今週のお題「ちょっとしたぜいたく」
落合監督にせめて坂井球団社長と刺し違えて辞めてもらえないかと思っている筆者の、宇奈月話の続きです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20111019.html
宇奈月麦酒館を出た我々は、黒部峡谷鉄道の駅へと車を走らせます。駐車場に車を停めると、どうやらトロッコの発車時刻ギリギリに( ̄Д ̄;;走って走って、何とか間一髪間に合いました(-。−;)ふー。
しかし行楽シーズンまっただ中のトロッコ電車は定員ギリギリのぎゅぎゅう詰め( ̄Д ̄;;乗れただけでも御の字という感じでした。肌寒い山間で息をゼーゼー切らせながら後から乗り込んできた客に、隣や向かいの席の人は大迷惑(-。−;)
トロッコ電車は実際に乗られた方はご存じだと思いますが、大人4人がギリギリいっぱい横に並んで乗るような形で、まるで遊園地の小さな小さな電車のようです。それが13両編成になっていて、定員いっぱいに乗るとかなりの狭さ。
実際、私の乗った車両も定員いっぱいで、荷物の置き場にも一苦労。向かい側のおじさんと終始膝を合わせていました(-。−;)私は小学生の頃に両親に連れて行ってもらった記憶があったのですが、その時はやはり身体が小さかったからか、ここまでギュウギュウだった印象はありませんでした。その時は空いていたのかも知れませんけれど。
そんなトロッコは間もなくゆっくり動き出します。黒部川にかかる見事な赤いアーチが、晴天に恵まれた太陽と川辺から反射される太陽光の両方に照らされて、まるで単一色の虹のように幻想的に浮かび上がります。
トロッコがようやく通れるくらいの幅ギリギリに掘られたトンネルを何度もくぐって、我々をどんどん標高の高いところへと誘います。トンネルに入ると冷蔵庫の中のように瞬間的にひんやりし、抜け出すと今度はギラギラの太陽に照りつけられ、加熱と冷却を繰り返します。我々はまるで原子炉の冷却水にでもなったかのような錯覚に陥りました(-。−;)(つづく)