KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

過熱感が意識される中で独歩高

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足下の反発局面は投資のチャンス!
天与の買い場を逃さないようにしましょう。

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日経平均は続伸。前日のNYはユーロ圏のPMIが予想外に悪化したことで、景気減速懸念から利益確定売りが集まり軟化。それを受けた日経平均も朝方から売りが先行しました。

ただ、最近は後場から強含む動きが見られ、アジア株安の中で今日も独歩高。じわじわと進行する円安が追い風に。相場の過熱感無視の上昇で、今年の高値を更新してきました。終値では9600円にわずかに届きませんでした。

売買高は25億株で、出来高上位3銘柄が1億株越え。売買代金は1.4兆円と前日に比べるとやや膨らみました。

投資判断は「中立」。ひたすら相場は強いですね。今週は調整の週と位置づけましたが、確かに勢いは先週に比べると止まったような感じはあるものの、それでも下に調整せずに上にじりじり上げていきます。

連日負け惜しみを言っていますが、大体私の見立ては一週間早いので、来週から調整という形になってくるのでしょうか。最近後場から強く、特に前場段階では出来高がイマイチで、昨日より商いが細りそうだったにもかかわらず、終わってみれば昨日より増加。

後場から参加すると言えば、日銀か外国人しか思い当たらず、この好調な中で日銀が買いを入れてくることは考えられないので、外国人の買いが継続しているという見方が正解のようです。実際に本日発表の先週の投資主体別売買動向では、引き続き外国人が一身に買い集めていることが確認されました。先物の売買でも同様。

これだけイベント通過や水準達成、騰落レシオが140超とか色々な調整要因をクリアしてきたのであれば、逆に売るべき理由が消えていきます。となると、今度は売り方の買い戻しが期待される状況が整ってきます。

個人的には引き続き「3月メジャーSQまでの緩やかな下落」を想定していますが、金曜のNYの動き次第では来週以降買いに弾みが付く可能性があります。

ですから「もういいだろう」程度の売りポジションであれば、避けておいた方が無難な状況です。足下は引き続き現水準を上放れるか下放れるか、今後の相場の方向性を決める分水嶺にあると言えます。

この前から書いているように、今の相場を一言で表すならば「比較的油断していい相場」。内需も外需も大型株も仕手株も全て上がるような相場展開になっています。実際、本日の値上がり率1位はMUTOHHD(7999)で、この期に及んでまだ動くか、という感じになっています。

個人的な希望を言えば、循環させる余地を残しながらゆっくりと上昇してもらいたいものです。全部が全部上がってしまうと、今度は幕間を繋ぐものが無くなってしまうので、折角市場に戻ってきた投資家が離散しかねません。バランス良く適度に調整を入れながら、継続する相場を作り上げてもらいたいものです。


新興市場は「強気の買い」。本日も両指数共に堅調。引き続きマザーズ指数に出遅れ感から買いが集まり、ミクシィ(2121)やサイバーエージェント(4751)といった主力株中心に買われました。

マザーズに関してはようやく上昇のスタートラインに立ったという感じで、まだまだ出遅れ感は強いです。引き続き出遅れ投資家の買いを集める素地があります。

そしていつもの東証2部指数は28連騰で記録更新。値上がり率上位は株価2桁の低位株がズラリと並び、やはり昨日も書いたように東証2部は「昨年の大証銘柄の急騰のように意外高をする素地も整ってきたと見るべき」なのでしょう。明日もこの辺りが注目されそうです。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は続伸。昨日のNYはヨーロッパの景気減速懸念を受けて銀行株を中心に売られる展開。それを受けて邦銀株も朝方こそ売り先行でスタートしたものの、後場は地合の改善から切り返し。終値ベースでは昨年7月以来の高値となりました。

足下はまだ油断できませんが、これでストキャスが好転してきたので日柄調整は早くも終了した感じ。白川総裁が「金利が1%上がれば大手行の損失3.5兆円」と言ったのもなんのその。まあこれに関しては銀行が債券売買などにうつつを抜かすことなく、本来の貸し出し業務を適正に行って収益をあげれば良い話なので、無視して良いでしょう。

GCAサヴィアンG(2174)は大幅続伸。あっさりと決算前の水準に戻してきました。昨日は否定的なコメントを残しましたが、今までの同社には無い動きでもあり、ちょっと地合の変化を感じています。

背景には出遅れ感の強いマザーズ主力株物色がありました。ただやはり板の値動きを見るとまだ大口のプログラム売買が横行しており、どうも懐疑の念は拭い去れません。とりあえず10万円超えしてからですね。

SBIHD(8473)は続伸。こちらは昨日で売却となりましたが、勢い強く。結局当初の目標株価8000円に迫る勢い。本日は証券株が値上がり率1位で、その中の一画として同社にも買いが集まりました。

同社に関してはかつて8万円という時代もあっただけに、それでも株価は1/10の水準に届いていません。まだまだ上昇の余地は大きく、一旦この辺りで調整してくれると有り難いですね。

帝人(3401)は大幅反発。ここまで全体相場が強含む中で物色の対象外でしたが、本日は出遅れ感から買いが集まってくる展開に。テクニカル的にはボリンジャーバンド+2σを出来高を伴って上抜けたため、以後は+2σに沿った値動きで上伸していけそうです。


【注目銘柄】
システナ(2317)は続伸。こちらは13日に有料メルマガで取り上げた銘柄ですが、以後一日も休むことなくジリジリ上昇を続け、本日無事目標株価に達してきました。上昇率は10%超で、危なげなく利益を取ることができました。

目標達成記念に、以下に取り上げ根拠を全文掲載致します。

「△システナ(2317) 東証1部 売買単位1株
55200円 出来高791株

2/14買値 54600円〜56600円
2/24までの目標株価 61000円

【評価】
業績    △(将来的には不透明感あり)
テクニカル ○
需給    ○
同業他社比 △ 

移動体高速データ通信システム開発が主力。2日に出した決算は下方修正だったものの、繰延税金資産の取り崩しと貸し倒れ引当金計上によるもので、それぞれ会計上の損失。本業面では会社計画を据え置きという判断。

また同時に増配及び自己株消却を発表。積極的な株主還元策を好感して株価は上昇し、本日は決算後の高値を付けてきた。また自社株買いは実際買い付けが行われるかどうかは別として、今月いっぱい継続の予定。

ただ将来的な業績に関してはクライアントのコスト削減方針から恐らく下り坂であり、新規の方向性を定めなければいずれはACCESS(4813)のような流れになりかねない。とりあえず目先増配ができる程の安心感と、積極的な株主還元策を評価しておきたい。カテナとの合併による合理化策の進展にも期待。

テクニカル的には昨年11月以降、5万円という節目を下値に自社株買いもあって底堅い値動きで推移している。75日線も無事クリアしてきたところで、当面上値の節は無い状態。MACDパラボリックは好転しており、一目均衡表でも三役好転の形。ストキャスも割安感を示している。ボリンジャーバンドでは+2σに上値を抑えられているものの、拡大に沿って上昇を期待できる流れ。

需給面では11/17,1/27の安値を結ぶ下値支持線と、10/19,12/5,2/3の高値を結ぶ上値抵抗線で作られる三角持ち合いを上放れしつつあり、もし確実に上抜けが成功すれば(終値ベースで57000円を付けること)、この範囲の価格帯が下支えとして機能してくれそう。信用買い残は差し引き2500株程度で、昨年5月以来の低水準。日々の出来高が800株程度の商いを保てれば、十分こなしていけるレベルである。

予想PERは14.1倍で、東証の情報・通信業の平均16.2倍との比較では割安。PBRは1.1倍で、同0.9倍との比較ではやや割高である。

目標株価は200日線までと見て61000円に。損切りはさしあたって買値から4%ほど下の水準で」


新華HD(9399)ストップ高比例配分。こちらは本日のお昼休みに配信した有料メルマガにおいて「マザーズ上場で赤字の中国系の最高に胡散臭い銘柄ですが、足下中国の金融緩和からチャイナボーチー(1412)が連日のストップ高に。そのセット銘柄として、同社も本日買われています。マザーズの出遅れ感にも着目すると、本日の市場手掛かり難の中一段高する可能性はあります」としました。

その後、後場寄りからスルスル買われストップ高まで。後場だけでも7%高となりました。とりあえずチャイナボーチーが反落するまでは、同社も連れ高となると思います。


大東紡績(3202)も大幅続伸。こちらは21日の有料メルマガで「東海染工(3577)やアドバネクス(5998)など株価2桁の銘柄が連日のストップ高に。理由は特に無く、株価上昇で2桁の銘柄も1部にわずか57銘柄しか残っていないことから、これらから絞って買われている」とし、その中のスクリーニングから同社をチョイスしました。

そして本日昼のメールでは利食い指示。後場はそれでも上がっていき値上がり率ランキング6位となりましたが、結果2日で14.3%の上昇となったので十分だと思います。また低位株でも動きそうなものがあれば、有料メルマガにて配信致します。


安永(7271)も大幅高。こちらは13日の有料メルマガで取り上げ、昨日明確に遅行線が雲抜けをしてきたので一段強く動く形に。東証2部の自動車部品株が来るのなら、大証2部がきてもバチはあたりません。


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お陰様で最近成績の好調もあって日々会員数は増え続けており、足下ではまた過去最高を更新。そして遂に大台に乗りました。この場を借りてお礼申し上げます。

他社さんに比べて派手さは無いですが、着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資を伝えるのが強みです。会員様の評判も上々で、2月に入ってからは更新率が100%と奇跡的な数字になっています。

まだまだ上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。