KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

7日の株式市況と相場概況

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日経平均は本日反落。前日のNYは中国の利上げを受けて軟調スタートとなったものの切り返し、相場の底堅さを見せつけました。

それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。昨日強かった分の反動もありましたが、九州電力(9508)の原発再稼働論議に黄色信号が点ったことから電力株中心に売られ、指数を押し下げました。それでも下値では買いが入り、一時プラス圏に浮上すると昨日の高値を抜けて震災後高値更新の動きに。

引けにかけては明日のSQを睨んで売られ、連騰記録は7でストップしましたが、下落はマイルドなものでした。一方銀行などの時価総額の大きい銘柄の影響を受けやすいTOPIXの方は日経に比べて少し売られた印象。

投資判断は「やや買い」。明日はSQということで一つの節目でありますが、予想以上に強い動きで個人的にはビックリしています。本日も電力株の下落など売り材料こそ満載の一方、ほとんど買いに向かう材料が無いにも関わらず底堅さを見せました。

それで明日以降の値動きですが、やはり上値の重い展開を予想します。SQを通過することで売り方の買い戻しの流れが一服する一方、新しい売りポジションを建て易くなりますから、1万円という節目はまた意識されてくる流れになるでしょう。またアメリカでは雇用統計がありますから、週末要因と合わせて様子見ムードが高まることも、上値を重くする要因になると思います。

中期的には日本株も上向きに見ていますが、短期的には少し弱気、というのが私の見方です。ただしそれは現在の見解であって、明日のSQ通過後の動きや、雇用統計を受けたアメリカ株の値動きを見て、また土曜に来週の見解を示したいと思います。

新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に堅調。こちらは以前「東証1部銘柄の買い疲れが見えてくる頃に新興市場への資金流入は加速しそう」とお伝えしたような形で、出遅れ感が見られる新興市場銘柄に買いが入りました。

特に本日は原子力関連銘柄の後退により、対照的に代替エネルギー関連株が買われやすい地合となりましたから、関連銘柄を中心に値上がりが顕著でした。引き続き為替も円高水準に変わりがなく、内需株が多い新興市場は全員が参加しやすい土壌を持っていると言えそうです。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は反落。アメリカで銀行株が上値の重い展開となった中で、邦銀の方も利益確定の売りが先行。結局200日線が上値を抑える格好になり、GSによる銀行セクターの強気見通しも反応薄でした。とりあえず明日SQなので、明日の地合が200日線突破のカギを握りそうですが、個人的にはもう少し時間がかかるような気がします。

日本オラクル(4716)は続伸。先週末のストップ安後の下落からようやく切り返しの動きが見られ、金曜の水準手前まで戻してきました。個人的には3000円くらいまでの戻りは固いと見ているのですが、金曜は2800円でも随分しこりを残しましたから、2800円で損切りとします。今ではリバウンドくらいしか同社をポジティブに見る理由がありませんので。

メイコー(6787)は続伸。テクニカル的にはギリギリ一目均衡表の遅行線が雲抜けしてきましたが、明日でそれも確定的になる流れ。一般的に遅行線が長い雲から脱した時は強い買いが入りやすくなりますから、今のポートフォリオ銘柄の中では一推しの銘柄に。終値ベースでは震災後高値となっており、需給面も良く要注目。


【注目銘柄】
ファーストエスコ(9514)は大幅高で一時上昇率が10%超に。こちらは昨日の有料メルマガで取り上げましたが、ちょっと慎重に見過ぎてしまったため買値到達前に上がっていってしまいました。

昨日も神鋼環境ソリューション(6299)やサムシングHD(1408)など、忘れた頃に材料が出て再騰する銘柄がありましたし、特に本格化する夏場に向けて節電関連銘柄等はまた注目されても不思議ではないと思ったため取り上げたのですが、上述のように九州電力原発再稼働に黄色信号が点ったことが、省電力関連銘柄にとって格好の買い材料を提供してくれました。

マザーズ自体の出遅れにも注目したのですが、結果タイミング的にはバッチリだったと思いますので、折角ですから以下に原文通り掲載します。


△ファーストエスコ(9514) 東証マザーズ 売買単位1株
34550円 出来高602株

7/7買値 33550円以下
7/15までの売値目標 36300円


省エネ支援コンサルなどを手がけるも、業績が悪く事業再編中。3期連続の赤字で今期ようやく営業利益は黒字転換を見込むが、最終利益は赤字継続見通し。疑義注記あり。

震災の瓦礫を用いた発電などを材料に、震災後は思惑含みで株価は10倍化。前回の決算を受けて株価は調整を続けてきたが、足下は3万円までで下値が固まった印象。3万円は震災直後の3/15安値5190円→4/14高値55800円の半値水準であり、4/11のストップ高で開けた窓も埋めるライン。

MACDも暗転しているため残念ながら上値を積極的に追うような雰囲気はなさそうだが、短期的な小さなリバウンド局面を拾いにいきたい。株価は5/23,6/10などの安値を結んで形成される下値支持線と、5/11,6/17高値を結んで形成される上値抵抗線で作られる三角持ち合いの中にある。現在はその下限レベルまで調整してきている。

下値は更に75日線での支持が期待されると共に、ストキャスが好転してきたことで、短期的なリバウンドを狙えるタイミングにある。

需給面では信用買い残が震災後高止まりしており、その数もなかなか減ってこないが、一方で売りも止まった印象。本日は出来高が600株と急騰前の水準にまで落ち込んでしまったが、投げ売りが出てくるイメージもなく、まだ下抜けはないと見る。

買値は本日終値よりも1000円下のところで、下落したら拾う程度に。目標株価は昨日の高値を少し超えるレベルで。33000円を割ってくるようなら脈無しと見て、さっさと損切りで。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。