメイコー(6787)は反落。ただ昨日は陽線となったので、まあまあ良いところで入れた感じです。テクニカル的には25日線に沿った形でしっかりしており、金曜にも雲抜けできるでしょうから、そこからいよいよ上昇トレンドへ向かいそう。こちらも震災前の水準からの乖離が大きい銘柄。


【注目銘柄】
マネックスG(8698)は大幅高。JPモルガンによる投資判断引き上げもありましたが、本日の日経によればネット証券大手5社の6月の株式売買代金が、合計で前月比10%増の6兆4800億円と3カ月ぶりの増加に転じたとのこと。少しずつ個人投資家が市場に戻ってきている感じで、おそらくは足下で日経平均が1万円を回復したことにより、一段とその傾向は鮮明化すると思われます。

ただ個人投資家が市場に増えてくると、そろそろ相場の天井が近いのではないかという気もします。全般的に個人投資家には安くなると参加意欲をなくして安いところを買いそびれ、高くなると高値掴みし易い傾向があります。特に新規投資家には。

無論、きちんと売買していない時でも相場研究を怠らず、相場の機微をきちんと読み解かれている個人投資家もたくさんいると思いますが、本来大切な資産を増やす、守るためには常日頃からそういった研究・努力を怠るべきではなく、むしろ「もう相場なんて見たくない」という時こそ、何かを掴むチャンスと思います。

あの松下幸之助さんは『失敗したところでやめてしまうから失敗になる。 成功するところまで続ければ、それは成功になる』と言われています。これは彼が言うから名言ですが、私がいうと「当たり前だろ」となってしまいますけれど。

また本田宗一郎さんも『失敗は成功の土台をつくる』とおっしゃっています。明日の勝者を生み出す種は今日の失敗にあるというわけですね。

いつもこんな長い文章を読んでくださる研究熱心な皆さんは問題ないでしょうが、私も含めて日々是勉強と思いながら、継続していくことが結局は一番の成功への近道だと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。