KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

相場見通しと注目銘柄

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足下の反発局面は投資のチャンス!
天与の買い場を逃さないようにしましょう。

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日経平均は金曜続落。前日のNYはECBドラギ総裁が国債の買い入れ拡大に関して否定的な発言をしたことにより軟調。0.25%の利下げも織り込み済みでした。

それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただ寄り前に発表された7−9月GDP改定値が予想をわずかに上回ったことで(※ただし今回は算定方法に変更があったとのこと)、下値には買いが入りました。

また金曜はメジャーSQでSQ値が8478円と8500円を割り込んで付き下値支え要因となったこと、EU首脳会議の概要が次第に明らかになってきたことなどを受けて、8500円は何とか死守。海外市場の推移を見守りたいという、いつものパターンで引けました。

投資判断は「強気の買い」。「SQ値がどこで決まるか重要でない」と言う人もいますが、ここ最近の状態を見ると私は特に重要だと思います。と言うのも、連日1兆円割れを記録した市場の商いがこれだけ薄くなってくると、メジャーSQの寄り付きで成される反対売買は、相対的に大きな需給のしこりを生み出します。

なので、今回SQ値が下に付いたということは、年末に向けて大きな下支え要因となってくれるものと期待できます。

金曜のNYはEU首脳会談で財政規律を高める新条約を締結することで合意に達したことが好感され、各指数共に堅調推移しました。これで年内のあらかたのイベントが無事通過したと言えるでしょう。来週のFOMCは金利据え置きが見込まれていて、アメリカ経済の指標も順調に回復していますし、特にサプライズは無いと思われます。

それを受けて、日本株も底堅く推移していくでしょう。年末に向けて「掉尾の一振」「辰年の上昇率は大きい」などと言った明るい言葉がちらほらと出始めて、ムードは好転していくものと思われます。

テクニカル的には「75日線を下回ってしまった」と嘆く声も聞かれますが、前々から申し上げている通り、足下の日本株のテクニカル分析にはほとんど意味がありません。NYのチャートにこそ意味を見出すべきです。

ダウは12000ドル、S&Pで1250ポイントをやはり死守しており、ここを割り込まない限りは心配には及びません。アメリカさえ安定していれば日本は安定しますから、ここからは下値切り上げの展開が期待できるでしょう。

ただSQ通過後も外国人投資家がクリスマス休暇に入りますから、商いが膨らむ気配はありません。派手な上がり方はしませんが、地味に上げていく流れになると思います。一方、ゆっくりとしか動かない大型株を追いかける個人投資家も少数派だと思われ、引き続き仕手株相場は続いていくものと思います。


新興市場は「強気の買い」。金曜は高安マチマチ。日経JASDAQ平均はプラス、マザーズもあと少しぶプラスというところで、全般的には堅調な感じでした。東証1部銘柄で様子見機運が高まる中で、新興市場に対する相対的な買い安心感が出た格好。

ここからのIPOラッシュに向けて、とりあえず先陣を切ったリブセンス(6054)は順調な歩みを見せています。ここからIPO市場が盛り上がることで、年末年始の新興市場は一段と盛り上がりを見せるのだと思います。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)軟調。ただ市場全般が売られる中ではメガバンクの底堅さが目立ちました。引き続き出遅れ感の強い業種であり、欧州危機が少しずつ心理的にも改善していく中では、ここから買い直される期待値の最も高いところでもあります。とりあえず110円までの回復はすぐにも果たせそう。

GCAサヴィアンG(2174)は反落。前日は急騰したものの、金曜は失速でまた元のポジションに。また同社の悪いクセが出てきています。

ただ8万円台前半での値固めはだいぶ出来てきたようで、上昇のための下地はできあがりつつあります。昨年も12月のメジャーSQ後の週から動意付き、その後大相場に発展しました。浮動株比率の少ない銘柄でもありますし、一度動き出したら戻りは早いでしょう。アメリカの景気回復に合わせて、M&Aも益々活発化してくるものと思われます。

SBIHD(8473)は続落。全体相場が軟調に推移する中で、総合金融グループである同社は、やはり株価に強く連動する特性を持っています。であれば月曜以降堅調に推移すると見られる株式相場の中で、同社の存在感は一段と強みを増してくるものと思います。ここからが同社の底力を見せる局面でしょう。



【注目銘柄】
山王(3441)ストップ高比例配分。こちらの銘柄は11月8日の有料メルマガで「結構自信はあるけれど、出来高が少ない銘柄なので正式には取り上げませんが、240円位は行く」とした銘柄です。

その後一週間は案の定出来高が少ないので動きはありませんでしたが、結果的には玉を時間をかけて仕込めるタイミングに。そして25日線に接近したところで上放れ。結局あれよあれよというままスルスルと上っていきました。

その後出てきた好決算で金曜は遂にストップ高に。予想以上の大出世株となりました。やっぱり流動性の無い銘柄でも出すものをきちんと出せば、誰もまるっきり見ていないような株式市場でもきちんと評価されるということですね。流動性そのものも後から付いてくるものです。改めて思い知らされました。

元々スマホ関連銘柄で低PBRと買われるべき要素がたっぷり詰まっていました。低位株ブームにも上手く乗れた格好です。

また、今回の好決算ででかいのは疑義注記が取れるかも、という部分でしょう。ただ株価水準的にはとっくに疑義注記が取れることを見越した値になっているので、取れたら取れたで終わりの相場のような感じもあります。

また次回の有料メルマガでもおまけ感覚で低位株を一つ挙げてみようと思います。成果が出たらまた当欄でご報告致します。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。